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ラジオ英会話 Lesson093|入手を表す動詞④ ー takeの「かかる・必要とする」
GRAMMAR AND VOCABULARY L093|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L093|入手を表す動詞④ ー takeの「かかる・必要とする」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L093|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|someのイメージ
someのイメージ
There’s something straight ahead.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
真正面に何かあります。
Could you call me sometime tomorrow morning?
日本語訳: 明日の午前中のどこかで電話くれる?
解説: sometime の some は「はっきりしないけど確かにある」という存在感を表します。ここでは「午前中のどこか」という幅をもった時間を示していて、具体的な時刻は相手に委ねています。tomorrow morning と組み合わせることで、「午前中ならいつでも」という柔らかい依頼のニュアンスに。
A: Hey, I’ll be in the meeting room most of the morning. Could you call me sometime tomorrow morning so we can go over the figures before the client call?
B: Sure, I can do that. Any particular time you have in mind?
A: Not really, just before eleven would be ideal.
B: Got it. I’ll give you a ring before then.
A: ねえ、午前中ほとんど会議室にいるからさ、明日の午前中のどこかで電話くれる?クライアントとの電話の前に数字を確認したいんだ。
B: もちろん。時間の希望はある?
A: 特にないけど、11時前なら助かるかな。
B: わかった。その前に電話するよ。
- be in (the meeting room): 〜にいる/在室している(予定・滞在を手短に言う口語。「I’ll be in the meeting room」で「午前中は会議室に詰めてるよ」の感じ。)
- most of the morning: 午前中のほとんど(数量副詞+of で「〜の大半」。時間帯に幅を持たせる言い方。)
- so we can …: 〜できるように(目的を示して会話を前に進める“接着剤”的フレーズ。)
- go over (the figures): (数字・資料を)見直す/確認する(「上からなぞる」イメージの見直し。review より口語で軽い。)
- figures: 数字/数値データ(people ではなく numbers の意味。business で頻出。)
- the client call: クライアントとの電話(名詞+名詞で「顧客向けの電話」。冠詞 the で共有前提の特定を示す。)
- I can do that.: それ、できます(依頼の実行可否を端的に返す安心ワード。約束のニュアンスも。)
- Any particular time … ?: 具体的に何時ごろがいい?(particular で“特定”を丁寧に尋ねる定番質問。)
- have in mind: 念頭に置いている(比喩的表現。「頭の中に持っている」→希望・案の有無を聞くときに便利。)
- Not really.: そうでもないかな(婉曲的な否定。きっぱり No より角が立たない。)
- just before eleven: 11時ちょっと前(just できわどい範囲を狭める“ピン”指定。おおよそ10:50 〜 10:59 の感覚。)
- would be ideal: 〜だと理想的です(控えめ評価+希望の婉曲表現。直接命令を避ける丁寧さ。)
- Got it.: 了解(手短な受領確認。メールでも口頭でも万能。)
- give you a ring: 電話する(口語イディオム。ring=“ベルを鳴らす”が転じて「電話」。)
- before then: その時刻までに(参照点 then を受けた時制の目安。締め切り設定に便利。)
This is some kind of spicy—my tongue’s on fire!
日本語訳: これ、なんかすごい辛さなんだけど!舌が燃えるわ!
解説: some kind of ~ の some は「よく分からないけど確かにある」強烈な印象をぼかして伝える働きがあります。ここでは辛さの種類や度合いは説明しきれないけど、とにかく強烈だという驚きをこめています。my tongue’s on fire は「舌が燃える」=「めちゃくちゃ辛い」という口語的な誇張表現。
A: How’s yours? Mine’s got a nice smoky flavor.
B: Tastes good, but this is some kind of spicy—my tongue’s on fire!
A: You went for the extra-hot salsa, didn’t you?
B: Yeah, the guy warned me, but I didn’t think he meant this hot.
A: そっちのはどう?俺のはスモーキーな香りがいい感じだよ。
B: 美味しいけど、これなんかすごい辛さなんだけど!舌が燃えるわ!
A: エクストラホットのサルサにしたんだろ?
