GRAMMAR AND VOCABULARY L073|NoeLia Original Dialog

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 073のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson073|移動を表す動詞 ④ ー goの方向・comeの方向
GRAMMAR AND VOCABULARY L073|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L073|移動を表す動詞 ④ ー goの方向・comeの方向|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L073|NoeLia Original Dialog

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|onのイメージ

onのイメージ

What’s on your mind?
何があなたの気にかかっているのですか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

If it’s too much on your plate, just say so.
日本語訳: 手一杯なら、そう言ってね。
解説: 「too much on your plate」は、「やることが多すぎる」「キャパオーバー」という意味のイディオム。”on” は比喩的に、タスクが“皿の上に載せられた状態”で圧をかけていることを示しています。

Conversation Examples

A: Hey, I know I’ve asked you to handle the shopping, cooking, and the laundry this week…
B: It’s okay, I know you’ve had back-to-back shifts. I don’t mind helping out.
A: Still, I feel like I might be leaning on you too much. If it’s too much on your plate, just say so.
B: Really, it’s fine. You’re always the one carrying the load—let me support you this time.

A: あのさ、今週ずっと買い物も料理も洗濯もお願いしちゃってて…
B: いいよ、大丈夫。君が連勤なのはわかってるし、手伝うのは全然平気だから。
A: でもさ、ちょっと頼りすぎちゃってる気がして…。もし本当に手一杯なら、ちゃんと言ってね。
B: ほんとに大丈夫だよ。いつも君ばっかり頑張ってるんだから、たまには僕が手伝わせて。

  • handle: 担う/対応する(ここでは「買い物・料理・洗濯をhandle」=それらを自分の仕事として責任を持ってやる、というニュアンス。日常的に「仕事・問題・状況」などに対しても使える万能動詞)
  • back-to-back: 連続した(本来は「背中合わせ」だが、ここでは「連勤」のように、時間的に休みなく続いていることを表す。試合・予定・授業などが詰まっている時にもよく使われる)
  • don’t mind ~ing: ~するのは気にならない(”mind” は「気にする/嫌がる」という動詞。否定形+動名詞で「やっても別に構わないよ」という柔らかな表現になる)
  • help out: 手伝う(”help” よりもカジュアルで、協力的・一時的な支援のニュアンスがある表現。”out” は「外へ」「完全に」の意味を持ち、ここでは「助け出す/状況を改善する方向に手を貸す」ニュアンスを加えている。つまり “help out” は「ただ手伝う」よりも「困っている相手を助ける」「一部を分担して解決を後押しする」ような、より具体的・積極的なサポートを意味する)
  • lean on (someone): (人に)頼る(直訳は「寄りかかる」だが、ここでは心理的・実務的な意味で「依存する」「甘える」といった文脈。優しいトーンで使われることが多い)
  • carry the load: 負担を背負う(”load” は「重荷/責任」、”carry” は「運ぶ」。直訳的な重さよりも「仕事・責任・感情的な負担」を指す比喩として、よく使われる口語表現)

NoeLia Extra Examples

Why are you taking it out on me?
日本語訳: なんで私に当たってるの?
解説: 「take it out on 人」は「(怒り・不満などを)人にぶつける」という口語イディオム。”on” は感情の発散先としての圧力の方向を示しています。ここでの “out” は、心の中のモヤモヤを“外に出す”という意味合いを加えており、「内にこもった感情を誰かに向けて吐き出す」というニュアンスを強調しています。八つ当たりの場面でよく使われます。

Conversation Examples

A: Hey… everything okay? You’ve seemed kind of on edge since I got home.
B: I’m just annoyed about what happened at work. My boss dumped a last-minute project on me again.
A: Why are you taking it out on me? I haven’t even said anything wrong.
B: You’re right. I guess I just needed to vent and you were… there.

A: ねぇ、大丈夫?帰ってきてからずっとピリピリしてるけど。
B: 仕事でムカつくことがあって…。また上司に土壇場で仕事押し付けられてさ。
A: だからってなんで俺に当たってるの?何も悪いこと言ってないのに。
B: うん、ごめん。ただ誰かにぶちまけたかっただけで、たまたまそこにいたのがあなただったの…。

  • on edge: ピリピリしている(直訳は「縁にいる」だが、ここでは「緊張している」「イライラしている」という心理的な不安定さを表す口語的イディオム)
  • dump (a task): (仕事を)押しつける(本来は「投げ捨てる」だが、ここでは「急に・雑に仕事を振る」といったカジュアルでやや批判的な意味合い)
  • last-minute: 土壇場の/ぎりぎりの(直前になって起こることを指す。特に仕事や予定変更の場面で頻出の形容表現)
  • haven’t even ~: ~すらしていない(”even” が入ることで「そんなことすらしてないのに」という驚き・不満・強調のニュアンスが加わる)
  • say anything wrong: 変なことを言う(”say something wrong” の否定形。口語でよく使われる「間違ったこと/気に障ることを言う」という意味)
  • vent: 愚痴をこぼす/感情を吐き出す(本来は「通気口」などに使うが、感情を「外に出す」という意味の動詞として使われる。中級者が習得しておきたい単語)
  • you were… there: たまたまそこにいた(”you were there” に含まれる省略と間を表す “…” は、微妙な気まずさや申し訳なさを含んだ口語的表現。ネイティブらしい間合い)

NoeLia Extra Examples|説明型オーバーラッピング

説明型オーバーラッピング

You are becoming more human.
あなたはもっと人間らしくなってきています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You’re getting way too defensive.
日本語訳: ちょっと過剰に反応しすぎだよ。
解説: 「you = way too defensive(やけに防御的)」という主語の説明に「are getting(〜になってきている)」が重なる構文です。”way too ~” は強調の口語表現で、「かなり〜すぎる」のニュアンスを加えます。

Conversation Examples

A: Are you still up for brunch with Chloe and Matt on Sunday? They asked if we could join.
B: Oh come on. Why would I want to sit through another one of their passive-aggressive lectures? I’m not doing that again.
A: You’re getting way too defensive. I just thought it might be nice to catch up with them.
B: It’s just… after what happened last year, I can’t help feeling weird about it. Even thinking about it stresses me out.

