ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!
👇こちらはLesson 106のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson106|創造を表す動詞⑤ ー build, construct, produce, create
GRAMMAR AND VOCABULARY L106|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L106|創造を表す動詞⑤ ー build, construct, produce, create|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L106|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:まずは基本をマスターするのがいちばんです。結果を出すことに集中しましょう。もしあまりにたくさんのことをあまりに急いでしようとすると、ただ自分に問題を作り出すだけになってしまいます。
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
At first, it’s best to master the basics. Focus on producing results. If you try to do too much too soon, you’ll just create problems for yourself.
Nail the basics first and focus on getting real outcomes. If you try to build too much too fast, you’ll only end up tripping over your own feet.
日本語訳: まずは基礎をしっかり固めて、ちゃんと成果を出すことに集中しよう。無理に一気に積み上げようとしたら、結局は自分で自分の足を引っ張ることになるだけだよ。
解説: 模範解答は、真面目で丁寧なアドバイスのような響きがあり、順序立てて落ち着いて進めることの大切さを、論理的に伝えています。説明的で、場面としては指導者が講義や会議などで使う雰囲気があります。ノエリアの回答は、より感覚的でカジュアルなトーンです。失敗のイメージを具体的に描写しており、学習初期の段階で焦る気持ちに寄り添った励ましとして自然に響きます。会話の中で友人やメンターが軽く背中を押すような場面で使われやすい表現です。違いとしては、模範解答が「段階を守る大切さ」を丁寧に伝えているのに対し、ノエリア解答は「焦ると逆効果になるよ」という注意喚起を、イメージを交えて伝えるスタイルになっています。
At first, it’s best to master the basics. Focus on producing results. If you try to do too much too soon, you’ll just create problems for yourself.
- At first: 最初は(物事のスタート地点を表す。時間の流れのなかでの位置づけを示す)
- it’s best to ~: ~するのが最善だ(一般的な助言表現。主語を it にして客観性を出している)
- master the basics: 基本を習得する(master は「完全に習得する」。the basics は学習や技術の「基本事項」)
- focus on ~: ~に集中する(focus の名詞用法もあるが、ここでは動詞として使われる)
- producing results: 成果を生み出す(produce は結果や成果など無形のものを「生み出す」)
- do too much too soon: あまりに早く、あまりに多くのことをしようとする(負担やリスクを暗示)
- create problems: 問題を引き起こす(create は「無から何かを生み出す」動詞。ここでは望ましくない事態を自ら作ることを意味する)
- for yourself: 自分自身に(結果が自分に跳ね返ってくることを強調する補足語句)
Nail the basics first and focus on getting real outcomes. If you try to build too much too fast, you’ll only end up tripping over your own feet.
- Nail the basics: 基礎をしっかり固める(nail は口語で「うまく決める・完璧にこなす」の意味。ここでは「基本をしっかり押さえる」という決意や達成感を含んだ表現。模範解答の “master the basics” よりもくだけた印象で、実践的なニュアンスがある)
- focus on getting real outcomes: 実際の成果を得ることに集中する(real outcomes は「見える成果」や「実感できる結果」。模範解答の “producing results” と意味は近いが、「リアル」な手応えのある成果に重きを置いている。get という動詞の選択が、努力の末に得る実感を強調している)
- build too much too fast: あまりに早く、あまりに多くを築こうとする(build は具体的な物だけでなく、知識やスキルなど抽象的なものにも使える。ここでは「焦って一度に詰め込みすぎる危険」を表す)
- end up tripping over your own feet: 結果として自分で自分の足を引っ張る羽目になる(end up は「結局~になる」、trip over one’s own feet は「足をもつれさせる」比喩。焦って物事を急ぐあまり、自滅する様子を口語的かつ視覚的に描いている。模範解答の “create problems for yourself” よりもイメージ豊かで、失敗への警鐘が強い)
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
Does Jake support her current approach?
A. Sophia thinks he does.
B. Jake suggests a more focused path.
C. The books seem to guide her well.
Let’s listen.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
ソフィアが英語学習の進め方に悩んでいるようです。あれこれ教材を変えては落ち着かない様子に、先輩のジェイクが声をかけます。
Jake: You’ve got three grammar books open. Are you actually using all of them?
Sophia: Honestly? I keep switching. One looks too basic, the other one is too hard… I’m just trying to figure out what’ll stick.
Jake: Sounds like you’re spinning your wheels.
Sophia: I know… but I feel like if I keep moving, I’m at least doing something.
Jake: Sophia, nail the basics first and focus on getting real outcomes. If you try to build too much too fast, you’ll only end up tripping over your own feet.
Sophia: You mean… stop pretending to study and actually build a solid base?
Jake: Exactly. Master one thing well, and let it give you confidence before jumping to the next.
Sophia: Okay. Maybe I’ll pick one book and stick to it for a while. No more flipping just to feel busy.
ジェイク: 文法書が3冊開いてるけど…それ全部使ってるの?
ソフィア: 正直言うと、あちこち行ったり来たりしてるの。1冊は簡単すぎるし、もう1冊は難しすぎて…。何が自分に合うのか、手探りって感じ。
ジェイク: それって空回りしてるだけじゃない?
ソフィア: だよね…。でも止まったら焦るし、動いてれば「何かやってる感」はあるから。
ジェイク: ソフィア、まずは基本をしっかり固めて、実際に成果につながることに集中しよう。無理にあれこれ一気に積み上げようとすると、自分で自分の足を引っ張ることになるよ。
ソフィア: つまり…“勉強してるフリ”じゃなくて、ちゃんと土台を作るってこと?
