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ラジオ英会話 Lesson075|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L075|NoeLia Original Dialog
SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:日曜日。あなたが遅い朝食の準備をしていると牛乳が足りません。夫に買いに行ってもらってください。ついでにクリーニングの引き取りも頼みましょう。例えば「ねえ、牛乳がなくなりそうなの。ちょっと買ってきてくれる? 子どもたちが欲しがっているのよ。もし帰りにクリーニングも受け取ってきてくれたら、感謝するわ」など。
Husband: Good morning!
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Hey, we’re running out of milk. Can you go buy some? The kids are asking for some.
If you could pick up the dry cleaning on your way back, too, l’d be grateful.
We’re almost out of milk. Would you mind picking some up? The kids really want some.
And if you could grab the dry cleaning on your way back, that’d be amazing.
日本語訳: 牛乳がもうすぐなくなりそうなの。買ってきてもらえる?子どもたちがすごく欲しがってるの。それと、もし帰りにクリーニングも取ってきてくれたら、本当に助かるわ。
解説: 模範解答は家族間のやりとりとしてストレートで実用的な言い方です。日常のちょっとした依頼やお願いを、自然な口調で伝えたいときに適しています。一方、ノエリア版はやや丁寧で柔らかく、相手に気を配っている印象があります。特に相手の都合や気分を気遣いたいときや、感謝をやや強めに伝えたいときに合っています。カジュアルな場面でも、より配慮を込めた頼み方をしたい場合に適しています。
Hey, we’re running out of milk. Can you go buy some? The kids are asking for some.
If you could pick up the dry cleaning on your way back, too, l’d be grateful.
- running out of: 〜がなくなりかけている(すでにかなり減っており、もうすぐゼロになる直前の状態。家庭内での買い物依頼に多用される定番表現)
- go buy: 買いに行く(”go” は移動、”buy” は購入という意味で、単に買うのではなく「わざわざ買いに出かける」ニュアンス)
- are asking for: 欲しがっている(子どもたちが積極的に要求している様子を表す現在進行形。今まさに言っている雰囲気)
- pick up: 受け取る(誰かに預けたものを取りに行くという意味で使われる。クリーニングや荷物などに適用される自然な動詞)
- on your way back: 帰る途中で(移動中の「ついで」に何かをすることを明確に伝える表現)
- I’d be grateful: 感謝するわ(フォーマルで丁寧な感謝の表現。「~してくれたらありがたいです」に近い響き)
We’re almost out of milk. Would you mind picking some up? The kids really want some.
And if you could grab the dry cleaning on your way back, that’d be amazing.
- almost out of: ほとんどなくなりかけている(”running out of” よりも、若干まだ余裕がある印象を与える表現。家庭内での気づきの一言として柔らかく使える)
- Would you mind picking〜?: 〜してくれない?(丁寧で遠回しな依頼。模範解答の “Can you〜?” よりも、相手の負担や気持ちを配慮している印象)
- really want: 本当に欲しがっている(”are asking for” に比べて、静的・感情的なトーン。子どもたちの「気持ち」を代弁する言い方)
- grab: 取ってくる(”pick up” と同様の意味だが、よりカジュアルでサッと済ませる行動をイメージさせる。「ついでに軽く寄って取ってくる」ような口調)
- that’d be amazing: ほんとに助かる(”I’d be grateful” よりも口語的かつ感情をこめた感謝の伝え方。親しい間柄で多用される)
NoeLia Original Dialog
朝、夫婦のジョシュとエミリーがキッチンでやり取りをしています。パンケーキの香りと、頼まれごとで始まる、静かな休日のひとコマです。
Josh: Morning, Em. Smells good.
Emily: Morning. I made banana walnut pancakes—figured you’d want some.
Josh: You figured right.
Emily: Oh, but hey—sorry, could I ask you to run a quick errand after breakfast? We’re almost out of milk. Would you mind picking some up? The kids really want some. And if you could grab the dry cleaning on your way back, that’d be amazing.
Josh: Oh, sure. Yeah, no problem.
Emily: Thanks. No rush—just sometime before lunch is totally fine.
Josh: Got it. Pancakes first—then I’m on it.
