GRASP THE CONCEPT L082|移動を表す動詞⑪ ー turn|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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ラジオ英会話 Lesson082|移動を表す動詞⑪ ー turn
GRAMMAR AND VOCABULARY L082|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L082|移動を表す動詞⑪ ー turn|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L082|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

turn|方向や向きが変わる・向きを変える

Key Sentence

方向や向きが変わる・向きを変える
Could you turn down the music?
その音楽の音量を下げていただけますか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It’s over 30 degrees today, so you’ve gotta turn on the air conditioning.
日本語訳: 今日30度超えてるんだから、エアコンつけなきゃね。
解説: 「turn on」は「スイッチを入れる」という句動詞で、「gotta」は「have to」の口語的短縮形。強い必要性や義務感を表し、日常会話でよく使われます。

Conversation Examples

A: Ugh, it’s over 30 degrees today, so you’ve gotta turn on the air conditioning. How are you not melting in here?
B: I guess I just got used to it? I was deep into editing that video and didn’t even notice.
A: Seriously? I walked in and felt like I entered a sauna. You need to take breaks and cool down.
B: Point taken. I’ll turn it on now… and maybe drink some water too.

A: うわ、今日30度超えてるんだから、エアコンつけなきゃダメだよ。よくこの部屋で平気でいられるね?
B: なんか慣れちゃったのかも。動画編集に集中してたから、気づかなかった。
A: マジで?ドア開けた瞬間、サウナかと思ったよ。ちゃんと休憩して、体冷やしてよね。
B: はいはい。今つけるよ…ついでに水も飲もうかな。

  • how are you not ~?: よく〜じゃないね?(一見否定文だが、「どうして〜じゃないの?」という驚き・疑問を強調する言い回し。ネイティブがよく使う構文)
  • melt: 溶ける(暑さや恥ずかしさで「とろけそう」なときにも使われる。ここでは「暑すぎて溶ける」比喩的な使い方)
  • get used to it: 慣れる(”be/get used to ~” は「〜に慣れている/慣れる」の定番表現。”to” の後には名詞または動名詞)
  • deep into ~: 〜に没頭している(”be deep into” は「〜に夢中・どっぷり浸かっている」ことを表すカジュアルなフレーズ)
  • editing: 編集すること(”edit” の動名詞形。ここでは動画編集を指すが、文章編集や写真編集にも使える)
  • didn’t even notice: 気づきもしなかった(”even” が「〜さえも」を強調し、「全然気づかなかった」と驚きを込める表現)
  • felt like I entered a sauna: サウナに入ったみたいだった(”feel like + 過去形動詞” で「〜したように感じた」。”entered a sauna” は暑さを比喩で強調するネイティブらしい表現)
  • take breaks: 休憩を取る(”take a break” の複数形で、「定期的に小休憩を入れる」意味。生活感ある自然な表現)
  • cool down: 冷える/冷やす(身体や室温などが「冷える」意味。”calm down” と異なり、物理的に暑さを抑える意味)
  • point taken: わかったよ(直訳は「ポイントは受け取った」。相手の言い分を認めつつ、軽く受け入れる口語表現。皮肉っぽくも使える)
  • maybe drink some water too: 水も飲もうかな(”maybe” はここで「強く言い切らない」「控えめに提案する」「独り言のようにぼやく」ようなフィラー的役割を果たしている。とくに「ついでにやっておこうかな」的な軽い思いつきや、話の勢いを弱めて柔らかくするために使う。ネイティブは「義務感」よりも「気楽な自己判断」を伝えたいときによく使う)

turn|回す

回す
Turn the steering wheel to the right.
ハンドルを右に切って。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Can you turn your head to the right for a second? I think there’s something on your collar.
日本語訳: ちょっと右向いてくれる?襟になんかついてるよ。
解説: “turn your head to the right” は「首を右に回す」という意味で、物理的な動作を表します。医者の診察や、誰かの注意を引きたいときにもよく使います。for a second は「ちょっとの間」という軽い表現で、頼みごとをやわらかくするクッションフレーズです。

Conversation Examples

A: I spilled coffee twice this morning. I’m such a mess today.
B: Yeah, there’s a stain on your tie… Can you turn your head to the right for a second? I think there’s something on your collar too.
A: Seriously? Man, I can’t go into that meeting looking like this. I already feel like a walking disaster.
B: Don’t worry. I’ve got some wipes in my bag—hold still, I’ll fix it for you.

