👇こちらはLesson 080のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson080|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L080|NoeLia Original Dialog
SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:買い物から帰ってきた夫が、買い物袋をキッチンカウンターに置いたまま、テレビでスポーツ観戦をしています。このままでは食材が悪くなるかも。夫にひと言どうぞ。例えば「ねえ、食料品をキッチンのカウンターに置いたままにしないで。あなた、肉と野菜を買ったよね?この暑さだとすぐ悪くなるわ。すぐに冷蔵庫に入れましょう」など。
Husband: Go, Japan! Go!!
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Hey, please don’t leave the groceries on the kitchen counter.
You bought meat and vegetables, right? They go bad easily in this heat. Let’s put them in the fridge right away.
Hey, the groceries are still on the counter.
Didn’t you get meat and veggies? They’re not gonna last long in this heat. Come on, let’s put them away now.
日本語訳: ねえ、食料品がまだカウンターに置きっぱなしよ。肉と野菜買ったんでしょ?この暑さじゃすぐに悪くなっちゃうよ。ほら、今すぐ片付けちゃおう。
解説: 模範解答は丁寧に説明を重ねながら冷静に提案するような口調で、落ち着いた雰囲気のやりとりに向いています。一方、ノエリアの解答はよりカジュアルでテンポが早く、相手の注意をすぐに引いて行動を促したい場面に自然です。前者は穏やかに伝えたいとき、後者は少し急ぎの雰囲気や、すぐ反応を引き出したいときに向いています。
Hey, please don’t leave the groceries on the kitchen counter.
You bought meat and vegetables, right? They go bad easily in this heat. Let’s put them in the fridge right away.
- leave ~ on the counter: ~をカウンターの上に置いたままにする(leave は「置く」というより「放置する」ニュアンスが強く、やるべきことを後回しにしている感じが含まれる)
- groceries: 食料品(通常は複数形で使い、「スーパーなどで買った食品全般」を指す)
- meat and vegetables: 肉と野菜(栄養面や調理の面で傷みやすく、要冷蔵が求められる食材の代表例)
- go bad: (食品などが)悪くなる(腐る、品質が落ちる。とても一般的な日常表現)
- in this heat: この暑さで(気温や室内の暑さが原因で何かが起こることを示す言い方)
- right away: 今すぐに(「すぐさま」という意味で、強めの緊急性や優先度の高さを示す)
- put ~ in the fridge: ~を冷蔵庫に入れる(fridge は refrigerator の口語形で、日常会話で非常によく使われる)
Hey, the groceries are still on the counter.
Didn’t you get meat and veggies? They’re not gonna last long in this heat. Come on, let’s put them away now.
- still on the counter: まだカウンターの上にある(still が加わることで「そのまま放置されている」ニュアンスが強調される。模範解答の leave よりも、事実をやや軽く指摘する印象)
- meat and veggies: 肉と野菜(veggies は vegetables の口語・短縮形。よりくだけた感じになり、親しい間柄での会話やカジュアルな場面にふさわしい)
- not gonna last long: 長くもたない(腐ってしまう、ダメになるという意味だが、模範の go bad に比べてカジュアル。not gonna は going to not の音声変化形で、口語でよく使われる)
- Come on: ほら/さあ(相手にやんわりと行動を促す表現で、命令ではなく協力を促す柔らかい言い方。模範の「Let’s」での提案よりも勢いがある)
- put them away: それらを片付ける(put in the fridge よりも幅広い意味を持ち、「冷蔵庫にしまう」ことを含意するが、明言はしていないぶんテンポがよい。文脈から意味が補われる)
NoeLia Original Dialog
夫婦のイーサンとレナがリビングで会話をしています。イーサンが食料品を放置して、レナに叱られているようです。
Ethan: I’m telling you, that goal was offside. The ref must be blind!
Lena: You’ve been glued to the screen since you got back. Did you even unpack the groceries?
Ethan: I was going to get to it, I swear! Just… maybe after this play?
Lena: Hey, the groceries are still on the counter. Didn’t you get meat and veggies? They’re not gonna last long in this heat. Come on, let’s put them away now.
Ethan: Okay, okay. Can I just check the replay real quick? It’s a crucial moment!
Lena: Nope. Unless you want spoiled chicken for dinner.
Ethan: Alright, alright! I’m moving. Can you hand me the fridge bags?
Lena: Thank you. I’ll handle the vegetables, you do the meats. Teamwork, remember?
イーサン: 絶対あれオフサイドだったって!審判マジで見えてないんじゃない?
レナ: あなた、帰ってきてからずっとテレビにくぎ付けじゃない。食料品、ちゃんと片付けたの?
イーサン: 今やろうとしてたんだって、ほんとに!…っていうか、このプレーのあとじゃダメ?
