GRASP THE CONCEPT L073|移動を表す動詞 ④ ー goの方向・comeの方向|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

「即英チャレンジ!イラストで記憶定着!
1日4回(7:00 / 12:00 / 17:00 / 22:00)更新します! ラジオ英会話の学習テーマに連動したノエリアオリジナルのショート動画リストです。 短時間で効率よく復習したい方、リピート練習や瞬発力を鍛えたい方におすすめ!

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ラジオ英会話 Lesson073|移動を表す動詞 ④ ー goの方向・comeの方向
GRAMMAR AND VOCABULARY L073|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L073|移動を表す動詞 ④ ー goの方向・comeの方向|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L073|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

goは「悪い変化」、comeは「よい変化」

Key Sentence

goは「悪い変化」、comeは「よい変化」
Why is everything going wrong?
どうしてすべてがうまくいっていないのでしょう?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Hasn’t it come together yet? We’re running out of time.
日本語訳: まだまとまってないの?もう時間ないよ。
解説: 「come together」は「バラバラだったものがまとまる・形になる」というポジティブな変化を表す表現です。この文では、「まだ形になっていないの?」と焦りやいら立ちを否定疑問文で表現しています。まさに「よい方向に向かっていない」ことへの不安を込めた言い方です。

Conversation Examples

A: Hey, where are we with the slides? Hasn’t it come together yet? We’re running out of time.
B: I know, I know—I’m just putting the final touches on the data charts. Give me five more minutes.
A: Five minutes is all we have before the Zoom starts! Don’t forget to double-check the client’s name this time.
B: Already did. And I changed the font on slide 4—you’ll thank me later.

A: ねえ、スライドどうなってる?まだまとまってないの?もう時間ないんだけど。
B: わかってる、わかってる。今ちょうどグラフを仕上げてるとこ。あと5分だけちょうだい。
A: 5分しかないよ、Zoom始まるまでに!クライアントの名前、今度こそ間違えないでね。
B: そこはもう直したよ。あと4枚目のスライドのフォントも変えといたから。きっと気に入るはず。

  • where are we with ~?: ~の進捗はどうなってる?(プロジェクトや作業の進み具合を尋ねる自然な言い回し。”with” は「~に関して/~を扱って」という意味で、進行中の対象を示す。全体で「~に関して私たちは今どの段階?」というニュアンス)
  • put the final touches on ~: ~の仕上げをしているところ(細かい最終調整をしていることを表す。日常でもビジネスでも使える便利な言い回し)
  • give me five more minutes: あと5分ちょうだい(”give me + 時間” は「〜の時間をちょうだい」という頼み方。very natural)
  • Five minutes is all we have: 残り時間は5分しかない(”all we have” は「それだけしか残ってない」ことを強調する言い方)
  • before the Zoom starts: Zoomが始まる前に(”before + 名詞/節” でタイミングを明確にする言い回し)
  • already did: もうやったよ(”I” を省略して返答することで、ネイティブらしいテンポのいい会話になる)
  • you’ll thank me later: あとで感謝することになるよ(軽いユーモアを込めた自信ある言い回し。やや冗談っぽくも使える)

goは「悪い変化」

goの悪い変化
I don’t know why the soup went bad.
なぜスープが傷んだのかわかりません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Why did everything go sour between you two? I thought things were going well.
日本語訳: 君たち、なんであんなに関係がこじれちゃったの?うまくいってると思ってたのに。
解説: 「go sour」は「関係や状況が悪くなる」という意味で、もともとは「食べ物が酸っぱくなる」ことから来ています。この文では、「二人の関係が悪化した」ことを表しています。”between you two” は「二人の間で」と関係性を明確にする言い方で、人間関係の話でよく使われます。

Conversation Examples

A: Oh hey, Mia. Didn’t expect to see you here. Not with Sarah, I see?
B: Hey. Yeah, just dropped by on my own today.
A: So… you totally ghosted the BBQ last weekend. Everyone kept asking where you were. Why did everything go sour between you two? I thought things were going well.
B: Me and Sarah? Yeah… we had a bit of a falling out. Long story.

