👇こちらはLesson 070のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson070|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L070|NoeLia Original Dialog
SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:友人主催のパーティーを早めに失礼しなくてはならないあなた。「もっと長くいられないの?」と言う友人に応答してください。例えば「本当に、もう行かないと。明日の朝いちばんに締め切りのリポートがあって、まだ終わってないの。すてきなパーティーをありがとう。飲みすぎないでね、いい?」など。
Friend: Oh, you have to go? Can’t you stay a bit longer? We’re having so much fun!
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I really have to go now. I have a report due first thing tomorrow morning, and I haven’t finished it yet.
Thanks for the great party. Don’t drink too much, OK?
I wish I could stay, but I really have to head out. I’ve got an early deadline tomorrow and I’m nowhere near done.
Thanks again for having me—it was such a great night. Go easy on the drinks, alright?
日本語訳: もっといたいのはやまやまなんだけど、ほんとにそろそろ行かなくちゃ。明日の朝早く締め切りがあるんだけど、まだ全然終わってなくて。
今日は本当にありがとう。最高の夜だったよ。あんまり飲みすぎないでね、いい?
解説: 模範解答は、少しかしこまった印象の表現で、「締め切りがあること」を丁寧に説明し、きちんと断る場面に向いています。対してノエリアオリジナルの解答は、よりカジュアルで親しい相手に話すときに自然な表現で、「ほんとはもっといたいけど本当に無理」という気持ちを軽めに伝えるニュアンスがあります。前者はフォーマルな場や目上の相手向け、後者は気の置けない友人との会話などで使いやすいです。
I really have to go now. I have a report due first thing tomorrow morning, and I haven’t finished it yet.
Thanks for the great party. Don’t drink too much, OK?
- have to go: 行かなければならない(義務や必要性を表す定番表現)
- due: 締め切りの(提出期限が来ている、という意味)
- first thing (tomorrow) morning: 明日の朝いちばんに(very early in the morning という意味)
- haven’t finished it yet: まだ終わっていない(継続的な未完了を示す現在完了)
- Thanks for the great party: すてきなパーティーをありがとう(丁寧な感謝の定番表現)
- Don’t drink too much: 飲みすぎないでね(注意と気づかいの一言)
- OK?: 相手のリアクションを促す軽い確認の語調
I wish I could stay, but I really have to head out. I’ve got an early deadline tomorrow and I’m nowhere near done.
Thanks again for having me—it was such a great night. Go easy on the drinks, alright?
- I wish I could stay: もっと長くいたいけど(控えめな断り表現。直訳は「いられたらいいのに」)
- head out: 出発する(“go” よりもカジュアルで、少し行動的な響き)
- I’ve got an early deadline: 朝早くの締め切りがある(“have a report due”と意味は同じだが、”deadline”の方がより口語的で強調される)
- nowhere near done: まだ全然終わっていない(否定を強める表現で、「終わりにすら近づいていない」というニュアンス)
- Thanks again for having me: また呼んでくれてありがとう(“Thanks for the great party”と同様の意味だが、”have me”は「招待してくれたこと」に焦点を置いている)
- such a great night: 本当に楽しい夜だった(”great party”と同じく称賛表現。イベント全体の印象をまとめている)
- Go easy on the drinks: 飲みすぎないようにね(“Don’t drink too much”と同じ内容ながら、より軽く、冗談っぽく聞こえる表現)
- alright?: OKと同様のカジュアルな確認語(相手に軽く投げかける感じ)
NoeLia Original Dialog
ルカとエイヴァが友人の集まりでくつろいでいます。楽しい時間が過ぎる中、エイヴァはそろそろ帰らなくてはならないようです。
Luca: You okay over there, Ava? You’ve been checking your phone every five minutes.
Ava: Yeah, sorry. Just trying to keep an eye on the time—I really shouldn’t stay too late.
Luca: What? You’re not leaving already, are you? We just opened the second bottle!
Ava: I wish I could stay, but I really have to head out. I’ve got an early deadline tomorrow and I’m nowhere near done. Thanks again for having me—it was such a great night. Go easy on the drinks, alright?
Luca: Boo. You’re really going? This night won’t be the same without you.
Ava: Haha, don’t guilt-trip me! But seriously, I had a great time.
Luca: Well, you know you’re always welcome.
Ava: Thanks, Luca. I’ll text you when I make it home.
Luca: Please do. And good luck with that report!
