👇こちらはLesson 079のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson079|移動を表す動詞⑨ ー leaveの目的語説明型
GRAMMAR AND VOCABULARY L079|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L079|移動を表す動詞⑨ ー leaveの目的語説明型|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L079|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|-thing / -one / -body で終わる名詞
-thing / -one / -body で終わる名詞
You have done nothing wrong.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは何も悪いことをしていません。
We used to fight about nothing serious, just dumb little things like dishes.
日本語訳: 昔は大したことでもないことでケンカしてたよ。皿洗いとか、くだらないことでさ。
解説: “nothing” はあいまいなので、後ろに “serious(深刻な)” をつけて「深刻なことは何も」と具体化しています。これは「説明は後ろに置く」ルールの例。”used to” は「かつて〜していた」習慣を表し、”dumb little things”(くだらない小さなこと)は日常のささいなもめ事にぴったりな口語表現です。
A: Sometimes I wonder how we didn’t just give up on each other back then.
B: Honestly, same here. We were so young and stubborn.
A: We used to fight about nothing serious, just dumb little things like dishes.
B: And yet we acted like those tiny arguments were deal-breakers. Glad we outgrew that phase.
A: 時々思うんだけど、あの頃よく別れずにやってこれたよね。
B: ホントそれ。若くて頑固だったよね、二人とも。
A: 昔はさ、大したことでもないことでケンカしてたよ。皿洗いとか、くだらないことでさ。
B: なのに、その小さなケンカがもう致命的な問題みたいに感じてたよね。あの時期を超えられてよかった。
- give up on (someone): (人を)見限る、諦める(”give up” だけで「諦める」だが、”on” をつけることで対象が「人」になる)
- back then: あの頃(”then” だけだと文脈で時が曖昧になるが、”back then” は「過去のある時点」をはっきり示す口語表現)
- same here: 私も同じだよ(カジュアルな共感表現。フォーマルな場では “I feel the same way.”)
- and yet: それでも(”yet” 単体でも「それでも」の意味だが、”and yet” は前の文との対比を強調するときに使う接続語)
- deal-breaker: 決定的な破局・取引中止の要因(交際や契約などで「これが原因で無理になる」という意味でカジュアルに使われる)
- Glad we outgrew that phase: あの時期を乗り越えられてよかった(”outgrow” は「成長して(子どもっぽさ・未熟さを)卒業する」意味で、比喩的にもよく使う)
There was nobody awake when I got home—not even the cat.
日本語訳: 帰ったとき誰も起きてなかったよ、猫さえもね。
解説: “nobody” の後ろに “awake(起きている)” を置くことで、「起きてる人は誰もいなかった」と意味が明確になります。「説明は後ろに置く」ルールが自然に使われた例です。”not even the cat”(猫さえも)は軽いユーモアとしてよく使われる言い回しです。
A: Yesterday was such a mess. First the train broke down, then the backup bus never came, and we had to walk like 30 minutes in the rain.
B: Tell me about it. There was nobody awake when I got home—not even the cat.
A: My wife was worried and actually stayed up waiting for me.
B: Lucky you. As for my cat, she still woke me up at 4 a.m. like always—demanding food, totally ignoring the fact that I was dead asleep.
