PRACTICAL USAGE L113|NoeLia Original Dialog

PU 25-26

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだListening Challengeのノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!

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PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:そろそろ夕食の準備ができそう。ヘイリーにはテーブルをセットしてもらったし、ケンには飲み物をつぐようにお願いしたの。あ!ちょっとキッチンに来てくれる?私が作ったソースを試してみてほしいの。
I think we’re almost ready for dinner. I got Haley to set the table, and I asked Ken to pour the drinks. Oh! Can you come to the kitchen? I want you to try the sauce I made.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

Dinner’s almost ready. I had Haley set the table, and I got Ken to take care of the drinks. Hey—mind coming into the kitchen for a sec? I’d love for you to try the sauce I made.
日本語訳: 夕飯、もうすぐ出せそうだよ。ヘイリーにはテーブルを整えてもらったし、ケンには飲み物をお願いしてあるの。ねえ、ちょっとキッチン来てくれる?作ったソース、味見してもらいたくて。

解説: 模範解答は、状況を落ち着いて丁寧に伝えるトーンで、きちんと順序立てて話すときにしっくりくる表現になっています。会話の相手に安心感を与えたいときや、少しあらたまった場面でも使いやすいスタイルです。ノエリアの解答は、よりカジュアルでやわらかい響きを持っていて、親しい人との気取らないやりとりに自然になじむ言い回しが選ばれています。軽やかなテンポや距離感が特徴です。どちらもよく使われるナチュラルな表現で、文体や語りかけ方の違いによって伝わる印象が変わります。話す相手やその場の雰囲気に合わせて、どちらのスタイルも自由に使い分けられます。

I think we’re almost ready for dinner. I got Haley to set the table, and I asked Ken to pour the drinks. Oh! Can you come to the kitchen? I want you to try the sauce I made.

  • I think: ~だと思う(話し手の主観をやわらかく提示するフレーズ。相手に対して控えめな印象を与える)
  • we’re almost ready: もうすぐ準備が整う(”almost” が入ることで「まだ完全ではないが間もなく」という含みが出る)
  • get ~ to …: ~に…してもらう(相手を説得して何かをさせるニュアンス。行動の促しを含む)
  • set the table: テーブルを整える(食事の前に皿やカトラリーなどを並べる定番表現)
  • ask ~ to …: ~に…するよう頼む(やや丁寧な依頼。自分より立場が上の人やあまり親しくない人にも使いやすい)
  • pour the drinks: 飲み物をつぐ(”pour” は液体を注ぐ基本動詞で、飲み物を用意する動作全般に使える)
  • Can you ~ ?: ~してくれる?(日常会話で頻用される依頼の定型)
  • want ~ to …: ~に…してほしい(相手への希望や願望を伝える形)
  • try the sauce I made: 作ったソースを味見してもらう(”try” は味見にも使える便利な動詞)

Dinner’s almost ready. I had Haley set the table, and I got Ken to take care of the drinks. Hey—mind coming into the kitchen for a sec? I’d love for you to try the sauce I made.

  • Dinner’s almost ready: 夕食の準備はほぼ完了(模範の “we’re almost ready for dinner” に比べて、”Dinner’s” という主語の切り替えにより、より家庭的かつ口語的な響きになっている)
  • have Haley set the table: ヘイリーにテーブルを整えてもらう(”get” よりもやや直接的な使役で、「当然の役割としてさせた」ようなニュアンス。模範よりカジュアル)
  • get Ken to take care of the drinks: ケンに飲み物係を頼んだ(”pour” よりも広い範囲を含む表現で、「飲み物の準備全般を任せる」ニュアンスがある)
  • mind coming into the kitchen: キッチンに来てくれない?(”Can you” よりも遠回しで丁寧、フレンドリーな頼み方)
  • for a sec: ちょっとだけ(”for a second” の短縮形で、ネイティブの会話では非常に自然。軽いトーンを添える)
  • I’d love for you to try the sauce I made: あなたに味見してもらえたら嬉しい(”want” より丁寧で感情がこもった表現。「味見してくれたらうれしいな」のような柔らかい響き)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
What caught Mark off guard?
A. Lily had Haley set things up.
B. Rachel is bringing someone over.
C. He didn’t follow what Lily said.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

妻のリリーが夕食の支度に追われる中、夫のマークが帰宅。昔からの友人レイチェルが恋人を連れて突然訪ねてくることになり、家族総出でささやかな歓迎の準備が始まります。

Mark: I’m back. Long day. And wow, it smells like something serious is happening in the kitchen.
Lily: Welcome home. Rachel texted a few minutes ago—they’re stopping by for dinner.
Mark: Wait, Rachel and… who’s “they”?
Lily: Her boyfriend, apparently. First I’ve heard of him. I figured we should make them feel welcome. Dinner’s almost ready. I had Haley set the table, and I got Ken to take care of the drinks. Hey—mind coming into the kitchen for a sec? I’d love for you to try the sauce I made.
Mark: Rachel’s bringing a boyfriend? That’s new. I can’t even remember the last time she came over.
Lily: Right? That’s why I want everything to feel warm and easy. Here—try a spoonful of the sauce.
Mark: Hmm… okay, that’s actually really good. If the sauce is this good, they might never leave.
Lily: Don’t even joke. But seriously, I want them to feel at home. She’s been through so much.

