👇こちらはLesson 095のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson095|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L095|NoeLia Original Dialog
SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:あなたは企業の面接官。候補者のエバンス氏が入室しました。あいさつをして志望動機・職歴を尋ねてください。例えば「おはようございます、エバンスさん。どうぞお掛けください。はじめに、この機会に応募した動機と、これまでの職務経験についてお聞かせいただけますでしょうか?」など。
Interviewee: Good morning.
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Good morning, Mr. Evans. Please take a seat.
To start us off, would you mind sharing your motivations for applying for this opportunity and your work experience so far?
Good morning, Mr. Evans. Please have a seat.
To begin, could you tell me what motivated you to apply for this position and walk me through your professional background?
日本語訳: おはようございます、エバンスさん。お掛けください。まずは、この職に応募された理由と、これまでの経歴を順を追ってお聞かせいただけますか。
解説: 模範解答は、全体的に柔らかく相手への配慮を感じさせる聞き方で、相手に安心感を与えやすいトーンです。ノエリアオリジナル解答は、より直接的で明確な依頼の仕方で、話の進行をリードする印象があります。丁寧さは保ちつつも、テンポよく質問を始めたいときや面接の流れをしっかりコントロールしたいときに向いています。一方で、相手が緊張している場合やより柔らかい雰囲気を出したい場合は、模範解答のような言い回しが適しています。どちらも自然ですが、使う場面によって与える印象が異なります。
Good morning, Mr. Evans. Please take a seat.
To start us off, would you mind sharing your motivations for applying for this opportunity and your work experience so far?
- Please take a seat: どうぞお掛けください(命令形だが “please” を付けることで丁寧な案内になる)
- To start us off: まずは〜から始めましょう(会話や議題を自然に切り出すフレーズ。ややカジュアルな響きもある)
- would you mind ~ing: ~していただけますか(相手の負担や都合を配慮する柔らかい依頼表現)
- sharing your motivations: 志望動機を話す(”share” は情報を分かち合うニュアンスで、ビジネス英語でよく使われる)
- for applying for this opportunity: この機会に応募した(”apply for” は「〜に応募する」。”opportunity” は機会や募集枠)
- your work experience so far: これまでの職務経験(”so far” はこれまでの全期間を含めたニュアンス)
Good morning, Mr. Evans. Please have a seat.
To begin, could you tell me what motivated you to apply for this position and walk me through your professional background?
- Please have a seat: お掛けください(”take a seat” と意味は同じだが、”have” の方が柔らかく自然な口語感がある。模範の “take a seat” より会話的な響き)
- To begin: まずは〜から(模範の “To start us off” より簡潔で直接的。会話をすぐ本題に入れたいときに使いやすい)
- could you tell me: 教えていただけますか(模範の “would you mind” よりストレートな依頼で、テンポ感がある)
- what motivated you: 何があなたを動機づけたのか(応募の理由を自然に尋ねる言い回し)
- apply for this position: この職に応募する(模範の “this opportunity” より具体的で、職務のポストを直接示す)
- walk me through: 順を追って説明する(職歴や経歴を体系的に話してほしい時の口語的フレーズ。面接での進行をコントロールしやすい)
- your professional background: 職務経歴(”work experience” とほぼ同義だが、よりフォーマルかつ専門的な響き)
NoeLia Original Dialog
企業の採用面接の場面です。面接官のエマがエバンズさんに志望動機や過去の実績について詳しく聞いていきます。
Emma: Please come in.
Evans: Good morning. My name is Evans. Thank you for having me.
Emma: Good morning, Mr. Evans. Please have a seat. To begin, could you tell me what motivated you to apply for this position and walk me through your professional background?
Evans: Certainly. I’ve been working in marketing for the past seven years, focusing on brand strategy and digital campaigns. I applied because I admire your company’s innovative approach.
Emma: That’s great to hear. Could you give me an example of a project you’re particularly proud of?
Evans: Sure. Last year, I led a campaign that increased online engagement by 40% in three months. It involved coordinating with multiple departments and external partners.
Emma: Impressive. How do you usually handle tight deadlines in projects like that?
Evans: I prioritize tasks, communicate clearly with the team, and make sure everyone has the resources they need to deliver on time.