B: うん、おじさんに注意されたけど、まさかここまでとは思わなかった。
- smoky: 煙のような香り/燻製風味(食べ物や飲み物の香り・味に使うときは「スモーキーな風味」の意味。)
- flavor: 風味/味わい(単なる taste よりも香りや全体の印象を含む幅広い意味。)
- taste good: 美味しい(主語が食べ物で「〜な味がする」という意味。It tastes good. など。)
- go for ~: 〜を選ぶ/〜にする(飲食の注文や選択の際にカジュアルに使う動詞句。)
- extra-hot: 超辛い(辛さのレベル表示や商品名に使われる形容詞。hot を強調する。)
- salsa: サルサ(ラテン料理のソース。特にトマトベースで唐辛子を含むものを指す。)
- warn: 警告する/注意する(相手に危険や不都合を事前に知らせる動詞。)
- mean: 意図する/〜の意味で言う(ここでは「〜という意味で言う」「〜というつもりで言う」の意味。)
- this hot: こんなに辛い(指示語 this で程度を強調する口語的な形。)
NoeLia Extra Examples|try+to不定詞
try+to不定詞
I’ll try to take a clear photo of it.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は、それのはっきりとした写真を撮ってみます。
I tried to warn you, but you wouldn’t listen.
日本語訳: 忠告しようとしたのに、君は聞こうとしなかったじゃないか。
解説: tried to ~ の to は「〜する方向へ動こうとした」矢印のイメージで、ここでは「忠告しようと努力したが、実現しなかった」という意味になります。wouldn’t listen は「聞く気がなかった」という強い拒否のニュアンスで、単なる「聞かなかった」より感情的。
A: You look like you just saw a ghost.
B: My whole draft just vanished. I didn’t even hit save.
A: Oh no… I tried to warn you, but you wouldn’t listen. That app crashes if you leave it open too long.
B: …Guess I’ll be rewriting my entire report tonight.
A: なんか幽霊でも見た顔してるけど。
B: 原稿全部消えた。保存もしてなかった。
A: うわ…忠告したのに、聞こうとしなかったじゃん。あのアプリ、長時間開いてると落ちるんだってば。
B: …今夜はレポート全部書き直しか。
- see a ghost: 幽霊を見る(比喩的に「顔色が真っ青になる」「驚きで固まる」様子を表す口語表現。)
- vanish: 消える(急に・跡形もなく消えるニュアンス。disappear よりもドラマチックな響きがある。)
- hit save: 保存ボタンを押す(PCやアプリ操作でのカジュアルな言い方。hit は「軽く叩く」感覚から「キーやボタンを押す」意味にもなる。)
- leave ~ open: 〜を開けたままにする(ここでは「アプリを開いたままにしておく」の意味。)
- guess: 〜かな/〜みたいだ(ここでは「〜だと思う」「〜になりそう」の意味で独り言的に使う口語。)
- entire: 全部の/全体の(whole と似ているが、よりフォーマルな響きがある。ここでは「entire report」で「レポート全部」。)
Why don’t you try to see it from his point of view?
日本語訳: 彼の立場から考えてみたらどう?
解説: try to see は「理解しようと意識して見る」という意味で、to の矢印が「相手の視点へ向かう」動きを示します。from his point of view は「彼の視点から」という表現で、考え方や感じ方の位置を変えてみる提案になっています。Why don’t you ~? は提案をやわらかくする聞き方。
A: Sounds like things got pretty heated between you two.
B: Yeah, he just kept dismissing everything I said.
A: Well, look… why don’t you try to see it from his point of view? He might feel like you’re not taking his concerns seriously.
B: Maybe… but he could try saying that without yelling.
A: だいぶ言い合いになったみたいだね。
B: うん、私の言うこと全部否定してきてさ。
A: まあ、ほら…彼の立場から考えてみたらどう?君が彼の心配を真剣に受け止めてないって思ってるかも。
B: そうかもね…でも怒鳴らずにそれを言ってほしいわ。
- heated: 白熱した/感情的な(議論ややりとりが強く感情を伴っている様子を表す。heat=熱から派生した比喩表現。)
- between you two: 君たち二人の間で(人間関係や出来事の当事者を指すカジュアルな言い方。between+人で「〜の間に/間で」。)
- dismiss: 退ける/一蹴する(意見や提案を価値がないものとして受け入れない、という意味。職場・日常会話両方で使われる。)
- Well, look…: ほら、いい?/あのさ(相手の注意を引いたり、やわらかく切り出す口語表現。)
- take ~ seriously: 〜を真剣に受け止める(物事や相手の気持ち・意見を軽視せず重要なものとして扱うこと。)
- concern: 心配事/懸念(名詞で使われると「不安要素」「気にかかること」の意味。複数形 concerns で複数の懸念を表す。)
- yell: 怒鳴る/大声を上げる(shout よりも感情的・攻撃的なニュアンスを持つことが多い。)