👇こちらはLesson 091のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson091|入手を表す動詞② ー takeの「情報を取る」ほか
GRAMMAR AND VOCABULARY L091|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L091|入手を表す動詞② ー takeの「情報を取る」ほか|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L091|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
take|像〈イメージ〉を取ってくる
Key Sentence像〈イメージ〉を取ってくる
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I want to take a picture.
私は写真を撮りたいです。
Mind taking a quick photo of us? It’s for Grandma.
日本語訳: 写真ちょっと撮ってもらえる?おばあちゃんに送るやつ。
解説: 「take a photo」は「像を取る」、つまり「写真を撮る」基本表現です。ここでは“quick photo”という軽い一枚をお願いする形で使われています。“Mind ~?”は「〜してくれる?」という丁寧だけどカジュアルな頼み方です。“It’s for Grandma.”と理由を添えるのも自然な口語表現です。
A: Hey, this spot looks amazing. Mind taking a quick photo of us? It’s for Grandma.
B: Of course. Let’s move a little to the left so the waterfall’s in the shot.
A: Good idea. And make sure my hair’s not blowing all over the place, please.
B: Got it. Say cheese—Grandma’s gonna love this.
A: ねぇ、ここすっごい綺麗じゃない?写真ちょっと撮ってくれる?おばあちゃんに送る用なの。
B: もちろん。ちょっと左に寄って、滝も写るようにしよう。
A: いいね。髪がボサボサに写ってないかだけ気をつけてね。
B: おっけー。はいチーズ。おばあちゃん絶対喜ぶよ。
- for Grandma: おばあちゃんのために(”for + 人” で「〜にあげる用」「〜のための」)
- move a little: 少し動く(”move” の基本動詞。「ちょっと横に寄る」という自然な指示)
- to the left: 左に(場所の指示をする定番フレーズ。”to the right”「右に」もセットで覚えると◎)
- in the shot: 写真に写るように(”shot” は写真・映画などの「カット」「撮影」。”in the shot” は「画角に入る」)
- make sure (that): ~を確かめてね/ちゃんとしてね(”make sure my hair’s not blowing” で「髪が乱れてないように気をつけて」)
- blow all over the place: あちこちに舞い散る/ボサボサになる(”blow” は風で「飛ぶ・なびく」、カジュアルな比喩的表現)
- Say cheese: はいチーズ(写真を撮るときの定番フレーズ。笑顔を作らせるためのお決まり)
take|情報を「手に取る」1
情報を「手に取る」1
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’m going to take your blood pressure now.
今から血圧を測りますね。
You’re shivering. Want me to take your temperature just in case?
日本語訳: 震えてるよ。念のため、熱測っとこうか?
解説: 「take your temperature」は「体温を測る」という意味。ここでは“just in case(念のため)”とセットで、軽く気遣うような提案になっています。シンプルだけど会話でとてもよく使われる形です。
A: Hey, you okay? You’ve barely touched your food.
B: Yeah… I don’t know. I’ve been feeling kinda weird since this afternoon. Like, lightheaded.
A: You’re shivering. Want me to take your temperature just in case?
B: Yeah… let’s do that. Where’s the thermometer again? Ugh, it’s getting hard to even sit upright.
A: ねえ、大丈夫?ほとんどご飯手つけてないよ。
B: うーん、なんか…昼すぎから変な感じがしてて。ちょっとフラつくっていうか。
A: 震えてるよ。念のため、熱測ろっか?
B: うん…そうしよっか。体温計どこだっけ?うー、座ってるのもしんどくなってきた。
- barely touched: ほとんど手をつけていない(”touch” は食べ物に関して「食べる」の意味で使われる。”barely” は「かろうじて、ほとんど〜ない」)
- lightheaded: 頭がふらふらする(医学用語に近いが、会話でも使う。「頭に血が上らない感じ」「クラっとする」感覚)
- just in case: 念のため(「〜かもしれないから」と用心で何かをする時の便利なフレーズ)
- let’s do that: そうしよう(提案を受け入れる時の自然な返答。カジュアルで柔らかい印象)
- Where’s the thermometer?: 体温計どこ?(”thermometer” は「温度計/体温計」。文脈から体温計とわかる)
- sit upright: まっすぐ座る(”upright” は「まっすぐ、直立して」。疲れや体調不良で姿勢を保てない状況)
take|情報を「手に取る」2
情報を「手に取る」2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Could I take (down) your name and phone number?
あなたの名前と電話番号を伺ってもいいでしょうか?
Let me just take down your email address so I can follow up later.
