GRASP THE CONCEPT L086|停止を表す動詞① ー stop|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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ラジオ英会話 Lesson086|停止を表す動詞① ー stop
GRAMMAR AND VOCABULARY L086|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L086|停止を表す動詞① ー stop|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L086|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

stop|それまで行われてきた行為・活動を継続しない

Key Sentence

それまで行われてきた行為・活動を継続しない
Why did you stop the sub?
なぜあなたは潜水艇を止めたのですか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Just stop the nonsense and listen for a sec, will you?
日本語訳: くだらないことはやめて、ちょっと話聞いてくれる?
解説: この文では「くだらないこと(the nonsense)」をやめるよう促しています。nonsense は「意味のないこと・バカげたこと」。それまで続いていた軽口や不真面目な言動を止めて、注意を向けてほしいという意味です。for a sec は「ちょっとだけ」、will you? は軽い確認や催促に使われる口語表現です。

Conversation Examples

A: We really need to talk about the lease renewal. It’s due next week and we haven’t even looked at the paperwork.
B: Relax, we’ll just roll the dice—see where fate takes us. Or hey, we could move to Bali and become coconut farmers.
A: Ugh, you’re seriously impossible sometimes. Just stop the nonsense and listen for a sec, will you?
B: Whoa, okay, okay. Didn’t know we were switching to serious mode.

A: 来週には契約更新なのに、まだ書類も見てないじゃん。ちゃんと話し合わなきゃ。
B: まあまあ落ち着いて。運に任せようよ、流れに身をまかせるのもアリでしょ?てか、いっそバリに移住してココナッツ農家になろうよ。
A: はぁ…ほんとに時々ムリって思う。ふざけるのやめて、ちょっとでいいからちゃんと話聞いてくれる?
B: お、おう、ごめんごめん。そんなに本気モードだとは思わなかった。

  • lease renewal: 契約更新(”lease” は賃貸契約、”renewal” は更新の意味。家やアパートの契約延長に関して日常的に使われる)
  • due: 期限が来る(”It’s due next week.” のように、「提出期限」「更新期限」が迫っている時に使う)
  • roll the dice: 運に任せる(サイコロを振る → 成り行きに任せるという比喩表現。「計画せず、流れに任せよう」の意味でよく使われる)
  • see where fate takes us: 運命の導くままに行こう(”fate”=運命、”take” は「連れていく」。比喩的な表現で、流れに身をまかせるニュアンス)
  • seriously impossible: 本当にどうしようもない(”impossible” は本来「不可能な」だが、ここでは「扱いにくい人」「イラつく人」の意味で使われている)
  • switching to serious mode: 真剣モードに切り替える(”mode” を「雰囲気・状態」として使った比喩表現。カジュアルな口語表現)

stop|活動を止める

活動を止める
She stopped work for a short break.
彼女は短い休憩をとるために仕事の手を止めました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She’s stopping work early today before her headache gets worse.
日本語訳: 彼女、頭痛がひどくなる前に今日は早めに仕事切り上げるって。
解説: この文では「stop work early」で、活動としての“仕事”を意図的に早めに中断することを表しています。これはまさに「活動を止める」テーマの代表例ですね。before her headache gets worse(頭痛が悪化する前に)という部分は、やむを得ない理由を自然に添えています。get worse は「悪化する」の定番表現です。

Conversation Examples

A: Erika’s screen was off when I passed by. Did she head out already?
B: She’s stopping work early today before her headache gets worse.
A: Ah, that explains why she looked so pale in the meeting.
B: Yeah, she was rubbing her temples the whole time. I think she barely made it through.

