GRAMMAR AND VOCABULARY L099|NoeLia Original Dialog

GV 25-26

👇こちらはLesson 099のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson099|「助ける」を表す動詞 ー save, help
GRAMMAR AND VOCABULARY L099|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L099|「助ける」を表す動詞 ー save, help|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L099|NoeLia Original Dialog

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GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|授与型

授与型

She taught me a new method for doing math problems.
彼女は、数学の問題を解くための新しい方法を私に教えてくれました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She taught me this trick where you microwave the cookie for, like, 8 seconds and it tastes freshly baked.
日本語訳: 彼女が教えてくれた裏ワザがあってさ、クッキーを電子レンジでだいたい8秒チンすると、焼きたてみたいな味になるんだよ。
解説: 「teach 人 物」は「〜を人に教える」の授与型。この文では “this trick(この裏ワザ)” を “me(私)” に教えたという構造です。“where” 以下がその内容になっていて、「電子レンジでチンする方法」という意味合いで使われています。“like” は「たしか〜くらい」のような口語のあいまい表現で、会話でよく登場します。“trick” はここでは「小技」「ちょっとしたコツ」といった意味合いで使われ、“freshly baked” は「焼きたてのような」としてクッキーやパンによく使われる定番の言い回しです。

Conversation Examples

A: Why are you microwaving that? Isn’t it already cooked?
B: Yeah, but Ellie said it’s better warm.
A: Seriously? It looks fine to me.
B: She taught me this trick where you microwave the cookie for, like, 8 seconds and it tastes freshly baked.

A: それ、なんでチンしてるの?もう焼けてるでしょ?
B: うん、でもエリーが温かい方が美味しいって。
A: マジ? そのままで十分そうだけど。
B: 彼女が教えてくれたんだけど、クッキーを8秒くらい温めると、焼きたてみたいになるんだ。

  • microwave (動詞): 電子レンジで加熱する(本来は名詞「電子レンジ」だが、ここでは動詞として「チンする」の意味で使用されており、日常会話では非常によく使われる)
  • already: すでに(現在完了だけでなく、疑問文や否定文で「もう?」や「まだ〜ない」という意味でも使われる、感覚的な副詞)
  • cooked: 火が通っている(“already cooked” で「すでに調理済み」、スーパーの総菜や冷凍食品でもよく使われる)
  • it’s better warm: 温かい方がいい(“It’s better when it’s warm.” の省略形。こうした省略は日常会話でよく使われ、“It’s better fresh.”(新鮮な方がいい)や “It’s better quiet.”(静かな方がいい)のようにも言う。better も warm も形容詞で、「〜の状態の方がいい」という感覚的な言い方)
  • fine: 十分だ、問題ない(ここでは「見た目には悪くないじゃん」という意味合い。goodよりも「可もなく不可もなく」のニュアンス)

NoeLia Extra Examples

He offered me his last slice of pizza, but I could tell he didn’t really mean it.
日本語訳: ピザの最後の一枚くれるって言ったけど、あれ本気じゃなかったよね(笑)。
解説: 「offer 人 物」は「〜を申し出る」の授与型。ここでは “his last slice of pizza” を “me” にくれようとした形です。“could tell” は「〜だと分かった」、「mean it” は「本気で言う」の意味。言葉と本音のズレを読んでるのがポイントです。

Conversation Examples

A: Did you see how much Josh ate at lunch today?
B: I know, right? He started with two slices of pizza, then moved on to pasta, a big salad, garlic bread, and topped it all off with cheesecake.
A: He even reached for my fries like they were community property.
B: He offered me his last slice of pizza, but I could tell he didn’t really mean it.

A: 今日のランチ、ジョシュどんだけ食べてたか見た?
B: 見た見た!ピザ2枚食べてから、パスタにサラダにガーリックブレッドまでいって、最後はチーズケーキで締めてたよ。
A: 俺のポテトにも手伸ばしてきたんだけど、シェア前提かよって思ったわ。
B: ピザの最後の一枚くれるとか言ってたけど、絶対本気じゃなかったね(笑)。

  • Did you see…?: ~見た?(話題を切り出すカジュアルなフレーズ。「知ってる?」「聞いた?」など、さまざまな会話導入に使える万能表現)
  • I know, right?: ほんとそれ(ネイティブが共感するときによく使うカジュアルな決まり文句。語順は一見不自然に思えるが、”I know” の同意+”right?” の確認)
  • moved on to: ~に移った(”move” は「動く」、”on” は「次の段階に乗る」感覚、”to” は「方向・目的地」を示します。つまり、”move on to” は「今の段階から次の段階へと進む」ニュアンスになります)
  • top it all off with ~: 最後の締めに~を加える(「トッピングを足す」のイメージから派生して、出来事の最後に何かを付け加える口語表現)
  • reach for: ~に手を伸ばす(物理的に手を伸ばす行動。比喩でも使えるが、ここでは文字通り。go for に近い)
  • like they were community property: みんなのものかのように(”community property” は「共有財産」の意味で、ユーモラスな比喩表現。共有してないものを勝手に使う行動を皮肉るときに使える)

NoeLia Extra Examples|目的語説明型

目的語説明型

She makes learning fun!
彼女は学習を楽しくします!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年8月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It made me want to call my mom more often, honestly.
日本語訳: 正直、もっと頻繁に母親に電話したくなったよ。
解説: 「make+人+動詞の原形」で「〜させる」という目的語説明型の文です。この文では “me = want to call my mom more often” という関係になっており、”It”(ここでは実家での体験など)が「もっと頻繁に電話したいという気持ち」を “me” に起こさせた構造です。”honestly” は文末に置くことで「本当に」「正直なところ」という感情を柔らかく添える効果があります。

Conversation Examples

A: So, how was the trip back home? Did your mom spoil you again with her cooking?
B: It made me want to call my mom more often, honestly. Just being in that house again—it reminded me of how much I’ve missed her.
A: That’s really nice. I should probably call mine too. It’s been, like, three weeks.
B: Dude, pick up the phone. You know they just wait around for it.