A: おっ、ミアじゃん。ここで会うとは思わなかったよ。あれ、サラとは一緒じゃないんだね?
B: うん、今日は一人でちょっと寄っただけ。
A: そういえばさ、先週末のバーベキュー、君完全にバックれたでしょ。みんな君のこと気にしてたよ。君たち、なんであんなに関係こじれたの?うまくいってると思ってたのに。
B: 私とサラ?うーん、ちょっと揉めちゃってさ。長くなる話なんだ。

  • Oh hey: おっ、やあ(カジュアルなあいさつ。偶然出会ったときや気軽な場面でよく使う)
  • didn’t expect to ~: ~とは思わなかった(「予想外だった」という驚きや軽い意外性を表す。ここでは “see you here”=「ここで君に会う」と結びついている)
  • Not with ~, I see?: ~とは一緒じゃないんだね?(”Not with Sarah” は「サラと一緒じゃない」という観察を示しつつ、”I see?” で確認を添える、ネイティブらしい口語表現)
  • drop by: ちょっと立ち寄る(”drop” の「ぽんと落とす」というコアイメージから、「立ち寄る」「顔を出す」という意味に転じた)
  • on my own: 一人で(”by myself” と似ているが、”on my own” は「自立して」「誰の助けもなく」というニュアンスも含む)
  • you totally ghosted ~: 完全にすっぽかしたじゃん(”ghost” は元々「幽霊」だが、ここでは「相手に連絡せずに消える・無視する」というスラング。若者言葉として非常に一般的)
  • kept asking where you were: 君がどこにいたのか、ずっと聞いてたよ(”keep doing” は「ずっと〜し続ける」、ここでは「何度も聞いてた」ことを強調)
  • had a bit of a falling out: ちょっと揉めた(”falling out” は名詞で「仲たがい、喧嘩」。”a bit of” をつけることで「少しだけ」という柔らかい表現になっている)
  • long story: 長くなる話(「今ここで全部は説明できないよ」という含みを持つフレーズ。避けたい話題や複雑な経緯をかわすときに便利)

comeのよい変化

comeのよい変化
Don’t worry. Everything will come right in the end.
大丈夫。最後には何もかもうまくいきますよ。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Wouldn’t it be amazing if all your crazy ideas actually came true someday?
日本語訳: 君のそのぶっ飛んだアイデアがいつか本当に実現したら、めちゃくちゃすごくない?
解説: 「come true」は「(夢・願いが)実現する」という意味で、希望や想像の中でのよい変化を表します。”crazy ideas”(突飛なアイデア)はくだけた親しみある表現で、”Wouldn’t it be amazing if~?” は「~だったらすごくない?」と共感を誘うカジュアルな仮定法です。

Conversation Examples

A: I don’t know. Maybe I’m just wasting my time. Everyone else seems to be doing real things.
B: You’re doing real things too—just in your own way. And honestly, I think the world needs that kind of imagination.
A: You’re just being nice.
B: Not at all. I mean, wouldn’t it be amazing if all your crazy ideas actually came true someday?

A: なんかもう、自分のやってることって意味あるのかなって思えてきて。みんなちゃんとしたことしてるのに。
B: 君だって十分ちゃんとしてるよ。ただ、やり方がちょっと独特なだけでさ。正直、そういう発想が世界には必要なんだと思う。
A: どうせ気を遣ってるだけでしょ

B: 全然。だって、君のそのぶっ飛んだアイデアがいつか本当に実現したら、めちゃくちゃすごくない?

