ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:お気に入りのテレビ番組が打ち切りになったことを受け入れるのは、本当につらかったです。あれほどいい番組だったのに!少なくとも、もう1シーズンくらいあっても当然でした。役者たちはもっと報われるべきです。
引用:「NHKラジオ英会話 2025年9月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
It was really hard to accept that my favorite TV show got canceled. It was such a good program! We deserved at least one more season. The actors deserve better than that.
I couldn’t believe they canceled my favorite show. It was too good to end like that—we definitely deserved another season. And the cast should’ve received way more love for what they put into it.
日本語訳: お気に入りの番組が打ち切られたなんて、ほんと信じられなかった。あれだけの作品なのに、あんな終わり方はないよ。少なくとももう1シーズンはやって当然だったし、俳優たちだって、あれだけ頑張ったんだからもっと評価されてよかったはずだよね。
解説: 模範解答は「事実を受け入れることの難しさ」を主軸に置いた構成で、静かに気持ちを整理するようなトーンです。聞き手に感情を伝えるための流れが丁寧で、やや書き言葉寄りのニュートラルな文体です。一方ノエリアの回答は、打ち切りを聞いた瞬間のショックと不満をストレートに口にするような、口語的かつ感情表現に重点を置いたトーンです。「信じられない」という言い出しで感情を引きつけ、「終わるには良すぎた」という言い回しで共感を誘い、俳優たちの努力を「もっと愛されてしかるべきだった」と温かく評価しています。模範解答は感情の整理、ノエリアの回答は感情の吐露というイメージで、シチュエーションによって使い分けができます。
It was really hard to accept that my favorite TV show got canceled. It was such a good program! We deserved at least one more season. The actors deserve better than that.
- accept: 受け入れる(自分の意志とは無関係な事実を心で受け止めるニュアンス。感情的に使われやすい)
- got canceled: 打ち切りになった(be canceled より口語的で、自然に話せる表現)
- such a good program: あれほど良い番組(”such a” は感情のこもった強調。「最高だった」気持ちを伝える)
- deserved: 値する/ふさわしい(努力や品質に応じた正当な報いとして「当然だった」という意味を込める)
- at least: 少なくとも(最低限の希望を伝えるときの定番フレーズ)
- deserve better than that: あんな扱いよりもっと評価されるべき(「現状への不満」と「本来の価値」の対比)
I couldn’t believe they canceled my favorite show. It was too good to end like that—we definitely deserved another season. And the cast should’ve received way more love for what they put into it.
- couldn’t believe: 信じられなかった(感情的リアクションとして非常に口語的。驚き・ショックを直接的に表現)
- they canceled my favorite show: お気に入りの番組が打ち切られた(”got canceled” より主語が明確で、「誰かが決めた」という感じを出せる。ただし、この “they” は具体的な人物や団体を指しているというより、「制作側」「局側」などをぼんやりと示す表現で、不満や残念な気持ちのやり場を軽く外に向けた自然な言い方。怒りというより、「勝手に終わらせちゃってさ…」という諦めに近いニュアンス)
- too good to end like that: あんな終わり方にはもったいない(「良すぎて〜すべきじゃない」という構文で、強い感情を込める言い回し)
- we definitely deserved another season: もう1シーズンは絶対にふさわしかった(”definitely” によって当然のことという強い主張が込められる)
- should’ve received: 受けるべきだった(”should have + 過去分詞” で「現実とは違ったけどそうあるべきだった」後悔や願望の表現)
- way more love: もっと多くの愛(”love” はファンからの応援や賞賛を指す。カジュアルで感情的な評価語)
- for what they put into it: 彼らが注いだものに対して(努力や熱意、演技力などをすべて含む自然な総称表現)
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
Did Sophie think the show was shallow?
A. No, she found it meaningful.
B. Yes, it lacked depth.
C. No, she said it was short.
Let’s listen.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
えっ、あのドラマ打ち切り!? シーズン2を見始めたばかりのソフィーに、リアムが残念なお知らせ。応援してきた番組への思いがあふれるやりとりです。
Sophie: Wait, they canceled Hiroto Mirror? I literally just started watching season two!
Liam: Yeah… it’s true. I found out last night, and I’ve been sulking ever since.
Sophie: That’s insane. It had such a loyal fanbase and solid reviews.
Liam: I saw the headline and just froze for a second. I couldn’t believe they canceled my favorite show. It was too good to end like that—we definitely deserved another season. And the cast should’ve received way more love for what they put into it.
Sophie: You’re right. It really felt like everyone involved cared about the story.
Liam: Totally. And it wasn’t just entertaining—it actually made you think.
Sophie: Honestly, I would’ve accepted it if it ended naturally, but this feels so unfair.
Liam: Same. We supported it from the beginning, and this is what we get?
ソフィー: え、『ヒロト・ミラー』って打ち切りになったの?シーズン2見始めたばっかなんだけど!