ジョシュ: おはよう、エミ。いい匂いだね。
エミリー: おはよう。バナナとクルミのパンケーキ焼いたよ。あなた、きっと食べたがるかなって思って。
ジョシュ: さすがだね、正解。
エミリー: あ、でもごめん。朝ごはんのあとでちょっとおつかいお願いしてもいい?
牛乳がもうすぐ切れそうなの。買ってきてくれる?子どもたちがすごく飲みたがってて。
それと、もし帰りにクリーニングも取ってきてくれたら助かるな。
ジョシュ: もちろん。うん、大丈夫だよ。
エミリー: ありがと。急がなくていいから、お昼までに間に合えば全然OK。
ジョシュ: 了解。まずはパンケーキいただいて、それから行くね。
- figure: ~だと思う/予想する(ここでは “figured you’d want some” の形で、「あなたが欲しがると思って」。「figure out(解決する/わかる)」と混同注意)
- you figured right: その通りだよ(”You’re right” よりカジュアルで、「推測が当たったね」という意味)
- run a quick errand: ちょっとした用事を済ませる(”run” は「走る」以外に「用事をこなす」という意味があり、”errand” は「ちょっとした買い物や用事」)
- no rush: 急がなくていいよ(”Take your time” と同様、相手のペースでいいよという意味でよく使う)
- sometime before lunch: お昼までのどこかのタイミングで(”sometime” は「そのうち」「いつか」の柔らかい表現。具体的な時間を決めずに依頼する時に便利)
- I’m on it: 任せて(カジュアルで力強い返事。「今すぐ取りかかる」「やっておくよ」というニュアンスがある。ネイティブが非常によく使う)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:あなたの娘が数学の試験で失敗したようです。慰めてあげましょう。例えば「元気出しなよ!心配しないで。世界の終わりというわけじゃないよ。英語が上達しているんだから、数学だってできるよ。頑張り続ければ、最後にはすべてうまくいくさ」など。
Daughter: I did poorly on my math test.
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Come on! Don’t worry. It’s not the end of the world. You’re improving your English, so why not do the same for math?
Keep trying hard, and everything will come right in the end.
Hey, cheer up. Failing one test doesn’t mean everything’s lost. You’re doing so well with English—math will catch up, too.
Just stick with it, and it’ll all work out in the end.
日本語訳: ほら、元気出して。一回のテストで失敗したからって、全部がダメになるわけじゃないよ。英語がすごく上達してるんだから、数学だってそのうち追いつくさ。そのまま続けていけば、きっと最後にはうまくいくからね。
解説: 模範解答は、感情を前面に出したストレートな励ましで、相手の落ち込みにすぐ寄り添うトーンです。一方、ノエリアオリジナル解答は、状況を少し冷静に整理しながら、前向きな考え方へ導くような落ち着いた口調です。子どもが感情的に落ち込んでいるときは模範解答が合い、少し冷静になっているときや、論理的な励ましが響く相手にはノエリア版の方が自然に感じられます。どちらも家庭内でのやさしい会話として自然に使える言い回しです。
Come on! Don’t worry. It’s not the end of the world. You’re improving your English, so why not do the same for math?
Keep trying hard, and everything will come right in the end.
- come on: 元気を出して(落ち込んでいる相手を励ますカジュアルな表現。驚きや促しのニュアンスもあるが、ここでは親しい関係での励まし)
- don’t worry: 心配しないで(状況が深刻でないことを伝えるときの定番の表現)
- it’s not the end of the world: 世界の終わりってわけじゃない(失敗を大げさにとらえないように促す、日常会話でよく使われるフレーズ)
- you’re improving: 上達している(ここでは継続的な成長を強調する現在進行形の使い方)
- why not do the same: 同じようにやってみたら?(軽い提案や励ましのニュアンス。相手に可能性を感じさせる言い方)
- keep trying hard: 一生懸命がんばり続けて(「努力を続けること」に焦点を当てた表現)
- everything will come right in the end: 最後にはすべてうまくいくよ(困難の先に希望があることを伝える安心させる決まり文句)
Hey, cheer up. Failing one test doesn’t mean everything’s lost. You’re doing so well with English—math will catch up, too.
Just stick with it, and it’ll all work out in the end.
