GRAMMAR AND VOCABULARY L133|NoeLia Original Dialog

GV 25-26

🆕 レッスン記事が5本構成になりました!
これまでの4本構成(Lesson/GV/GC/PU)に加えて、「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」 が新しく仲間入り!、「NoeLia Extra Examples(フレーズ集)」ではラジオ英会話のキーフレーズをもとにしたオリジナル例文を掲載しています。ぜひ音声といっしょに練習してみてくださいね!
NoeLia Extra Examples|”GRASP THE CONCEPT”を元にしたフレーズ集

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GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|itは「受ける」単語

itは「受ける」単語

How did you know it was me without my makeup?
どうしてあなたは、メイクなしで私だとわかったのですか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

He brought donuts for the whole team. It was a nice surprise.
日本語訳: チーム全員にドーナツ買ってきてくれてさ。嬉しいサプライズだったよ。
解説: この it は、「彼がチームにドーナツを差し入れしたという行動全体」を受けています。学習テーマの通り、文脈の中にある行為や出来事を漠然と受け取る it の使い方です。it = donuts ではなく、「ドーナツを持ってきたこと」という“状況”をふわっと受けているのがポイントです。a nice surprise は「うれしい驚き」や「思いがけない好意」といった意味で、フォーマルすぎず、感謝やほっこりした気持ちをやんわり伝える表現としてよく使われます。

Conversation Examples

A: You know Ethan? The new guy from support who barely says a word?
B: Yeah, the one who always eats lunch alone in the courtyard?
A: Well, he brought donuts for the whole team. It was a nice surprise.
B: Whoa, I didn’t see that coming. Maybe he’s finally warming up to us.

A: サポートチームに入ったばかりのイーサンいるでしょ?あんまりしゃべらない子。
B: あー、中庭でいつも一人でランチ食べてるあの人ね?
A: 今朝ね、チーム全員にドーナツ持ってきたんだよ。ちょっとしたサプライズだった。
B: えー、それは意外。やっと少し打ち解けてきたのかもね。

  • You know〜?: 〜知ってる?(会話の導入で相手の認識を確認する非常に口語的な表現。軽く話題を切り出すときによく使う)
  • the new guy: 新入りの人(“new” + 人物名詞で「新しく入った人」という意味。職場・学校などで誰かわかっている前提で使うカジュアル表現)
  • support: サポート部門(職場では「カスタマーサポート部門」「技術支援チーム」などの略称として単独で使われる)
  • barely: ほとんど〜ない(頻度や程度がごくわずかなことを表す。ここでは「ほとんど話さない」の意味)
  • say a word: 一言もしゃべらない(直訳は「言葉を言う」だが、“not say a word” で「まったくしゃべらない」の意味になる定型表現)
  • the one who〜: 〜する人(前に出た人物を説明的に補足するときに使う定番構文。“the one who always eats〜” で「〜ばかりしてるあの人」というニュアンス)
  • eat lunch alone: 一人で昼食をとる(孤立したイメージを暗示する。口語では “alone” に感情的ニュアンスが乗ることも)
  • in the courtyard: 中庭で(“courtyard” はオフィスや学校など建物に囲まれた屋外スペースのこと。屋内の “cafeteria” との対比で使われることも多い)
  • I didn’t see that coming: それは予想してなかった(口語でよく使われる驚きの表現。“see 〜 coming” は「〜が起こると予想する」という比喩的な言い方)
  • warm up to (someone): (人に)心を開く、打ち解けてくる(文字通り「温かくなっていく」というイメージ。最初は距離があった相手との関係が少しずつほぐれていく感覚)

NoeLia Extra Examples

I told him I wasn’t into it. It got awkward fast.
日本語訳: 興味ないって伝えたんだけど、すぐ気まずい雰囲気になったよ。
解説: この it は、「興味がないと伝えたあとの空気全体」をぼんやり受け取っています。it は this や that のように特定の言葉を指すのではなく、直前の出来事や雰囲気などを“受ける”単語として働いているのがポイントです。got awkward は「気まずくなった」、fast は「すぐに」という意味で、”get + 形容詞” は「~の状態になる」という変化を表す日常的な言い方です。

Conversation Examples

A: So he asked if I wanted to watch that Sakanaction livestream with him—just the two of us.
B: Oh no. What did you say?
A: I told him I wasn’t into it. It got awkward fast.
B: Yikes. That’s tough. I mean, I like Sakanaction, though.

