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ラジオ英会話 Lesson071|移動を表す動詞② ー goの「進む」
GRAMMAR AND VOCABULARY L071|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L071|移動を表す動詞② ー goの「進む」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L071|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
go|元の場所から出ていって進んでいく
Key Sentence元の場所から出ていって進んでいく
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
How’s everything going?
調子はどうですか?
Thanks to her guidance, the whole project is going a lot more smoothly now.
日本語訳: 彼女の助言のおかげで、プロジェクト全体が今はだいぶスムーズに進んでるよ。
解説: ここでは “go” が「プロジェクトがどう進んでいるか」という進行の流れを表しています。”go smoothly” は「順調に進む」というよく使われる表現で、”Thanks to her guidance”(彼女の助言のおかげで)と合わせて、「物事がうまく進んでいる理由」を自然に説明しています。”a lot more” は「ずっと〜」という強調の副詞句です。
A: I saw your team looked way more organized during the last presentation. Did something change?
B: Yeah, actually. After Julia joined and started coordinating things—thanks to her guidance, the whole project is going a lot more smoothly now.
A: Oh right, Julia from the student council? She always seemed super organized.
B: That’s her. She basically built us a schedule and made sure everyone stuck to it.
A: この前の発表、チームすごくまとまってたね。何かあったの?
B: うん、実はジュリアが入ってくれて、全体をまとめてくれるようになってね。彼女の助言のおかげで、プロジェクトがすごくスムーズに進んでるよ。
A: あー、生徒会のジュリアでしょ?あの子、いつもテキパキしてるもんね。
B: そうそう。スケジュールも立ててくれて、みんながそれにちゃんと沿うようにしてくれたんだ。
- looked organized: まとまって見えた(”looked” は「〜に見えた」、”organized” は「整理された・整っている」の意味で、チームやイベントの印象を言うときによく使う表現)
- coordinate things: 物事を調整する(”coordinate” は「調整する」「まとめる」という意味で、チーム作業やイベント準備でよく使う)
- Julia from the student council: 生徒会のジュリア(”from the〜” で「〜に所属している人」と説明する便利な形)
- super organized: 超しっかりしてる(”super” は口語で「とても」、”organized” は「几帳面・計画的」などの意味。人の性格を表すカジュアルな褒め言葉)
- That’s her.: そう、それ(彼女)のこと(短いけど非常によく使う会話の確認フレーズ)
- build a schedule: スケジュールを立てる(”build” は「作る」だが、”schedule” や “plan” に使うと「組み立てる・構築する」イメージになる)
- make sure everyone stuck to it: みんながちゃんと守るようにした(”make sure” は「〜を確実にする」、”stick to” は「〜を守る・従う」。プロジェクト管理やルールの話によく出てくる)
go|進んでいく
進んでいく
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
How’s it going, David?
デイビット、調子はどうですか?
How’s your dog’s recovery going after the surgery? Is he back to going on his usual walks yet?
日本語訳: 手術のあと、ワンちゃんの回復はどう?もういつものお散歩に行けるようになった?
解説: ここでは「go」が「回復がどう進んでいるか」という状態の流れをたずねる表現に使われています。対象は “recovery”(回復)という名詞で、「進行するもの」として扱われています。また “going on his usual walks” の go も、「その場を離れて外へ進んでいく動き」を表しており、体調が良くなり、行動範囲が広がっていく様子が伝わります。
A: I bumped into your cousin the other day—she mentioned Max had surgery?
B: Yeah, it was a tumor in his leg. Thankfully, they caught it early and removed it cleanly.
A: How’s your dog’s recovery going after the surgery? Is he back to going on his usual walks yet?
B: Almost! We’ve started walking a bit again, and he’s wagging his tail like nothing ever happened.
A: この前いとこさんに会ったよ。マックスが手術したって聞いたんだけど?
B: うん、足に腫瘍が見つかってね。でも早期発見で、手術もうまくいったの。
A: そっか。じゃあ、手術のあとの回復はどう?もういつもの散歩には行けてる?