レナ: ねえ、食料品まだカウンターに置きっぱなしよ。肉と野菜買ってきたんでしょ?この暑さじゃすぐダメになるよ。さあ、今すぐ片付けよう。
イーサン: わかったって。ちょっとだけリプレイ見させてくれない?今ほんと大事な場面なんだよ。
レナ: ダメ。それでも腐ったチキンで夕飯いいなら別だけど?
イーサン: はいはい、わかりました。冷蔵庫に入れるやつ、渡してくれる?
レナ: ありがと。私は野菜やるから、あなたはお肉ね。チームワークでしょ?
- I’m telling you: 本当にそうなんだよ(「強調」や「本気で言ってる」と伝える時に使うカジュアルな言い方。会話の導入や反論の時によく使われる)
- be glued to: 〜にくぎ付けになる(「視線・注意がずっとそこにある」という意味で、テレビやスマホ、ゲームなどによく使われる)
- I was going to get to it: やろうと思ってたんだ(“get to”は「〜に取りかかる」。先延ばししてることを説明するときの定番)
- I swear: 本当だってば/マジで(強調や信頼を得たいときに使う。ややくだけた言い方)
- Just… maybe after this play?: ちょっと…このプレーのあとじゃダメ?(“play”はここでは「プレーの一連の流れ」という意味。スポーツ観戦中に自然な表現)
- real quick: すぐに/ちょっとだけ(“really quickly”の口語表現。テンポのある会話でよく出てくる)
- crucial moment: 大事な場面(“crucial” は「極めて重要な」という強い形容詞で、試合や交渉などの山場に使う)
- spoiled: 腐った/ダメになった(食品が悪くなったことを表す基本語彙。口語でも頻出)
- fridge bags: 冷蔵庫用の袋(文脈で意味がわかるタイプの会話表現。買い物袋を中身ごと分ける時にこう呼ぶ)
- handle: 担当する(役割分担などで「~を任せる」という意味。家事などでよく使う)
- Teamwork, remember?: チームワークでしょ?覚えてる?(関係性の中で相手に協力を促すカジュアルでやさしい表現)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:ガールフレンドと地元でデート中のあなた。彼女が疲れているようなので休憩を提案しましょう。例えば「君はちょっと疲れてるみたいだね。休憩しない?任せて。この辺でいちばんいいカフェを見つけるよ。あっ、しまった、携帯を家に置いてきちゃったみたいだ。君のを借りてもいい?」など。
Girlfriend: Phew…
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
You look a bit tired. Wanna take a break? Leave it to me. I’ll find the best café around here.
Oops, looks like I left my phone at home. Can I use yours?
You seem a little worn out. How about we take a break? Don’t worry, I’ll track down the best café nearby.
Oh no—I think I left my phone at home. Mind if I borrow yours?
日本語訳: ちょっと疲れてるみたいだね。休憩しようか?大丈夫、近くで一番いいカフェをちゃんと見つけるから。
あ、やば、携帯家に忘れてきたっぽい。君の貸してもらっていい?
解説: 模範解答はテンポがよく、親しみやすい口調でリズム感があり、カジュアルな雰囲気で相手をリードするのに適しています。ノエリアの解答はやや落ち着いた語調で、相手への気遣いや丁寧さが感じられる柔らかい提案になっています。どちらも自然ですが、元気に引っ張りたいときは前者、静かに寄り添いたいときは後者が合います。
You look a bit tired. Wanna take a break? Leave it to me. I’ll find the best café around here.
Oops, looks like I left my phone at home. Can I use yours?
- look a bit tired: 少し疲れて見える(look は外見上の印象を述べるときに使われる。a bit は「ちょっと」「やや」の意味で、柔らかいトーンを演出)
- wanna: ~したい(want to の口語・縮約形。とてもカジュアルな表現で、親しい間柄で使われる)
- take a break: 休憩する(疲労回復や一息入れる意味で定番の表現)
- leave it to me: 任せて(相手を安心させる決まり文句。「自分に任せておけ」という頼もしさを込めて使う)
- find the best café: 一番いいカフェを見つける(find は「見つける・探し出す」だが、ここでは「情報を調べて見つける」という意味合い)
- around here: この辺で(場所の範囲をあいまいに示す口語的表現。nearby よりカジュアル)
- Oops: おっと/しまった(軽い驚きや失敗に気づいたときに発する間投詞)
- looks like: ~のようだ(推測を述べるときに使う。カジュアルで柔らかい印象)
- left my phone at home: 携帯を家に置いてきた(leave A at B で「AをBに置き忘れる・置いたままにする」)
- Can I use yours?: 君のを使ってもいい?(文脈から「携帯」のこととわかる。use で機能的に使うことを強調)
You seem a little worn out. How about we take a break? Don’t worry, I’ll track down the best café nearby.
Oh no—I think I left my phone at home. Mind if I borrow yours?