日本語訳: 後で連絡できるように、メールアドレスだけ控えさせて。
解説: 「take down」は、相手の言ったことや情報を「書き留める」という意味です。特にメールアドレスや名前など、大事な情報を聞いたその場でメモする時によく使います。“follow up”は「後で連絡する」「引き続き対応する」という意味で、ビジネスでも日常でも自然な言い回しです。
A: Hey, thanks for all the info today. Let me just take down your email address so I can follow up later.
B: Email? You’re really going that route? Just DM me on Instagram.
A: Oh—yeah, that’s probably easier. I keep forgetting people don’t use email anymore.
B: Cool, what’s your username? I’ll follow you and shoot you a quick message.
A: 今日は色々教えてくれてありがとう。あとで連絡できるように、メールアドレス控えさせて。
B: メール?今どきそれ?インスタでDMしてくれればよくない?
A: あ、そっか。そのほうが楽だよね。最近ほんとメール使わなくなってて。
B: じゃ、アカウント名なに?フォローしてDM送っとくよ。
- go that route: そういうやり方をする(”route” は「道筋」。選択肢としての手段やスタイルを指す。皮肉っぽく使うことも多い—たとえば、誰かが少し時代遅れな方法や非効率に思える手段を取ろうとしているときに、「え、ほんとにその道を行くの?」というニュアンスで使われることが多く、親しい間柄での軽いツッコミや驚きを込めた表現として自然に使われるが、関係性やトーンによってはやや冷たく響くこともあるため、冗談のつもりでも丁寧な言い方を好む相手には注意が必要)
- DM: ダイレクトメッセージをする(”direct message” の略。SNSで個人的にメッセージを送ること。動詞としても使える)
- keep forgetting: つい忘れてしまう(”keep + 動詞-ing” で「〜し続ける」「よく〜してしまう」。「癖」や「習慣」に近い)
- shoot you a message: メッセージ送るね(”shoot” は「ポンと送る/放つ」感覚のスラング。ラフで自然な響き)
take|takeする感覚をつかむ
takeする感覚をつかむ
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Let’s take a walk outside later.
あとで外を散歩しましょう。
Take a seat anywhere you like—there’s no assigned seating.
日本語訳: どこでも好きなとこ座っていいよ、席は自由だから。
解説: 「take a seat」は“座る”を丁寧&カジュアルに言うフレーズ。選択肢を相手に与えて、「どこでもOK」と気軽さもプラスしています。assigned seating(指定席)も会話でよく使う言い回しです。
A: First day nerves? Don’t worry, everyone’s super chill in these sessions.
B: Yeah, maybe a little. I wasn’t expecting this many people, though.
A: Take a seat anywhere you like—there’s no assigned seating. Usually people just go for the back row.
B: Then I’ll break tradition and sit front and center. Gotta make an impression, right?
A: 初日だから緊張してる?大丈夫、この研修はみんなすごく気楽だから。
B: ちょっとだけね。でも、こんなに人がいるとは思ってなかったな。
A: どこでも好きなとこ座っていいよ、席は自由だから。だいたいみんな後ろの席に行くけどね。
B: じゃあ逆に、目立つように真ん中の一番前に座ろっかな。印象に残さなきゃでしょ?
- first day nerves: 初日だから緊張してる?(直訳: 初日の神経。名詞句全体で「初日特有の緊張感」を表す定番フレーズ。学校や職場など新しい環境で感じる不安や緊張を、ひとまとまりの言い回しとして使う)
- super chill: めっちゃゆるい(”chill” は「落ち着いた」「リラックスした」の意味で、”super” が付くことで「すごく気楽な」雰囲気を表すスラング的強調)
- session: (講義・研修などの)時間、回(学校や職場の「セッション」として使われる。授業・ミーティングなどの一区切りの活動)
- maybe a little: ちょっとだけね(“maybe” を文頭に置くことで控えめな言い回しになる、非常に自然な口語)
- this many people: こんなにたくさんの人(”this many” の使い方に注意。”so many” や “a lot of” と違い、目の前にある人数・量に直接言及する自然な口語表現)
- go for (the back row): ~を選ぶ(ここでは「選ぶ、取る」の意味で使われており、”go for” は選択肢を取る動作に使える便利な句動詞)
- break tradition: 慣習を破る(ここでは「みんながやることとは逆のことをする」という意味でユーモアを込めて使用)
- front and center: 一番前の真ん中(プレゼンやステージの「ど真ん中」を指す言い方。目立つ位置を強調)
- make an impression: 印象に残る(”impression” は「印象」、”make” で「~を与える/作る」という定番フレーズ)