GRAMMAR AND VOCABULARY L086|NoeLia Original Dialog

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 086のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson086|停止を表す動詞① ー stop
GRAMMAR AND VOCABULARY L086|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L086|停止を表す動詞① ー stop|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L086|NoeLia Original Dialog

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|whoの前出し

whoの前出し

A woman, clearly, but who I don’t know.
明らかに女性です、しかし誰かはわかりません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It is a voice I recognize. Who, though, I have no idea.
日本語訳: 聞き覚えのある声だけど…でも誰だっけ。
解説: 疑問節 “who” を文の先頭に出すことで、「誰かはわからない」という部分を目立たせています。これは “I have no idea who (it is)” を強調した形です。”though” は「でもね、ただね」といった感じで、曖昧さやもどかしさをにじませるカジュアルなつなぎ言葉です。英語ではこうした語順の崩しで「感情のニュアンス」を加えるのが自然な話し方です。

Conversation Examples

A: Wait—listen. This song just started.
B: Yeah, I was just about to say something. That voice… it’s super familiar.
A: It is a voice I recognize. Who, though, I have no idea.
B: Hmm… give me a second. …Oh! I think that’s Sakanaction. “Hasu no Hana,” maybe?

A: あ、ちょっと待って。この曲…今かかったやつ。
B: あ、ちょうど同じこと思った。……この声、なんかめっちゃ聞き覚えある。
A:うん、聞いたことある。でも誰
だっけ
B: んー…ちょっと待って……あ、サカナクションだ。「蓮の花」だっけ?

  • I was just about to say something: まさに言おうとしてた(”just about to” は「今まさに〜しようとしてた」というタイミングの強調表現)
  • familiar: 聞き覚えがある/なじみのある(人・声・曲などに「覚えがある」ときに自然に使う形容詞)
  • give me a second: ちょっと待って(「1秒ちょうだい」=「今思い出し中」のニュアンス。”second” を使うと軽くて柔らかい印象)

NoeLia Extra Examples

I bumped into someone earlier. Who it was, I totally forgot.
日本語訳: さっき会ったあの人、誰だったか全然思い出せないんだよね。
解説: 本来は “I totally forgot who it was.” という語順ですが、「誰だったのか」をはっきりさせたい気持ちが先に出て、”Who it was” を文頭に持ってきています。「whoの前出し」と呼ばれる語順倒置で、話し手のもどかしさや焦点を自然に伝える口語の形です。”bump into” は「ばったり会う」というカジュアルな表現です。

Conversation Examples

A: You looked like you were having the time of your life. Old friend?
B: No… okay, full honesty? Prepare to be shocked. I bumped into someone earlier. Who it was, I totally forgot.
A: Wait—what? You ended with a hug! Kana, your social skills are next-level terrifying.
B: I know, right? Even I scare myself sometimes. But like, it did feel like someone I should remember.

A: めっちゃ楽しそうに話してたじゃん。昔の友達?
B: いや…正直に言うね?びっくりすると思うけど。さっき会ったあの人、誰だったか全然思い出せないの。
A: え、は?最後ハグしてたじゃん!カナ、その社交力、もはやちょっと怖いんだけど。
B: だよね?自分でも若干引いた。でもさ、絶対知ってる人っぽい感じはあったんだよね。

  • have the time of your life: 人生で一番楽しい時間を過ごす(”time” は時間だが、このフレーズでは「最高に楽しいひととき」を表す。思いきり楽しんでいる様子を伝える定番イディオム)
  • Old friend?: 昔の友達?(このように「名詞+疑問形」で簡潔に聞き返すのは、ネイティブの日常会話に多いカジュアルな聞き方)
  • full honesty: 完全に正直に言うと(”honesty” に “full” をつけることで、あえて「包み隠さず言うよ」と宣言する言い回し。カジュアルで強調的)
  • Prepare to be shocked.: 驚く覚悟してね(”prepare to” は「〜する準備をしなさい」、”be shocked” は「驚かされる」。話し手が重大な情報を前置きするときによく使うフレーズ)
  • end with a hug: 最後にハグで締める(”end with ~” は「〜で終える」。”hug” は名詞で「ハグ」、誰かとの会話や出会いの締めに使われることが多い)
  • next-level: 次元が違う(もとのレベルを超えて「異常にすごい」「ぶっ飛んでる」など強調の意味。若者言葉的によく使われる)
  • Even I scare myself sometimes.: 自分でも自分が怖くなる時ある(”Even I” で「自分でさえ」、”scare myself” は自嘲的に「自分の言動にドン引く」といった軽いノリの表現)
  • it did feel like ~: ~な感じは確かにした(”did” を入れることで、肯定の意味を強調。”feel like” は感覚的に「〜っぽかった」という曖昧な印象を伝える)