A: でね、彼が「今度のサカナクションの配信ライブ、一緒に観ない?」って誘ってきたの。ふたりきりで。
B: うわ…で、なんて答えたの?
A: 興味ないって伝えたの。そしたら一瞬で気まずくなって。
B: うぅ、それは気まずいね。でも…てか俺、サカナクション好きなんだけど

  • hang out: 遊ぶ・ぶらぶらする(友達や恋人と気軽に過ごすときに使うカジュアルな表現。日本語の「遊ぶ」に近いがもっと気楽な響き)
  • livestream: ライブ配信(live + stream でリアルタイム配信。YouTubeやイベントなどでよく使われる現代的な単語)
  • just the two of us: ふたりきりで(恋愛や親しい場面で使われるニュアンスの強い表現。直訳「私たち二人だけ」)
  • What did you say?: なんて答えたの?(質問フレーズ。直訳は「何て言ったの?」だが「どう返答したの?」の意味で自然)
  • Yikes: うわっ(驚き・ショック・ちょっと引く気持ちなどを表す超口語表現)
  • That’s tough: それは大変だね(tough は「大変」「きつい」という意味のカジュアルな共感フレーズ)
  • I mean: てか・というか(会話の補足や言い直しで使うつなぎ表現。ネイティブが頻繁に使うカジュアルな口癖)
  • though: ~だけど(文末に置いて「…だけどさ」という柔らかい逆接のニュアンスになる口語表現)

NoeLia Extra Examples|it ~ to …

it ~ to …

It’s an honor to meet you.
あなたにお目にかかれて光栄です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Is it really that hard to say sorry when you’re wrong?
日本語訳: 自分が悪かった時に謝るのって、そんなに難しい?
解説: この文は「it~to…」の形で、まず it で「難しさ」という感覚を受け、それを to say sorry 以下で展開しています。「to以下が主語」と考える必要はなく、「難しいって感じるんだけど…」から自然に始めている形です。文中の that は「程度・度合い」を強調していて、「そんなに/それほど」というニュアンスを加えています。say sorry は「謝る」、when you’re wrong は「自分が間違っているときに」という条件を表す部分で、どちらも日常会話でよく使われる言い回しです。

Conversation Examples

A: I didn’t expect him to apologize in public, but at least acknowledge it, you know?
B: Is it really that hard to say sorry when you’re wrong?
A: Apparently for him, yes. He doubled down instead.
B: That’s his pride talking. It always gets in the way.

A: 人前で謝れとは言わないけどさ、せめて認めるとかあるじゃん?
B: 自分が間違ってたときに謝るって、そんなに難しいのかな?
A: 彼にとっては、どうもそのようで。むしろ開き直ってたし。
B: あれは完全にプライドだね。いつもあれが邪魔してる。

  • apologize: 謝る(”say sorry” よりフォーマルで、書き言葉にも話し言葉にも使える万能動詞)
  • in public: 人前で(公の場で、という意味の定番表現。”private” と対になる)
  • acknowledge: 認める(自分の間違いや状況を「受け入れて認める」という意味で、謝罪の前段階として重要な動詞)
  • you know?: わかるでしょ?(会話の確認・共感を引き出すフレーズ。相手の理解を前提にすることで距離が縮まる)
  • apparently: どうやら〜らしい(情報や印象を伝えるときの便利な副詞。話し手の直接的な確信ではないニュアンス)
  • double down: 開き直る/強気に出る(直訳は「倍賭けする」。もともとはブラックジャックの賭け用語で、配られたカードに対して賭け金を倍にして勝負に出る意味。そこから転じて、「立場をより強く主張する」「ミスや批判に対してさらに強気で押し通す」「態度を改めるどころか逆に強化する」といった比喩的意味で使われる)
  • That’s his pride talking: あれはプライドが言わせてるだけ(比喩表現で、”talking” は「口をきいているような影響力のある感情・要素」の擬人化)
  • get in the way: 邪魔をする(直訳は「道の中に入る」。本来は物理的に「通り道に立ちふさがる」という意味ですが、そこから転じて「進行や行動、関係などを妨げる・阻む」という比喩的な意味でよく使われる定番イディオム)