A: エリカの画面、通ったときもう消えてたよ。もう帰った?
B: 今日、頭痛がひどくなる前に早めに仕事切り上げるって。
A: ああ、それで会議中、顔色悪かったのか。
B: うん、ずっとこめかみ押さえてたし、なんとか持ちこたえたって感じだったよ。

  • screen: 画面(ここではコンピューターのモニター。電源のON/OFFに関しても “screen is off” という表現がよく使われる)
  • was off: 消えていた(”off” はスイッチや電源が切れている状態。”be off” で「電源が落ちてる」の意味)
  • passed by: 通りかかった(”pass by” は「〜のそばを通る」。会話では軽い移動や観察を表すのに自然な言い回し)
  • head out: 出発する/帰る(カジュアルでよく使われる句動詞。”leave” よりも「出ていく感」が強く、話し言葉で頻出)
  • that explains why ~: それで~だったのか(理由が判明したときによく使う口語表現。that が説明対象を指す)
  • looked pale: 顔色が悪く見えた(”pale” は血の気が引いたような色。体調不良・緊張時によく使われる)
  • rub one’s temples: こめかみを押さえる(”temple” はこめかみ。頭痛や疲労の描写でよく登場)
  • barely made it through: なんとかやりきった(”make it through” は「〜を乗り越える」「最後までやる」。”barely” で「ギリギリ」)

stop|stopはリアリティ動詞

stopはリアリティ動詞
I stopped eating junk food.
私はジャンクフードを食べるのをやめました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

At some point, I just stopped caring whether he texted back or not.
日本語訳: もういつの間にか、彼が返信するかどうかなんてどうでもよくなってたよ。
解説: この文では、ある時点まで「気にしていた」ことが前提としてあるため、「stop」はリアリティ動詞としてぴったりです。just stopped caring(ただ気にするのをやめた)という語り方が、感情の冷め方を自然に伝えています。at some point は「ある時点で」、whether he texted back or not は「彼が返信するかどうか」。恋愛やLINEのやりとりにありがちな心の動きですね。

Conversation Examples

A: You don’t seem as upset about him lately. Did something happen?
B: I mean, he’s still the same—disappears for days, barely checks in.
A: Then why are you so chill about it now?
B: At some point, I just stopped caring whether he texted back or not. I guess that says a lot, doesn’t it?

A: 最近、あの人のことで前ほどイライラしてないよね?何かあったの?
B: うーん、相変わらずだよ。何日も平気で音信不通になるし、ほとんど連絡もよこさないし。
A: なのに、今はそんなに気にしてるように見えないけど?
B: もうね、ある時から返信あるかないかなんて気にしなくなっちゃった。…それってもう、答え出てるようなもんだよね。

  • still the same: 相変わらず(状態が以前と変わっていないことを示す口語表現)
  • disappear for days: 数日間平気で連絡を絶つ(”disappear” は「消える」だが、ここでは「音信不通になる」意味で使われる)
  • barely checks in: ほとんど連絡しない(”check in” は「連絡する」「様子を見せる」のカジュアルな表現)
  • Then why ~?: じゃあ、なんで〜なの?(話の流れを受けて自然に理由を問うつなぎ)
  • so chill: すごく落ち着いてる/全然気にしてなさそう(”chill” は口語で「落ち着いている」「冷静」「気にしない」の意味)
  • I guess: たぶん/まあね(控えめに自分の考えを言うときの表現。会話で頻出)
  • that says a lot: それっていろいろ物語ってる(行動や状況が、本人の気持ちや関係の変化を「語っている」ことを暗に示す表現)
  • doesn’t it?: でしょ?(確認・共感を促す付加疑問。軽い同意を求めるときに自然に使える)

stop|stop + to不定詞

stop+to 不定詞
Let me stop to catch my breath.
ひと息つくために立ち止まらせてください。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Hang on, let’s stop to grab snacks. They probably don’t have any.
日本語訳: ちょい待って、お菓子買ってこ。あっちたぶん置いてないし。
解説: stop のあとに to grab snacks を続けて、「お菓子を買うために止まろう」という目的を表しています。grab は「さっと買う・つかむ」という口語表現で、軽いノリで言う時にぴったりです。Hang on は「ちょっと待って」の自然な一言。

Conversation Examples

A: So GPS says we’ll get there in twenty minutes.
B: Hang on, let’s stop to grab snacks. They probably don’t have any.
A: You sure we have time?
B: Yeah, it’ll take five minutes tops. Better than being hungry later.