  • I don’t know: どうかな/よくわからない(戸惑いや不安を表す柔らかい導入。特に会話の冒頭で使うと、「すぐには言い切れない」「迷いや自信のなさがある」といった心の揺れを示す。断定を避けて相手の反応をうかがう、英語らしい間合いのフレーズ)
  • waste one’s time: 時間を無駄にする(”waste” は「ムダにする」。”waste my time” は「意味のないことに時間を使っている」と感じたときに自然に使う)
  • seem to be ~ing: ~しているように見える(”seem” は主観的な観察を表す。ここでは「人が~してるように感じる」という柔らかい言い方)
  • real things: ちゃんとしたこと/現実的なこと(抽象的に「現実的で社会的に認められる活動」を指す。「夢や想像」と対比して使われやすい)
  • in your own way: 君なりに/自分のやり方で(”in one’s own way” は「他の人と違っても、自分なりに意味がある」ことを認める表現)
  • that kind of ~: そういう種類の〜(相手の話していた内容をくり返しつつ、共感や補強を込める口語的なつなぎ方)
  • imagination: 想像力(”imagine”=想像する、から派生。実際に目に見えない未来の可能性や創造性を意味する)
  • You’re just being nice.: 優しすぎるよ/気を遣ってるだけでしょ(褒め言葉などを受け取ったとき、照れ隠しや疑いを含んで返す時に使う自然な返し)

I’m coming!

I’m coming!
Hey, hurry up! — I’m coming!
ねえ、急いで!一今行くよ!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’m coming to pick you up in ten minutes.
日本語訳: 10分後に迎えに行くね。
解説: この文では、「迎えに行く先」が相手のいる場所なので come を使います。英語では「go」は話し手から離れる動き、「come」は話し手や聞き手のいる場所に向かう動きとして捉えられます。ここでは相手がいる場所が話題の中心になっているため、自然と come が選ばれます。”pick someone up” は「(人を)車などで迎えに行く」という日常的な表現です。

Conversation Examples

A: It’s starting to rain pretty hard here. Do you think we should delay a bit?
B: Nah, no need. I’m coming to pick you up in ten minutes. I’ll bring an umbrella and park close.
A: Are you sure? I don’t want you driving in this weather.
B: I’ll be fine. It’s just a bit of rain—nothing this old car can’t handle.

A: こっち、けっこう雨強くなってきたんだけど。ちょっと時間ずらした方がいいかな?
B: いや、大丈夫。10分後に迎えに行くよ。傘持ってくし、近くに停めるから。
A: ほんとに?こんな天気の中で運転させたくないんだけど。
B: 大丈夫だって。ただの雨だし、この車なら問題ないよ。

  • pretty hard: けっこう激しく(”pretty” は「かわいい」以外に「かなり・相当」という口語的な強調語としても非常に多用される)
  • delay: 遅らせる(予定や行動の「延期」を表す動詞。”postpone” よりも口語で軽いニュアンス)
  • Nah: いや/ううん(”no”のくだけた形で、親しい関係での否定や拒否に自然)
  • no need: 必要ないよ(”There’s no need to ~” の省略形。カジュアルかつはっきりした拒否や安心の表現)
  • park close: 近くに停める(”close” は副詞として「近くに」。”park” は他動詞で「車を停める」)
  • I don’t want you ~ing: 君に〜してほしくない(”don’t want + 人 + 動詞ing” は、相手が今まさにしようとしている、またはし始めた行動を止めてほしいという具体的・感情的な意志を表す。”don’t want + 人 + to + 動詞” は、より一般的・未来的な願望や意向を示す)
  • driving in this weather: この天気で運転すること(”in this weather” は「この天候の中で」という自然な言い方)
  • I’ll be fine: 大丈夫だよ(”be fine” は体調や状況に対して使え、相手を安心させるカジュアルな表現。「問題ない」「心配いらない」という意味だが、”fine” は文脈によって「まあまあ」「仕方ない」「皮肉」などにもなるので注意が必要。→ 積極的に「大丈夫」と言いたいときは I’ll be fine.、微妙な評価には It was fine.、不満や皮肉には Fine. Whatever. のように使い分ける)
  • just a bit of ~: ちょっとの〜(”a bit of” は「少しの」、”just” を加えるとさらに軽く聞こえる)
  • nothing this old car can’t handle: この古い車にとっては何でもないさ(”nothing A can’t handle” は「Aにとって対処できないものはない」→つまり「余裕」だという比喩的な言い回し)
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