GRAMMAR AND VOCABULARY L087|NoeLia Original Dialog

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 087のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson087|停止を表す動詞② ー finish, quit, give up
GRAMMAR AND VOCABULARY L087|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L087|停止を表す動詞② ー finish, quit, give up|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L087|NoeLia Original Dialog

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|remember + 動詞 -ing 形

remember + 動詞 -ing 形

I remember seeing a movie you made several years ago.
私は、あなたが何年か前に制作した映画を見たのを覚えています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Oh, that group project? I remember deleting the file right before the deadline.
日本語訳: あのグループ課題のやつ?締切直前にファイル消したの覚えてる。
解説: 「remember + -ing」は「〜したことを覚えている」構文で、この文では “deleting the file”(ファイルを削除したこと)という具体的な過去の行動を思い出している形です。”right before the deadline” は「締切直前に」という意味の口語的な表現で、焦りややらかし感を強調しています。

Conversation Examples

A: I was going through some old folders—came across our group project stuff. Man, we were a mess back then.
B: Oh, that group project? I remember deleting the file right before the deadline. Felt like the world was ending.
A: Wait—you deleted it? You never told me that!
B: Yeah… figured it was better to confess now than then.

A: 古いフォルダ整理してたら、グループ課題のやつ出てきてさ。いやあ、当時はほんとグダグダだったよね。
B: ああ、あのグループ課題?締切直前にファイル消しちゃったの、今でも覚えてる。マジで世界終わったかと思った。
A: は!? あんたが消したの!? それ初耳なんだけど!
B: うん……当時言うより、今言うほうがマシかなって思って。

  • go through: 調べる/整理する(ここでは「フォルダを整理する・見返す」という意味で使われている。物理的にも精神的にも「通過していく」イメージで、メールや資料、経験などを「順に見ていく」動作に使える基本動詞+前置詞コンビ)
  • come across: 偶然見つける/出くわす(「意図せず何かに出くわす」ことを意味する句動詞。”run into” よりもモノに対して使うことが多い。ここでは”our group project stuff”に偶然出くわした)
  • we were a mess: 私たちぐちゃぐちゃだった/めちゃくちゃだった(”be a mess” は「散らかっている」「混乱している」「情緒不安定」などのカジュアルな言い回し。ここでは「全体的にうまくいってなかった」「バタバタしてた」のニュアンス)
  • Oh, that ~?: ああ、あの〜?(何かを思い出したときの典型的な反応。ネイティブらしい口語の切り出しで、軽い驚きや記憶の確認のニュアンスがこもる)
  • feel like the world is ending: 世界が終わった気がした(比喩表現で、「最悪の状況」や「絶望感」をドラマチックに表現する口語。ネイティブが感情の大きさを表す時によく使う。意訳では「頭が真っ白になった」「終わったと思った」などにも置き換えられる)
  • You never told me that!: そんなの聞いてない!(”never” で強い否定を表し、驚きと怒りが混ざった自然な口語リアクション。相手が大事なことを黙ってたときによく使われる)
  • figure: 思う/判断する(ここでは “figured it was better…” の形で、「〜だと判断した・考えた」という意味の口語的な使い方。”I figured…” は「〜だと思ってさ」という前置きとして会話で頻出)
  • confess: 白状する/告白する(”confess” は元々宗教的に「罪を告白する」という意味だったが、日常会話では「正直に言う」「やらかしたことを打ち明ける」としてよく使われる)
  • better to ~ than ~: ~するほうが、〜するよりマシ(比較構文の一種。”better to confess now than then” のように、「今言うほうが、当時言うよりマシ」という口語的な逃げ表現として使われることが多い)

NoeLia Extra Examples

You know that time we tried baking? I remember using salt instead of sugar and still eating it.
日本語訳: お菓子作りチャレンジした時あったじゃん?砂糖の代わりに塩入れて、それでも食べたの覚えてる。
解説: この文も「remember + -ing」で「〜したことを覚えてる」ですが、”using salt instead of sugar”(砂糖の代わりに塩を使った)という細かく具体的な行為を覚えているのがポイント。”instead of” は「〜の代わりに」という定番表現。”and still eating it” は「それでも食べた」という自虐的なニュアンスで、日常会話らしさが出ています。

Conversation Examples

A: You sure you wanna get back in the kitchen? Last time was kind of a disaster.
B: Come on, it wasn’t that bad. We were just a little unprepared.
A: You know that time we tried baking? I remember using salt instead of sugar and still eating it.
B: Okay, fair point. But at least we laughed the whole time, didn’t we?

A: またキッチンに立つ気?前回けっこう悲惨だったよね。
B: そんなにひどくなかったってば。ちょっと準備不足だっただけでしょ。
A: お菓子作りチャレンジした時あったじゃん?砂糖の代わりに塩入れて、それでも食べたの覚えてる。
B: まあ、それはそうだけど。ずっと笑ってたじゃん、あの時。

  • get back in the kitchen: また料理を始める(”get back in” は「〜に戻る」という意味で、ここでは比喩的に「キッチン=料理」に戻るという表現)
  • disaster: 大失敗、惨事(ここでは「ひどい結果だった」ことをカジュアルに表している)
  • that bad: そこまで悪く(”not that bad” は「思ったほど悪くない」などの口語的比較表現)
  • a little unprepared: ちょっと準備不足だった(”unprepared” は「準備ができていない」。“a little” をつけることで軽くフォローしている)
  • fair point: それは一理あるね(相手の指摘を認めるときの自然な返し)
  • the whole time: ずっと(”all the time” と似ているが、”the whole time” は「特定の時間を通じて常に」を強調する)
  • didn’t we?: だよね?(付加疑問。会話で共感を求めるときにとても自然な用法)