A: 今朝コーヒー2回もこぼしちゃってさ。なんかもうボロボロ。
B: うん、ネクタイにシミあるよ…ちょっと右向いてくれる?襟にも何かついてるっぽい。
A: マジで?こんな格好で会議なんて無理だよ。なんか今日はもう全体的にダメだわ。
B: 大丈夫。バッグにウェットティッシュあるから。じっとして、取ってあげるよ。

  • spill: こぼす(液体などをうっかり落とす行動。日常会話で非常によく使われる動詞)
  • twice: 2回(”two times” より口語で自然な言い方)
  • a mess: めちゃくちゃな状態/ボロボロ(心身・見た目・状況すべてに使える便利なカジュアル表現)
  • stain: シミ/汚れ(服やカーペットなど、しみ汚れに広く使う名詞)
  • go into (a meeting): 会議に入る(”go into” は物理的に入るだけでなく、状況に入っていく感じでも使われる)
  • look like this: こんな格好で(”look” は「見た目」を表す動詞。”like this” で具体的な状況をさす)
  • feel like a walking disaster: 今日はもう全体的にダメ(直訳は「歩く災害みたいに感じる」だが、日本語としては不自然なので意訳。「トラブル続きで自己否定したいような気分」をユーモラスに言うネイティブ定番の比喩表現)
  • wipes: ウェットティッシュ(口語で”wet wipes”の略。”some wipes” のように数えず柔らかく表現)
  • hold still: 動かないで/じっとして(誰かの服や髪を直すときなどに超よく使われる口語命令文)
  • fix it for you: 直してあげる(”fix” は機械だけじゃなく、髪型や服・小さな問題にも広く使える万能動詞)

turn|曲がる・曲げる

曲がる・曲げる
Turn right there.
そこで右に曲がって。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I wasn’t sure where to turn, so I ended up going in circles.
日本語訳: どこで曲がればいいのか分からなくて、ぐるぐる回っちゃったよ。
解説: ここでの “turn” は「曲がる場所」の意味です。“where to turn”(どこで曲がるか)は不定詞の疑問構文で、迷った時に使います。“end up ~ing” は「結局〜する羽目になる」という意味です。

Conversation Examples

A: I swear I left plenty of time, but the streets downtown are just a nightmare.
B: Yeah, I remember getting lost near that same area. It’s not clearly marked at all.
A: Exactly! I wasn’t sure where to turn, so I ended up going in circles. And by the time I finally got there, I was ten minutes late.
B: Man, that sucks. Did you still make it in time to join everyone?

A: ちゃんと余裕持って出たのに、あの辺の道ってほんとややこしいの。
B: わかるよ、俺も前にあの辺で迷った。標識とか全然分かりにくいよね。
A: でしょ?どこで曲がればいいか分からなくて、ぐるぐる回っちゃった。やっと着いたと思ったら、10分遅刻だよ。
B: うわー、
最悪。結局みんなには合流できたの?

  • I swear: 本当に/マジで(「誓うよ」という直訳から派生し、「本当にそうだった」「ガチで」といった強調に使われるカジュアルな口語表現)
  • leave plenty of time: 時間に余裕を持って出る(”leave” は「残す・空けておく」から転じて、「何かのためにあらかじめ時間を確保する」意味になる。日常会話で非常によく使われる)
  • a nightmare: 最悪のもの/地獄(元は「悪夢」の意味だが、ここでは比喩で「ひどい状況」や「手に負えない事態」を表すカジュアルな言い方)
  • clearly marked: はっきり表示されている(”mark” は「印をつける」「表示する」。道路や地図などの案内標識について言うときによく使われる表現)
  • go in circles: 同じところをぐるぐる回る(直訳通り「円を描いて回る」→ 比喩で「迷って同じ所をぐるぐるしてる」「堂々巡り」を表す)
  • by the time: ~する頃には(時間の前置きとしてよく使われる構文。”by the time I got there” で「着いた時にはもう…」という遅れの背景説明に使われている)
  • ten minutes late: 10分遅れ(”late” は「遅れて」。シンプルだが「どれくらい遅れたか」の言い方としてよく使われる)
  • that sucks: それはつらいね/最悪だね(カジュアルな若者言葉。”suck” は「ひどい」「つらい」という意味で使われ、ネガティブな感情の共感を伝える表現)
  • make it in time: 時間に間に合う(”make it” は「成功する」「たどり着く」など多義的なスラング的表現。”make it in time” で「時間に滑り込む」ニュアンス)
  • join everyone: みんなに合流する(”join” は「参加する」「合流する」などで使える万能動詞。場面によって「食事に参加する」「グループに加わる」など幅広く使える)

turn|ひっくり返す

ひっくり返す
Turn to page 23.
23ページを開いて。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

If I could turn over a new leaf, I’d start by apologizing to her.
日本語訳: もしやり直せるなら、まず彼女に謝りたいな。
解説: 「turn」は「ひっくり返す」動きから、「人生を改める=turn over a new leaf」の意味に広がっています。leafは本の「ページ」で、過去のページをめくって新しく始める感覚です。

Conversation Examples

A: So, did you ever get closure with Hana after everything that happened?
B: Not really. Honestly, I just kind of avoided the whole thing and pretended it didn’t bother me.
A: Yeah, but you still think about it, right?
B: If I could turn over a new leaf, I’d start by apologizing to her. There’s a lot I wish I’d said back then.

