GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|文型が決める文の意味1
文型が決める文の意味1
The reason I’m here is to find a monthly apartment.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私がここに来た理由は、(月単位で契約する)短期賃貸マンションを探すためです。
The best way to get over him is to stop checking his social media.
日本語訳: 彼を忘れる一番の方法は、SNSを見ないことだよ。
解説: この文も「be動詞の説明型」で、主語(The best way to get over him=彼を忘れる一番の方法)を、to不定詞(to stop checking his social media=SNSを見ないこと)が説明しています。「to不定詞+to不定詞」で、“方法” と “行動” を並べているのがポイントです。get over someone は「(恋愛などから)立ち直る」、check someone’s social media は「SNSをチェックする」という口語的で自然な表現です。
A: I swear, every time I start feeling okay, something pops up—his name, a photo, a memory. It’s like the universe is teasing me.
B: Yeah, it’s always like that. The more you try not to think about him, the more he shows up somehow.
A: I know! It’s like I can’t escape him even when I’m not trying.
B: The best way to get over him is to stop checking his social media. It cuts off half the triggers right there.
A: ほんとさ、やっと気持ちが落ち着いてきたかなって思うと、また何か出てくるんだよ。彼の名前とか、写真とか、思い出とかさ。まるで運命にからかわれてるみたい。
B: わかる、それ。忘れようとすればするほど、なぜかまた目に入ってくるんだよね。
A: そうなの!別に考えようとしてるわけじゃないのに、逃げられない感じ。
B: 一番いいのは、SNSを見ないことだよ。それだけで、心をざわつかせるものの半分はなくなるから。
- I swear: 本当に〜なんだよ(強い確信や感情を込めて「マジで」「ほんとに」と言う時に使う。誓うという直訳より「感情の強調」として口語で非常に多い)
- start feeling okay: 気持ちが落ち着いてくる(”start feeling” は「感じ始める」、”okay” は「大丈夫」「平気」というメンタル面の口語表現)
- pop up: ひょっこり現れる/突然出てくる(比喩的に使われ、通知・広告・思い出など「予想外に現れる」もの全般に使える便利表現)
- It’s like~: ~みたいな感じ(ネイティブの会話で非常に頻出。感情や比喩を柔らかく伝える)
- the universe is teasing me: (宇宙に)からかわれてるみたい(誇張したユーモア表現。”tease” は「からかう」「いじる」。ここでは「運命がいたずらしてくる」ような比喩的な使い方で、ネイティブが「タイミング悪いことが続く」「偶然が重なる」時によく使う定番の軽口フレーズ。日本語に直訳すると「宇宙」がやや不自然に聞こえるので、「運命にからかわれてる」「タイミングに嫌われてる」などと訳すと自然)
- Yeah, it’s always like that: そういうもんだよ(相手の経験や感情に共感する返し方。”always like that” は「よくあること」という共感表現)
- The more you try not to~, the more~: ~しないようにすればするほど、ますます~になる(比較級を使った英語特有の構文。感情や矛盾した行動を表すのに非常に便利)
- try not to think about him: 彼のことを考えないようにする(”try not to+動詞” は「~しないように努める」)
- shows up: 現れる(”pop up” より少し落ち着いた表現で、「姿を見せる」「出てくる」という意味。人・物・記憶・通知など幅広く使える)
- somehow: なぜか/どういうわけか(理由はわからないけど、という曖昧な口語表現)
- I know!: でしょ!(強い共感や同意を表す。単独で使えるリアクション表現)
- I can’t escape him: 彼から逃れられない(”escape” は「逃げる・避ける」。恋愛や感情の文脈では「頭から離れない」という比喩的意味になる)
- social media: SNS(”social networking sites” の略。英語では「social media」で自然)
- cut off: 断ち切る/遮断する(物理的にも心理的にも使える動詞句。ここでは「原因や接点を断つ」比喩的用法)
- trigger: 引き金になるもの/思い出させるもの(心理的に「感情を刺激するもの」という意味。ネイティブのメンタル系会話で頻出)
- right there: まさにその場で/その時点で(ここでは「その一言で/それだけで十分」というニュアンスを添える副詞句)
What I need is to get some actual sleep tonight.
日本語訳: 今必要なのは、ちゃんと寝ることだけだよ。
解説: この文も「be動詞の説明型」で、主語(What I need=必要なもの)を to不定詞(to get some actual sleep tonight=今夜しっかり寝ること)が説明しています。「必要なのは~すること」という形で、自分の状態を説明しています。get some sleep は「少し寝る」、actual は「本当の/まともな」という意味で、actual sleep は「ちゃんとした睡眠」というニュアンスになります。疲労感をリアルに伝える自然な口語表現です。
A: I’ve been staring at this screen for hours, and my eyes are starting to burn. What I need is to get some actual sleep tonight.