A: 昨日はほんと大変だったね。電車止まるし、代行バスも来ないし、最後は雨の中30分歩いたもんね。
B: ほんとだよ。帰ったとき誰も起きてなかったよ、猫さえもね。
A: うちは妻が心配して起きて待っててくれたよ。
B:いいなぁ。うちの猫なんて、相変わらず朝4時にエサくれって起こしてきたよ。こっちがぐっすり寝てるのなんか完全無視。
- such a mess: 散々な状況(”mess” は「混乱・散らかった状態」を意味し、”such a mess” は「とんでもなく大変だった」というニュアンスで使われるカジュアル表現)
- broke down: 故障した(”break down” は「機械などが壊れる」という意味の句動詞。特に交通機関や車でよく使われる)
- backup bus: 代行バス(”backup” は「代わりの・予備の」の意味。公共交通機関が止まったときの代替手段として使われる)
- never came: 来なかった(”come” の否定形で、「来るはずのものが来なかった」というリアルな場面で使われるシンプルだが重要な表現)
- walk like 30 minutes: 約30分歩いた(”like” はここでは「だいたい」の意味で、口語でよく使われる。正確な数字ではなくざっくり伝えたいときの便利な表現)
- Tell me about it: ほんとそれ(「共感・同意」を表すフレーズ。「説明してよ」という意味ではなく、「わかるよ」「こっちもだよ」のような返し)
- stayed up: 起きていた(”stay up” は「寝ずに起きている」こと。家族の帰りを待つときなどに使われる温かみのある表現)
- woke me up: 私を起こした(”wake up” の過去形+目的語つき。誰かを起こすときの基本表現)
- like always: いつもどおり(”like” は「〜のように」、”like always” は「毎度のことながら」という意味でネイティブがよく使う)
- demanding food: エサを要求して(”demand” は「強く求める」。ここでは猫の「しつこさ・要求の強さ」をユーモラスに表現している)
- dead asleep: 熟睡していた(”dead” は「完全に」の意味を持つ強調語。”dead asleep” は「爆睡していた」と訳せるようなカジュアルな口語)
NoeLia Extra Examples|現在完了進行形
現在完了進行形
I’ve been acting too much like a human.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はずっと、あまりにも人間のようにふるまいすぎました。
I’ve been eating out more than usual this week.
日本語訳: 今週はいつもより外食が多くなっちゃっててさ。
解説: 現在完了進行形の “have been eating out” は「(今週ずっと)外食をし続けている」という行動の流れをやわらかく伝えています。”eat out” は「外で食事する(=外食する)」、”more than usual” は「いつもより多く」で、ちょっとした習慣の変化を自然に表す口語表現です。
A: Don’t judge my sad little salad—I’ve been eating out more than usual this week, so I needed something clean today.
B: No judgment at all. Honestly, I was impressed. Looks way healthier than what I grabbed from the cafeteria.
A: Yeah, I’ve been feeling kind of heavy lately. Too many noodles, not enough greens.
B: I hear that. I really should be eating more veggies too.
A: このしょぼいサラダ、笑わないでね。今週ずっと外食続きだったから、今日はちょっと体にやさしいのにしたくてさ。
B: 笑わないって。むしろ感心したよ。俺がカフェテリアで買ったやつよりずっとヘルシーに見えるよ。
A: 最近ちょっと体が重く感じてさ。麺類ばっか食べてて、野菜が全然足りてなかったんだよね。
B: わかるなあ。俺ももっとちゃんと野菜とらなきゃなって思ってたとこ。
- Don’t judge: 評価しないで/ジャッジしないで(“judge” は「裁く」という意味から、相手の選択や行動を批判的に見ないで、という軽い口語表現でよく使われる)
- sad little ~: ちょっとしょぼい~(”sad” は「悲しい」以外に、比喩的に「情けない」「頼りない」というニュアンスでカジュアルに使われる)
- something clean: ヘルシーなもの(ここでの “clean” は「清潔」ではなく、「脂っこくない」「体に良い」といった食事に対する表現)
- No judgment at all: 全然ジャッジしてないよ(“no judgment” は相手の選択や行動を否定せず受け入れる時の決まり文句的フレーズ)
- I was impressed: 感心した/驚いた(”impressed” は「心を動かされた」といったポジティブな驚き)
- way + 比較級: ずっと〜/かなり〜(ここでは “way healthier” で「はるかにヘルシー」、”way” は強調語として非常によく使われる)
- grab: さっと取る/買う(食べ物や飲み物を手早く買ったり、取ったりするときに使うカジュアルな動詞)
- cafeteria: 社内食堂/カフェテリア(学校や会社の簡易食堂)
- feel heavy: 体が重いと感じる(ここでは身体的な重さ=だるさや食べ過ぎの感覚を指す)
- greens: 野菜(特に葉物野菜。英語では “vegetables” のカジュアル・口語バージョンとしてよく使う)
- I hear that: わかるよ/それな(”I hear you” の短縮形で、相手の気持ちに共感するときの自然な返し)
- should be ~ing: ~しないといけない/~するべきだ(”should” の中でも「今まさにしておくべきこと」のニュアンスで進行形と合わせてよく使われる)
- veggies: 野菜(”vegetables” の省略形。子どもにもよく使われるカジュアルな言い回し)
Have you been seeing someone lately? You’ve been smiling a lot.
