ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:ときどき授業をサボろうと考えているなら、やめてください。出席は必須です。このコースを落とす、それ以上の近道は考えられません。
引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
If you’re thinking about skipping class occasionally, don’t. Attendance is mandatory. I can’t think of a faster way to fail this course.
Even thinking about skipping class now and then? Just don’t. Being present is non-negotiable. If you’re trying to fail, that’s the way.
日本語訳: 授業サボるなんて考えてる?やめときな。出席は絶対だから。もし単位落としたいなら、好きにすれば。
解説: 模範解答は、状況を穏やかに論理的に説明するスタイルで、相手に冷静な判断を促すようなトーンになっています。全体的に落ち着いており、忠告としての丁寧さがあります。ノエリアの回答は、より口語的で会話的。相手の甘さをたしなめるような語りかけで、感情がこもっており、少し皮肉を含んだ表現で印象に残ります。落ち着いた注意や学習ガイドライン的な文脈では模範解答が自然で、友人や部下など、少し厳しめに釘を刺したい場面ではノエリアの表現が効果的です。
If you’re thinking about skipping class occasionally, don’t. Attendance is mandatory. I can’t think of a faster way to fail this course.
- thinking about: ~しようと考える(思考の対象が行動であるときによく使われる)
- skipping class: 授業をサボる(skipは「飛ばす」の意味。授業を意図的に欠席するニュアンスで口語的)
- occasionally: 時々(頻度が高すぎない軽めの表現。柔らかい印象を与える)
- attendance is mandatory: 出席は義務である(mandatoryは「強制的な」「必須の」という厳しい語感を持つ)
- I can’t think of a faster way to ~: ~するより早い方法は思いつかない(=それが一番早い、という皮肉を込めた言い方)
Even thinking about skipping class now and then? Just don’t. Being present is non-negotiable. If you’re trying to fail, that’s the way.
- Even thinking about: ~を考えるなんて(”even” を冒頭に置くことで「まさかそんなことを?」という驚きや呆れの気持ちを込める。模範の “if you’re thinking about” が冷静な仮定であるのに対し、こちらは感情的な反応に近い)
- now and then: ときどき(”occasionally” よりも口語的でカジュアル。会話でよく使われ、堅さを避けたい時に適している)
- Just don’t.: とにかくやめておけ(最短で強く止めるカジュアルな命令形。模範の “don’t” が補足的な指示であるのに対し、こちらは断固とした拒絶)
- Being present: 出席すること(名詞句として「出席の状態」を強調。模範の “attendance” が形式的であるのに比べ、日常会話的)
- non-negotiable: 絶対条件(交渉の余地がない=譲れないという意味で、強い断定。学校や職場の規律・ルールについて述べるときに使われる)
- If you’re trying to fail, that’s the way.: 失敗したいならそれが一番の近道(皮肉表現。「このまま行けば落ちるよ」と婉曲に警告する形で、模範の「I can’t think of…」と同じ意味をより辛辣に伝えている)
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
Did Ethan say he’d try handling it by himself?
A. No, he said being present was essential.
B. No, he planned to move past it quickly.
C. Yes, he thought he could deal with it alone.
Let’s listen.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
最近クラスに遅れ気味のイーサンが、思わずリーナに弱音を吐きます。彼女はしっかりした口調で、やさしく彼を励まします。
Ethan: I don’t know, Lena. I’ve been thinking about whether this course is even worth it.
Lena: What do you mean? You’ve stuck with it this far. Is something bothering you?
Ethan: I guess… I’ve been seriously behind lately, and I keep thinking maybe I should just skip class this week and try to catch up on my own.
Lena: Even thinking about skipping class now and then? Just don’t. Being present is non-negotiable. If you’re trying to fail, that’s the way.
Ethan: Okay, okay. I get it. I didn’t say I was going to—I just feel overwhelmed.
Lena: I get that. But skipping will only make it worse. You think it buys you time, but it doesn’t.
Ethan: Yeah, I guess I needed to hear that. Thanks for the reality check.
Lena: Anytime. Come to class tomorrow. Sit next to me. I’ll even share my snacks.
イーサン: うーん、リーナ。この授業、本当に続ける意味あるのかなって最近ずっと考えててさ。
リーナ: え?どういうこと?ここまで頑張ってきたじゃん。なにかあったの?
