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ラジオ英会話 Lesson108|入手を表す動詞⑤ ー getの基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L108|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L108|入手を表す動詞⑤ ー getの基本|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L108|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。
🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。
🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?
🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。
🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。
🤖: そんな飼い主さんにぴったりなのが、AI相手に英語を話せるアプリ「Speak」。ラジ英で覚えたフレーズをそのまま声に出して練習できるの。
🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。
🤖: そうそう、発音のフィードバックももらえるし、AIだから間違えても恥ずかしくないのよ。ラジ英で土台ができてる人には、実践への橋渡しになると思うわ。
🐱🐱: 読者さんの中にも、「ちょっと話してみたい」って思ってる人、絶対いると思うにゃ〜!
🤖: しかも7日間は無料。迷ってるなら、まずは気軽に試してみるのがいいかもね。きっかけって、案外こういう小さなステップから始まるものよ。
- ✍️ まずはアカウント登録 名前・メールアドレス・パスワードを入力してスタートします。
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- プレミアムプラン(月1,567円・年18,800円) 会話カリキュラム、AI会話練習、チューター相談、発音フィードバックが利用可能。
- プレミアムプラスプラン(月2,233円・年26,800円) プレミアムの全機能に加え、個別最適化プラン、苦手分野強化、興味に基づく語彙学習など。
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get|「動き」を伴った「得る・手に入れる」
Key Sentenceget|「動き」を伴った「得る・手に入れる」
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We just got a wedding invitation.
私たちはたった今、結婚式の招待状を受け取りました。
How do you usually get your news? Online or TV?
日本語訳: 普段、ニュースってどこから仕入れてる?ネット?それともテレビ?
解説: 「get your news」は「ニュースを得る」という意味で、get の基本「手に入れる」をそのまま使っています。疑問文にして「Online or TV?」と選択肢を並べる形は、日常会話でよくある自然な聞き方です。
A: I totally missed that earthquake in Taiwan. Everyone was talking about it in class and I had no idea.
B: Really? How do you usually get your news? Online or TV?
A: Honestly, I don’t. I rely too much on whatever pops up on my social feed.
B: That explains it. Social media algorithms are the worst for real news coverage.
A: 台湾の地震のこと、全然知らなかったんだよね。授業中みんな話してて、完全に置いてかれた。
B: え、マジで?普段ニュースってどこで見てる?ネット?それともテレビ?
A: 正直…見てないかも。SNSに流れてくるやつだけで済ませちゃってる。
B: そりゃ気づかないわけだ。SNSのアルゴリズムって、ちゃんとしたニュースにはほんと向いてないからね。
- miss (something): ~を見逃す/聞き逃す(ここでは “I totally missed that earthquake” のように、「ニュースや出来事を知らなかった」という意味で使われている。「miss the train」などの基本用法から広げて理解すべき動詞)
- rely on: ~に頼る(”I rely too much on…” のように、自分の依存傾向を表す。日常生活で頻出する重要な句動詞)
- whatever pops up: 出てきたものを適当に(”whatever” は「何でも」「どれでも」を意味し、”pop up” は「急に出てくる/表示される」というカジュアルな口語表現。ここでは「SNSに勝手に出てくるやつ」)
- social feed: SNSのタイムライン(”feed” はSNSで「投稿が流れてくる画面・流れ」を指す。FacebookやInstagramなどの基本用語)
- That explains it: それで納得(原因や理由がわかったときのリアクション表現。短いながらも会話をスムーズに進める重要フレーズ)
- algorithm: アルゴリズム(コンピューターやSNSの仕組みを語るときに欠かせない単語。ここでは「情報の出し方を決める仕組み」の意味)
- the worst for (something): ~に最悪(”the worst for real news coverage” のように、「本物のニュースを知るには向いてない」という文脈で使用)
- real news coverage: きちんとしたニュース報道(”coverage” の本来の意味は「覆うこと/カバーしている範囲」。”cover”=「覆う」が名詞化したもので、「coverage」は何かが及んでいる領域や対象範囲を指す。これがニュースに使われると、「どの出来事が、どのように、どれくらい広く/深く取り上げられたか=報道・取材の範囲と質」という意味になる。”real” をつけることで、SNSの断片的・偏った情報ではなく、「実際の・事実に基づくニュース報道」としての信頼性を強調する表現)
getの使いみちの広さ
getの使いみちの広さ
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Where did you get it?