NoeLia Extra Examples

It might help to explain your reasoning a bit more.
日本語訳: もうちょっと理由を説明してくれたら、助かるかも。
解説: この文でも、「it~to…」の構文で、it は「手助けになるかも」という可能性のニュアンスを先に受け取り、それを to explain 以下で説明しています。文法的に複雑に考える必要はなく、「ちょっと役に立つかもしれない」と感じたことから自然に it で始めている形です。might help は「助けになるかもしれない」、explain your reasoning は「自分の考え・理由を説明する」という意味で、冷静なアドバイスを丁寧に伝えるときに便利な表現です。

Conversation Examples

A: Honestly, I don’t think we should go ahead with that idea anymore. It just doesn’t feel right for this market.
B: Whoa, that’s a pretty strong shift. You were all for it last week. What happened?
A: I took another look at some recent data, and… let’s just say things aren’t aligning the way we thought.
B: Hmm, I get that. But still—it might help to explain your reasoning a bit more. That way, the rest of the team can get where you’re coming from.

A: 正直、あのアイデアはもう進めないほうがいいと思う。この市場にはちょっと合わない気がしてさ。
B: えっ、それ急だね。先週までは乗り気だったじゃん。何があったの?
A: 最近のデータを見直してみたんだけど…まあ、思ってたのとちょっとズレてた感じかな。
B: うん、それもわかるけどさ──もう少し理由をちゃんと説明してくれたら、チームのみんなも納得しやすいと思うよ。

  • go ahead with: ~を進める(計画・提案などを「実行に移す」という意味の定番表現。「let’s go ahead with the plan.」などビジネスでもよく使う)
  • doesn’t feel right: しっくりこない/違和感がある(”feel right” は直訳すると「正しいと感じる」。感覚的に合わないという判断をやわらかく伝える口語的表現)
  • pretty strong: かなり強い(”pretty” は「かなり」の意味で、「思ったより強い表現だね」と驚きをやんわり伝える口調)
  • be all for it: すごく乗り気だった(”be for” は「賛成である」こと、”all” を加えることで「全面的に支持していた」というニュアンスになる)
  • took another look at: もう一度見直した(”take a look” の過去形+”another” によって「再確認した」「改めて見た」という柔らかい表現に)
  • recent data: 最近のデータ(”recent” はニュースやレポートなどの文脈で非常によく使われる形容詞。「最新」というより「ここ最近の」ニュアンス)
  • let’s just say…: まあ…ってことにしておこう(本音をぼかしたり、やんわりと伝えるときの前置き表現。ネイティブが会話でよく使う曖昧表現)
  • things aren’t aligning: 物事が噛み合ってない(”align” は「一致する/整合する」という意味。”things aren’t aligning” で「状況が想定通りじゃない」「流れが合ってない」という比喩的表現)
  • I get that: それはわかるよ(”get” は「理解する」という意味で、”I get that” は「気持ちはわかる」「言ってることは理解できるよ」と同調する表現)
  • But still: でもさ、それでも(”but” よりも少しくだけた形で、「納得しつつも引っかかっている」気持ちを表す接続句)
  • get where you’re coming from: 言いたいことがわかる/気持ちがわかる(直訳は「君がどこから来ているかを理解する」。相手の立場や考えを理解するニュアンスで、会話で同調や共感を示す口語表現)

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