GRAMMAR AND VOCABULARY L078|NoeLia Original Dialog

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 078のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson078|移動を表す動詞⑧ ー leave の「残す」
GRAMMAR AND VOCABULARY L078|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L078|移動を表す動詞⑧ ー leave の「残す」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L078|NoeLia Original Dialog

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|can tell ~

can tell ~

I can tell she’s nervous.
私は、彼女が緊張しているのがわかります。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Mom can tell I’ve been crying.
日本語訳: ママには、私が泣いたのがバレてる。
解説: ここでは can tell が「見た目(涙の跡など)から気持ちや行動を読み取る」役割をしています。have been crying は「泣いていた」という継続を示す現在完了進行形。直後でなくても、感情の痕跡が伝わるようなときにぴったりです。

Conversation Examples

A: This morning, I barely touched my breakfast, and Dad still went on talking to Ryan about baseball.
B: Yeah… he might be trying to act normal so you don’t feel worse.
A: But Mom can tell I’ve been crying. She just rubbed my back a little when I stood up.
B: That one gentle pat says more than any words could.

A: 今朝、朝ごはんほとんど手つけなかったのに、パパは普通にライアンと野球の話してた。
B: うん…気まずくさせないように、あえて普通にしてたのかもね。
A: でも、ママには泣いてたのバレてた。立ち上がったとき、背中をそっとさすってくれた。
B: ああいう優しさって、言葉よりちゃんと伝わるんだよね。

  • barely: ほとんど〜ない(数量や程度がごくわずかであることを表す副詞。感情のニュアンスとして「ギリギリで何かが成立している」印象を与える)
  • touch one’s breakfast: 朝ごはんに手をつける(”touch” は「触れる」以外にも「食べる/手を出す」という意味で使われる。否定形で「食べなかった」ニュアンスになる)
  • go on talking: 話し続ける(”go on” は「続ける」という句動詞。後ろに動名詞を伴って「〜し続ける」)
  • act normal: 普通にふるまう(”act” は「演じる」「ふるまう」。”act normal” は「何事もなかったようにふるまう」の口語表現)
  • feel worse: もっと気分が落ち込む(”feel bad” よりもさらに「つらい気持ち」を表す比較表現。ここでは「相手をこれ以上つらくさせないように」の意)
  • rub someone’s back: 背中をさする(rub のコアの意味は「何かを一定の力でこする・動かす」。この場合は、手を軽く動かして背中をさすることで、安心感や思いやりを伝える動作になる。家庭内のやさしいスキンシップとしてよく使われ、相手を慰めたり、そっと寄り添う気持ちを表す)
  • gentle pat: 優しいポンポン(”pat” は軽く叩く動作。”gentle” は「やさしい」「穏やかな」。「やさしくポンと背中を叩く」のようなイメージ)
  • say more than words could: 言葉以上に伝わる(直訳すると「言葉が伝えられる以上のことを伝える」。非言語的なやさしさ・気遣いが「言葉以上に伝わる」ことを表す比喩表現)

NoeLia Extra Examples

Even if he said he was fine, you could tell he wasn’t.
日本語訳: 彼は「大丈夫」って言ってたけど、そうじゃないってのは見ればわかるよね。
解説: you could tell は、相手の言葉と本心が食い違っているときに、「本当は違う」と察する表現です。you は「あなた」ではなく “誰でも” という意味の you。つまり、「見ればわかるでしょ」くらいのニュアンスです。Even if ~(たとえ〜と言っても)との組み合わせで、「見ればわかる」感覚がより強調されます。he wasn’t の部分に言葉に出さない本音がにじんでいるニュアンスがあります。

Conversation Examples

A: On the way out of the library, I said hi to Rio and he just kinda nodded. Didn’t even look up.
B: Hmm… yeah, I noticed that too. Even if he said he was fine, you could tell he wasn’t.
A: Right? It was like his mind was somewhere else. He didn’t seem to hear half of what I said.
B: Maybe we should check in tomorrow. Just… be there, you know?

A: 図書室から出るときリオに「やあ」って声かけたんだけど、うなずいただけで顔も上げなかった。
B: うーん…私もそう思った。「大丈夫」って言ってたけど、明らかに違ったよね。
A: でしょ?完全に上の空って感じだったし、俺の話も半分くらい聞こえてなかった気がする。
B: 明日ちょっと声かけてみようか。ただそばにいてあげるだけでも違うかもしれないし。

  • on the way out of: ~を出る途中で(”on the way” は「途中で」。”out of the library” で「図書館から出る途中で」という自然な描写になる)
  • say hi to: ~に挨拶する(とてもカジュアルで日常的なフレーズ)
  • kinda: なんか、ちょっと(”kind of” の口語縮約形。曖昧な感覚や軽いトーンを出すときによく使う)
  • nod: うなずく(無言のリアクションとしてよく登場する動作表現)
  • wasn’t: そうじゃなかった(”fine” と対比的に、否定の形で本心をにじませるポイント)
  • it was like: ~みたいだった(比喩的な口語表現で、”like” を文頭で使うと感覚をやわらかく伝えられる)
  • mind was somewhere else: 心ここにあらずだった(直訳で意味が通じるが、日常会話では「上の空」の意として使う)
  • half of what I said: 私の言ったことの半分(”what I said” を名詞節として使い、情報量をまとめて伝える)
  • check in (on someone): 様子を見る/気にかけて声をかける(人への気遣いを表すやさしい表現)
  • just… be there: ただ、そばにいる(”be there” は物理的というよりも「気持ち的にそばにいる」というニュアンスを含む)