エマ: どうぞお入りください。
エバンズ: おはようございます。エバンズと申します。本日はよろしくお願いします。
エマ: おはようございます、エバンズさん。どうぞお掛けください。まずは、この職に応募された理由と、これまでの経歴を順を追ってお聞かせいただけますか。
エバンズ: かしこまりました。これまで7年間マーケティング分野で、主にブランド戦略とデジタルキャンペーンに携わってきました。御社の革新的な取り組みに共感し、応募いたしました。
エマ: それは素晴らしいですね。特に誇りに思っているプロジェクトの例を挙げていただけますか。
エバンズ: はい。昨年は、オンラインのエンゲージメントを3か月で40%向上させたキャンペーンを主導しました。複数部署や外部パートナーとの連携が必要な案件でした。
エマ: 素晴らしい成果ですね。そのような案件でタイトな納期にどう対応していますか。
エバンズ: タスクの優先順位を明確にし、チームとのコミュニケーションを徹底し、必要なリソースを確保するようにしています。
- Please come in: どうぞお入りください(丁寧な招き入れの表現。面接や訪問時に頻出)
- Certainly: かしこまりました/もちろんです(丁寧な同意表現。フォーマルな返答に最適)
- focus on: ~に焦点を当てる/専念する(仕事やスキルの説明で頻出。動詞としてよく使う)
- I applied because: ~なので応募しました(動機説明の基本構文。理由を明確に述べる流れを作る)
- That’s great to hear: それは素晴らしいですね(相手の発言に対する好意的リアクションの定番)
- particularly proud of: 特に誇りに思っている(成果を述べるときによく使う感情表現)
- led a campaign: キャンペーンを主導した(”lead” は「導く」。ここでは「リーダーとして指揮した」の意味)
- increase online engagement: オンラインのエンゲージメントを向上させる(マーケティング英語の重要フレーズ。”engagement” は「関与」「参加」の意味で使われる)
- involved coordinating: ~の調整が含まれていた(”involve” は「含む」、”coordinate” は「調整する」)
- external partners: 外部パートナー(ビジネス英語でよく出てくる表現)
- Impressive: 素晴らしいですね(短く自然なリアクション。評価の表現として便利)
- tight deadlines: 厳しい締切(”tight” は「余裕のない」、”deadline” は「締切」。仕事の話題では頻出)
- handle: 対処する(多義的な基本動詞。ここでは「うまくこなす/対応する」)
- prioritize tasks: タスクに優先順位をつける(”prioritize” は学習者が見落としがちなビジネス動詞)
- communicate clearly: 明確に意思疎通する(”clearly” で丁寧かつ正確な印象を与える)
- make sure: 必ず~するようにする(会話で頻出の「確認する」「確実にする」のイディオム)
- resources they need: 必要なリソース(”resource” は人・物・時間など、幅広く使える重要語)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:ガールフレンドと別れたあなた。友人に「どうしたの?」と尋ねられました。応答してください。例えば「実は僕、ガールフレンドと別れたんだよ。理由?僕が何をしたとしても、彼女は当然のことと考え、決して感謝しなかったんだ。でも今、僕はすごく孤独を感じているよ。これに慣れるには、かなりの時間がかかるだろうなあ」など。
Friend: What’s up?
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Actually, I broke up with my girlfriend. The reason? No matter what I did, she took me for granted and never appreciated it.
But now I feel so lonely. It’s going to take quite a while to get used to this.
Actually, my girlfriend and I broke up. Why? She never appreciated anything I did—she just expected it like it was nothing special.
Now I feel incredibly alone. It’s probably going to take me a long time to come to terms with this.
日本語訳: 実は、彼女と別れたんだ。理由?何をしても、彼女は感謝してくれなくて、当然のことみたいに受け取ってたんだよ。今はすごく孤独でさ……これをちゃんと受け入れるには、きっと時間がかかると思う。
解説: 模範解答とノエリアオリジナルは、語り方と心情の表現の仕方に違いがあります。模範解答は、感情をそのまま言葉に乗せて率直に伝えている印象で、状況のつらさを直接的に表すスタイルです。それに対してノエリア版は、出来事を少し引いた視点から語っており、気持ちを整理しながら話しているように聞こえます。どちらも自然で、話す人の心の状態や話す場面によって使い分けることができます。
Actually, I broke up with my girlfriend. The reason? No matter what I did, she took me for granted and never appreciated it.
But now I feel so lonely. It’s going to take quite a while to get used to this.
- Actually: 実は(会話の導入として、少し言いにくい話題に入るときに使う)
- broke up with: ~と別れた(恋人関係を終わらせたことを示す決まった言い回し。やや主語に主体がある印象)
- The reason?: 理由?(省略的で会話的。「聞きたい?」というような語り口)
- No matter what I did: 僕が何をしても(”no matter” 構文は譲らない状況や不満を表す際に効果的)
- took me for granted: 僕を当然の存在とみなした(感謝の欠如や軽視された感情を強調する決まり文句)
- never appreciated it: 決して感謝しなかった(”appreciate” は行為に対する感謝や評価の意味)
- I feel so lonely: すごく孤独だと感じる(”so” を使って感情の強さをストレートに出している)
- take quite a while: かなりの時間がかかる(”quite” を加えることで時間の長さを強調)
- get used to this: この状況に慣れる(”get used to” は「慣れる」の基本表現。環境や状況に対してよく使う)
Actually, my girlfriend and I broke up. Why? She never appreciated anything I did—she just expected it like it was nothing special.
Now I feel incredibly alone. It’s probably going to take me a long time to come to terms with this.
