👇こちらはLesson 074のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson074|移動を表す動詞⑤ ー run
GRAMMAR AND VOCABULARY L074|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L074|移動を表す動詞⑤ ー run|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L074|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|ちょこっと疑問文
ちょこっと疑問文
She lives on an island in southern Japan, right?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼女は、日本の南のほうにある島に住んでいるんですよね?
It’s going to work out just fine, right?
日本語訳: うまくいくよね、きっと?
解説: 自分の予想に「right?」をちょこっと添えて、相手の共感をやさしく確認しています。
「work out」は「うまくいく」、「just fine」は「まったく問題なく」の意味。前向きな気持ちを伝えたいときにぴったりの表現です。
A: I’m just not sure we’ve done enough. What if they ask for more data?
B: We’ve covered every angle we could. You double-checked the figures, right?
A: Yeah, three times. It’s going to work out just fine, right?
B: Absolutely. You’ve done more prep than anyone else on this team.
A: なんかまだ足りてない気がして…。もっと資料出せって言われたらどうしよう。
B: 出せる限りの角度から詰めてあるし、数字も確認したでしょ?
A: うん、3回も見直した。うまくいくよね、きっと?
B: 間違いなく。君がこのチームで一番準備してるよ。
- done enough: 十分にやった(”do enough” で「十分にやる」。「努力や準備が足りているか」の文脈でよく使われる)
- What if 〜?: もし〜だったらどうしよう?(よくある心配や懸念を表す口語疑問。仮定法っぽく見えるが、実際はごく日常的な使い方)
- ask for: 求める、要求する(「〜を頼む」の基本動詞。ここでは “ask for more data”=「もっと資料を求める」)
- cover every angle: あらゆる角度から網羅する(”cover” は「カバーする」、”angle” は「視点・観点」の意味。物事を多角的に調べたり準備したりするときに使うフレーズ)
- double-check: 念のためもう一度確認する(”check” よりも丁寧で確実な確認のニュアンス。ビジネスや会話の中でも頻出)
- figure: 数値、データ(複数形で「統計・数字」。”the figures” で「数字的裏付け」の意味。business英語でも日常会話でも使う)
- prep: 準備(”preparation” の口語略。「準備すること」「下ごしらえ」の意味でカジュアルに使われる)
- on this team: このチームで(”on” はチームや委員会、スポーツクラブなど「複数人で何かを進めている集団」に属しているときに使われる前置詞。これは「面としてその集団に“乗っている”」ような感覚。“in”は物理的な「中」に入っている感じで、個人の所属や空間的な位置にフォーカスするのに対し、“on”は集団や役割への「機能的な一員」としての意識**が強く出るため、teamでは”on”が一般的)
We’re still meeting at Jake’s later, right? Or did that change?
日本語訳: このあとジェイクの家集合ってことでいいんだよね?変わってない?
解説: 予定を現在進行形で確認し、「right?」で軽く同意を求めています。
さらに “Or did that change?” を添えることで、ネイティブらしい自然な二重確認になります。こうした補足の言い回しも、ちょこっと疑問文と相性抜群です。
A: I still haven’t picked a gift for him. Do you think he’d like something for his garden?
B: Maybe… but didn’t he say he’s downsizing? He might not want more stuff.
A: Hmm, good point. Uh, we’re still meeting at Jake’s later, right? Or did that change? I might swing by downtown and look around a bit.
B: Still on. You’ve got time to decide—he’s not the type to fuss over gifts anyway.
A: まだプレゼント決めてないんだけど、ガーデニング用品とか喜ぶと思う?
B: どうかな…この前、物を減らしてるって言ってなかった?あんまり増やしたくないかもよ。
A: うーん、たしかに。それより、今日ジェイクの家集合で合ってるよね?予定変わってない?ちょっと街まで見に行ってこようかな。
B: うん、予定通り。まだ時間あるし、彼はプレゼントにこだわるタイプじゃないから大丈夫だよ。
- pick a gift: プレゼントを選ぶ(”pick” は「選ぶ」のカジュアルな言い方で、日常会話で頻出)
- something for his garden: 彼の庭用の何か(”for” は目的や使用対象を示す)
- downsizing: ダウンサイジングする/物を減らしている(ここでは「持ち物を減らす」ライフスタイルのこと)
- stuff: もの(”things”よりもカジュアルでざっくりした言い方)
- good point: いいとこ突くね/たしかに(相手の意見に同意するフレーズ)
- uh: えっと(言いよどみや、話の切り替えのクッションとしてネイティブがよく使う)
- swing by: 立ち寄る(”go” や “drop by” よりも軽い感じで、カジュアルな言い回し)
- look around: 見て回る(ぶらぶら探すようなニュアンス。店をのぞくときなどにもよく使う)
- still on: まだ予定通り(”the plan is still on” の略。カジュアルな会話で使う)
- you’ve got time: まだ時間あるよ(”have got” はイギリス英語寄りだが、口語ではアメリカ英語でもよく使われる)
- fuss over: 〜にこだわる/気にする(”fuss” は「騒ぐ、こだわる」という意味で、「あれこれ気を回す」感じ)
NoeLia Extra Examples|感情を表す動詞から派生した形容詞
感情を表す動詞から派生した形容詞
You say boring, I say peaceful.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは退屈だと言いますが、私はのどかだと言います。
Some find it annoying. Others, oddly charming.
