GRASP THE CONCEPT L093|入手を表す動詞④ ー takeの「かかる・必要とする」|NoeLia Original Dialog

GC 25-26

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ラジオ英会話 Lesson093|入手を表す動詞④ ー takeの「かかる・必要とする」
GRAMMAR AND VOCABULARY L093|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L093|入手を表す動詞④ ー takeの「かかる・必要とする」|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L093|NoeLia Original Dialog

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GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

take|手に取って使う

Key Sentence

手に取って使う
It will take months to analyze all the data.
すべてのデータを分析するには何か月もかかるでしょう。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It only took a couple of minutes, but it felt way longer.
日本語訳: 実際は数分で終わったのに、めちゃくちゃ長く感じたよ。
解説: 「take a couple of minutes」は「数分かかる」という具体的な時間の取得。「but it felt way longer」で、客観的な時間と体感のズレを強調しています。「way」は「ずっと・かなり」の意味で、長さの度合いを強める口語的な副詞。

Conversation Examples

A: That was so much fun, especially when we stopped at the very top.
B: Ugh, yeah… it only took a couple of minutes, but it felt way longer. My legs still feel like jelly.
A: Come on, let’s go again!
B: Not a chance. You’re riding that one solo.

A: すっごい楽しかったね、特に一番上で止まったとき!
B: うぅ…そうだな。実際は数分だったけど、めちゃくちゃ長く感じたよ。まだ足がガクガクしてる。
A: ねぇ、もう一回行こうよ!
B: 絶対ムリ。あれは君一人で乗ってきな。

  • stop at the very top: 一番上で止まる(「very top」は最上部を強調。物理的な高さにも比喩的な「頂点」にも使える)
  • legs feel like jelly: 足がガクガクする(直訳は「足がゼリーみたい」。緊張や恐怖で足が震える感覚を比喩で表現する口語的表現)
  • not a chance: 絶対ムリ(直訳は「可能性ゼロ」。強い拒否をカジュアルに伝えるフレーズ)
  • ride ~ solo: 一人で乗る(”solo” は単独で、という意味。アクティビティや移動などにカジュアルに使える)

take|時間がかかる

時間がかかる
How long does it take?
どのくらい時間がかかりますか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You’re telling me it took this long just to send one email?
日本語訳: たった1通のメール送るのに、そんなに時間かかったって言ってんの?
解説: “take this long” は「こんなに時間がかかる」という意味で、this long は「これだけの長さ(時間)」を指すカジュアルな言い方。“You’re telling me 〜?” は、相手の言ったことに対する驚き・呆れ・ツッコミを込めた口語定番表現。皮肉っぽさも含めてリアルな会話で使われます。

Conversation Examples

A: I was starting to wonder if you’d fallen asleep at your desk.
B: No, I’ve been here fighting with the email client the whole time.
A: Wait, seriously? You’re telling me it took this long just to send one email?
B: Yep. One email, two crashes, and three cups of coffee.

A: デスクで寝ちゃったんじゃないかと思ってたよ。
B: 違うわよ、この間ずっとメールソフトと格闘してたの。
A: え、マジで?たった1通のメール送るのに、そんなに時間かかったって言ってんの?
B: そう。一通のメールに2回のクラッシュと3杯のコーヒーよ。

  • I was starting to wonder…: 〜なんじゃないかって思い始めてた(“start to”で「兆し/始まり」のニュアンスをやわらかく。クッションとして会話を穏やかにする導入。)
  • if you’d fallen asleep: 寝落ちしてたのか(過去完了 “had fallen” で「その時点までに寝ていたか」を推測。状況確認の仮定節。)
  • at your desk: 自分の席で(職場や学校の“持ち場”。場所の固定感を出す定番コロケーション。)
  • I’ve been here ~ the whole time: その間ずっとここにいた(現在完了進行形+時間幅 “the whole time” で継続を強調。)
  • fighting with ~: 〜と格闘してた(人ではなくモノ・ソフトに手こずる口語。小さな苛立ちをユーモラスに表現。)
  • the email client: メールクライアント(メールアプリのこと。IT文脈の基本語で、Gmail等のUIを指すことも。)
  • One A, two B, and three C.: 〈Aが1、Bが2、Cが3〉(数でリズムを作る列挙の型。オチや誇張に使えるネイティブらしい言い回し。)
  • crash(es): (ソフトが)落ちる(名詞でも動詞でもOK。ここでは “two crashes” と数えられる名詞。)

take|いろいろなものを手に取って使う

いろいろなものを手に取って使う
It takes a lot of guts to speak in public.
人前で話すにはかなり勇気がいります。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ll take care of the bill. You get the next one, cool?
日本語訳: ここは私が出すよ。次のときよろしくね。
解説: 「take care of」は「引き受ける」「処理する」の口語表現で、「支払いをする」の定番フレーズです。文全体としては軽い申し出と分担の提案を含んでおり、”You get the next one” が自然なやりとりを作っています。

