GRASP THE CONCEPT L132|知識を表す動詞 ー know|NoeLia Original Dialog

GC 25-26

🆕 レッスン記事が5本構成になりました!
これまでの4本構成(Lesson/GAV/GC/PU)に加えて、「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」 が新しく仲間入り!、「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」ではラジオ英会話のキーフレーズをもとにしたオリジナル例文を掲載しています。ぜひ音声といっしょに練習してみてくださいね!
NoeLia Extra Examples|”GRASP THE CONCEPT”を元にしたフレーズ集

👇こちらはLesson 132のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson132|知識を表す動詞 ー know
GRAMMAR AND VOCABULARY L132|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L132|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L132|NoeLia Original Dialog
NoeLia Extra Examples

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GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

know|知識

Key Sentence

know|知識
I know what that symbol means.
私は、その記号が何を意味するのかを知っています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You’re supposed to know how to fix that—it’s your job!
日本語訳: それの直し方は知ってて当然でしょ、君の仕事なんだから!
解説: この文では “know” が 職務上の知識として当然備えているべきものとされており、「知っていることが前提」の口調になっています。be supposed to は「〜することになっている」「〜するはず」という意味で、責任や期待を表す表現です。

Conversation Examples

A: I pressed print, and now it’s spitting out ten blank pages.
B: Weird, it worked fine for me earlier. Maybe it’s low on toner?
A: Oh come on… seriously? You’re supposed to know how to fix that—it’s your job!
B: Fair enough. I’ll check the settings… but this thing’s cursed, I swear.

A: 印刷ボタン押したら、今度は白紙が10枚も出てきたんだけど。
B: 変だな、さっきは普通に動いてたよ。トナーが少ないのかも。
A: ちょっと…本気?それの直し方くらい知ってるでしょ、あなたの仕事なんだから。
B: はいはい、それもそうだね。設定見てみるよ…でもこのプリンター、本当に呪われてる気がする。

  • press (print): (ボタンを)押す(“press” は「押す」全般に使える動詞。エレベーター・ボタン・印刷ボタンなど、日常で頻出)
  • spit out: (機械などが)吐き出す(本来は「つばを吐く」。プリンターが紙を次々出すなど、比喩的に使われる)
  • blank pages: 白紙のページ(“blank” は「空白の」。紙・表情・画面などに広く使える基本形容詞)
  • weird: 変だ・おかしい(「奇妙な」のカジュアル表現。日常会話で「なんか変」「え、マジで?」という軽い驚きにも使える)
  • worked fine: ちゃんと動いていた(“work” は「仕事する」だけでなく「機能する」「うまくいく」の意味でも頻出)
  • low on toner: トナーが少ない(“be low on 〜” は「〜が少ない状態」。燃料・残量・食材などに幅広く使える)
  • Oh come on: ちょっと勘弁してよ(不満・驚きを和らげて言う口語表現。「お願いだからさ」「やめてよ」など状況に応じて訳せる)
  • Fair enough: まあそうだね(相手の主張を受け入れる時の定番リアクション。「確かにね」「そりゃそうだ」)
  • I swear: 本当にそうなんだよ(“swear” は「誓う」だが、口語では強調・本気度の表現に多用される)
  • this thing’s cursed: この機械は呪われてる(比喩的表現で「ひどい・不運だ」というニュアンス。カジュアルに機械や状況への不満を言う時によく使う)

know〜 の深さ

know〜 の深さ
Ask Ken. He knows English.
ケンに頼みなよ。彼は英語がわかっているから。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You know this neighborhood better than anyone, so where should we eat?
日本語訳: この近所のことは君が一番よく知ってるよね。どこで食べるのがいい?
解説: この文の know は「場所を熟知している」ニュアンスで、単に知っているだけでなく「お店や雰囲気まで把握している」深さを表します。better than anyone は「誰よりも」という比較級で知識の度合いを強調し、so以下でその知識に基づいて相手に判断を求める流れになっています。

Conversation Examples

A: That bistro looks nice, but it’s so crowded right now.
B: Yeah, weekends are always like that. They even have a DJ tonight.
A: You know this neighborhood better than anyone, so where should we eat?
B: There’s a tiny Italian spot two blocks away. It’s hidden, but their pizza is incredible.

