👇こちらはLesson 076のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson076|移動を表す動詞⑥ ー arrive, reach
GRAMMAR AND VOCABULARY L076|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L076|移動を表す動詞⑥ ー arrive, reach|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L076|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|if / whether 節
if / whether 節
I’m going to see if there is an entrance somewhere.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はどこかに入り口があるかどうか、確かめます。
I’ll just check if I’ve got enough cash.
日本語訳: 現金足りるか、ちょっと確認するね。
解説: check は「確かめる」という意味で、その内容を if節 が説明しています。「現金が足りるかどうか」を確認するという自然な流れです。I’ve got は I have よりカジュアルな言い方で、口語でよく使われます。enough cash は「十分な現金」という意味で、ふだんの会話でもとても使いやすい表現です。
A: Wait—did that sign just say “cash only”?
B: Yeah… no cards, no apps. That kinda sucks.
A: Ugh, I never carry much cash these days.
B: I’ll just check if I’ve got enough cash. If not, I saw an ATM back near the entrance.
A: えっ、「現金のみ」って書いてなかった?
B: うん…カードも電子マネーも使えないって。ちょっと不便だね。
A: うわー、最近現金ほとんど持ってないんだよね。
B: 現金足りるか、ちょっと確認してみるよ。もし足りなかったら、入り口のとこにATMあったと思う。
- did that sign just say: 看板に〜って書いてあった?(”say” が「文字や表示が〜と書いてある」の意味で使われている点が重要。人が話す以外にも使える基本動詞)
- cash only: 現金のみ(レストランや店の支払い方法の表示で頻出。シンプルだが旅行・買い物でよく出くわす表現)
- no cards, no apps: カードもアプリもダメ(”no” の連続使用による否定のリズムは、口語で非常によく使われる強調パターン。カジュアルでわかりやすい)
- That kinda sucks: それちょっと最悪だね(”suck” は「ひどい」「イケてない」という意味で若者・カジュアル英語では非常に多用される表現。”kinda” は “kind of” の省略形で、語調をやわらげる)
- carry cash: 現金を持ち歩く(”carry” は「持っている」という意味で、「身につけて移動している状態」を表す。財布やスマホなどに対して使われやすい)
- If not,: もしダメなら/もし違ったら(会話をつなぐカジュアルな副詞句。文脈で「〜じゃなかったら」とスムーズにつなげる)
- I saw: 見たよ(”see” の過去形で、ちょっと前に見かけたことをサラッと伝えるときに使う定番動詞)
- back near: 〜の近くに戻ったところで(”back” が「戻る方向」「さっきいた方向」を示す副詞として使われており、”near” と合わせて場所の感覚を柔らかく伝えている)
We need to decide whether we’re doing this now or after lunch.
日本語訳: これ今やるのか、お昼食べてからにするのか、決めよ。
解説: decide は「決める」という動詞で、その決断の対象を whether節 が表しています。「今やるか、それとも昼食後にするか」という2つの選択肢のどちらにするかを決める、というリポート文型の典型例です。doing this now or after lunch の部分は口語でもよく使われる自然な選択パターンです。
A: Wow, it’s already that late? Maybe we should just wait till after lunch to deal with this. Oh—but look at this part here—
B: Yay, lunch break! What are we having? Uber? Or should we go out?
A: Wait, wait—look at this section! If we don’t fix it now, we’ll lose track of it later—
B: Whoa, whoa, whoa! Weren’t you just saying we’d do it after lunch? We need to decide whether we’re doing this now or after lunch. I’m hungry!
A: うわ、もうこんな時間?これ、お昼食べてからやればいいかなって思ったけど、あ、でもこの部分見て—
B: わーい、ランチタイム!何食べる?ウーバー?それとも外行く?
A: ちょ、ちょっと待って!この部分さ、今直さないと後で訳わかんなくなるって—
B: ちょっとちょっと!さっきお昼のあとって言ってたよね?これ今やるのか、お昼食べてからにするのか、ちゃんと決めよ。私お腹すいたんだけど!