それをどこで買いましたか?
I’ll get it. Don’t worry about the check.
日本語訳: 私が払うよ。お会計のことは気にしないで。
解説: ここでの「get it」は「支払いを引き受ける」という広い意味でのgetです。もともと「手に入れる」から派生して「会計を自分が処理する」というニュアンスになっています。「I’ll pay」よりもカジュアルで口語的、check はレストランで「お勘定」を指す口語的な表現です。
A: I’ve been wanting to catch up like this for a while. It’s really nice to finally slow down and talk. Oh—and this lunch, by the way. I’ll get it. Don’t worry about the check.
B: Wait, really? I mean, thank you—but you sure? This place isn’t exactly cheap.
A: I know. But when I got my first offer, someone treated me too. Feels right to pass it on.
B: That’s honestly really kind of you. I’ll pay it forward someday too.
A: こうやってゆっくり話すの、前からしたかったんだよね。やっと落ち着いて話せて嬉しいよ。あ、それとこのランチ、俺が出すから。お会計は気にしないで。
B: え、ほんとに?ありがとう…でもいいの?ここ、けっこう高いよ?
A: わかってるよ。でもさ、初めて内定もらったとき、僕も奢ってもらったことがあってね。だから今度は自分が返す番かなって。
B: それすごく優しいね。私もいつか誰かに同じことしてあげるよ。
- catch up: 久々に近況を話す(友人・知人同士で「最近どう?」と語り合う意味で使われる口語的な定番表現)
- slow down: 一息つく/ゆっくりする(本来は「スピードを落とす」だが、会話では「落ち着いて話す・リラックスする」のニュアンスでよく使われる)
- you sure?: 本当に?(”Are you sure?” の省略形で、口語でよく使われる。「マジで?」という軽い確認のニュアンス)
- isn’t exactly ~: ~ってわけでもない(”isn’t exactly cheap” のように、「安いとは言えない」と遠回しに言う口語的な言い回し)
- first offer: 初めての内定(就職活動などでの「最初のオファー」。”job offer” の省略で使われることも多い)
- treat (someone): ごちそうする(”treat” は「もてなす・おごる」という意味で、食事や飲み物などを誰かに払う場面でよく使われます。この会話では someone treated me のように、主語が「誰か(someone)」で目的語が「私(me)」という形で「ご馳走してもらった」という意味になります。英語では「someone」とぼかすことで柔らかく、具体的に誰であっても当てはまる汎用的な言い方になります。直訳するとニュアンスが不自然になるので注意しましょう。)
- pass it on: (親切・行動などを)次に渡す(ここでは「自分が受けた恩を、他の誰かに返す」という意味の比喩的な表現。”pay it forward” とも関連)
- pay it forward: 恩送りをする(誰かに受けた善意を、直接その人に返すのではなく、別の誰かに同じような善意を与えることで「善意の連鎖」をつくるという考え方。アメリカでは個人主義と助け合い精神のバランスを象徴する重要な文化概念で、日常生活でも「知らない人に親切を渡す」行動として浸透している。”Pay It Forward” という映画(2000年)を通して広く知られるようになり、ボランティアや地域活動のスローガンとしても使われる、感謝と行動がつながった現代的で深い意味を持つ表現)
getの「理解」
getの「理解」
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Got it? – Yeah, I got it.
わかった?うん、わかった。
I didn’t get it at first. Then it just made sense.