NoeLia Extra Examples|派生形容詞

派生形容詞

That’s so inspiring.
それはとても完気づけてくれます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I found his speech surprisingly moving.
日本語訳: 彼のスピーチ、意外と感動しちゃった。
解説: 「moving」は”move(感動させる)”の-ing形から派生した形容詞で、「感動的な」という意味。ここでは “surprisingly(意外にも)” を添えることで自然な会話っぽいトーンに仕上げています。

Conversation Examples

A: I honestly didn’t expect much from the guest speaker.
B: Yeah, me neither. I was checking my phone half the time.
A: But then he started talking about his sister, and—I don’t know—I found his speech surprisingly moving.
B: No, I get it. That part completely changed the tone. It felt real.

A: 正直、あのゲストスピーカーにはあんまり期待してなかったんだよね。
B: わかる。俺も最初、半分スマホいじってたし。
A: でも、妹さんの話し始めてからさ、なんか…彼のスピーチ、意外と感動しちゃった。
B: うん、あそこから空気がガラッと変わったよね。急にリアルになった感じ。

  • guest speaker: 招待講演者(プレゼンやイベントで呼ばれた話し手。特に学校やカンファレンスで頻出)
  • me neither: 私も(否定の共感表現。前の文が否定形(I didn’t〜)であることが条件。カジュアルでよく使われる)
  • check one’s phone: スマホをチェックする/スマホをいじる(”check” は「確認する」の意味だが、会話では「通知を見たり、SNSをちょっと開いたりする」といった軽い「スマホいじり」全般を自然に表す。”look at” より日常的で、何気なく触ってる感が出る)
  • half the time: ほとんどの時間(直訳は「半分の時間」だが、実際は「かなりの頻度で」という口語的強調表現)
  • I get it: わかるよ/なるほど(相手の気持ちや立場への共感を示すカジュアル表現)
  • that part: あの部分(”part”は話や出来事の一部を示す会話でよく使われる単語)
  • change the tone: 雰囲気(トーン)を変える(”tone”は話の調子や雰囲気。”change the tone”は、内容やムードが変わったことを指す自然な表現)
  • felt real: 本物っぽく感じた/リアルに感じた(”feel” + 形容詞で「〜と感じる」。“real”は感情や真実味に対して使われ、共感を呼ぶ語)

NoeLia Extra Examples

Isn’t that kind of a depressing way to look at it?
日本語訳: それってちょっと悲観的すぎない?
解説: 「depressing」は”depress(落ち込ませる)”から来た形容詞で、「気が滅入るような」「落ち込ませるような」意味になります。”a depressing way to 〜” は「〜するのに気が滅入るような方法・考え方」という定番の構文で、口語でもよく使われます。

Conversation Examples

A: So you’re saying there’s no point trying because we’ll fail anyway? Isn’t that kind of a depressing way to look at it?
B: I’m just being realistic, that’s all. It’s not like I want to fail, I just don’t want to get my hopes up.
A: But thinking that way already shuts down any possibility of something good happening.
B: Maybe… but sometimes lowering your expectations is the only way to stay sane.

A: つまり、どうせ失敗するからやるだけムダってこと?それってちょっと悲観的すぎない?
B: 現実見てるだけだよ。失敗したいわけじゃなくて、期待して傷つきたくないだけ。
A: でもさ、そうやって考えてたら、いいことが起きるチャンスも潰しちゃうよ。
B: うーん…でも時には期待しないことが、一番心を守る方法だったりするよ。

  • there’s no point ~ing: 〜しても意味がない(“point” は「意味・価値」の意味で、”There’s no point trying” で「やっても無駄」となる。よく使われるネガティブ評価の表現)
  • realistic: 現実的な(”real” と同語源。ここでは「理想ではなく現実を見る姿勢」の意味で使われている)
  • that’s all: それだけのこと(会話でよく使われるカジュアルな語尾。強調や弁解で「ただそれだけ」の意味)
  • It’s not like ~: 〜ってわけじゃない(言い訳やフォローでよく使われる会話フレーズ。直訳は「〜のようなわけじゃない」だが、「別に〜したいわけじゃないよ」と控えめに言うときに自然)
  • get one’s hopes up: 期待を持つ/期待をふくらませる(比喩表現。”hope” は「希望」だが、”get up” と組み合わせることで「期待で浮き足立つ」感覚に)
  • thinking that way: そう考えること(”think” の動作を抽象化して表現する言い回し。”that way” が「その考え方で」)
  • shut down: 閉ざす/止める(本来は機械を「停止させる」が、ここでは「チャンスや感情を閉ざす」などの比喩的な意味)
  • possibility: 可能性(会話の中で「いいことが起きる可能性」などの文脈で使われることが多い)
  • something good happening: 何かいいことが起きる(”something good” で「良いこと」という会話らしいふわっとした表現。”happening” で進行形的なニュアンスを強調)
  • lower one’s expectations: 期待値を下げる(”expectation” は「期待」、”lower” は「下げる」。自分を守る戦略として使われる自然なフレーズ)
  • stay sane: 正気を保つ/メンタルを保つ(”sane” は「正気の/冷静な」の意味で、”stay sane” はストレス下で「なんとかやっていく」ことを表すカジュアルな比喩)

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