- that late: そんなに遅い(”that” は程度の強調。「そんなに」の意味で、時間感覚に驚いたときに自然)
- Maybe we should: 〜したほうがいいかも(提案・遠回しな指示・やわらかい言い回しの定番パターン。”Maybe” はここで「たぶん」という意味よりも、話し手のためらいや控えめな感じを出すフィラー的な使われ方をしている。ネイティブが「一応提案だけど押しつけないよ」の雰囲気でよく使う)
- wait till after lunch: 昼食のあとまで待つ(”wait till” は「〜まで待つ」の自然な口語表現)
- deal with this: これに対処する(”deal with” は「問題・作業などに向き合って処理する」という意味で非常に実用的)
- Yay: やったー!(カジュアルで子どもっぽい響きもあるが、気分が上がったときの自然なリアクション)
- Or should we go out?: それとも外に行く?(選択肢の提示。Should we…? で提案のやわらかい表現になる)
- lose track of it: 把握できなくなる/どこまでやったかわからなくなる(”lose track” は「流れ・進捗・状況を見失う」というイディオムで、非常にネイティブらしい)
- Whoa, whoa, whoa: ちょちょちょ!(相手の勢いを止めたいときに使う、ネイティブの間投詞。驚き・戸惑い・ツッコミすべてに対応)
- Weren’t you just saying…?: さっきそう言ってなかったっけ?(「言ってたじゃん」と軽く責めるニュアンス。just がつくことで「今さっき感」が出る)
NoeLia Extra Examples|wonderのイメージ
wonderのイメージ
I wonder if we can fit through it.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私たちはそれを通り抜けられるでしょうか。
The more I think about it, the more I wonder if we rushed into it.
日本語訳: 考えれば考えるほど、ちょっと急ぎすぎたんじゃないかって思うんだよね。
解説: wonder は「〜かな?」という心の中のハテナマーク。ここでは「急ぎすぎたのかな」と自分たちの判断をふり返って疑問に思っている状態です。the more …, the more … は「〜すればするほど〜」というパターン。rush into は「勢いで始めてしまう」「ちゃんと考えずに飛び込む」という意味の口語表現です。
A: I mean, we’re putting in the hours, and we’ve done some decent outreach, but it’s not catching on like we hoped.
B: Yeah, I hear you. The more I think about it, the more I wonder if we rushed into it.
A: Like we didn’t really validate the idea enough before going all in?
B: Exactly. We were excited, but maybe we skipped some of the hard questions.
A: ちゃんと時間もかけてるし、それなりに宣伝もしたけど、期待したほど反響がないんだよね。
B: うん、それはわかる。考えれば考えるほど、ちょっと急ぎすぎたんじゃないかって思うんだ。
A: つまり、ちゃんとアイデアを検証しきらずに突っ走っちゃったってこと?
B: そう。舞い上がってたけど、たぶん向き合うべきことをスルーしてる気がする。
- put in (the hours): 時間をかけて働く(”put in” は「〜を注ぎ込む」「費やす」という意味で、”put in the hours” は「長時間働く、頑張って時間を投入する」ことを表す口語的な表現)
- decent: それなりの/悪くない(ここでは “decent outreach” として「まずまずの宣伝・営業活動」という意味。decent は「すごくいい」ではなく「まあまあちゃんとしてる」ニュアンス)
- outreach: 宣伝活動/働きかけ(本来は「手を伸ばすこと」だが、ビジネスや非営利の文脈で「外部に向けたアプローチ」や「広報・営業活動」を指す)
- catch on: 流行る/定着する(アイデアやサービスなどが「人々に受け入れられて人気が出る」こと。”catch” は「つかむ」、”on” は「広がっていく・接触する」イメージで、ここでは「人々に広まり、根付く」という意味合いに。on は「流れに乗る」「感覚的に理解される」など、拡散・浸透の方向性を表している)
- like we hoped: 期待したようには(”like” はここで「〜のように」の意味で使われており、”as we hoped” より口語的で自然)
- I hear you: わかるよ/その気持ちわかる(相手の言っていることに共感を示す口語表現。反論ではなく「受け止めてるよ」の柔らかい相づち)
- rush into (it): 勢いで始める/早まって決める(”rush into” は「よく考えずにすぐ始める」「軽率に決断する」の意味。恋愛・仕事・移住などあらゆる場面で使える汎用的イディオム)
- validate (the idea): アイデアを検証する/有効性を確認する(”validate” は「妥当性を確認する」「正当化する」の意味。ビジネスや技術分野で特に重要)
- go all in: 全力投球する/全ベットする(元はポーカー用語。比喩的に「全力を注ぐ」「迷いなく全投入する」意味でよく使われるカジュアル表現)
- skip (something): 飛ばす/省く(”skip” は「順番を飛ばす・抜かす」という意味。ここでは “skipped some of the hard questions” として「難しい問いをスルーした」のニュアンス)
- hard questions: 向き合うべき問題(直訳は「厳しい質問」だが、ここでは比喩的に「簡単には答えが出せない本質的な課題」や「直視したくない問題」を指している。”hard” は「難しい・厳しい」、”questions” は単なる問いではなく「課題・検証すべき点」として使われている)
I used to wonder if grown-ups really had it all figured out.