A: ナビだとあと20分って。
B: ちょっとだけ寄ってお菓子買お。向こう何もなさそうだし。
A: 間に合うかな?
B: 5分もかかんないって。あとでお腹すくよりマシでしょ。

  • GPS: カーナビ(”Global Positioning System” の略。日常英会話では「カーナビ」の意味で使われるのが一般的)
  • says: ~って言ってる(”GPS says” のように「機械・情報源が〜と示している」場合に自然に使われる)
  • get there: 到着する(”get” は「〜に到達する」の意味で、”there” と一緒に「現地に着く」ニュアンスを出す)
  • You sure ~?: 本当に〜?(”Are you sure” の省略形。カジュアルな確認・疑いの表現として非常によく使われる)
  • have time: 時間がある(”have” を使った所有的な表現。「〜するだけの余裕がある」)
  • tops: 多くても(口語で「最大で〜」「せいぜい〜」という意味。”five minutes tops” で「長くても5分」。もともとの意味は「top(頂点、最高)」の複数形で、「それ以上ない」「上限」というニュアンスから派生して「せいぜい〜」「上限で〜」といった口語表現になっている)
  • Better than ~: ~よりマシ(比較的によく使われる口語表現。ここでは “Better than being hungry later” =「あとでお腹すくよりマシ」)

stop|stopの進行形

stopの進行形
Stay seated while the bus is stopping.
バスが完全に止まるまでは、お掛けになったままでいてください。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It’s stopping again. Same spot as yesterday. This machine’s cursed.
日本語訳: また止まりかけてる。同じとこで昨日もだった。もうこの機械呪われてんじゃん。
解説: is stopping は「(今)また止まりかけている」動作の進行中を表します。same spot は「同じ場所」、cursed は「呪われてる」の誇張表現で、機械トラブルへの不満がリアルに出ています。

Conversation Examples

A: Ugh, not again. It’s stopping again. Same spot as yesterday. This machine’s cursed.
B: You’re kidding. That’s the third day in a row. Did maintenance ever get back to you?
A: I logged it twice already. No response, no nothing. They probably think I’m overreacting.
B: This is getting ridiculous. I’ll talk to Rob myself if nothing changes by the end of the day.

A: もうまただよ。昨日と同じ場所でまた止まってる。ほんと呪われてるってこの機械。
B: マジかよ。3日連続ってさすがにやばくない?メンテから返事きた?
A: もう2回報告してるのに、なしのつぶて。たぶん私が大げさにしてるって思ってる。
B: もう限界だな。今日中に動きなかったら、俺がロブに直接言いに行くよ。

  • not again: またかよ(“また起きた”ことへのうんざり感を込めた表現。frustration をにじませた一言)
  • You’re kidding: ウソでしょ(驚きや呆れを表す口語の定番フレーズ。相手の発言に対して)
  • third day in a row: 3日連続(“in a row” は「連続して」の意味。曜日・試合・トラブルなどでよく使う)
  • Did ~ ever get back to you?: 〜から返事あった?(“get back to” は「連絡を返す」のカジュアルな言い方)
  • log: 記録する(“log” は元は航海日誌の意味から派生し、「履歴をつける・報告として記入する」)
  • no response, no nothing: 返事も何もない(“no A, no B” の形で「AもなければBもない」。否定の強調に使う)
  • They probably think I’m overreacting: たぶん私が大げさにしてるって思ってる(“overreact” は「大げさに反応する」。批判・自己分析などでよく登場)
  • This is getting ridiculous: もうバカバカしくなってきた(“ridiculous” は「ひどい/バカげてる」で強めの否定的評価)
  • talk to ~ myself: 自分で〜に言いに行く(“myself” を付けることで「他の人を介さず自分で」という強調)
  • if nothing changes: 何も変わらなかったら(条件文の表現。if節内では現在形を使う点に注意)
  • by the end of the day: 今日中に(“by” は期限を表す基本前置詞。オフィス・実務で頻出)
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