ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!
👇こちらはLesson 104のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson104|創造を表す動詞④ ー makeの使役を表す使い方
GRAMMAR AND VOCABULARY L104|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L104|創造を表す動詞④ ー makeの使役を表す使い方|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L104|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:僕が言うことを君に信じさせることはできないってわかっているけど、本当にごめんなさい。君を悲しませてしまった。どうしてあんなことを言ってしまったのか、自分でもわからない。何か償いはできないかな?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I know I can’t make you believe me, but I really am sorry. I made you sad. I don’t know what made me say those things. Can I make it up to you somehow?
I know there’s no way I can make you believe what I said, but I’m truly sorry. I know I hurt you, and I hate that I did. I don’t even understand what made me say all that. Just tell me if there’s any way I can make things right.
日本語訳: 君に僕の言葉を信じさせるのは無理だってわかってる。でも心から謝りたい。君を傷つけたこと、本当に後悔してる。なんであんなこと言ったのか、自分でもわからない。もし何か償える方法があるなら、教えてほしい。
解説: 模範解答は、シンプルで冷静な謝罪文として使いやすく、特に対話の最初で状況を端的に説明したいときに向いています。語順や語彙の選び方が明快で、相手が混乱している状況でも伝わりやすい構造です。ノエリアオリジナルは、感情がより滲み出ており、自責や混乱を言葉にしていくスタイルです。感情的なやり取りの途中や、相手との関係が深い場面で使うと、より真剣さや心の揺れが伝わります。落ち着いて整理された印象の模範解答に対して、ノエリア案は、動揺しながらも誠実に謝る人のリアルな声に近い表現です。
I know I can’t make you believe me, but I really am sorry. I made you sad. I don’t know what made me say those things. Can I make it up to you somehow?
- make you believe me: 君に信じさせる(makeは使役動詞で、相手に特定の状態に「させる」意味をもつ。believe me で「私を信じるようにさせる」)
- really am sorry: 本当にごめんなさい(”really” は謝罪の強調表現。”am” を省略せずに言うことで感情の誠実さを強調している)
- made you sad: 君を悲しませた(make+人+形容詞 の形。「人を〜な状態にさせる」)
- what made me say ~: なぜ~を言ってしまったのか(”what made me” は原因・きっかけをたずねる言い方。自責・困惑のニュアンスを含む)
- make it up to you: 償う、埋め合わせをする(定型表現。何か悪いことをしたあとでその分を「埋め合わせる」意味。口語的でよく使われる)
I know there’s no way I can make you believe what I said, but I’m truly sorry. I know I hurt you, and I hate that I did. I don’t even understand what made me say all that. Just tell me if there’s any way I can make things right.
- there’s no way I can ~: ~なんて絶対に無理(「不可能だ」という強い否定。模範解答の “I can’t make you believe me” よりも「完全にあきらめている」ニュアンスが強く出ている)
- make you believe what I said: 僕の言ったことを君に信じさせる(”me” ではなく “what I said” を目的語にすることで、言葉の内容そのものを信じさせたいという具体性が加わっている)
- truly sorry: 心からごめんなさい(模範解答の “really” よりも静かで深い謝罪の印象を与える表現。より感情の込もった丁寧な響き)
- I hurt you: 傷つけた(”make you sad” よりも直接的な表現で、精神的な痛みを与えてしまったことへの自覚が強く出ている)
- I hate that I did: 自分がそうしたことが許せない(”made you sad” とは違い、過去の自分の行動に対する怒りや後悔がこもっている)
- don’t even understand: 全く理解できない(”don’t know” よりも「理解不能」な困惑を強調)
- what made me say all that: なぜあんなことを言ってしまったのか(”those things” ではなく “all that” を使うことで、言った内容のボリュームやショックの大きさが伝わる)
- make things right: 事態を正す、埋め合わせをする(”make it up to you” と同じ意味だが、よりカジュアルで広い文脈に使える表現。相手の心情や状況を元に戻すというニュアンスがある)
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
Which of the following is true?