A: それで、結局ハナとはちゃんとケリつけられたの?いろいろあったじゃん。
B: ううん、実はほとんど向き合わずに避けてたし、気にしてないフリしてただけ。
A: でも、やっぱり今でも気になってるんだろ?
B: もしやり直せるなら、まず彼女に謝りたいな。当時もっと言うべきことがあったんだよね。

  • get closure with ~: ~と決着をつける(”closure” は「区切り・終止符」。恋愛や人間関係のもつれが落ち着いた状態を意味し、「きちんと清算する」という意味合いでよく使われる)
  • after everything that happened: いろいろあったあとで(”everything that happened” は直訳で「起こったすべてのこと」。人間関係での「いろいろ」のニュアンスで使う定番の言い回し)
  • avoid the whole thing: そのこと全部を避ける(”avoid” は「避ける」。”the whole thing” で「一連の問題全体」というニュアンスに)
  • pretend (it) didn’t bother me: 気にしてないフリをする(”pretend” は「~のフリをする」動詞。感情の強がりや隠しごとにもよく使う)
  • still think about it: まだ気にしている(”still”+動詞で「今も〜している」。「it」で話題や気持ちを漠然と受けているのもポイント)
  • There’s a lot I wish I’d said: もっと言っておけばよかったことがたくさんある(”wish I’d said” で「言えばよかったのに」と過去の後悔を表す定番の構文)

turn|变化

变化
It’s turning into a sunny day.
天気がよくなってきました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Don’t worry, things can still turn around even when it looks bad.
日本語訳: 心配しないで、悪く見えてもまだ状況は好転することがあるよ。
解説: 「turn around」は「状況が好転する」という比喩的な表現で、励ましや希望を伝えるときによく使われます。助動詞「can」は可能性を示します。

Conversation Examples

A: Hey, I know you’re really upset about the internship rejection. Don’t worry, things can still turn around even when it looks bad.
B: Thanks… I guess I just really had my hopes up, you know? It felt like the perfect fit.
A: I totally get it. But you’ve got so much going for you—this won’t be the last opportunity.
B: Maybe you’re right. I’ll try applying to the others on my list. No use moping around forever.

A: あのインターン断られたこと、すごく落ち込んでるの分かる。でも心配しないで、状況が悪く見えても、まだ好転することってあるよ。
B: ありがとう… でも本当に期待してたからさ、ぴったりのとこだと思ってたんだよね。
A: その気持ち、すごく分かる。でもあなたにはたくさん魅力があるし、これが最後のチャンスってわけじゃないよ。
B: そうかもね。他の候補にも応募してみるよ。ずっと落ち込んでてもしょうがないしね。

  • I know you’re really upset: あなたが本当に落ち込んでるのは分かってる(”know” に感情表現を続けることで、「気持ちに寄り添う」ニュアンスに。”upset” は「悲しい・混乱した・イライラした」など複数の感情を表せる便利単語)
  • internship: インターンシップ(高校生や大学生が企業などで行う短期実習。”job” と違い「学ぶ目的での仕事体験」)
  • rejection: 拒否・不合格(”reject” の名詞形。「申し出や応募が断られたこと」を冷静に伝える語)
  • had my hopes up: すごく期待していた(”hope” に “up” がつくと「希望が高まっていた」ニュアンスで、がっかりした気持ちを伝える言い回し)
  • perfect fit: ぴったり(直訳は「完璧なフィット」。人や物事が理想的に合っていることを表す自然な表現)
  • I totally get it: 完全に分かるよ(”totally” は強調の副詞。ここでは「その気持ち分かる」を共感を込めて言っている)
  • got so much going for you: 君にはたくさんの魅力がある(直訳は「君にはたくさん進んでることがある」。”have a lot going for you” は「長所や強みがたくさんある」というネイティブらしい褒め言葉)
  • this won’t be the last opportunity: これが最後のチャンスじゃない(”won’t be the last” は「まだまだあるよ」という励ましフレーズ)
  • apply to: ~に応募する(”apply for” も同義だが、”apply to” は応募先にフォーカスした言い方)
  • no use doing: ~しても無駄だ(”no use moping around”=「くよくよしてもしょうがない」。”no use” は「意味がない」という表現で、よく使われる文法構文)
  • mope around: うじうじする/落ち込んでだらだらする(”mope” は「気分が沈んでぼーっとする」、”around” をつけることで「部屋の中を落ち込みながらウロウロする」ようなニュアンス)
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