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ラジオ英会話 Lesson088|変化を表す動詞 ー change
GRAMMAR AND VOCABULARY L088|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L088|変化を表す動詞 ー change|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L088|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|wh疑問文
wh疑問文
What was England like when you were my age?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたが私の年だったとき、イングランドはどんな感じでしたか?
What was the atmosphere like at your old school?
日本語訳: 君の昔の学校って、雰囲気はどんな感じだった?
解説: この文はwh疑問文で、「どんな雰囲気だったか」を抜けた情報としてwhatで尋ねています。likeは「〜のような」、atmosphereは「雰囲気・空気感」。人間関係や場の空気まで幅広くカバーできる表現です。
A: I went to a competitive school, so everyone was always trying to outdo each other.
B: Whoa, no wonder you’re so driven. That sounds stressful.
A: Yeah, it definitely was. By the way, what was the atmosphere like at your old school, though? Was it super serious, or did people mess around a bit?
B: Oh, totally different vibe. Ours was pretty chill, to be honest. People definitely slacked off sometimes, but we still got things done.
A: 私、進学校だったから、みんな常にお互いに負けないように必死だったよ。
B: そりゃ今の努力家っぽい雰囲気も納得だわ。それ、めっちゃストレスたまりそうだね。
A: ほんと大変だったよ。そういえばさ、君の昔の学校って雰囲気どんな感じだった?めっちゃ真面目だった?それとも結構ふざけてた?
B: あー、うちは全然違う雰囲気だったよ。かなりゆるかった。サボる人もいたけど、やることはちゃんとやってたかな。
- competitive: 競争の激しい(「競争的な」という意味で、学校・職場・スポーツなど多くの場面で使われる日常的な形容詞)
- try to outdo (each other): お互いに負けじと頑張る(”outdo”は「〜より優れる・出し抜く」。比べて努力するニュアンス。try to〜は「〜しようとする」)
- no wonder: どうりで~だね(直訳は「驚きじゃない」。理由に納得したときに自然に挟める口語表現)
- driven: 向上心が強い/努力家な(ここでは人の性格を表現。単に「drive(運転)」の意味だけでなく「やる気のある」も表す)
- mess around: ふざける/ダラダラする(友達同士でふざける・気を抜く時によく使う句動詞)
- Oh, totally different vibe: あー、雰囲気全然違ったよ(”totally different”は「全く違う」、”vibe”はカジュアルに「雰囲気」)
- pretty chill: けっこうゆるかった(”chill”はリラックスした・気楽な。カジュアルな褒め言葉)
- slack off: サボる(学校・仕事などで怠ける、気を抜く。slackのコアイメージは「ゆるむ・たるむ」で、緊張がなくなってダレる状態を表す)
- get things done: やることはやる/ちゃんと片付ける(直訳「物事を終わらせる」。実務能力や責任感を表す決まり文句)
What have you learned from working with that team?
日本語訳: あのチームと仕事して、何を学んだの?
解説: wh疑問文で、fromの目的語がwhatです。learn from 〜は「〜から学ぶ」、working with that teamは「そのチームと働くこと」。現在完了で「これまでに得たこと」を聞いています。
A: I know you’ve been working late a lot these days. What have you learned from working with that team? Anything you didn’t expect?
B: Honestly? I’ve learned patience, for sure. And how to handle a group chat that never sleeps.
A: Ha, I get that. Sometimes it feels like people just want to message for the sake of messaging.
B: Exactly! But I will say, their attention to detail is on another level.
A: 最近遅くまで仕事してるよね。あのチームと働いて、何か新しく学んだことある?意外な発見とか。
B: うーん、正直言って、忍耐力はついたかな。あと、24時間動いてるグループチャットの対処法も(笑)
A: それ、わかるわ。みんな、とりあえずメッセージ送りたいだけの日もあるし。
B: ほんとそう。でも、細かいところまで気を配るのはあのチームすごいと思う。
- for sure: 間違いなく/確かに(返答や強調で「本当に」「絶対」というカジュアルな相槌。Yes, for sure.などでも使う)
- patience: 忍耐力(人間関係や仕事でよく出る語彙。be patient=我慢強い)
- handle: 対処する・扱う(問題・人・物などに幅広く使える。ここではチャットへの対応力)
- never sleeps: (直訳)決して眠らない(「ずっと動き続けている」の比喩表現。a city that never sleeps=眠らない街、から来たイディオム的用法)
- I get that: それわかる(相手の経験や気持ちに共感する口語表現。I know what you mean.やThat makes sense.と同じノリ)
- for the sake of〜: 〜のために(「(本来の目的より)〜すること自体が目的」みたいなやや批判的ニュアンスも含められる)
- attention to detail: 細部へのこだわり(”attention”は注意・気配り、”detail”は細かい点。「きめ細かさ」や「丁寧な仕事ぶり」を褒める時によく使う)
- on another level: 次元が違う/レベルが違う(比喩的な強調。普通を超えてすごい・本気度が違う…など、よく使われるネイティブっぽい表現)
NoeLia Extra Examples|used toのイメージ
used toのイメージ
Everybody used to watch the telly back then.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
時は誰もがテリーを見ていたものでした。
People used to say that movie was a classic. I finally watched it, and yeah, I get it now.