B: もうすぐって感じかな。最近またちょっとずつ歩いてて、尻尾振って元気そうだよ。
- bump into: 偶然出くわす(「ぶつかる」が本来の意味だが、日常会話では「偶然会う」「ばったり出くわす」という意味でよく使われる)
- mention: 〜について話す/言及する(さりげなく何かを話題に出すときの定番動詞)
- surgery: 手術(病気やけがに対して行う医療処置。日本語でもカタカナで使われるが、動詞ではない点に注意)
- tumor: 腫瘍(医学用語で、良性・悪性問わず「しこり」を指す)
- thankfully: 幸いにも(文頭に置いて、よい結果になったことへの感謝・安心を込めて述べる)
- catch (it) early: 早期発見する(病気や問題などに対して「早く気づく」「初期に見つける」ことを意味する自然な表現)
- remove (it) cleanly: きれいに取り除く(cleanly は「清潔に」だけでなく「完全に」「跡を残さずに」という意味で使われることも多い)
- wag one’s tail: 尾を振る(犬の喜びや安心を表す典型的なしぐさで、比喩としても使われることがある)
- like nothing ever happened: まるで何もなかったかのように(過去のつらい出来事を感じさせない状態を描写する比喩的な表現)
go|発言・動作
発言・動作
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
And he went, “The only thing to fear is fear itself.”
そして「恐れるべき唯一のものは、恐怖そのものである」と彼は言いました。
She took one bite and went, “Oh my god, this is amazing.”
日本語訳: 彼女、一口食べて、「なにこれ、めちゃくちゃ美味しい」ってさ。
解説: この文でも “went” が発言の再現に使われています。“Oh my god” は驚きや感動を表す定番のリアクション。“amazing” は「驚くほどすごい」「最高」の意味で、食べ物や体験の感想にとてもよく使われるカジュアルな形容詞です。
A: So? Be honest—what’d you think of the new basil sandwich I dropped off last weekend?
B: It was seriously good. Like, we finished it in one sitting. I was not expecting that flavor combo to work so well.
A: Really? That makes me so happy. Did your wife say anything about it?
B: She took one bite and went, “Oh my god, this is amazing.” I think she’s actually fired up to cook something in return now.
A: で、どうだった?正直に言って、新しく作ったバジルサンドイッチ。先週末持ってったやつね。
B: めちゃくちゃ美味しかったよ。あっという間に食べ終わっちゃって。あの味の組み合わせがあんなに合うなんて思わなかった。
A: 本当?それ聞いてすごく嬉しい!奥さん、何か言ってた?
B: 彼女、一口食べて「なにこれ、めちゃくちゃ美味しい!」ってさ。なんかお返しに料理熱が高まってるよ。
- drop off: 届ける/持っていく(人に何かを預けたり渡したりする時に使う。ここでは料理を届けた意味)
- in one sitting: 一気に、一度で(食べ物や作業を中断せずに一度で終えたことを表す表現)
- flavor combo: 味の組み合わせ(comboは “combination” の口語略で、食の場面でよく使われる)
- work well: うまくいく(相性がよい、機能するという意味。ここでは「味が合う」こと)
- That makes me so happy: それ聞いてすごく嬉しい(感情を自然に表す定番表現)
- say anything about it: それについて何か言ってた?(”say” を使ったとても一般的な聞き方。「コメントした?」の意)
- fired up: やる気満々になっている(”get fired up” で「燃えてきた」状態をカジュアルに表現)
- in return: お返しに(何かしてもらったことに対しての「お礼・見返り」行動を表す表現。”in” は「その状況の中で・対になる形で」という前置詞で、行動や状態への「対価・交換関係」を示しています。”return” は「返礼・お返し」の意味で、全体として「何かをしてもらったことに対して、その見返りとして」の意味になります)
go|物語・ことわざなど
物語・ことわざなど
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
The story goes like this:
その物語はこんなふうに進みます・・・
The saying goes, “Practice makes perfect.” That’s why I keep doing this every day.
日本語訳: 「習うより慣れろ」って言うからさ。だから毎日やってるんだよ。
解説: “The saying goes” は「〜という言い伝えがある」という決まり文句で、ことわざの引用によく使われます。ここでは “Practice makes perfect”(練習すれば上達する)という有名なことわざを紹介し、その信念に基づいた日常行動が続いています。
A: You always look so focused when you do your English practice. Like, even your face changes.
B: Well, lately I’ve been adding some reproduction exercises too, not just shadowing. Feels more active, you know?
A: Makes sense. I guess it pushes you to recall instead of just mimic.
B: Right? The saying goes, “Practice makes perfect.” That’s why I keep doing this every day.