日本語訳: 子どものころ、大人ってみんな何でも分かってるのかなって思ってた。
解説: wonder は「そうなのかな?」というふとした疑問の気持ちを表します。ここでは used to がついているため、「昔そう思っていたこと」を表現。have it all figured out は「すべてを理解して、ちゃんと対処できている」という意味の口語的なフレーズです。直訳すると「それ(=人生や物事のすべて)を完全に整理し終えている」。「大人は何もかも分かっている存在だと思っていたけれど、実際は…」という成長の中での気づきを含む、味わい深い表現です。
A: Crazy how everyone looks so different now. But honestly? Talking to you feels like we’re still eighteen.
B: Right? I may have more gray hair and a mortgage, but inside I’m still that clueless 20-year-old.
A: I used to wonder if grown-ups really had it all figured out. Turns out, we just got better at pretending.
B: Exactly. We still don’t know what we’re doing—we just dress better while doing it.
A: みんな見た目はすっかり変わったけどさ、こうやって話してると、18歳の頃と何も変わってない感じするよな。
B: わかる。白髪も増えたし、ローンもあるけど、中身は相変わらず20歳のまんまだよ。
A: 子どもの頃、大人って何でもちゃんと分かってるって思ってた。でも実際は、うまくごまかせるようになっただけなんだな。
B: ほんとそれ。まだ何も分かってないのに、見た目だけ大人っぽくしてるだけだよね。
- Crazy how〜: 〜なんてすごい/信じられない(口語的な感嘆の言い方。It’s crazy how… の省略形で、「〜なのが信じられないほどおかしい/面白い」といったニュアンス)
- looks so different: 見た目がすごく変わった(”look” は「〜に見える」。”so different” は「まったく別人のように違う」印象を強調)
- we’re still eighteen: 俺たちまだ18歳の気分だよ(”still” は「いまだに」、”we’re” は状態を表す現在形。「昔と変わってない」ニュアンス)
- gray hair: 白髪(gray は「灰色」だけでなく、「年齢による白髪」の意味でも使われる)
- mortgage: 住宅ローン(大人の責任を象徴するようなワード)
- inside: 心の中では(物理的な意味ではなく「精神的に/気持ち的には」という比喩的用法)
- clueless: 何も分かってない(“clue” は手がかり、”clueless” は「見当もつかない」「何も分かってない」の意味で、自虐的に使われることも多い)
- Turns out: 実は〜だった(“It turns out that” の省略形で、意外な事実・結論を導入する口語表現)
- got better at〜: 〜がうまくなった(”get better at” は「〜するのが上達する」。ここでは「ごまかすのが上手になった」的な皮肉)
- pretending: ごまかすこと/ふりをすること(本当の自分を隠して外面だけを整えるイメージ)
- don’t know what we’re doing: 自分たちが何してるか分かってない(”know what one is doing” は「ちゃんと理解してやってる」、その否定)
- dress better: 服装はよくなった(”dress” は動詞で「服装を整える」「身なりを整える」。ここでは「見た目だけ大人に見える」皮肉)
- while doing it: それをしてる間に(”while” は同時性を示す接続詞。ここでは「人生をなんとなくやってる間に」的な含意)