日本語訳: みんなあの映画は昔から名作って言ってたけど、やっと観て、今なら納得できるよ。
解説: この “used to” は「昔は〜だった」と過去の習慣や状態を表しますが、ここでは「世間でずっと“名作”と呼ばれていた映画」を振り返る時に使われています。「used to say」は「よく〜と言われていた」という自然な流れを作る表現です。また、“classic” は「名作」、「get it” は「納得する・よくわかる」というカジュアルな口語です。昔の評判と今の自分の実感がつながる場面で、ぴったりの使い方です。
A: Hey, you know that old movie you kept recommending, “12 Angry Men”? People used to say that movie was a classic. I finally watched it, and yeah, I get it now.
B: Seriously? I never thought you’d sit through a whole jury drama. What did you think?
A: Honestly, I was hooked. The whole room barely changed, but just the way the characters argued—every line had so much weight.
B: Right? The tension builds even with just twelve people sitting around a table. That’s why it’s still legendary after all these years.
A: ねえ、ずっと君が勧めてた「十二人の怒れる男」ついに観たよ。昔から名作って言われてたけど、今なら納得できる気がする。
B: ほんとに?まさか陪審員ものの映画を最後まで観るとは思わなかった(笑)どうだった?
A: 正直、ハマった。ほとんど部屋の中のシーンばっかなのに、みんなの議論の仕方がすごくて。セリフ一つ一つが重かった。
B: だよね。たった12人がテーブル囲んでるだけなのに、どんどん緊張感が増していくし、だからこそ今でも伝説なんだよね。
- sit through: 最後まで見る・聴く(飽きたり退屈な時でも「途中で抜けずに最後までいる」。映画・会議・授業などに使う)
- jury drama: 陪審員もののドラマ(juryは「陪審員」、dramaは「ドラマ」や「劇」。ジャンル名として知っておくと便利)
- be hooked: ハマる/夢中になる(直訳は「釣り針にかかる」→「夢中になる」。会話で「ガッツリ見入った」ニュアンスで多用)
- pacing: 展開のテンポ(映画や本の「話の進み方」のスピードを表す英語独特の表現)
- pull you in: 引き込む(直訳「引っ張り込む」。会話や映画、ストーリーが「自然と夢中にさせる」という意味)
- line: セリフ(ここでは映画の「台詞」の意味。会話でも「line=ひとこと」「名セリフ」とよく使う)
- have weight: 重みがある(物理的な重さだけでなく、言葉や行動の「意味や深み」を表す。a line has weightで「一言一言に重みがある」)
- tension builds: 緊張感が高まる(tensionは「緊張」、buildは「高まる/積み重なる」。映画や状況がじわじわ盛り上がるイメージ)
- legendary: 伝説的な(ただの「昔から有名」ではなく、語り継がれるほどすごいという褒め表現。会話でもカジュアルに使う)
Why didn’t we use to care about sunscreen? Now we never go out without it.
日本語訳: 昔は日焼け止めなんて気にしてなかったのに、今じゃ無しじゃ外出しないよね。
解説: “used to” は「かつては〜だった」という意味で、今はそうではないというコントラストがポイントです。この文では「以前は日焼け止めを気にしていなかった」ことと、「今では必ず使っている」ことが自然に対比されています。“Why didn’t we use to ~?” は「なんで昔は〜しなかったんだろう?」と過去の無関心を振り返るニュアンスで使われます。“care about” は「〜を気にする」、“go out without ~” は「〜なしで出かける」の意味です。また、“didn’t use to” の代わりに “didn’t used to” という形も会話では見かけますが、文法的には “didn’t use to” が一般的です。
A: Did you see the UV index today? It’s off the charts again.
B: I know. I was sweating just standing at the bus stop this morning.
A: Same. If I hadn’t put sunscreen on, I’d be completely fried right now.
B: Why didn’t we use to care about sunscreen? Now we never go out without it.
A: 今日の紫外線指数、見た?またとんでもない数値だったよ。
B: わかる。今朝バス停に立ってただけで汗だくだったもん。
A: 俺も。日焼け止め塗ってなかったら、今ごろ真っ赤になってたよ。
B: 昔は日焼け止めなんて気にしてなかったのにね。今じゃ塗らずに外なんてありえないよね。
- UV index: 紫外線指数(”UV” = ultraviolet、「紫外線」+index「指標」。日常会話では天気や肌ケアの話題で使われる)
- off the charts: ものすごい/異常に高い(本来の「チャートからはみ出る」イメージから、程度が非常に高いことを強調する口語表現)
- sweating: 汗をかいている(ここでは「暑さで汗だく」の意味。進行形で臨場感を出している)
- just standing: ただ立っているだけ(”just” は「たった〜だけ」の意味で、動作のシンプルさを強調)
- put sunscreen on: 日焼け止めを塗る(”put on” は「身につける/塗る」など身体に使う動作に多用される句動詞)
- be fried: 焦げる/焼ける(比喩的に「日焼けで真っ赤になる/肌が焼ける」意味で使われるカジュアル表現)