NoeLia Extra Examples|mustのイメージ

mustのイメージ

It must be thousands of years old.
それは数千年前のものにちがいありません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You’re soaked. That must’ve been some rain.
日本語訳: びしょ濡れじゃん。あの雨、相当ひどかったんだね。
解説: 目の前の濡れ具合から「かなり激しい雨だったにちがいない」と判断しています。must は、そう推測せざるを得ないという「強い論理の圧力」を表しています。ここでの “some rain” は「ちょっとした雨」ではなく、「とんでもない雨だった」という意味です。英語では “some + 名詞” を使うと、「ただ事じゃない○○」「かなりの○○」といった強調になることがあり、この文ではその雨が普通ではないレベルだったことをカジュアルに伝えています。

Conversation Examples

A: Oh, welcome back… You’re soaked. That must’ve been some rain.
B: Yeah, and now look—it’s all sunny like nothing even happened. My umbrella didn’t stand a chance.
A: Go change first. I’ll get you something cold to drink after.
B: You’re a lifesaver. Even my socks are soaked through—so gross.

A: あ、おかえり……って、びしょ濡れじゃん。あの雨、相当ひどかったんだね。
B: うん、でも見てよ、今もうカンカン照り。まるで何もなかったみたい。傘、全然意味なかったよ。
A: まず着替えてきなよ。あとで冷たい飲み物持ってくるから。
B: 助かる…靴下までびしょびしょで、マジ気持ち悪い。

  • came down: (雨が)降る(”come down” は雨や雪などが上から「降り注ぐ」動きを表す基本動詞フレーズ)
  • out of nowhere: 突然に/不意に(直訳は「どこからともなく」。何の前触れもなく何かが起きたことを強調するカジュアルな言い回し)
  • like nothing even happened: まるで何も起こらなかったみたい(”like” のあとの節で比喩・状況を説明する。雨上がりに晴れた皮肉を込めて使われる)
  • stand a chance: 太刀打ちできる/勝ち目がある(否定文で使うと「全然歯が立たなかった」のようなニュアンス。ここでは「傘がまるで役に立たなかった」)
  • go change: 着替えてきて(”go + 動詞” で「〜しに行く」という意味。”change” は「着替える」の意味でよく使われる)
  • lifesaver: 救世主/助けてくれる人(直訳は「命の恩人」だが、日常では「マジ助かった」「ありがたすぎる」というカジュアルな感謝で使われる)
  • soaked through: 中までびしょ濡れ(”through” を加えることで「完全に濡れている」「しみている」状態を強調)
  • gross: 気持ち悪い/最悪(不快感を表すシンプルな形容詞。若者を中心に非常に頻出。食べ物や濡れた状態などに対してよく使われる)

NoeLia Extra Examples

They left all the lights on. Someone must still be in there.
日本語訳: 明かりが全部つけっぱなしだったし、まだ誰か中にいるんじゃない?
解説: 状況(部屋の明かりがすべてついたまま)から、「誰かが中にいるにちがいない」と推測しています。must が使われることで、「そうとしか思えない」という強い確信が自然に伝わります。

Conversation Examples

A: Ugh, I can’t believe we’re the last ones out again.
B: Wait a sec… they left all the lights on. Someone must still be in there.
A: Maybe? Didn’t Yuka say she was pulling an all-nighter for that client pitch tomorrow?
B: Oh, yeah—she did mention that. Man, I hope she remembered to eat something.

A: はぁ…また俺らが最後かよ。
B: ちょっと待って……明かり全部ついてる。まだ誰か残ってるかも。
A: かもな。あれだ、優花が明日のクライアント向けの資料で徹夜するって言ってたじゃん?
B: あー、言ってたね。てか、何か食べてるといいけどなぁ…。

  • the last ones out: 最後に出る人たち(“ones” は people の代用で、場面によって「最後に残っていた人たち」の意味になる)
  • pull an all-nighter: 徹夜する(学生や社会人が課題・仕事で「朝まで起きている」状況を指すスラング寄りの言い回し)
  • client pitch: クライアント向けのプレゼン(”pitch” はもともと「売り込み・提案」。ビジネス英語では「アイデアや企画をプレゼンすること」)
  • mention: 言及する(”say” よりも「話題として軽く触れる」感じ。書き言葉でも話し言葉でも使える)
  • Man: うわー/あー(軽く驚いたり共感したりするときの感嘆詞。性別関係なく使われる)
  • hope she remembered to ~: ~してるといいけど(”hope” + 過去形で、「〜したかどうかはわからないけど、していてほしい」というニュアンスになる)

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