NoeLia Extra Examples|助動詞will

助動詞will

I’ll get it.
私がそれを取ってきます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ll try to keep it short.
日本語訳: 手短に話すね。
解説: 「その場で“長くならないようにするよ”と意志を伝えている」点で、will の意志表現が使われています。「try to」は「〜しようとする」、「keep it short」は「手短にする」という表現で、会議やスピーチなどでよく使われます。ちょっと気遣いの感じられる自然な言い方です。

Conversation Examples

A: Hey, I know you’re in the middle of something, but I’ll try to keep it short. I just need your take on the poster layout.
B: No worries, I’m just finishing up anyway. Let me take a look.
A: Cool, I was debating between the darker background or the gradient.
B: Honestly, the gradient pops more. It draws the eye in a good way.

A: ねえ、いま作業中なのわかってるけど、手短に済ませるから。ポスターのレイアウト、ちょっと意見聞かせてほしくて。
B: いいよ、大丈夫。ちょうど終わるとこだったし。見せてみて。
A: よかった。背景をダークにするかグラデーションにするかで迷っててさ。
B: 正直、グラデーションの方が目を引くと思うよ。うまく視線を集めてくれる感じ。

  • be in the middle of something: 何か作業中である(直訳は「何かの真ん中にいる」。今まさに何かに取り組んでいるニュアンス。忙しい時の丁寧な断り文句として定番)
  • (someone’s) take on ~: ~についての意見を聞く(ここでの “take” は名詞で「見方・意見」の意味。自然な日常会話表現)
  • No worries: 大丈夫だよ/気にしないで(カジュアルな「心配しないで」の言い換え。フレンドリーなやりとりでよく使われる)
  • finish up: 仕上げる/終わらせる(”finish” よりもやや口語的で、「もうすぐ終わる」のニュアンスを含む)
  • take a look: ちょっと見る(「目を通す」程度の軽い確認を指す柔らかい言い方)
  • debate between A or B: AかBかで迷う(”debate” は本来「議論する」だが、自分の中で悩んでいる時にも使える。やや知的なニュアンス)
  • gradient: グラデーション(色の変化を表すデザイン用語。英語でもカタカナ語のように浸透しており、日常会話で普通に使われる)
  • pop (more): より目立つ/映える(”pop” は「飛び出す」が原義で、比喩的に「パッと目に飛び込む」「映える」という意味で使われる)
  • draw the eye: 目を引く(視線を自然に集めるという意味の慣用表現。広告やデザインの説明によく登場)

NoeLia Extra Examples

Tell her I’ll drop by tomorrow with the paperwork.
日本語訳: 明日書類持って寄るって、彼女に伝えておいて。
解説: 誰かから「彼女にどう伝えようか?」と聞かれて、その場で「じゃあ、こう伝えて」と意志を決めて言っている場面。ここでの will はその場の意志表明。「drop by」は「立ち寄る」、「with the paperwork」は「書類を持って」という意味で、日常的で口語的な自然なフレーズです。

Conversation Examples

A: Akari texted me earlier—she’s checking if everything’s still on for Friday.
B: Yeah, everything’s on track. You signed all the documents already, right?
A: Yep, everything’s reviewed and in the folder, ready to go.
B: Hmm… yeah, okay. Just to be safe, tell her I’ll drop by tomorrow with the paperwork. I don’t want her second-guessing things.

A: さっきアカリからメッセージ来てた。金曜の予定、ちゃんと進んでるかって確認してたよ。
B: うん、大丈夫。書類はもう全部サイン済みだよね?
A: うん、確認も終わってるし、フォルダにまとめてあるよ。あとは渡すだけ。
B: そっか、じゃあ一応ね、明日書類持って寄るって伝えておいて。彼女に変に不安にさせたくないからさ。

  • texted: メッセージを送った(ここでは「携帯のテキストメッセージを送る」という意味の動詞。“I texted her” のように、スマホのやり取りでよく使われるカジュアルな言い方)
  • check if ~: ~かどうか確認する(”if” はここで「~かどうか」を意味し、”check” とセットでよく使われる)
  • on track: 順調に進んでいる(もともとは列車が「レールに乗っている」状態から来ており、計画通りに進行しているニュアンス)
  • reviewed: チェック済み(”review” は「見直す」「確認する」という意味。過去分詞で「すでに確認した」ことを示す)
  • just to be safe: 念のため(「万全を期して」「用心のために」という意味のカジュアルな言い回し。ネイティブがよく使うクッション表現)
  • second-guessing: 疑いを持つ/不安になる(”guess” には「推測する」意味があるが、”second-guess” は「あとからあれでよかったのか不安になる/疑問を持つ」という心理的な迷いを表す)

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