ルカ: 大丈夫かい、エイヴァ?さっきから5分おきにスマホ見てるけど。
エイヴァ: あ、ごめん。時間が気になってて——あんまり遅くまでいちゃだめだなって思って。
ルカ: えっ?もう帰るつもり?ちょうど2本目のワイン開けたとこなのに!
エイヴァ: もっといたいのはやまやまなんだけど、ほんとにそろそろ行かなくちゃ。明日の朝早く締め切りがあるんだけど、まだ全然終わってなくて。今日は本当にありがとう。最高の夜だったよ。あんまり飲みすぎないでね、いい?
ルカ: えー。本当に帰るの?君が帰っちゃうと、この夜も盛り下がっちゃうよ。
エイヴァ: やだなあ、罪悪感煽らないでよ!でもほんと楽しかった。
ルカ: いつでも歓迎だからね。
エイヴァ: ありがとう、ルカ。家に着いたらメッセージするね。
ルカ: うん、絶対して。レポート、頑張って!
- You okay over there?: そっちは大丈夫?(カジュアルな安否確認。「How are you?」よりくだけた言い方で、少し離れた相手に声をかける時によく使われる)
- check one’s phone: 携帯を確認する(スマホを「確認する・見る」という意味で日常的によく使われる動作)
- keep an eye on: ~を注意して見る(直訳は「目を離さずに見る」。時間や子ども、天気など、何かを継続的に気にしているときに使う)
- You’re not ~ already, are you?: もう~するんじゃないよね?(”already” を使って驚きや残念な気持ちを込めて相手の行動を確認する言い回し)
- guilt-trip someone: 相手に罪悪感を与える(ユーモラスに「責める」気持ちを表す表現で、軽くふざけた口調で使われる)
- make it home: 無事に帰る(”make it” は「なんとか~する」ニュアンスを含み、「無事にたどり着く」という安心感のある表現)
- good luck with ~: ~頑張ってね(”report”など目標や課題に向けてエールを送る定番表現)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:同僚と会社での会議に向かおうとしているあなた。ところが車のエンジンがかかりません。「どうしたの?」と尋ねる同僚に応答してください。例えば「バッテリーが上がっちゃった。ロードサービスに電話して、来てもらうよう頼んでくれる?上司にはこの状況を伝えておくよ。会議はキャンセルするしかないみたいだね」など。
Coworker: What’s wrong?
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
The battery’s gone. Can you call roadside assistance and ask them to come?
I’ll let the boss know about our situation. It looks like we have no choice but to cancel the meeting.
Looks like the battery’s dead. Could you get in touch with roadside assistance and ask them to send someone over?
I’ll inform our manager. I guess we’ll have to scrap the meeting.
日本語訳: どうやらバッテリーが上がっちゃったみたい。ロードサービスに連絡して誰か来てもらえるように頼んでくれる?マネージャーには僕の方から知らせておくね。会議はもうキャンセルするしかないかな。
解説: 模範解答はカジュアルで日常的な会話に向いており、自然な流れで状況を伝える表現が中心です。一方、ノエリア版はやや丁寧で社会人らしい落ち着いた印象を与える言い回しになっています。急いで状況を伝えたい時や親しい間柄では模範解答、職場の同僚など少しフォーマルさが求められる場面ではノエリア版が適しています。どちらも状況に応じて使い分けることができます。
The battery’s gone. Can you call roadside assistance and ask them to come?
I’ll let the boss know about our situation. It looks like we have no choice but to cancel the meeting.
- The battery’s gone: バッテリーが上がった(”gone” は「なくなった」「消えた」という意味から、「バッテリーが機能していない」状態をカジュアルに表現している)
- call roadside assistance: ロードサービスに電話する(”roadside assistance” は「路上での救援サービス」で、車の故障時に呼ぶサービス)
- ask them to come: 来てもらうよう頼む(”ask”+人+to不定詞の典型的な構文)
- let the boss know: 上司に知らせる(”let 人 know” は「〜に知らせる」「伝える」の定番表現)
- about our situation: 今の状況について(”situation” は「状況」「事情」など幅広く使える便利な語)
- It looks like we have no choice but to 〜: 〜するしかないようだ(”no choice but to 〜” は「〜する以外に選択肢がない」、”looks like” を使って柔らかく現状を説明している)
- cancel the meeting: 会議をキャンセルする(”cancel” は予定や予約などを取り消す時の定番動詞)
Looks like the battery’s dead. Could you get in touch with roadside assistance and ask them to send someone over?
