ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も掲載中!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:うわあ、これは思っていたよりもずっと大変な作業ですね。これをすべて私ひとりでやらなければならないのでしょうか?どうしたら私が、月曜日までに全部を終わらせることができると思えるのですか?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Wow, this is a lot more work than I expected. Am I supposed to do all this myself? How do you expect me to finish it all by Monday?
This is way more intense than I expected. Was I seriously supposed to take care of all of it on my own? I mean, how can anyone expect me to wrap this up by Monday?
日本語訳: これ、思ってたより全然ハードなんだけど。ほんとに全部ひとりでやれって話だったの?てか、月曜までに片付けろなんて、誰ができるって思ってんのさ。
解説: 模範解答は驚きをそのまま吐き出すようなストレートな言い方で、量的な多さを強調している。ノエリアの回答は作業の「厳しさ」「密度」を強く感じている口調で、時間が経つ中で「想像以上に大変」と気づいたニュアンスを出している。違いとして、模範解答はシンプルに現状の不満を述べる感じで、ノエリアの回答は呆れや皮肉を交えつつ「本当にそれをやらせるつもりだったのか」という現実性の疑問を投げかけるので、状況を冷静に指摘したい場面に合う。
Wow, this is a lot more work than I expected. Am I supposed to do all this myself? How do you expect me to finish it all by Monday?
- a lot more work than I expected: 思っていたよりずっと多くの作業(「a lot more」は「はるかに多い」)
- Am I supposed to ~?: ~することになっているの?(義務や期待を問い直す表現)
- do all this myself: これを全部自分ひとりでやる(”myself” で強調)
- How do you expect me to ~?: どうやって~できると思うの?(相手の期待に疑問を呈する)
This is way more intense than I expected. Was I seriously supposed to take care of all of it on my own? I mean, how can anyone expect me to wrap this up by Monday?
- way more intense than I expected: 思っていたよりずっとハード(”way more” は「大幅に」、”intense” は量より厳しさや負荷を示す。模範の “a lot more work” は量の多さを表すのに対し、こちらは質的な厳しさを強調する)
- Was I seriously supposed to ~?: 本気で~することになってたの?(”seriously” で呆れや疑いを込める。模範の “Am I supposed to” より現実味・皮肉が強い)
- take care of all of it: それをすべて引き受ける(”do” よりも「責任を持って処理する」ニュアンスが強い。模範は “do all this” で単にやるイメージ)
- on my own: 自分ひとりで(”myself” よりソフトで自然な言い方)
- how can anyone expect me to ~?: 誰がどうして~できると思うの?(模範は “How do you expect me to” で相手直接、こちらは“anyone”で一般化して無理さを強調)
- wrap this up: これを終わらせる(”finish” よりカジュアルで、作業やプロジェクトの「締める」「片付ける」感じ)
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
Did the man believe someone else would take the lead?
A. Yes, he assumed it wasn’t only on him.
B. No, he expected Sophie to speak up.
C. Yes, he tried to pass it off to someone else.
Let’s listen.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
同じ部署のリアムとソフィーが職場で会話をしています。チームプロジェクトをめぐって、リアムが不満を漏らしているようですね。
Liam: Hey Sophie, quick question—were you aware of how much was actually in that client brief?
Sophie: Hmm, I skimmed it earlier, but didn’t look in detail. Why, is it bad?
Liam: This is way more intense than I expected. Was I seriously supposed to take care of all of it on my own? I mean, how can anyone expect me to wrap this up by Monday?
Sophie: Wait, you’re doing the whole thing by yourself? I thought the team was splitting it.
Liam: That’s what I assumed too, but apparently they “expected me to lead the charge.” Whatever that means.
Sophie: Ugh, classic. They always suppose that the quiet ones will just absorb the extra work.
Liam: Right? And if I speak up, I sound like I’m not being a team player.
Sophie: I get it. But seriously, if they expect you to pull off the impossible, you need to push back. Want me to talk to Marcus with you?
リアム: ソフィー、ちょっといい?クライアントからの依頼内容、あれって実際どれだけの量あるか把握してた?
ソフィー: うーん、ざっとは読んだけど、細かくは見てない。なんかまずい感じ?
リアム: これ、思ってたより全然ハードなんだけど。ほんとに全部ひとりでやれって話だったの?てか、月曜までに片付けろなんて、誰ができるって思ってんのさ。
ソフィー: え、それ全部ひとりでやるの?チームで分担するって話じゃなかったの?
リアム: 俺もそう思ってたんだけど、どうやら「リードしてくれ」って期待されてたらしい。なんなんそれ。
ソフィー: はあ、出たよ。また静かな人にしわ寄せ行くパターンだね。そういうの、勝手に押し付けすぎ。
リアム: でしょ?でも何か言うと「協調性がない」みたいに取られるしさ。
ソフィー: わかる。でもさ、本気で無理なことをやれって期待されてるなら、ちゃんと声あげたほうがいいよ。マーカスに一緒に言いに行こうか?