イーサン: いや…正直めっちゃ遅れちゃっててさ。いっそ今週の授業サボって、自分でなんとか追いつこうかなって思ってたんだ。
リーナ: 授業サボるなんて考えてるの?ダメだよ。出席は絶対条件だから。それって、落ちたい人がとる道だよ。
イーサン: わかったってば。別に本気でサボるって決めたわけじゃないんだ。ただ、いっぱいいっぱいでさ。
リーナ: その気持ちはわかるよ。でもサボっても余計つらくなるだけ。時間稼ぎになるようで、結局ならないんだよね。
イーサン: うん、そうだよな…。ちょっと冷静になれた。言ってくれてありがとう。
リーナ: いつでもどうぞ。明日の授業ちゃんと来てね。隣に座ってさ、お菓子も分けてあげるから。
- think about whether ~ is worth it: ~に価値があるかどうか考える(”think about” は熟考を意味し、”worth it” は努力やコストに見合うという意味の表現)
- stick with it: それを続ける/投げ出さない(”stick” は「くっつく」。何かを途中でやめずにがんばり続けるニュアンス)
- bother: 悩ませる/気になる(「何か気になることがある?」と聞くときに使われる動詞)
- behind: 遅れている/進度が遅れている(学業や仕事などの進み具合についてよく使われる)
- keep thinking: ずっと考え続ける(”keep” は継続の意味を持つ非常に重要な動詞)
- skip class: 授業をサボる(”skip” は「飛ばす・抜かす」の意味で、日常会話で学校の授業を意図的に欠席する場合によく使われる)
- catch up: 追いつく(遅れている進度や人に追いつくという非常に基本的かつ頻出の句動詞)
- I get it.: わかったよ(”understand” よりも軽くてカジュアル。口語で頻出)
- overwhelmed: いっぱいいっぱい(感情的・作業的に圧倒されている状態を表す。英語学習者が体感としてもよく使える単語)
- reality check: 現実を突きつける言葉/正気に戻す一言(直訳は「現実の確認」。もともとは「事実や現状を見直して、期待や思い込みから離れ、冷静に現実を把握すること」という意味。日常会話では「甘い考えをやめて現実を見て」というニュアンスでカジュアルに使われる比喩表現)
- Anytime.: いつでもどうぞ(”You’re welcome” の代わりにも使える、ラフで好印象な返し)
- Come to class.: 授業に来なよ(”go” ではなく “come” を使うことで、話し手がその場にいる前提を自然に表現)
- I’ll even share my snacks.: お菓子まで分けてあげるよ(”even” によって「ここまでしてあげる」気持ちを強調するカジュアルな優しさの表現)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
Did Ethan say he’d try handling it by himself?
A. No, he said being present was essential.
B. No, he planned to move past it quickly.
C. Yes, he thought he could deal with it alone.
クリックすると答えが出ます。
C. Yes, he thought he could deal with it alone.
A. No, he said being present was essential.(いいえ、「出席が大事」と言っていた)
この表現は会話中の “Being present is non-negotiable.” を使ったものですが、それはLenaの発言であり、Ethan自身の考えではありません。Ethanはむしろ出席しないことを考えていたため、内容としては正反対です。この選択肢は不正解です。
B. No, he planned to move past it quickly.(いいえ、早く切り替えるつもりだった)
“move past” は「気にせず先へ進む、気持ちを切り替える」という意味で、過去のことを忘れるニュアンスがあります。Ethanはむしろ、遅れを取り戻す方法を真剣に考えており、流すつもりはまったくありません。この選択肢は不正解です。
C. Yes, he thought he could deal with it alone.(はい、一人で何とかできると思っていた)
Ethanは “try to catch up on my own.” と言っており、自分で対応しようとしています。”deal with” は「対処する」という意味で、内容に合っています。この選択肢が正解です。
キーワードの正確な聞き取り
- try to catch up on my own: 自分で何とかしようという意志を示す
- I didn’t say I was going to: 実行はしていないが考えている
- I just feel overwhelmed: 気持ちが追いついていない状態を表す
会話のテーマを理解すること
この会話では、Ethanが「授業に遅れている状況」に対して迷いや葛藤を感じていることがテーマです。Lenaは彼に出席するよう強く促しますが、Ethan自身は一人で挽回しようかと考えている様子がうかがえます。つまり、行動には移していないものの、「自力でなんとかする」という思考がキーワードになります。選択肢の判断にはこの「内面の動き」に注目することが重要です。
🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。
🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。
🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?
🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。
🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。
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🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。
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