日本語訳: イラッとするって感じる人もいれば、なんかクセになるって人もいる。
解説: 「annoying」と「charming」は、どちらも感情を表す動詞 annoy(イライラさせる)、charm(魅了する) から派生した -ing 形容詞です。どちらも、人に感情を引き起こす“物ごと”の性質を表しています。
“oddly” は「なんだか・妙に」の意味で、感覚的な好意をやわらかく表す副詞です。主語と動詞を省いた形が、口語らしいテンポを作っています。
A: I don’t get why people are obsessed with that host. He’s so awkward on screen.
B: Maybe that’s the charm? Like, he’s not polished, but he feels real.
A: I guess… still feels a bit forced to me.
B: Some find it annoying. Others, oddly charming. Guess that’s what makes him stand out.
A: あの司会者がなんであんなに人気あるのか分かんない。画面で見ててもぎこちないし。
B: でも、それが逆にいいのかもよ?洗練されてないけど、親近感あるっていうか。
A: うーん、でもなんか無理してるように見えるんだよね。
B: イラッとするって人もいれば、なんかクセになるって人もいるってことだね。それが彼の個性ってことかも。
- be obsessed with ~: ~に夢中である(「obsess」は「〜に取り憑く・頭から離れなくさせる」という意味で、その過去分詞形が「obsessed」。“be obsessed with”は「心を占領されている状態」を表し、人や物、趣味、SNSなどに夢中になっている様子に広く使われる)
- awkward: ぎこちない(動作や態度、人間関係の「気まずさ」や「不器用さ」を表す。日本語の「ちょっと微妙」のような感覚にも近い)
- on screen: 画面の中で(映画・テレビ・配信など「スクリーンに映る形で」。俳優や司会者などの見え方について語るときによく使う)
- Maybe that’s the charm.: それが魅力なのかも(”charm” は「魅力、惹きつけるもの」。“that’s the charm” はネイティブがよく使う相手の疑問に応じた柔らかい同意)
- not polished: 洗練されていない(”polished” は本来「磨かれた」という意味だが、ここでは「完成度が高い、こなれている」の対義として使われている。話し方や態度、スキルに対しても使える)
- feel real: リアルに感じられる(”feel” はここでは「印象として受ける」という意味。人工的・作られた感のない「自然な」印象をポジティブに言うときによく使う)
- I guess…: まぁ、たぶんね…(はっきり同意できないときや、言い淀みながら返すときの柔らかい相づち。会話のテンポ感を作る非常に大事なフィラー)
- feels a bit forced: ちょっとわざとらしく感じる(”forced” はここでは「無理している」「自然じゃない」の意味。感情や演技、リアクションが不自然なときに使う)
Sounds exhausting. Looks rewarding, though.
日本語訳: 見た感じめっちゃ疲れそう。でもやりがいはありそうだね。
解説: 「exhausting」は exhaust(疲れさせる)からの -ing 形容詞で、「人を疲れさせるような」。「rewarding」は reward(報いる)から来ており、「やりがいのある」「報われるような」という意味です。
この表現は他人の話や自分の体験のどちらにも使える、汎用性の高いリアクション表現です。口語では「It」が省略されて感想だけをストレートに伝えるのが自然です。
A: So you helped organize the entire charity event this year?
B: Yeah, and it was chaos—vendors canceling last minute, weather issues, the works.
A: But it came together, right? I saw the photos and it looked amazing.
B: It did. Sounds exhausting. Looks rewarding, though. I’d do it again in a heartbeat.
A: 今年のチャリティイベント、君が全部仕切ったって本当?
B: そうなんだよ。めちゃくちゃでさ、業者が直前でキャンセルしたり、天気も悪かったし、てんやわんや。
A: でもちゃんと成功したんでしょ?写真見たけど、すごくいい雰囲気だったよ。
B: そうなの。めっちゃ疲れたけど、やりがいあったよ。またやれって言われたらやるかも。
- help organize: 〜の運営を手伝う(”help” は「手伝う」、”organize” は「企画・運営する」。セットで使うと「イベントの準備や進行に関わる」という意味になる)
- entire: 全体の(部分的でなく「全体を通して」という強調。”the entire event” =「イベント全体」)
- charity event: チャリティイベント(慈善目的で行われるイベント。日常会話でもよく話題になる)
- chaos: 混乱、大混雑(状況がごちゃごちゃして制御不能なイメージ。イベントなどではよく使われる)
- vendor: 業者(イベント関係で物品やサービスを提供する会社や人を指す。”vend” は「売る」という意味の動詞で、特に公共の場や屋台などで商品を販売するニュアンスがある)
- cancel (last minute): 直前でキャンセルする(”last minute” は「ぎりぎり」「土壇場」の意味で、ネイティブがよく使う口語表現)
- the works: 何もかも、全部(カジュアルなイディオムで、「いろんなトラブル/要素/手続きなど全部」というニュアンス)
- come together: うまくまとまる、形になる(準備やチームワークが最終的に成功する流れを表す。比喩的に「一つになる」)
- It did.: うん、そうだったよ(前の発言「It came together, right?」への簡潔で自然な同意表現)
- I’d do it again in a heartbeat.: またやれって言われたら即やるよ(”in a heartbeat” は「一瞬で」「即断で」のイディオム。「迷いなくやる」という意味)