日本語訳: 最初はよくわからなかった。でも、ふと腑に落ちたんだ。
解説: 「get it」は「理解する」という意味で、特に“すぐには理解できなかったけど、あとでわかってきた”という流れを自然に表しています。「made sense」は「意味が通った・理解できた」の口語表現で、頭ではなく感覚でわかるニュアンスがあります。
A: I honestly didn’t expect that kind of twist. That whole time-loop thing completely threw me.
B: Yeah, I didn’t get it at first. Then it just made sense.
A: So you did understand it eventually?
B: Yeah, once I realized the main character was the anomaly all along.
A: あの展開は正直、全然予想してなかったよ。あのタイムループのくだりで完全に混乱した。
B: うん、俺も最初は意味不明だった。でも途中から腑に落ちたんだよね。
A: ってことは、最終的には理解できたってこと?
B: うん、主人公が最初から“特別な存在”だったって気づいたときに、全部つながったんだよ。
- that kind of ~: そういう〜(”kind of” は「種類の」という意味で、”that kind of twist” で「そういう展開」のように、抽象的なもののタイプを指すときによく使われる)
- twist: ひねり・どんでん返し(映画や物語の中で「予想外の展開」を表す単語。日常会話でもフィクションの話題では頻出)
- time-loop: タイムループ(時間が繰り返されるというSF的設定。映画やドラマで人気のジャンル用語だが、一般的な会話でも通じる)
- completely throw (someone): 〜を完全に混乱させる(”throw” は「投げる」だが、比喩的に「戸惑わせる」「驚かせる」などの意味で使われる。ネイティブらしい口語表現)
- eventually: 最終的に(”finally” に似ているが、より「自然な流れの結果として」時間が経って到達する感覚がある)
- realize: 気づく・理解する(”understand” よりも「ハッと気づく」「突然わかる」ニュアンスが強く、文脈にひらめきや発見があるときに使われる)
- the anomaly: 異常値・特異点(”anomaly” は「普通とは違うもの」を指す。SFや技術系の文脈ではよく使われ、映画・ドラマの会話で頻出)
- all along: 最初からずっと(”along” のイメージは「道なりにずっと」で、”all along” は「実はずっとそうだった」ことを示すフレーズ)
そのほかの使い方
そのほかの使い方
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I got a cold / headache.
かぜをひきました/頭痛がしました。
I got the flu / chills.
インフルエンザにかかりました/悪寒がしました。
You can get chills just thinking about that scene.
日本語訳: あのシーン思い出すだけでゾクッとするよね。
解説: ここでの get chills は、感情や記憶の影響で「鳥肌が立つ・ゾクッとする」ことを表す口語表現。just thinking about〜 の部分で、「思い出すだけで」反応が起きるという感覚的なリアリティを自然に描いています。一般的な反応を伝えるため、主語は you(一般論)で表現されています。
A: That sounds intense. I wish I’d gone with you.
B: You would’ve loved it. Especially the rooftop monologue—it was so raw.
A: Even just hearing you talk about it, I’m getting goosebumps.
B: You can get chills just thinking about that scene. It was that powerful.
A: すごかったんだね。行けばよかったな〜。
B: 絶対ハマったと思う。特に、屋上の独白シーンはほんとにリアルでさ。
A: その話聞いてるだけで鳥肌立ってきたもん。
B: あのシーン、思い出すだけでゾクッとするよ。それくらい圧倒された。
- intense: 強烈な・濃い(”tense”=「緊張した」「張りつめた」という意味をもつ語から派生した形容詞で、「感情や状況が張りつめている・非常に集中している・圧のある」状態を表す)
- I wish I’d gone: 行けばよかったな(仮定法過去完了。「実際には行かなかったが、行っていたらよかった」と後悔を表す)
- would’ve loved: 絶対好きだったと思う(”would have + 過去分詞” で「〜だっただろうに」と仮定の推量を表す。ネイティブがよく使う過去の想像表現)
- monologue: 独白(演劇や映画で、登場人物がひとりで話す長いセリフのこと。英語学習では日常語彙として扱われにくいが、文化的な話題で頻出)
- raw: 生々しい/むき出しの(ここでは感情が「飾られていない」「リアル」という意味。食べ物以外に対して使われると比喩的な意味になる)
- Even just ~: 〜だけでも(”even” によって「ほんの〜だけでも」と強調する自然な構文。”even just hearing” で「聞くだけでも」と印象の強さを表現)
- get goosebumps: 鳥肌が立つ(感情や恐怖、感動によって起きる身体反応を表す口語イディオム。”goosebumps” は「ガチョウの肌」のような状態という比喩から)
- powerful: 強烈な/印象的な(感情や出来事が「人に強く影響を与える」さまを表現する形容詞。ここでは「心を動かす演技や演出」に使われている)
getの授与型
getの授与型
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll get you the ticket.
