PRACTICAL USAGE L102|NoeLia Original Dialog

PU 25-26

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだListening Challengeのノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!

👇こちらはLesson 102のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson102|創造を表す動詞② ー make it、make の授与型など
GRAMMAR AND VOCABULARY L102|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L102|創造を表す動詞② ー make it、make の授与型など|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L102|NoeLia Original Dialog

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PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:テイクアウトを買って帰ろうと思ったのですが、交通状況が思ったより悪くて。お店が閉まる前に着けそうにないんだ。代わりに、家に着いてから夕食を作るね。
I was going to get take-out for us, but traffic is worse than I thought. I’m not going to make it before the restaurant closes. I’ll make us dinner when I get home instead.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

I was planning to grab some take-out, but traffic’s way worse than I expected. Looks like I won’t make it in time. I’ll just make dinner at home instead.
日本語訳: テイクアウトを買って帰るつもりだったんだけど、渋滞が想像以上でさ。どうやらお店が閉まる前には間に合わなそう。だから、家に帰ってからごはん作ることにするよ。

解説: 模範解答は丁寧で落ち着いた語り口で、あらかじめ立てた予定が実現できなくなったことを冷静に伝える印象があります。ノエリアオリジナルはよりカジュアルで口語的な語感があり、状況のバタバタ感や焦りが伝わる表現です。話し手がその場で判断を切り替えている様子がリアルに描かれているため、日常会話でよくある「柔軟な変更」を表す場面により適しています。どちらも同じ内容を伝えていますが、テンポや話し手の性格、聞き手との関係性に応じて自然に使い分けができます。

I was going to get take-out for us, but traffic is worse than I thought. I’m not going to make it before the restaurant closes. I’ll make us dinner when I get home instead.

  • was going to: ~するつもりだった(予定していたが実現しなかったことを、丁寧に説明するときに使われる表現)
  • get take-out: テイクアウトを買う(”get” はカジュアルで広く使える動詞で、「手に入れる」「買う」など多義的な意味がある)
  • for us: 私たちのために(「自分+相手」のためであることを明示している表現)
  • traffic is worse than I thought: 渋滞が思っていたよりひどい(”worse than I thought” は想定外のネガティブな事態を表す自然な言い回し)
  • I’m not going to make it: 間に合いそうにない(目的地や締切などに「到達できそうにない」という意味の定番口語表現)
  • before the restaurant closes: お店が閉まる前に(時間の制限を明示するタイミング表現)
  • I’ll make us dinner: 私たちの夕食を作る(”make” の授与型で、自分+相手のための行動を示す)
  • when I get home: 家に着いたら(「帰宅のタイミングで」という非常に基本的かつよく使われる表現)
  • instead: 代わりに(前述の選択肢をあきらめて別の行動を取ることを明確に示す副詞)

I was planning to grab some take-out, but traffic’s way worse than I expected. Looks like I won’t make it in time. I’ll just make dinner at home instead.

  • was planning to: ~しようと計画していた(模範解答の “was going to” よりも、事前にある程度意図的に考えていたニュアンスが強い。計画性をより強調している)
  • grab (some) take-out: テイクアウトをさっと買う(”grab” は「サッと手に入れる・食べる」などの意味で、”get” よりもスピード感やカジュアルさがある。忙しい日常の雰囲気が伝わる)
  • traffic’s way worse than I expected: 渋滞が思った以上にひどい(”way” は”much”より強い口語的な強調表現。驚きや焦りを伝える語調が出ている。”I expected” は “I thought” よりもやや客観的・事前の予測を含む)
  • Looks like I won’t make it in time: 間に合わなさそう(”Looks like” によって、「今の時点でそうなりそうだ」という柔らかい推測を示している。”make it in time” は「時間的な締切に間に合う」ことを表し、ここでは会話全体の文脈から「お店が閉まる前に間に合うかどうか」を指していることが自然に伝わる構造になっている)
  • just make dinner at home: 家で夕飯を作ることにする(”just” によって「それで済ませる」ような気楽さが出る。”make dinner” は単に夕飯を作る動作に焦点があり、模範解答の “make us dinner” のように「相手のために」という気遣いは明示されていない)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
What slowed down the traffic?
A. A lane was blocked off.
B. Rain caused a detour.
C. A crash led to major delays.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

雨のせいで帰宅が遅れているノアが、家にいるイザベルに電話をかけています。どうやら夕食の話になったようですね。もちろん、運転中なので「ヘイ、シリ」で発信。安全運転で会話中ですのでご安心を。

Noah: Hey, just giving you a heads-up—I’m still stuck in traffic. It’s barely moving.
Isabelle: Ugh, that sounds brutal. It’s probably the rain, right? Everything slows down when it pours.
Noah: Yeah, that’s part of it. And apparently there was an accident near the overpass. Everything’s backed up for miles.
Isabelle: Figures. Wet roads and rush hour make the worst combo.
Noah: Tell me about it. I was planning to grab some take-out, but traffic’s way worse than I expected. Looks like I won’t make it in time. I’ll just make dinner at home instead.
Isabelle: Don’t worry about it. Since I’m already home, I can take care of dinner tonight.
Noah: Are you sure? I was gonna keep it simple—maybe stir-fried noodles or something.
Isabelle: That works. I’ll start getting things ready. Drive safe, okay?