リアム: うん…本当だよ。昨夜知って、それからずっと落ち込んでる。
ソフィー: ありえないよ。あんなにファンも多くて、レビューだってよかったのに。
リアム: ニュースの見出し見た瞬間、固まったよ。お気に入りの番組だったのに、まさか終わるなんて。あんな終わり方はないよね。もう1シーズンは絶対あってよかったのにさ。キャストだって、もっと評価されるべきだったよ。
ソフィー: わかる。制作陣みんなが作品を本気で大事にしてるって感じたもん。
リアム: だよね。しかもただのエンタメじゃなくて、ちゃんと考えさせられる内容だったし。
ソフィー: 正直、ちゃんと最終回を迎えてたなら納得できたけど…これはひどすぎる。
リアム: 同感。最初から応援してきたのに、こんな仕打ちって…。
- cancel: 打ち切る(テレビ番組などを「中止する」「放送終了にする」という意味でのカジュアルな使い方)
- literally: マジで/本当に(強調の意味。若者言葉で「マジで」のように使われることが多い)
- just: たった今(ここでは「ちょうど~したばかり」という直近の出来事を表す)
- sulk: ふてくされる/すねる(落ち込んで不機嫌な様子を表す動詞)
- that’s insane: 信じられない/やばすぎ(ネイティブが驚いたときによく使うカジュアルな表現。「正気じゃない=ありえない」というニュアンス)
- loyal fanbase: 根強いファン層(loyalは「忠実な・変わらない」、fanbaseは「ファン層」)
- solid reviews: 高評価(solid は「堅実な、しっかりした」という意味で、「確かな良さ」を強調)
- headline: 見出し(ここではネットニュースや記事のタイトルのこと)
- froze: 固まった(驚きやショックで一瞬動けなくなるイメージ)
- everyone involved: 関わっている全員(involved は「関与した」「参加していた」人を指す便利な表現)
- care about: ~を大切に思う/気にかける(感情をこめて関心を持つことを表す日常的な言い回し)
- not just A—it actually B: Aだけじゃなくて、実はBでもある(”not just” で一度落とし、”actually” で本質的な価値を持ち上げる流れ)
- made you think: 考えさせられる(単なる娯楽以上の価値がある作品についてよく使われる表現)
- ended naturally: 自然に終わった(番組が物語的に納得のいく形で終わる、という文脈)
- feels so unfair: めっちゃ不公平に感じる(”feel + 形容詞” で感情を表す。so unfair は口語で強く共感や不満を述べるときに使う)
- same: わかる/ほんとそれ(最近の口語英語では「I feel the same」などの省略形で、一語でも強い共感を表すカジュアルな応答)
- this is what we get?: これが私たちへの仕打ち?(”this is what we get” は、苦労や応援の見返りがこれ?という皮肉や失望を込めた言い方)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
Did Sophie think the show was shallow?
A. No, she found it meaningful.
B. Yes, it lacked depth.
C. No, she said it was short.
クリックすると答えが出ます。
A. No, she found it meaningful.
A. No, she found it meaningful.(いいえ、彼女は意味があると思っていた)
Sophieは、番組の終わり方に対して「This feels so unfair.(納得いかない)」と不満を述べていますが、一方でLiamの「It actually made you think.(考えさせられた)」という発言には「You’re right.」と同意しています。つまり、番組には深みがあり、意味があったと感じていたことがわかります。設問の shallow(浅い) は「中身がない・薄っぺらい」という意味なので、それとは反対の評価をしているSophieの発言に合うこの選択肢が正解です。
B. Yes, it lacked depth.(はい、深みに欠けていたと言った)
この選択肢は “shallow” の言い換えである “lack depth(深みに欠ける)” を使っていますが、Sophieの見方とは逆です。彼女はLiamの「It wasn’t just entertaining—it actually made you think.」に「You’re right.」と応じており、作品の深さを肯定しています。したがって、不正解です。
C. No, she said it was short.(いいえ、短い番組だと言った)
Sophieは「I literally just started watching season two!」や「This feels so unfair.」と、打ち切りに対する不満を述べています。ただしこれは番組の長さに関するもので、設問が問う「内容の深さ」とは無関係です。事実としては一部正しいものの、質問の意図には合っていないため不正解です。
キーワードの正確な聞き取り
- it actually made you think: Liamの評価。Sophieが「You’re right.」と共感しており、作品を浅くはないと感じていたことを示すキーフレーズ。
- You’re right: 相手の意見に同意するときの自然な相づち。内容を肯定している証拠。
- shallow / depth / short: 意味の対比・すり替えを誘う単語として注意。選択肢に使われていても本文では使われていない。
会話のテーマを理解すること
この会話は、「お気に入りのドラマが突然打ち切られたことへの驚きと失望」を主軸に進んでいます。SophieとLiamは番組の打ち切りに対して共感し合い、内容が「深く考えさせられるものだった」と評価しています。番組の「意味のある内容」や「作品への愛情」が感じられるフレーズをしっかり聞き取り、Sophieのスタンスを正しく判断することがポイントです。
🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。
🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。
🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?
🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。
🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。
🤖: そんな飼い主さんにぴったりなのが、AI相手に英語を話せるアプリ「Speak」。ラジ英で覚えたフレーズをそのまま声に出して練習できるの。
🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。
🤖: そうそう、発音のフィードバックももらえるし、AIだから間違えても恥ずかしくないのよ。ラジ英で土台ができてる人には、実践への橋渡しになると思うわ。
🐱🐱: 読者さんの中にも、「ちょっと話してみたい」って思ってる人、絶対いると思うにゃ〜!
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