- cheer up: 元気を出して(模範解答の “come on” と同様に励ましを表すが、”cheer up” の方が「気持ちを持ち上げる」「明るくして」といった心理面の立て直しに焦点がある。「しっかりして」という外向きの促しよりも、内面への寄り添いが強い)
- Failing one test: 一度テストに失敗すること(模範解答の “I did poorly” と近い意味だが、”failing” の名詞的使い方により「1回の失敗」という事実に客観的に焦点を当てている)
- everything’s lost: すべてが失われた(模範解答の “not the end of the world” と似た役割を持つが、”everything’s lost” の方がドラマチックで、そこから引き戻すことで安心感を与える効果がある)
- catch up: 追いつく(模範解答の “do the same” は「同じように頑張ること」を提案するのに対し、”catch up” は「すでに進歩しているものに他の科目も追いついてくる」という展望を語っている)
- stick with it: あきらめず続ける(模範解答の “keep trying hard” と同じく努力の継続を促す表現。”stick with it” の方がカジュアルで、少し忍耐を含意する言い方)
- work out in the end: 最後にはうまくいく(模範解答の “come right in the end” と同義だが、”work out” の方が会話的で現代的な響きがある)
NoeLia Original Dialog
ノアと娘のリリーが自宅で話しています。数学のテスト結果に落ち込んでいるリリーを、ノアが優しく励ましているようですね。
Noah: Hey, Lily. You’ve been awfully quiet since you got home.
Lily: Yeah… math test came back. It was pretty bad.
Noah: Oh no. Sorry to hear that. You worked hard for it, didn’t you?
Lily: I did. But I still messed it up somehow.
Noah: Hey, cheer up. Failing one test doesn’t mean everything’s lost. You’re doing so well with English—math will catch up, too. Just stick with it, and it’ll all work out in the end.
Lily: You really think so?
Noah: Absolutely. I’ve been watching you study—you’re more focused than ever.
Lily: Thanks. I’ll try not to let this get to me too much.
Noah: That’s the spirit. Let me know if you want help going over the tough parts later.
ノア: リリー、帰ってきてからずいぶん静かだね。
リリー: うん…数学のテスト返ってきたの。かなりひどかった。
ノア: そっか…それは残念だったね。頑張ってたのにね。
リリー: 頑張ったんだけど、それでもうまくいかなかった。
ノア: ほら、元気出して。一回のテストで失敗したからって、全部がダメになるわけじゃないよ。英語がすごく上達してるんだから、数学だってそのうち追いつくさ。そのまま続けていけば、きっと最後にはうまくいくからね。
リリー: ほんとに、そう思う?
ノア: もちろん。パパずっと見てたよ。最近めちゃくちゃ集中してたじゃん。
リリー: ありがと。あんまり落ち込みすぎないようにする。
ノア: その調子。あとで分からなかったとこ、一緒に見ようか?
- awfully quiet: ずいぶん静か(”awfully” は「ひどく」という意味だけでなく、口語では「とても」「かなり」といった強調に使われる。ここでは「普段よりかなり静か」な様子)
- came back: 返ってきた(ここでは「テストが返ってきた」の意味。”come back” は物が戻るときに使う)
- pretty bad: かなり悪かった(”pretty” は「かわいい」だけでなく「かなり」「けっこう」という意味でよく使われる)
- sorry to hear that: それはお気の毒に/残念だったね(相手の悪い知らせに対して気遣いを伝える定番フレーズ)
- worked hard: 一生懸命やった(”work hard” は努力するの基本動詞フレーズ)
- did: (強調の)やった(”I did” は “I worked hard” の内容を強調して肯定する言い方)
- mess up: 台無しにする/うまくいかない(”mess” は「散らかす」、”mess up” で「やらかす」「失敗する」などカジュアルでよく使う句動詞)
- more focused than ever: 今まででいちばん集中してる(”than ever” で「これまで以上に」という比較表現)
- try not to let this get to me: あまり気にしすぎないようにする(”get to someone” は感情に影響を与えるという意味のイディオム)
- that’s the spirit: その調子!(相手の前向きな気持ちに対して、「そうだ、その意気だ!」と励ます定番表現)
- go over: 見直す/確認する(特に試験・内容の復習などで使われる学習系句動詞)
- the tough parts: 難しいところ(”tough” は「固い」から転じて「困難な」「手ごわい」の意味。勉強の話でもよく登場)