ノア: ねえ、ちょっと知らせとこうと思って。まだ渋滞にはまってるんだ。ほとんど動かないよ。
イザベル: うわ、大変そう…。たぶん雨のせいでしょ?土砂降りになると何でもノロノロになるもんね。
ノア: うん、それもある。それに高架橋の近くで事故があったらしくてさ。何マイルも先まで詰まってるみたい。
イザベル: だよね。雨の道路とラッシュアワーの組み合わせって最悪だもん。
ノア: ほんとそれ。テイクアウト買って帰ろうと思ってたんだけど、渋滞が予想以上でさ。時間に間に合いそうにないから、代わりに家で夕飯作るよ。
イザベル: 心配しなくていいよ。私もう家にいるし、夕飯は任せて。
ノア: ほんと?簡単に済ませるつもりだったんだ、例えば焼きそばとか。
イザベル: それで十分よ。じゃあ今から準備始めるね。気をつけて帰ってきてね。

  • give you a heads-up: 前もって知らせる(”heads-up” は「注意喚起・事前通知」の意味。カジュアルに「ちょっと伝えとくね」という軽いトーンで使える便利表現)
  • stuck in traffic: 渋滞にはまっている(”stuck” は「動けなくなっている」という状態を表し、交通文脈でよく使われる)
  • barely: ほとんど〜ない(ギリギリ・かろうじてという意味を含み、動作や進行がかなり制限されていることを表す)
  • brutal: つらい/ひどい(元は「残酷な」だが、口語では「大変」「過酷」「しんどい」といった意味でよく使われる)
  • everything slows down: 何もかもが遅くなる(”everything” を主語にすることで、日常の流れ全体に影響が出ることを示す。交通や作業などに汎用的に使える)
  • when it pours: 土砂降りのときに(”pour” は「注ぐ」だが、天気の文脈では「どしゃ降り」を意味する定番表現。”It’s pouring!” で「雨がめっちゃ降ってる!」)
  • apparently: どうやら〜らしい(情報源は確かでないが、誰かから聞いた話や観察から判断した推測を述べるときに便利)
  • accident near the overpass: 高架橋の近くの事故(”overpass” は「高架道路」。日常の地理描写に使える単語)
  • backed up for miles: 何マイルも渋滞している(”back up” は交通文脈で「渋滞する」ことを意味する口語句。”for miles” は渋滞の長さを強調)
  • figures: やっぱりね/そんなとこだろうと思った(口語でよく使う短いリアクション。相手の発言に納得や軽い諦めを込めて返す)
  • combo: 組み合わせ(”combination” の略語。ここでは「雨+帰宅ラッシュ」という最悪の組み合わせを意味する)
  • Tell me about it: 本当それ/まさにそうだね(強く同意するときの決まり文句。相手の愚痴や文句に「わかるわ〜」と共感を込めて返す)
  • take care of ~: ~を引き受ける/面倒を見る(”care” のコアイメージは「気にかける・大事に扱う」。”take care of” は「責任をもって処理する」「きちんとやる」というニュアンスがあり、ここでは「夕飯を自分がやるから大丈夫」という気遣いと引き受けの意味を含んでいる。”I’ll take care of it.” はビジネス・家庭問わず使える定番表現)
  • stir-fried noodles: 焼きそば(”stir-fry” は「炒める」という調理法で、日常的な料理トークでよく登場)
  • That works: それでOK/いいね(相手の提案をすんなり受け入れるカジュアル表現。短くて便利)
  • get things ready: 準備を始める(”get + 名詞 + 過去分詞” の構文は、目的に向けて手を動かすプロセス全般に使える)
  • Drive safe: 気をつけて運転してね(”safe” は文法的には副詞ではないが、口語で「安全に運転して」の意味で決まり文句のように使われる)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

What slowed down the traffic?
A. A lane was blocked off.
B. Rain caused a detour.
C. A crash led to major delays.

答え
クリックすると答えが出ます。

C. A crash led to major delays.

Point

A. A lane was blocked off.(車線が封鎖された)
本文では「車線規制」についての言及は一切なく、”blocked off”(封鎖された)は聞き慣れた交通関連の句動詞ですが、実際のセリフには登場しません。交通表現に見慣れている人ほど選びたくなる語句ですが、事実と一致していないため、この選択肢は不正解です。

B. Rain caused a detour.(雨で迂回が必要になった)
会話では “It’s probably the rain, right?” とイザベルが言っていますが、これはあくまで予想にすぎません。さらに “detour”(迂回)を示すような場面や言葉は出てこず、「雨のせいで道を変えた」とは言っていません。”detour” は道路封鎖や大きな変更があったときの言い方なので、実際の内容とは一致せず、この選択肢も不正解です。

C. A crash led to major delays.(事故が大きな遅れを引き起こした)
“apparently there was an accident near the overpass. Everything’s backed up for miles.” というセリフから、渋滞の主な原因は事故であることが明白です。”led to major delays”(大きな遅れにつながった)は本文の内容を的確に要約した言い換えであり、正解はこの選択肢です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • accident near the overpass: 渋滞の直接的な原因である事故の場所。聞き逃し注意。
  • backed up for miles: 何マイルも渋滞していることを示す表現。”backed up” は交通渋滞の定番句動詞。
  • rain: “It’s probably the rain, right?” というイザベルの推測に登場。ただし原因として断定されておらず、その後ノアが事故について説明しているため、主な原因ではない。聞こえた単語に惑わされないように注意。

会話のテーマを理解すること
この会話では、ノアが帰宅途中に渋滞に巻き込まれていることを、家にいるイザベルに伝えています。イザベルは冒頭で「たぶん雨のせいかな?」と軽く予想しますが、そのあとノアが「高架橋のあたりで事故があったらしい」と、はっきり原因を説明しています。こうした流れの中で、誰が何を言っているのか、そして実際の原因は何かをしっかり整理して聞き取ることが大切です。また交通に関する表現(backed up, overpass, detour など)は、慣れないと聞き逃しやすいですが、日常会話ではとてもよく使われるので、ここでしっかり耳を慣らしておきましょう。

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🐾 飼い主さんにもすすめたら、「6秒て、はやっ!?」と、ちょっとビビってました。笑

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