A: あのビストロいい感じだけど、今めっちゃ混んでるね。
B: うん、週末はいつもそうだよ。今日はDJまでいるみたいだし。
A: この辺は君が一番詳しいでしょ?だったらどこで食べるのがいい?
B: 2ブロック先に小さなイタリアンがあるの。隠れ家みたいだけどピザが最高なんだ。

  • crowded: 混んでいる(”busy” よりも「人が多くてぎゅうぎゅう」の状態を示す基本形容詞)
  • weekends are always like that: 週末はいつもそんな感じ(“be like that” は人や物事の性質・パターンをざっくり言う時に便利な構文)
  • they even have〜: ~まであるんだよ(”even” を入れることで驚きや強調を表す自然な話し言葉)
  • DJ: DJ(そのままカタカナにもなっているが、英語では “a DJ” のように冠詞を伴って使われる点に注意)
  • tiny: 小さい/こぢんまりした(“small” より感情のこもった「可愛らしい」「控えめな」ニュアンスを含む形容詞)
  • spot: 場所(レストランやカフェに対して “spot” を使うと、カジュアルで地元感のある表現になる。ネイティブ会話頻出)
  • two blocks away: 2ブロック先(距離を示すシンプルだが重要な口語表現。“〜 blocks away” は日常で非常によく使う)
  • hidden: 隠れた/目立たない(“hidden gem”(隠れた名店)のように、発見を暗示するポジティブな形容詞として使われる)
  • their pizza is incredible: あそこのピザはすごく美味しい(“incredible” は「信じられないほど良い・素晴らしい」の意味で、ポジティブな口語表現として強調に使われる)

わかる

わかる
Do you know this handwriting? — It’s David’s, isn’t it?
この筆跡、わかる?一デイビットのだよね?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

That name rings a bell, but I don’t know where I’ve heard it.
日本語訳: その名前、聞き覚えあるけど、どこで聞いたか思い出せないな。
解説: この文では「知っている」ではなく「過去の記憶に引っかかる」という意味で know where I’ve heard it が使われています。rings a bell は「ピンとくる」「聞き覚えがある」という決まり表現で、記憶にある情報を取り出そうとしているニュアンスです。

Conversation Examples

A: And this is Julie with her husband, Tom—it was such a beautiful ceremony.
B: Huh. He looks kind of familiar, but I can’t place him.
A: His name’s Tom Breyer. They said he works in publishing now, used to be in advertising.
B: That name rings a bell, but I don’t know where I’ve heard it. Wait—wasn’t he in our sociology class junior year?

A: で、これがジュリーと旦那さんのトム。ほんと素敵な式だったよ。
B: んー、見たことあるような気がするけど、どこだったかな。
A: 名前はトム・ブライヤー。今は出版系で働いてて、前は広告の仕事してたらしいよ。
B: その名前、なんか聞いたことあるけど、どこでだったか思い出せないな。あっ、大学の3年の時、社会学の授業で一緒だった人かも?

  • ceremony: 式典・セレモニー(ここでは「結婚式」を意味する。”wedding ceremony” の省略。フォーマルな儀式や式典全般に使える)
  • look familiar: 見覚えがある(”familiar” は「親しみのある・見慣れた」という形容詞で、「見たことがある気がする」という意味になる定番の言い回し)
  • can’t place (someone): 誰かが誰だか思い出せない(直訳は「位置づけられない」で、「どこで会ったか・誰だったかピンとこない」という時によく使われる口語表現)
  • advertising: 広告業界(”advertisement” が個々の広告で、”advertising” は「広告という業界・分野」や「広告活動」を指す不可算名詞)
  • sociology class: 社会学の授業(高校・大学でよくある「科目 + class」の言い回し。文系科目における汎用表現)
  • junior year: 大学3年生の年(アメリカ式の学年表現。freshman → sophomore → junior → senior と進む。高校にも同様の呼び方がある)

見聞き・経験・理解

見聞き・経験・理解
I’ve never known her to complain.
彼女が文句を言うのを聞いたことがありません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I didn’t know you were dealing with all that. You really held it together well.
日本語訳: そんな大変だったなんて知らなかったよ。全然そんなふうに見えなかった。
解説: この “know” は「見たり聞いたりして知る」ことを意味しており、「そういう状況にあったことを知らなかった=見聞きしていなかった」というニュアンスです。held it together は「感情を抑えて耐えた」という意味の口語で、emotional breakdown(取り乱すこと)をせず頑張った姿勢をほめる場面でよく使われます。

Conversation Examples

A: You’ve been quiet about everything. I had no idea your dad was in the hospital and your boss was piling on like that.
B: Yeah, it’s been a lot. I didn’t want to bring everyone down with my drama.
A: I didn’t know you were dealing with all that. You really held it together well.
B: Thanks. I kind of had to—I couldn’t afford to fall apart with everything going on.