そのチケットを取ってあげますよ。
She got us a table near the window, which was perfect.
日本語訳: 彼女が窓際のテーブルを取ってくれてね、最高だったよ。
解説: 「get 人 モノ」は「〜に〜を取ってあげる」の定番パターン。ここでは got us a table が「私たちのためにテーブルを確保してくれた」という意味です。後半の which was perfect(最高だった)は、カジュアルな口語表現で気持ちを付け足しています。
A: How was lunch with your sister? Didn’t you go to that place by the river—the one that’s famous for its cherry blossoms?
B: Yeah, that’s the one. She got us a table near the window, which was perfect. The view was unreal with all the petals drifting down.
A: Wow, sounds fancy. Was there a reason behind it, or just a nice lunch?
B: She just got promoted, so she felt like splurging a bit. I wasn’t about to argue with that.
A: 妹さんとのランチ、どうだった?たしか川沿いの、桜が有名なあの店行ったんだよね?
B: うん、そこ。窓際のテーブル取ってくれてさ、最高だった。花びらが舞ってて、まじでいい景色だったよ。
A: それ、ちょっとした贅沢じゃない?何かあったの?
B: 昇進したんだって。たまにはパーッと行きたいって言うから、もちろん乗っかったよ。
- by the river: 川沿いで(”by” は「〜のそばに」の意味で、位置関係を表す前置詞。自然な位置関係として覚えると便利)
- That’s the one.: そう、それそれ(カジュアルな同意表現。相手が言った場所・もの・人などを指して「それだよ」と言いたいときに使う)
- unreal: 現実離れしてる/最高だった(”unreal” は若者を中心に使われるスラング気味の褒め言葉。驚くほど良いものに対して使う)
- petals drifting down: 花びらが舞い落ちる(”drift” は「漂う・ゆらゆら動く」の意味で、ゆっくり自然に動くものに使う詩的表現。口語でも使われる)
- fancy: 豪華な/高級そうな(少し気取った、上品なニュアンスのある形容詞。場所や服、料理などに使われる)
- behind it: それにある/その背景に(”reason behind it” で「それの裏にある理由」→ 比喩的に物事の理由や動機を尋ねる表現)
- just got promoted: 昇進したばかり(”just” を加えることで「最近〜したばかり」というニュアンス。ビジネスシーンでも頻出)
- felt like ~ing: 〜したい気分だった(”feel like + 動詞-ing” は「〜したい気がする」という自然な表現。強い意志ではなく軽い気分を表す)
- splurging: 贅沢する/散財する(”splurge” はもともと「はじけ飛ぶ」「飛び散る」という動きのあるイメージが語源で、そこから「お金をパーッと使う」「思い切って使う」という意味に派生したカジュアル動詞。”splurge on ~” で「〜に贅沢する」「〜にお金を惜しまず使う」という使い方がよくされる)
- I wasn’t about to argue with that.: 異論はなかったよ/異議なんてあるわけないでしょ(”be about to” は「〜しようとするところ」、ここでは否定形で「するつもりはなかった」→ 軽い冗談交じりで「喜んで乗っかった」ことを表現)