- seem a little worn out: 少し疲れているように見える(seem は「外見だけでなく、様子や雰囲気」も含んだ印象を伝える語。worn out は「使い古されてボロボロ」から転じて「へとへとに疲れた」ニュアンス。look tired よりも相手への気遣いがこもる)
- How about we take a break?: 休憩しようか?(wanna take a break? に比べて丁寧かつ落ち着いた提案。How about we~? の形は会話で提案をやわらかく伝えるのに適している)
- Don’t worry: 心配しないで(leave it to me と同様に安心させるが、こちらは「任せて」よりもフラットで優しい言い方。状況を落ち着かせるニュアンス)
- track down: (努力して)探し出す(find よりも少し難易度の高いものを探す印象があり、「絶対に見つけるよ」という信頼感や行動力が強調される)
- nearby: 近くに(around here よりもややフォーマルで、会話でも落ち着いた印象。具体的に近距離を意識させる)
- Oh no: しまった/やばい(Oops と同じく失敗に対する反応だが、やや驚きや焦りが強めに出る。感情が表に出やすい表現)
- I think I left my phone at home: 携帯を家に置いてきたと思う(looks like よりも話し手の「たぶんそうだろう」という主観的判断が表れる。より慎重なトーン)
- Mind if I borrow yours?: 君のを借りてもいい?(Can I use yours? よりも丁寧で控えめな言い回し。borrow は「一時的に借りる」で、人に頼むときの丁寧さが増す)
NoeLia Original Dialog
風が少しだけやわらいできた午後、予定も決めずに街を歩くふたり。スマホを忘れた二人は・・・
Daniel: I’m really glad we finally got a day off together. Feels like we’ve both been running nonstop.
Maya: Totally. And I love that we’re doing something simple—just walking around town without a plan.
Daniel: It’s kind of refreshing, right? No pressure, no schedule… just the two of us.
Maya: Mmhmm. Though my legs are starting to complain a little.
Daniel: Same here. I didn’t realize how far we’d walked.
Maya: Phew…
Daniel: You seem a little worn out. How about we take a break? Don’t worry, I’ll track down the best café nearby. Oh no—I think I left my phone at home. Mind if I borrow yours?
Maya: Yeah, sure… Wait—seriously? I think I left mine too.
Daniel: What are we, time travelers?
Maya: Maybe. But… hey, what if we just head to that spot—you know, the one near the river?
Daniel: Yeah. I know the one. Let’s go. Think we’ll see that heron again?
ダニエル: やっと一緒に休み取れたね。お互いずっと走りっぱなしだったもんな。
マヤ: 本当にそう。こういうの、いいよね。何も決めずにふらっと歩くの。
ダニエル: だよね。プレッシャーもスケジュールもなくて、ただ2人で。
マヤ: うん。でも…ちょっと足が疲れてきたかも。
ダニエル: 僕も。こんなに歩いたとは。
マヤ: はぁ〜…
ダニエル: ちょっと疲れてるみたいだね。休憩しようか?大丈夫、近くで一番いいカフェ探すから。…あ、やば、スマホ家に忘れてきたかも。ちょっと貸してくれる?
マヤ: うん、いいよ…って、え、マジ?私も忘れてきたかも。
ダニエル: 俺たち…タイムトラベラー?
マヤ: かもね。…でもさ、あの場所行かない?ほら、川の近くのあの場所。
ダニエル: あぁ、あそこね。行こっか。…またあのサギ見られるかな。
- day off: 休みの日(「仕事や学校がない日」のこと。take a day off = 休暇を取る)
- run nonstop: ずっと走り続ける(ここでは比喩的に「ずっと忙しく働いていた」「休みなく動いていた」という意味)
- totally: ほんとに/まったくだよ(カジュアルな相づちとしてよく使われる。強い同意を表す)
- totally: ほんとに/まったくだよ(カジュアルな相づちとしてよく使われる。強い同意を表す)
- simple: シンプルな/気軽な(「複雑ではない」という意味から転じて、「肩肘張らない」や「のんびりした」というニュアンスでもよく使われる)
- no pressure: プレッシャーがない(義務や責任を感じないでよいこと。No pressure, take your time. = 気にしないで、ゆっくりでいいよ)
- just the two of us: 2人きりで(「他の人がいない状態」の表現。恋人や親しい間柄でよく使われる)
- starting to complain: 文句を言い始めてる(ここでは比喩的に「体の一部が疲れてきた」「不調を訴えてきた」という意味で使われている)
- realize: 気づく/実感する(文脈に応じて「理解する」よりも「ふと気づく」ようなニュアンスがある)
- What are we, time travelers?: 俺たち、タイムトラベラーか?(比喩的表現。「スマホなし=昔の人」というユーモラスな発想)
- head to: 〜へ向かう(”go to” よりもやや口語的。「歩いて向かう」ニュアンスも込められる)
- I know the one: あぁ、あそこね(”the one” は前述の「場所・人・物」を指して、「あれね」と相手と共有しているものを指すときのネイティブらしい言い方)
- Think we’ll see that heron again?: またあのサギ見られるかな?(”Think〜?” の省略構文は口語でよく使われ、「Do you think」よりナチュラル)