A: 英語やってるとき、めっちゃ集中してるよね。顔つきまで変わるもん。
B: 最近、シャドーイングだけじゃなくてリプロダクションもやってるの。自分から言う方が頭使うしね。
A: なるほど。ただ真似するんじゃなくて、思い出して言うってことだよね。
B: そうそう。「習うより慣れろ」って言うしね。だから毎日続けてるの。
- look focused: 集中して見える(「look + 形容詞」で「〜に見える」の形。“focused” は集中した状態を形容詞として使っている)
- do your English practice: 英語の練習をする(“do practice” は「練習する」の基本表現。所有格 + practice で誰の練習かを表す)
- reproduction exercises: リプロダクション練習(英語学習法としての「聞いた内容を自分の言葉で再現する」訓練)
- not just ~: 〜だけじゃなく(“not just shadowing” で「シャドーイングだけじゃない」という並列表現)
- feel active: 能動的に感じる(“feel + 形容詞”で「〜と感じる」。ここでは「やってる感がある」という意味)
- push someone to ~: 〜するよう後押しする(“push you to recall” で「思い出すように促す」)
- recall: 思い出す/再現する(ここでは「聞いたことを再現する」のニュアンス)
- mimic: 真似する(“imitate” よりも口語的。英語の発音・表現などの練習に関連する動詞)
go|そのほか
そのほか
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Anything goes.
何でもかまいません。
We’re doing fridge-clean-out pasta tonight. Anything goes—leftover veggies, even that bit of salami.
日本語訳: 今夜は冷蔵庫一掃パスタだよ。何でもアリさ。残り物の野菜とか、あの少しだけ残ったサラミとかね。
解説: “Anything goes” は「何でもアリ」「制限なし」という意味で、もともとは「何でも受け入れられる」というニュアンスを含んだ定型表現です。ここでは「何を入れても構わない」=「冷蔵庫にあるもので自由に作れる」という、料理の自由さを自然に表しています。go の「進んでいく」という意味から派生し、「何でもそのまま使ってOK」という柔軟さを伝える口語表現です。
A: What’s the dinner plan for tonight? I don’t feel like ordering in again.
B: We’re doing fridge-clean-out pasta tonight. Anything goes—leftover veggies, even that bit of salami.
A: Ooh, I love when you do that. It’s like a surprise every time—and somehow it always works.
B: Yeah, it’s half strategy, half luck. But hey, it keeps things interesting!
A: 今日の晩ごはん、何にする?デリバリーばっかりはもう飽きたかも。
B: 冷蔵庫一掃パスタにするよ。野菜の残りも入れるし、あのちょっとだけ残ってたサラミも使っちゃう。
A: わぁ、それ大好き。毎回何が出てくるかワクワクするし、不思議と美味しいよね。
B: だよね。半分は計算、半分は運って感じ。でも、そのほうが面白いじゃん。
- dinner plan: 晩ごはんの予定(“what’s the plan for dinner?” のように、plan は「予定・計画」をカジュアルにたずねる定番表現)
- feel like ~ing: ~する気がしない・~したい気分(ここでは “I don’t feel like ordering in” として「デリバリーする気分じゃない」の自然な表現)
- order in: 出前を取る(“order” は注文する、“in” は自宅へという意味。家に料理を届けてもらう=デリバリー)
- fridge-clean-out: 冷蔵庫一掃の(“clean out” は「中身を空にする・使い切る」という意味で、fridge-clean-out pasta は「冷蔵庫整理パスタ」)
- leftover: 残り物(“leftover veggies” は「余った野菜」。“leftover” は名詞でも形容詞でも使える)
- bit of ~: 少しの〜(“a bit of salami” は「ちょっとだけ残ってたサラミ」。“bit” は量や程度の「少し」)
- love when you do that: そういうとこ、好きだな(”I love it when you do that” の省略形。相手の習慣や行動に対して、好意や感謝を表す言い回し)
- like a surprise every time: 毎回サプライズみたい(“like” は「〜みたいな」、”every time” は「毎回」)
- somehow: なぜか(うまく説明できないが、というニュアンスで使われる副詞)
- it works: うまくいく(“work” は「働く」だけでなく、「うまく機能する・いい結果になる」という意味でも使われる)
- half strategy, half luck: 半分は計算、半分は運(比喩的な表現で、2つの要素が混ざっていることを示すリズム感のあるフレーズ)
- keeps things interesting: 面白くなる(“keep 〜 interesting” は「〜を面白く保つ」、= 飽きさせないという意味のよく使われる言い方)