- quick question: ちょっと聞きたいんだけど(会話の導入によく使われるカジュアルな一言。「すぐ終わる話なんだけど」と軽く話題を切り出すときに使われ、直訳で「速い質問」では意味が伝わらないので注意)
- be aware of: ~を把握している(”know” よりも広く、状況や存在を「知っている」感覚を含む)
- client brief: クライアントからの依頼内容(”brief” は「要約・指示書」という意味で、広告や制作の現場でよく使われる)
- skim: ざっと読む(”read” よりも速く・浅く目を通すときに使う)
- look in detail: 詳しく見る(”in detail” は「詳細に」という意味で、細かい部分の中に入って見るというイメージ。”in” は「〜の中で」を示し、「細部の内部に視線を向ける」感覚がある)
- split: 分ける/分担する(”divide” よりカジュアル。日常会話でもよく使われる)
- assume: ~と思い込む/当然だと思う(後から間違いと気づく前提で使われやすい)
- lead the charge: 先頭に立つ/主導する(元は軍事用語で「突撃の先頭に立つ」の意味。そこから転じて、プロジェクトや取り組みを積極的に引っ張るという比喩的な表現として使われる)
- Whatever that means: 意味わかんないけどね(直訳は「それが何を意味するにせよ」だが、実際には曖昧な言い回しや大げさな表現に対して「よくわからんけどね」と茶化すように使うカジュアルなフレーズ)
- classic: ありがち/よくあるやつ(皮肉・共感を込めて「またかよ」と言いたい時に使う)
- suppose that ~: ~だと勝手に思う(特に根拠なく思い込んでる時に使われる)
- absorb the extra work: 余計な仕事を背負い込む(”absorb” のコアイメージは「中に取り込む・吸収する」こと。ここでは比喩的に、押しつけられた追加の仕事を文句も言わず静かに引き受ける様子を表している)
- speak up: 意見を言う(”up” は「上方向」や「持ち上げる」イメージを持ち、ここでは「声のボリュームや意志を上げる」感覚を加える。つまり、ただ話すだけでなく、はっきり・堂々と声を上げるという意味合いになる。特に、普段黙っている人が思い切って発言するような場面で使われる)
- not being a team player: 協調性がない(”team player” は協力的な人を指す。否定形で非協力的という評価に)
- I get it: わかるよ(共感を示す口語の定番フレーズ)
- pull off: 成し遂げる(”pull” は「引っ張る」、”off” は「離す・外す」というイメージ。もともとは「引っ張って外す」動作から来ており、そこから転じて「困難なことをやってのける」「うまく切り抜ける」といった比喩的な意味で使われるカジュアルな表現)
- push back: 抵抗する/反論する(提案や要求に対して「ちょっと待って」とNOを示す言い方)
- talk to ~ with you: 一緒に~に話に行こう(”talk to” に “with you” を付けることで「同行」を自然に表現)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
Did the man believe someone else would take the lead?
A. Yes, he assumed it wasn’t only on him.
B. No, he expected Sophie to speak up.
C. Yes, he tried to pass it off to someone else.
クリックすると答えが出ます。
A. Yes, he assumed it wasn’t only on him.
A. Yes, he assumed it wasn’t only on him.(はい、彼は自分だけの仕事ではないと思い込んでいました)
Liamは “That’s what I assumed too”(俺もそう思ってた)と話しており、これはSophieが “I thought the team was splitting it”(チームで分担すると思ってた)と述べたことに対する同意として使われています。つまりLiamも、このクライアント案件はチームで割り振られるものだと考えていたということです。そのため、自分一人で主導するという前提ではなかったことがわかります。この内容に合致しているため、この選択肢が正解です。
B. No, he expected Sophie to speak up.(いいえ、彼はソフィーが意見を言うと思っていました)
会話の中で、Liamはソフィーが何かを発言することを期待している様子はありません。むしろ “And if I speak up, I sound like I’m not being a team player” と述べており、発言すること自体をためらっていることがわかります。この選択肢は会話の内容と一致しないため、不正解です。
C. Yes, he tried to pass it off to someone else.(はい、彼はその仕事を誰かに押しつけようとしていました)
pass it off は「責任を押しつける」という意味の句動詞ですが、Liamは誰かに仕事を任せようとしたのではなく、自分一人に任されてしまったことに対して不満を述べています。そのため、この選択肢は不正解です。
キーワードの正確な聞き取り
- That’s what I assumed too: Sophieの「チームで分担すると思ってた」という発言にLiamが同意している場面。自分だけの作業だとは考えていなかったことが示されている。
- I thought the team was splitting it: Sophieがタスクはチームで分けるものだと思っていたことを表す文で、Liamの想定と一致している。
- expected me to lead the charge: Liamが実際には主導を期待されていたと気づいた部分。状況のズレがはっきり表れている。
会話のテーマを理解すること
この会話では、Liamがクライアント案件の作業量に驚き、自分一人に主導が任されていることに戸惑っている様子が描かれています。彼は、もともとチームで作業を進めるものだと考えていたため、今の状況に納得がいっていません。ソフィーはその状況に共感し、話し合いの場を持とうと申し出ています。全体を通して、Liamが「一人で背負うつもりではなかった」ことを理解することが重要です。
🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。
🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。
🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?
🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。
🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。
🤖: そんな飼い主さんにぴったりなのが、AI相手に英語を話せるアプリ「Speak」。ラジ英で覚えたフレーズをそのまま声に出して練習できるの。
🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。
🤖: そうそう、発音のフィードバックももらえるし、AIだから間違えても恥ずかしくないのよ。ラジ英で土台ができてる人には、実践への橋渡しになると思うわ。
🐱🐱: 読者さんの中にも、「ちょっと話してみたい」って思ってる人、絶対いると思うにゃ〜!
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