Conversation Examples

A: That was such a good meal. I’ll take care of the bill. You get the next one, cool?
B: Are you sure? I don’t mind splitting it now.
A: Nah, it’s fine. You paid last time we went out.
B: Alright, deal. Next one’s on me.

A: いやー、美味しかったね。ここは私が出すよ。次のときよろしくね。
B: いいの?今割り勘でも構わないけど。
A: いや、大丈夫。この前行ったときはあなたが払ってくれたし。
B: わかった。じゃあ次は俺ね。

  • That was such a ~: すごく〜だった(such a は感情の強さをのせる口語の強調。「so」よりも体験の質を強く褒める感じ。)
  • good meal: 美味しい食事(meal は「食事そのもの」。dish/food と違い体験全体を指す。)
  • cool?: いい?大丈夫?(合意をカジュアルに確認する一言。OK? よりくだけた響き。)
  • split (it): 割り勘にする(レストランやカフェなどでの支払いを均等に分け合う意味の口語動詞。go Dutch というイディオムも同じ意味だが、こちらはやや古風でカジュアルな響きがあり、日常会話では split のほうがより自然で幅広く使える。たとえば「割り勘にしようか?」は Shall we split it? や Do you want to split the bill? のように言う。)
  • ChatGPT に質問する
  • Nah: いや、いいよ(No より柔らかくフランクな否定。会話のトーンを保つクッション。)
  • (when) we went out: (一緒に)出かけたとき/飲みに行ったとき(go out は「外食・飲み・デート」まで幅広い口語。)
  • deal: それで決まり(合意を手短に示す一語。取引っぽさより「了解」の軽いノリ。)
  • Next one’s on me.: 次は俺のおごり(on me は「私のおごり」の定番。支払いの主体を簡潔に示す口語。)

take|頻用フレーズ

頻用フレーズ
It takes two to tango.
タンゴは2人で踊るものです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I mean, he asked, I said yes. It takes two to tango, right?
日本語訳: いや、彼が誘ったし、私もOKしたの。2人いなきゃ始まんないでしょ?
解説: “It takes two to tango” は「どちらか一方じゃ成り立たない」ことを表す定番フレーズ。ここでは恋愛や同意を自然に語る場面で使われています。軽い会話調の “I mean” は、「つまりさ」「だってさ」くらいのニュアンスで、よく言い訳っぽく使われます。

Conversation Examples

A: Wait, you actually went to dinner with him after all that drama?
B: I mean, he asked, I said yes. It takes two to tango, right? And honestly, I figured it’d be harmless.
A: Still, I thought you swore you’d never see him again.
B: Yeah, well… people change, and I was curious.

A: え、あの騒動のあとで本当に彼と食事行ったの?
B: いや、彼が誘ったし、私もOKしたの。2人いなきゃ始まんないでしょ? それに正直、別に害はないかなって思ってさ。
A: それでも、もう二度と会わないって言ってたじゃん。
B: うん、まあ…人って変わるし、ちょっと気になったんだよね。

  • after all that drama: あの騒動のあとで(drama はここでは「大騒ぎ」「面倒な出来事」の意味で、比喩的に人間関係や出来事のごたごたを指す)
  • I figured: 〜だと思った(figure はここでは「考える/推測する」の口語的な意味で、過去形は自分の当時の判断を表す)
  • it’d be harmless: 害はないと思った(harmless は「害のない」「無害な」の意味で、人や行動が問題を引き起こさないことを表す)
  • Still: それでも(前の発言を受けて反対意見や予想外の反応をやわらかく切り出すときに使う)
  • swore: 誓った(swear の過去形。「強く約束する」「誓う」の意味で、感情を込めた表現)
  • you’d never see him again: 二度と彼に会わないって(would はここで「〜するつもりだった」という当時の意志を示す)
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