ジェイク: そうそう。ひとつのことをしっかり身につけて、それが自信をつけてくれるのを待ってから次に進もう。
ソフィア: わかった。ひとまず1冊に絞って、ちゃんと続けてみる。とりあえず動いて安心、みたいな勉強はやめにしてみる。
- have got: ~を持っている、~がある(”have” の口語的な言い換えで、主にイギリス英語でよく使われるが、アメリカ英語でもカジュアルな会話では使われる。”I’ve got” は “I have” と意味は同じで、「所有」「状態」を表すときによく使う。現在形にしか使えず、進行形や過去形にはできないのが特徴)
- figure out: 見つけ出す/理解する(「何が自分に合うのかを探ってる」という意味合いで使用)
- what’ll stick: 何が定着するか/身につくか(”stick” は「くっつく」「残る」→ここでは「記憶に残る」「身につく」という学習文脈での比喩)
- spinning your wheels: 空回りしてる(直訳は「タイヤを空回りさせてる」。努力してるのに前に進んでいない様子を表す比喩)
- pretend to ~: ~してるふりをする(”pretending to study”=勉強してるように見せてるだけ)
- build a solid base: しっかりした土台を築く(”solid” は「しっかりした」「安定した」)
- master ~: ~を習得する(”master one thing well”=ひとつのことをしっかりマスターする)
- let it give you confidence: 自信を与えてくれる(”give you confidence” は「自信を持たせる」という日常的で自然な表現。let it give you confidence で「(身につけたことが)自信をつけてくれるように任せる」というニュアンスになる)
- pick one (book): ひとつ選ぶ(”pick” は「選ぶ」のカジュアルな表現。”choose” より軽め)
- stick to it: それにこだわる/継続する(”stick to it” は「ブレずに続ける」「やり続ける」という口語的表現)
- no more flipping: ペラペラと(無意味に)ページをめくるのはもうやめる(”flipping” は「ページをめくる」→あちこち手を出す・浮ついた行動の比喩)
- just to feel busy: 忙しい気分になるためだけに(「やってる感」に浸るだけの行動を皮肉る表現)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
Does Jake support her current approach?
A. Sophia thinks he does.
B. Jake suggests a more focused path.
C. The books seem to guide her well.
クリックすると答えが出ます。
B. Jake suggests a more focused path.
A. Sophia thinks he does.(ソフィアは彼が賛成していると思っている)
ソフィアは「I feel like if I keep moving, I’m at least doing something(動いてさえいれば、何かしてるって気になる)」と話していますが、これは自分の焦りを吐露しているだけです。ジェイクは「Sounds like you’re spinning your wheels(空回りしてるように聞こえる)」と返しており、現在のやり方に同意していないため、この選択肢は不正解です。
B. Jake suggests a more focused path.(ジェイクはもっと集中したやり方を提案している)
ジェイクは「nail the basics first and focus on getting real outcomes(まずは基礎を固めて、ちゃんとした成果を出すことに集中しよう)」と助言しており、「pick one book and stick to it(1冊に絞ってやり通す)」という提案もしています。これらは明らかに “more focused path” の言い換えであり、この選択肢が正解です。
C. The books seem to guide her well.(その本たちは彼女をうまく導いているように見える)
ソフィアは「One looks too basic, the other one is too hard(1冊は簡単すぎて、もう1冊は難しすぎる)」と話しており、教材に対して満足していない様子が明らかです。guide(導く)という前向きな評価は内容と一致せず、不正解です。
キーワードの正確な聞き取り
- nail the basics first: 「まずは基礎を固めよう」とアドバイスする中心表現。
- spinning your wheels: 「空回りしてる」状態を示すイディオム。Jakeが今のやり方に疑問を持っている証拠。
- pick one book and stick to it: 複数の教材に手を出すより、1冊に集中すべきという提案。
会話のテーマを理解すること
この会話では、複数の教材に翻弄されているソフィアに対し、ジェイクが「まずは一つに集中しよう」とアドバイスしています。「焦って動くのではなく、集中して実力をつけよう」というメッセージが全体を通してのテーマであり、それに最も合致する選択肢がBです。
🐱🐱: サマンサ、また英語アプリ漁ってたでしょ?
🤖: ふふふ、今回はね…ちょっと別格なの。「Speak(
英語を話す力を伸ばしたい方に最適なAI英会話アプリ【スピーク】
)」って知ってる? 英語学習アプリ界では、“AI英会話のトップランナー”って呼ばれるほど注目されてるのよ。
🐱🐱: また大げさなこと言って…どうせ “すごいAI搭載” でしょ?
🤖: いやいや、違うの!SpeakはただのAIじゃないのよ。
実際の英会話に近い自然なやりとりができて、こっちの英語をAIがすぐに評価してくれるの。しかも瞬時に直してくれるから、独学の限界を突破できるって評判なの。
SNSでも「これマジで喋れるようになる」ってかなり話題になってるわよ。
🐱🐱: ふ〜ん。うちの飼い主さんにもすすめておいてよ。最近また教材漁ってるっぽいし。
🤖: じゃあ決まりね。まずは無料体験で7日間試してもらいましょ。手順もこの下にあるから安心よ🐾
- ✍️ まずはアカウント登録 名前・メールアドレス・パスワードを入力してスタートします。
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💡 有料プランは2種類
- プレミアムプラン(月1,567円・年18,800円) 会話カリキュラム、AI会話練習、チューター相談、発音フィードバックが利用可能。
- プレミアムプラスプラン(月2,233円・年26,800円) プレミアムの全機能に加え、個別最適化プラン、苦手分野強化、興味に基づく語彙学習など。
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