A: 実家どうだった?またお母さんに料理たっぷり作ってもらったんでしょ?
B: いやもうね、もっと頻繁に電話しようって思ったよ。家にいるだけで、どれだけ会いたかったか実感した。
A: それ聞いたら、私もかけなきゃって気になったわ。もう3週間くらい連絡してないし。
B: マジで今すぐかけなよ。親ってさ、それだけを楽しみにしてたりするからさ。

  • trip back home: 実家への帰省(”trip” は「旅行」だが、”back home” をつけることで「実家に戻る旅」、つまり帰省の意味に)
  • spoil (someone): 甘やかす/たっぷりもてなす(もともとは「台無しにする/傷める」という意味。食べ物が腐る=spoilの原義。そこから「相手を甘やかしすぎてダメにする」→「(愛情を注ぎすぎて)甘やかす」という意味が派生。ここでは「料理などで喜ばせる」というポジティブな文脈)
  • remind 人 of ~: ~を思い出させる(”remind” は「記憶を呼び起こす」動詞で、感情や過去の記憶を引き出す場面によく使う)
  • how much I’ve missed her: どれだけ彼女(母親)に会いたかったか(”how much” で程度の大きさを強調。miss はここでは「恋しく思う/会いたい」という感情的な意味)
  • That’s really nice.: いい話だね(共感・賛同を示す自然な一言。話を受け止めて優しく返す定番フレーズ)
  • I should probably ~: ~した方がいいかも(”should” に “probably” を加えることで、押しつけがましくなく提案や意思表示をする柔らかい言い回し)
  • It’s been, like, ~: たぶん〜くらいかな(”like” は会話で数や時間に対する不確かさを自然に表す口語的副詞。ネイティブの間投詞的な使い方)
  • pick up the phone: 電話をかける(直訳は「電話を取る」だが、文脈によっては「かける」意味になる。ここでは「親に連絡する」の婉曲表現)

NoeLia Extra Examples

Don’t let one comment make you feel like a failure.
日本語訳: たった一言で、自分がダメだなんて思わないで。
解説: この文には2つの目的語説明型が入っています。まず “let+目的語+動詞原形” の形で、「〜に…させるのを許す」。次に “make+目的語+形容詞句” の形で、「〜を…な状態にする」。ここでは “one comment = make you feel like a failure” という関係になっていて、「その一言が自分を失敗者のように感じさせることを許すな」という意味になります。“feel like a failure” は「自分が落ちこぼれみたいに感じる」という表現です。

Conversation Examples

A: You haven’t posted anything since that story last week. Are you okay?
B: Someone left this super mean comment about my voice. I know I shouldn’t care, but it got to me.
A: Don’t let one comment make you feel like a failure. People on the internet say whatever just to stir things up.
B: Yeah… you’re right. I guess I gave that one idiot way too much power.

A: 先週のストーリー以来、全然投稿してないよね。大丈夫?
B: 声がどうとかってひどいコメントが来てさ。気にしちゃいけないのは分かってるんだけど、刺さっちゃって。
A: たった一言で自分がダメだなんて思っちゃダメだよ。ネットの人って、炎上狙いで適当なこと言うだけだから。
B: うん、そうだね。たった一人のくだらないコメントに振り回されすぎたかも。

  • post: 投稿する(SNSなどに写真・動画・文章を「上げる」動作。ネット時代の日常語)
  • someone: 誰か(ここでは「誰か=匿名の相手」が悪意ある行動をしたことをぼかして伝える効果がある。直訳すると「誰かが〜した」となり不自然に聞こえることもあるが、英語では非常に自然な言い回しなので慣れが必要)
  • mean: 意地悪な(ここでは「いじわるな」「感じ悪い」という口語的意味。性格や言葉のトーンに対して使われる)
  • care: 気にする(”I know I shouldn’t care” のように、「気にすべきじゃないとわかってるけど…」という内面の葛藤を表す場面でよく使われる)
  • get to (someone): 気に障る/心に刺さる(直訳は「〜に届く」だが、ここでは「精神的に響いてしまう」「ダメージを受ける」という意味の口語表現)
  • say whatever: 何でも言う(”whatever” を使うことで「好き勝手なことを言う」「無責任な発言」を強調)
  • stir things up: 騒ぎを起こす/波風を立てる(”stir” は「かき混ぜる」、そこから「感情や状況を乱す」イディオムとしてよく使われる)
  • give (someone/something) power: ~に力を与える(”give power” は本来「権限を渡す」「支配力を与える」という意味。ここでは “I gave that one idiot way too much power” と使われており、「たった一人のくだらない人間に、自分の気分を左右されるほどの力を与えてしまった」という比喩的な意味になる。つまり「相手の発言に心を振り回されてしまった」というニュアンス)

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