- my girlfriend and I broke up: 彼女と僕が別れた(模範解答のように「自分から別れた」とは言わず、対等な関係の終わりを表現。冷静で主観の押しつけが少ない)
- appreciated anything I did: 僕の行動すべてに感謝がなかった(”anything” によって「何をしても」という強調が自然に含まれている)
- expected it like it was nothing special: 特別なこととは思わず当然と受け取っていた(”took me for granted” の代替表現。”nothing special” によって「軽く見られていた」感じが伝わるが、よりソフトな響き)
- incredibly alone: とてつもなく孤独(模範解答の “so lonely” より感情的に内にこもった響きがあり、少し詩的な印象もある)
- come to terms with this: この状況を受け入れる/折り合いをつける(”term” のコアイメージは「ある一定のまとまり・範囲・条件」。このイディオムはもともと交渉などで「条件に同意する」ことを表し、そこから「困難な状況や感情と折り合いをつける」「心の整理をつける」という意味に発展した。”get used to” が環境に「慣れる」ことを指すのに対し、”come to terms” は主に感情面での「納得」「受容」を表す)
NoeLia Original Dialog
ソフィーがイーサンに声をかけます。いつもと違う様子に、ちょっと気になったようですね。
Sophie: Hey, Ethan. You didn’t come to game night last night. Everything okay?
Ethan: Yeah… sorry about that. I just wasn’t really in the mood for being around people.
Sophie: That’s not like you. You’re usually the one organizing everything.
Ethan: I know. I’ve just had a rough week. Actually, my girlfriend and I broke up. Why? She never appreciated anything I did—she just expected it like it was nothing special. Now I feel incredibly alone. It’s probably going to take me a long time to come to terms with this.
Sophie: Oh no… I had no idea. I’m really sorry to hear that.
Ethan: Thanks. I thought we were solid, but maybe I was just trying too hard to make things work.
Sophie: If you ever want to talk more or just hang out, you know where to find me, okay?
ソフィー: イーサン、昨日の集まり来なかったじゃん。みんなでゲームしたんだよ。どうしたの?
イーサン: あー…ごめん。ただちょっと、人とワイワイする気分じゃなくてさ。
ソフィー: えー珍しい。いつもそういうの、イーサンが仕切ってるじゃん。
イーサン: だよね。でも今週いろいろあってさ…。実は、彼女と別れたんだ。理由?何やっても感謝されなくて、全部当然みたいに扱われてて。今ほんと孤独で……これ受け入れるの、たぶん時間かかると思う。
ソフィー: うわ…そうだったんだ。気づかなくてごめんね。キツかったでしょ。
イーサン: ありがとう。ちゃんとやれてるつもりだったけど、俺ばっかり頑張ってたのかもな。
ソフィー: いつでも話したくなったら言ってよ?話さなくても、ただ会うだけでもいいし。
- game night: ゲームナイト(友人同士で集まってボードゲームやパーティーゲームなどを楽しむ夜のイベント。”movie night”「映画ナイト」などと同じく、〇〇 night の形でカジュアルに使われる。直訳すると日本語ではあまり馴染みがないが、英語ではごく普通の表現。「何する夜」=「〇〇 night」という感覚に慣れることが大切。日本語訳では「ゲーム会」や「集まり」などと自然化されることが多いため、訳とのギャップに注意)
- not in the mood for: ~する気分じゃない(”be in the mood for” は「~したい気分」、”not” をつけると否定。感情・気分を表すときに頻出)
- being around people: 人と一緒にいること(”be around” は「~のそばにいる/一緒にいる」の意味。”being” によって動作全体を名詞化している)
- That’s not like you: 君らしくないね(”That’s not like you” は「普段のあなたとは違う」という意味で、心配や驚きを表す表現)
- organize everything: すべてを仕切る(”organize” は「整理する」「主催する」。ここではイベントなどを「取りまとめる/主催する」意味)
- I’ve just had a rough week: 今週はつらかったんだ(”have a rough week” は「大変な週を過ごす」意味。”rough” は「荒れた」「つらい」などのニュアンスで使われる)
- I had no idea: 全然知らなかった(驚きや申し訳なさを強く込める定番フレーズ。”I didn’t know” よりも感情のこもり方が大きく、「まったく想像もしてなかった」「全然気づかなかった」というニュアンスが強い。相手のつらい話や衝撃的な事実を聞いたときに、共感や謝意を込めて使われることが多い。”I didn’t know” はもっと中立的・事実ベースの響きで、「その情報を知らなかった」程度の軽い意味合い。”I had no idea” のほうが会話で気持ちに寄り添うときに自然)
- I’m really sorry to hear that: それはお気の毒に(”I’m sorry to hear that” は悲しい知らせを聞いたときの定番リアクション。感情の共感を表す)
- we were solid: うまくいってると思ってた(”solid” は「安定している」「しっかりしている」などの意味で、人間関係の安定性を表すカジュアルな表現)
- make things work: 物事をうまくいかせる(人間関係や仕事などで「うまく回す」「努力して関係を保つ」などの意味で使われる)
- If you ever want to ~, you know where to find me: もし~したくなったら、私がどこにいるか知ってるでしょ=いつでも連絡してね(相手を気遣ってそっと寄り添うニュアンスを含んだ、やさしい誘いの表現)