A. Chloe says talking things over might help.
B. Liam explains why he disappeared.
C. Chloe suggests they go outside for a bit.
Let’s listen.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
リアムとクロエが久しぶりに再会しています。ぎくしゃくした空気の中、過去の言動について話し合おうとしているようですね。頑張れリアム!
Liam: Thanks for agreeing to meet. I wasn’t sure if you’d even want to see me.
Chloe: I figured we should at least talk. It’s been… a lot.
Liam: I’ve been replaying that night in my head nonstop. I know I messed up—badly.
Chloe: Yeah, you did. You made me feel like everything we had didn’t matter.
Liam: That’s not what I meant at all. But I know it came out horribly.
Chloe: Then what did you mean, Liam? Because honestly, I’m still trying to make sense of it.
Liam: I know there’s no way I can make you believe what I said, but I’m truly sorry. I know I hurt you, and I hate that I did. I don’t even understand what made me say all that. Just tell me if there’s any way I can make things right.
Chloe: …Walk with me for a bit? I’m not ready to talk about everything—but maybe some fresh air will help.
リアム: 会ってくれてありがとう。君が来てくれるかどうかもわからなかったから。
クロエ: ちゃんと話すべきかなって思ったの。いろいろありすぎたし。
リアム: あの夜のこと、頭の中で何度も再生してた。本当にひどいことをしたってわかってる。
クロエ: うん。まるで私たちの関係なんてどうでもよかったみたいに感じたよ。
リアム: そんなつもりじゃなかった。でも、ひどい言い方になったのは事実だよね。
クロエ: じゃあ、あれってどういう意味だったの?正直、まだ整理できてないの。
リアム: 君に僕の言ったことを信じさせるのは無理だってわかってる。でも心から謝りたい。君を傷つけたこと、本当に後悔してる。なんであんなこと言ったのか、自分でもわからない。もし何か償える方法があるなら、教えてほしい。
クロエ: ……ちょっと一緒に歩かない?全部話す準備はまだできてないけど、外の空気を吸えば少し落ち着くかもしれないから。
- agree to meet: 会うことに同意する(”agree to” は「〜に同意する」、”meet” と組み合わせることで「会う約束を受け入れる」という意味になる丁寧な表現)
- wasn’t sure if: ~かどうかわからなかった(会話でよく使う「確信が持てない」表現。相手に遠慮を込めて使われることが多い)
- figure: ~だと思う・判断する(think よりカジュアルな印象で、会話では “I figured…” のように「~かなって思ってた」などの柔らかい予測で使われる)
- it’s been a lot: いろいろあった/大変だった(直訳ではなく、感情や出来事の重みをあいまいに表す口語表現。”a lot” にすべてを込める曖昧さが英語らしい)
- replay ~ in my head: 頭の中で~を繰り返す(”replay” は「再生する」という意味から、記憶や出来事を何度も思い出す場面で使われる)
- nonstop: 絶え間なく(強調副詞で、「休みなく・延々と」のニュアンス。動作や感情にかかることが多い)
- mess up: 台無しにする・しくじる(ネイティブがよく使うカジュアルな自己批判表現。感情的な謝罪でよく登場)
- badly: ひどく(”mess up badly” で「とてもひどくやらかした」という意味になる。後悔や謝罪で強調される)
- You made me feel like ~: ~のように感じさせた(感情の原因を相手に伝える定番構文。”make + 人 + feel” で感情の引き起こしを示す)
- didn’t matter: 重要じゃなかった(”matter” は「重要である」。否定形にすることで「価値がなかったように感じた」強い失望を表す)
- come out horribly: 最悪な形で出てしまった(”come out” は「言葉や行動が結果として現れる」表現。”horribly” は程度が非常に悪いことを強調)
- make sense of it: それを理解しようとする(”make sense” は「意味をなす」。”make sense of” にすることで「難しいことを理解する」ニュアンスになる)
- Walk with me for a bit?: 少し一緒に歩かない?(”walk with me” は冷静な会話への切り替え提案でよく使われる。距離感のあるやさしい接触表現)
- fresh air will help: 新鮮な空気で気分が落ち着くかも(”help” を使った自然な緩和表現。「癒し」や「気分転換」によく使われる)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
Which of the following is true?