日本語訳: 最近誰かと付き合ってる?なんかよく笑ってるし。
解説: どちらの文にも「have been + ~ing」の現在完了進行形が使われていて、「ここ最近ずっと続いている行動や変化」をやわらかく描いています。1文目の “see someone” は「付き合う・交際する」という恋愛表現で、”Have you been seeing someone?” は「最近誰かと付き合ってるの?」という定番の聞き方。”lately” は「最近」で、現在完了進行形と一緒に使われやすい語です。2文目の “You’ve been smiling a lot.” は「よく笑っている状態が続いている」ことを示していて、話し手が相手の変化に気づいている、というナチュラルな観察になっています。
A: You ditched Friday drinks, didn’t text back all weekend… Something’s up.
B: Maybe I just needed a break from the usual chaos?
A: I mean, don’t get me wrong—I’m not trying to pry or anything. But… have you been seeing someone lately? You’ve been smiling a lot.
B: Wow, you’re observant. Okay, yes—I’ve been spending time with someone, but I wasn’t ready to talk about it yet.
A: 金曜の飲み会来なかったし、週末もずっと既読スルーだったし…なんかあるでしょ。
B: たまにはバタバタから離れてのんびりしたかっただけかも?
A: いや、別に詮索したいわけじゃないんだけどさ…最近誰かと付き合ってる?なんかやたら楽しそうだし。
B: うわ、よく見てるね。うん…実はちょっと会ってる人がいて。でもまだ誰かに話すタイミングじゃないかなって思ってたの。
- ditch: (予定・人を)すっぽかす/抜ける(カジュアルな口語表現で、「金曜の飲み会をサボる」などの軽い非難に使われる)
- drinks: 飲み会(”drink” の複数形で、単に「飲み物」ではなく「飲み会・一杯飲むこと」を指すカジュアル表現)
- text back: 返信する(”text” は動詞で「メッセージを送る」、”back” をつけることで「返信する」という意味になる)
- something’s up: 何かあるね/何か様子が変だね(”up” は「起こっている」「浮上している」イメージから、直感的に異変を感じたときに使う定番口語)
- maybe: たぶん(曖昧に濁したいときの第一声としてよく使われる)
- need a break: 一息つく必要がある/休憩したい(「心身の距離を置きたい」ときにも使える便利な表現)
- from the usual chaos: いつものバタバタから(”chaos” は「混沌」「バタバタした状況」など、生活や職場の忙しさを柔らかく言うときに使われる)
- don’t get me wrong: 誤解しないでね(相手の反応を和らげるための前置きとして、会話のクッションによく使われる)
- I’m not trying to pry: 詮索したいわけじゃないんだけど(”pry” は「詮索する、しつこく聞き出そうとする」の意で、慎重に踏み込むときに使う)
- you’re observant: よく見てるね(”observant” は「観察力がある、細かい変化に気づく」というニュアンス。褒め言葉にも皮肉にも使える)
- spend time with someone: 誰かと時間を過ごす(恋愛関係だけでなく友人関係にも使える、柔らかい関係性を示す表現)
- not ready to talk about it: まだ話す準備ができていない(「気持ちの整理がついてない」「まだ言える段階じゃない」など、控えめに断る表現として自然)