I’ll inform our manager. I guess we’ll have to scrap the meeting.
- get in touch with: 〜に連絡を取る(”call” より丁寧で柔らかい印象。”メール” や “チャット” など幅広い連絡手段を含む)
- ask them to send someone over: 誰かを派遣してもらうよう頼む(”send someone over” は「人をこちらに寄越す」という口語表現。”over” により「こちら側に来る」ニュアンスが加わる)
- inform our manager: 上司に報告する(”inform” は “let know” よりもフォーマルでビジネス寄りな言い回し)
- I guess we’ll have to 〜: 〜しなきゃいけないかな(”I guess” を入れることで、断定を避けた柔らかい言い回しになっている)
- scrap the meeting: 会議を取りやめる(”scrap” は本来「スクラップにする=使えないものとして捨てる」という意味。そこから転じて「計画や予定を完全に白紙に戻す」「やめにする」というニュアンスに。単に延期や中止を伝える cancel よりも、「もうダメだ、やめよう」といった口語的で少しラフな響きがあります)
NoeLia Original Dialog
先輩のリアムと新人のクレアが、クライアントとの大事なミーティングに向かうところです。責任感の強いクレアは、リアムの対応にちょっと苦言を呈しているようです。
Liam: Okay, let’s roll. You all set, Claire? Got everything?
Claire: I think so. Wait—did I leave my planner? No, got it.
Liam: (tries to start the car)…Uh-oh.
Claire: What? What’s wrong? Don’t tell me—
Liam: That. Looks like the battery’s dead. Could you get in touch with roadside assistance and ask them to send someone over? I’ll inform our manager. I guess we’ll have to scrap the meeting.
Claire: Are you serious? Liam, this meeting’s been months in the making! Wait—look, isn’t that James? He’s got his car. Ask if he can give us a jump.
Liam: You’re right. Sorry—I gave up way too fast.
Claire: You kind of do that. Quick decisions are great, but sometimes you’ve got to ask yourself if they’re actually smart ones.
リアム: よし、出発しようか。クレア、準備はいい?忘れ物ない?
クレア: 多分ね。あっ、手帳忘れたかも…あった。大丈夫。
リアム: (キーを回そうとする)…やば。
クレア: え、何?まさか…
リアム: そのまさかだよ。バッテリーが上がっちゃったみたい。ロードサービスに連絡して誰か来てもらえるように頼んでくれる?マネージャーには僕の方から知らせておくね。会議はもうキャンセルするしかないかな。
クレア: は?信じられない。この会議、何ヶ月もかけて準備してきたのよ!ちょっと待って…あそこ、ジェームズじゃない?車あるよ。バッテリー繋いでもらえるか聞いてみて!
リアム:ほんとだ…ごめん、諦めるの早すぎたな。
クレア: あなたってほんと、そういうとこあるよね。判断が早いのはいいけど、それが本当にいい判断かどうか、ちょっと立ち止まって考えるのも大事だよ。
- let’s roll: 出発しよう(カジュアルで口語的な「さあ行こう」や「さあ始めよう」の意味。もともとの “roll” のコアイメージは「転がる・進む」。そこから「車を走らせる」「動き出す」といった意味合いにつながり、映画や日常会話でも「さあ、動こう」といった前向きな掛け声としてよく使われます)
- set: 準備ができている(「準備万端」のニュアンスで “Are you all set?” などの形でよく使われる)
- got everything?: 忘れ物ない?(”Do you have everything?” を省略したカジュアル表現)
- planner: 手帳(スケジュール帳や予定帳。アメリカでは紙の予定表をこう呼ぶことが多い)
- don’t tell me—: まさか…じゃないよね(嫌な予感がして、相手に確認するときのカジュアルな言い回し)
- months in the making: 数ヶ月かけて準備してきた(”be in the making” は「作られている途中」「時間をかけて準備している」の意味)
- give us a jump: バッテリーをつないでくれる(車のバッテリーが上がった時のジャンプスタートをお願いする表現)
- you kind of do that: あなたってそういうとこあるよね(”kind of” はやや婉曲に相手の性格や癖を指摘するときに使う)
- quick decisions: 素早い判断(文字通り「素早い決断」。リーダーシップの文脈でもよく出てくる)
- smart ones: 賢い(選択や判断)もの(”one(s)” は直前の名詞を指す代名詞。ここでは「決断」の意味)