A: 何も言わなかったからびっくりしたよ。お父さんが入院してて、しかも上司からも圧かけられてたなんて。
B: うん、いろいろありすぎてさ。でもみんなに重たい話はしたくなかったの。
A: そんな大変だったなんて知らなかったよ。よく耐えてたね。
B: ありがとう。そうするしかなかったの。崩れてる余裕なんてなかったから。

  • quiet about (something): (何かについて)黙っている(”quiet” は形容詞だが “be quiet about” で「~について口をつぐむ/話さない」という意味の自然な言い回し)
  • pile on (someone): (人に)次々と負担をかける(”pile” は「積み上げる」という動詞。”boss was piling on” は「上司がさらに追い打ちをかけていた」ニュアンス)
  • it’s been a lot: 本当にいろいろあった(口語的な言い回しで、「精神的にも物理的にも大変だった」という意味を一言で伝える表現)
  • bring (someone) down: (人)を落ち込ませる・気分を下げる(直訳は「(人)を下に持っていく」。”down” が「気分が沈む」ことを表し、”bring down” で「巻き込む形で暗くさせる」意味に)
  • drama: ごたごた/面倒ごと(ここでは「感情的で他人を巻き込むような問題」という軽いニュアンスの俗語的使い方。シリアスすぎない表現)
  • kind of had to: そうするしかなかった(”kind of” はやや控えめに理由を伝える口語的な副詞。ここでは「必然的にそうなった」という含み)
  • fall apart: 崩れる/感情的に耐えきれなくなる(直訳は「バラバラに落ちる・分解する」。人が感情的に崩れる様子を比喩的に表す表現。”couldn’t afford to fall apart” で「崩れてる場合じゃなかった」)

励まし

励まし
I know you can do it.
君ならできるとわかっています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Everyone knows you’ve worked harder than anyone else on this.
日本語訳: これに一番力を注いできたのが君だって、みんなわかってるよ。
解説: この文は「努力の事実」が既に皆の間で「知られている(know)」という形で、相手のがんばりを認め、報われてほしいという励ましの気持ちを込めています。”worked harder than anyone else” は「誰よりも一生懸命取り組んだ」という比較級構文で、努力の度合いを強調しています。on this は「この件に関して」と日常会話でよく使う表現です。

Conversation Examples

A: I totally blanked halfway through the Q&A. My brain just stopped working.
B: You were fine. Way better than you think. You recovered really smoothly.
A: I don’t know… I still feel like I could’ve done more.
B: Everyone knows you’ve worked harder than anyone else on this. You don’t have to prove anything else.

A: 質疑応答の途中で完全に頭が真っ白になっちゃって。脳が止まった感じだった。
B: そんなことないって。全然よくやってたよ。むしろすごく自然に立て直してたし。
A: うーん…でももうちょっとやれた気がするんだよね。
B: この件に一番力を注いでたの、みんなわかってるよ。もうそれ以上、証明しなくていいんだよ。

  • blank (out): 頭が真っ白になる(”blank” は「空白の・無表情な」などの意味。”blank out” は「思考や記憶が一時的に消える」状態を表す口語表現)
  • Q&A: 質疑応答(”questions and answers” の略。プレゼンや講演の後に行われる形式的なやり取り)
  • my brain just stopped working: 脳が止まった(直訳は「私の脳が働くのをやめた」。「何も考えられなくなった」「パニックになった」状態を比喩で表現)
  • way better than (you) think: (あなたが思っているより)ずっと良かった(”way” は「とても」「はるかに」のカジュアルな強調語)
  • recover (smoothly):(うまく)立て直す/回復する(”recover” は回復する、”smoothly” は「スムーズに」。ここでは「動揺した後でも自然に対応できた」ことを指す)
  • I don’t know…: うーん…(会話のつなぎとして、迷いやためらいを表す自然な一言。ネイティブがよく使う思考の間)
  • I could’ve done more: もっとできたかもしれない(”could have + 過去分詞” は「~できたはずだった」という後悔や反省を表す構文)
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