マーク: ただいま。いやー今日は長かったな。…って、キッチンの匂いすごいね。何か大ごと?
リリー: おかえり。さっきレイチェルから「一緒にごはん行ってもいい?」ってメッセージが来たの。
マーク: レイチェルと…「一緒に」って、誰と?
リリー: 彼氏なんだって。私も今日初めて聞いた。ちゃんと歓迎してあげようかなと思って。晩ごはんはほぼできてるよ。ヘイリーにテーブルお願いして、ケンには飲み物任せてる。ちょっとキッチン来て、ソース味見してくれない?
マーク: レイチェルが彼氏連れてくるって、なんか新鮮だな。うちに来るのも久しぶりだよね。
リリー: ほんとそう。だから、できるだけ居心地よくしてあげたいんだ。はい、このソース一口だけ。
マーク: うん…これはマジで美味しい。こんなの出されたら、帰らなくなるかも。
リリー: 冗談言わないでよ。でもほんと、くつろいでもらいたいの。いろいろあった子だからさ。

  • I’m back: ただいま(帰宅時の定番フレーズ。家族や親しい間柄でよく使う)
  • long day: 長い一日(疲れた日や仕事で消耗した日に「疲れた〜」のニュアンスで使う口語表現)
  • something serious is happening: 何かすごいことが起きてる(”serious” はここで「重大な」よりも「気合いが入っている/本格的な」の意味)
  • Welcome home: おかえり(家族間・親しい関係での帰宅の挨拶)
  • stop by: 立ち寄る(軽く訪れる/用事ついでに寄るニュアンス。会話でよく使う句動詞)
  • apparently: どうやら〜らしい(聞いた話によると、というニュアンスの副詞。文頭でも文中でも使える)
  • first I’ve heard of him: 彼の話を聞くのは初めて(”That’s the first I’ve heard of ~” は驚きを表す決まり文句)
  • make (someone) feel welcome: 気持ちよく迎える(直訳は「歓迎されていると感じさせる」。来客時のもてなしに関してよく使う)
  • That’s new: へー、それは初耳(”That’s new” は「新しい情報だ」という軽い驚きを表す一言)
  • can’t even remember the last time: 最後に〜したのがいつかすら思い出せない(強調構文の一種。久しぶりさを強調)
  • feel warm and easy: 温かくてリラックスした感じにしたい(”feel + 形容詞”で「〜な感じにする」。“easy”はここで「リラックスできる/気楽な」意味)
  • Here—: はい、どうぞ(会話の中で何かを渡すときの自然な導入)
  • a spoonful of ~: スプーン一杯の〜(”full” の派生形。料理中の単位としてよく出てくる)
  • they might never leave: ずっと居座っちゃうかも(”might” + 動詞で軽い推量。冗談っぽい口調)
  • Don’t even joke: 冗談でもやめてよ(”Don’t even ~” は軽い怒りや本気の気持ちを込めて使う。ネイティブの自然な返し)
  • feel at home: くつろぐ(直訳は「自分の家にいるように感じる」。来客への思いやり表現)
  • been through so much: いろいろあった(”been through” は困難や経験を乗り越えたニュアンスでよく使う)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

What caught Mark off guard?
A. Lily had Haley set things up.
B. Rachel is bringing someone over.
C. He didn’t follow what Lily said.

答え
クリックすると答えが出ます。

B. Rachel is bringing someone over.

Point

A. Lily had Haley set things up.(リリーがヘイリーに準備を頼んだ)
Lily が “I had Haley set the table.” と言っているのは事実ですが、Mark はそのことに対して驚いていません。むしろその直後の発言は “Rachel’s bringing a boyfriend? That’s new.” と反応しており、驚いているのは訪問者の存在です。したがって、この選択肢は不正解です。

B. Rachel is bringing someone over.(レイチェルが誰かを連れてくる)
Mark のセリフ “Rachel’s bringing a boyfriend? That’s new.” が根拠となります。surprised(驚く)やoff guard(不意を突かれる)という感情を表す反応が明確に出ており、選択肢Bの内容が最も的確に対応しています。someone over(誰かを連れてくる)は日常会話でよく使われる表現で、ここではboyfriend(彼氏)を意味しています。したがって、この選択肢が正解です。

C. He didn’t follow what Lily said.(マークはリリーの話についていけなかった)
Mark は Lily の話を理解していなかったわけではありません。会話をきちんと聞き取った上で、Rachel の彼氏が来ることに驚いています。したがって、「話を理解できなかった」というのは事実に反しており、この選択肢は不正解です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • Rachel’s bringing a boyfriend: Markの驚きを引き出した主要情報。予想外の訪問者が誰かを明確に伝えるキー。
  • That’s new: 驚きを自然に表す口語的リアクション。Markの反応が問題の答えにつながる決定的なフレーズ。
  • I had Haley set the table / I got Ken to take care of the drinks: 他の人物の役割に関する情報。引っかけのA選択肢に関連。
  • I figured we should make them feel welcome: 訪問者への心遣いがテーマであることを示す文脈情報。

会話のテーマを理解すること
この会話では、Lilyが突然の来客に備えて家の準備を進めており、MarkがRachelの「彼氏の存在」を初めて聞いて驚くシーンが描かれています。テーマは「思いがけない訪問者に対する心づもりと歓迎の準備」であり、Lilyの段取りとMarkのリアクションからその構図が自然に伝わってきます。聞き取りでは、複数形の代名詞や意外性を示すセリフに注意を向けることが重要です。

🐾 本日の人間というものは実に不可解なり(ノエル&リアム × サマンサ)

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