A: 日曜、クロエたちとのブランチまだ行く気ある?一緒にどうかって誘われたよ。
B: はぁ?ちょっと勘弁してよ。なんでまたあの2人のネチネチ説教を我慢して聞かなきゃいけないわけ?あんなのもうこりごりだよ。
A: ちょっと過剰に反応しすぎだよ。ただ、久しぶりに会って話せたらいいなって思っただけなんだけど。
B: いや…去年のことがあるからさ。思い出すだけでなんかモヤモヤして、正直きついんだよね。

  • be up for (something): (何かを)やる気がある/乗り気である(口語で「〜する気ある?」と予定や提案に対して使う。「興味ある?」と聞きたいときにもよく使われる)
  • ask if (someone) could ~: ~してくれないかと頼む(丁寧で遠回しな依頼や提案の言い方。直訳すると「~できるか尋ねた」だが、依頼の定番構文)
  • Oh come on.: ちょっと勘弁してよ/いやいや(相手の提案や言動に対する驚き・反発・否定を込めた感嘆句。軽く怒りや呆れを含むことが多い)
  • sit through (something): 最後まで付き合う/我慢して座っている(興味がない・つらい状況でも終わるまでその場にいる、という意味で「ネガティブな忍耐」のニュアンスがある)
  • passive-aggressive: 受動的攻撃的な(表面上は穏やかだが、皮肉やいやみなどで間接的に攻撃する態度。性格描写や人間関係でよく使われる心理用語)
  • lecture: 説教/小言(本来は「講義」だが、口語では「上から目線で長く話すこと」の意味で使われ、否定的なニュアンスがある)
  • I’m not doing that again.: もう二度とやらない(”do” の代用で特定の経験や状況を指す。ここでは「またあんな経験をするつもりはない」という拒絶の意志を強く表している)
  • catch up (with someone): (人と)久しぶりに話す/近況を報告し合う(再会時によく使う表現。「追いつく」が原義だが、ここでは「溜まった話をする」社交的な意味)
  • after what happened (last year): 去年のあれがあってから(”what happened” は「起こったこと」を指す定番の関係詞構文。”after” と組み合わせて、感情の理由や背景を表す)
  • can’t help (doing something): ~せずにはいられない(感情や反応を抑えられないときに使う。「思わず〜してしまう」のニュアンスを含む)
  • feel weird (about something): 〜についてなんかモヤモヤする(”weird” は本来「奇妙な」だが、口語では「変な感じ」「気まずい」「ひっかかる」といった感情的な違和感を表す)
  • stresses me out: ストレスになる/しんどくさせる(”stress out” は「精神的に追い詰める・疲弊させる」。”me” を挟むと受け身の自覚的表現になる)

NoeLia Extra Examples

You’re starting to sound like my dad.
日本語訳: なんか最近、お父さんみたいなこと言うようになってきたね。
解説: 「sound like ~」は「~のように聞こえる」という表現で、「you = like my dad」という主語説明に「starting to ~(~し始めている)」という進行のニュアンスが重なり、説明型オーバーラッピングの構造を形成しています。冗談めかして使われることも多い表現。

Conversation Examples

A: I just think you should take some time, think it through, and not rush into anything.
B: That’s easy for you to say. You’re not the one stuck in a job you hate every day.
A: I get that. But making a rash decision could make things worse.
B: You’re starting to sound like my dad. Calm, logical, and annoyingly right.

A: ちょっと落ち着いて、ちゃんと考えてから決めた方がいいって思ってるだけだよ。
B: そりゃあなたはそう言えるよね。毎日イヤな仕事してるわけじゃないんだから。
A: でもさ、勢いで決めたら後悔することもあるかもしれないよ。
B: なんかお父さんお父さんみたいな言い方だね。落ち着いてて、理屈っぽくて、しかも大体正しいとこが腹立つ。

  • take some time: 少し時間を取る(物事を急がずじっくり考えることを表す定番表現)
  • think (it) through: よく考える(”through” によって「最初から最後までしっかり考える」の意味になる。カジュアルな助言に頻出)
  • rush into (something): 慌てて〜に飛び込む(特に決断や行動に対して「勢いで突っ走る」という否定的なニュアンスで使われる)
  • That’s easy for you to say.: それはあなたが言うのは簡単だよね(自分の立場が相手とは違うことを指摘する、皮肉まじりの定番フレーズ)
  • be stuck in (a situation): (状況に)はまり込んで抜け出せない(”stuck” は「行き詰まっている」状態を表し、心理的・物理的の両方に使える)
  • I get that.: わかるよ(”understand” のカジュアル版。”I understand” より口語的で自然)
  • rash decision: 衝動的な決断(”rash” は「軽率な」「考えなしの」の意味で、判断や行動を批判する際に用いられる)
  • make things worse: 状況を悪化させる(”make + 名詞 + 形容詞” の構文で「〜を〜の状態にする」の定番)
  • logical: 論理的な(感情ではなく理屈を重視する態度を表す形容詞。会話で人のタイプを表現する時によく使われる)
  • annoyingly right: イラッとするくらい正しい(”annoyingly” は「うっとうしいほどに」という意味で、副詞による感情のニュアンス表現)

タイトルとURLをコピーしました