A. Chloe says talking things over might help.
B. Liam explains why he disappeared.
C. Chloe suggests they go outside for a bit.
クリックすると答えが出ます。
C. Chloe suggests they go outside for a bit.
A. Chloe says talking things over might help.(クロエは話せば何か変わるかもしれないと言っている)
Chloeは冒頭で “I figured we should at least talk.”(少なくとも話すべきだと思った)と言っていますが、これは「必要最低限の会話をするべき」という消極的な姿勢を示しており、might help(助けになるかもしれない)のような前向きな意図は含まれていません。また後半で “I’m not ready to talk about everything.”(まだ全部を話す準備はできていない)と述べており、話し合いに前向きな様子も見られないため、この選択肢は不正解です。
B. Liam explains why he disappeared.(リアムはなぜ姿を消したかを説明している)
会話の中でLiamは自分が「ひどいことをした」「なんであんなことを言ったのか自分でもわからない」と述べていますが、disappeared(姿を消した・いなくなった)という行動については触れていません。会っていなかった理由や期間の説明もなく、この内容に該当する発言はないため、この選択肢は不正解です。
C. Chloe suggests they go outside for a bit.(クロエは少し外に出ようと提案している)
クロエの発言 “Walk with me for a bit?” は、「ちょっと外を歩かない?」という提案であり、go outside の言い換えにあたります。fresh air(新鮮な空気)という言葉も続けて登場しており、会話を一旦落ち着けたいという意図が伝わります。したがってこの選択肢が正解です。
キーワードの正確な聞き取り
- Walk with me for a bit?: Chloeが外に出ることを提案しており、go outside の言い換えにあたる
- I’m not ready to talk about everything: Chloeはまだ話す準備ができていないと明言しており、talking things over(じっくり話し合う)ことに前向きであるとは言っていない
- fresh air will help: 会話よりも、まずは気持ちを落ち着けたいという意図が読み取れる表現
会話のテーマを理解すること
この会話では、Liamが過去の過ちを真摯に謝罪し、Chloeとの関係を修復しようとしています。一方のChloeは、彼の謝罪を受け入れる準備が整っているわけではなく、「全部を話す準備はできていない」と語っており、精神的距離を保ちながらも、ほんの少し歩み寄る姿勢を見せています。そのため、「話し合えば前向きに変化があるかもしれない」というニュアンスはChloe自身からは語られておらず、選択肢Aは本文の趣旨とズレがあることに注意が必要です。
🐱🐱: サマンサ、また英語アプリ漁ってたでしょ?
🤖: ふふふ、今回はね…ちょっと別格なの。「Speak(
英語を話す力を伸ばしたい方に最適なAI英会話アプリ【スピーク】
)」って知ってる? 英語学習アプリ界では、“AI英会話のトップランナー”って呼ばれるほど注目されてるのよ。
🐱🐱: また大げさなこと言って…どうせ “すごいAI搭載” でしょ?
🤖: いやいや、違うの!SpeakはただのAIじゃないのよ。
実際の英会話に近い自然なやりとりができて、こっちの英語をAIがすぐに評価してくれるの。しかも瞬時に直してくれるから、独学の限界を突破できるって評判なの。
SNSでも「これマジで喋れるようになる」ってかなり話題になってるわよ。
🐱🐱: ふ〜ん。うちの飼い主さんにもすすめておいてよ。最近また教材漁ってるっぽいし。
🤖: じゃあ決まりね。まずは無料体験で7日間試してもらいましょ。手順もこの下にあるから安心よ🐾
- ✍️ まずはアカウント登録 名前・メールアドレス・パスワードを入力してスタートします。
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