B: Yeah, you sound done. Close the laptop already.
A: I know, but I keep thinking “just five more minutes.”
B: That’s what you said an hour ago.
A: もう何時間も画面見てるから、目がヒリヒリする。今必要なのは、ちゃんと寝ることだな。
B: だよね。もう完全に限界って声してるよ。パソコン閉じなよ。
A: わかってるんだけど、「あと5分だけ」って思っちゃうんだよね。
B: それ1時間前も言ってたよ。
- stare at: ~をじっと見る(「見る」を強調する動詞。無意識に見続けているニュアンスで、テレビ・画面・人などに使える)
- screen: 画面(スマホ・PC・テレビなどの“ディスプレイ”を指す。device や monitor より口語的)
- for hours: 何時間も(時間の長さを強調する決まり文句。for+時間で「~の間ずっと」の意味)
- my eyes are starting to burn: 目がヒリヒリしてきた(”burn” はここでは「焼ける」ではなく「ヒリヒリする」「しみる」の比喩的表現。疲労や刺激を表す自然な口語)
- sound done: もう限界みたいに聞こえる/疲れてる感じ(”done” は完了ではなく「疲れ切ってる」「もう無理」という口語的形容詞。人に対しても使える)
- Close the laptop already: もうパソコン閉じなって(”already” は「もう〜しなよ」という口語的強調で、命令文をやわらかくする)
- “just five more minutes”: 「あと5分だけ」(「ちょっとだけ」の代表的な口語表現。時間・食べ物・作業など幅広く使える)
- That’s what you said〜: それ、前も言ってたじゃん(相手の言動を軽くツッコむ定番の会話表現。日常英語で非常に頻出)
NoeLia Extra Examples|文型が決める文の意味2
文型が決める文の意味2
I can show you a few today.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年10月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は今日あなたにいくつかを見せることができます。
They offered me a ride, but I decided to walk.
日本語訳: 送ってあげるって言われたけど、歩くことにしたんだ。
解説: この文は「授与型(SVOO)」で、offer+人+もの の形が使われています。主語(They)が「私(me)に」「車での送り(a ride)」を“与える・申し出る”という配置になっており、「~に…をあげる・くれる」という意味が自然に生まれています。動詞 offer は「申し出る」、a ride は「車で送ること」という口語表現。後半の I decided to walk は「歩くことにした」と対比させており、相手の好意を受け取らずに自分の意志を示す自然な流れになっています。
A: You looked soaked when you came in. Did you get caught in the rain?
B: Yeah, it started right after I left the office.
A: You should’ve just called someone. I could’ve picked you up.
B: Yeah, I know. But honestly, they offered me a ride, but I decided to walk. I didn’t think it’d pour that much.
A: 帰ってきたときびしょ濡れだったじゃん。雨に降られたの?
B: うん、オフィス出た直後に降り出したんだ。
A: 誰かに迎え頼めばよかったのに。私でも行けたよ。
B: そうなんだよね。でも実は送ってくれるって言われたけど、歩くことにしたんだ。まさかあんなに降るとは思わなくてさ。
- looked soaked: びしょ濡れに見えた(”soaked” は動詞 soak(「液体に浸す」「しみ込ませる」)の過去分詞で、もともとは「液体がしみ込む」「ずぶぬれになる」という意味。ここでは「雨や水に完全に濡れている」状態を表す口語表現で、服や髪が水を吸いきっているイメージ)
- come in: 入ってくる(動作を表す基本句。”arrive” より自然で口語的。人が部屋や建物に入る時によく使う)
- get caught in (the rain): 雨に降られる(”get caught” は「捕まる」ではなく、「不意に巻き込まれる・避けられずに遭う」の意味。雨・渋滞・トラブルなどにも使える便利表現)
- right after: ~のすぐあとに(時間的な近さを強調する定番フレーズ)
- should’ve (should have): ~すればよかったのに(後悔や提案を柔らかく伝える口語的な助動詞構文。発音は「シュダヴ」に近い)
- pick someone up: (車などで)迎えに行く(「拾う」ではなく「迎えに行って乗せる」という意味。日常会話で非常に頻出)
- pour: (雨が)土砂降りに降る(もともとの意味は「液体を注ぐ」「勢いよく流し出す」。そこから比喩的に、雨が「注ぐように降る」様子を表す。”rain” よりも強い雨で、「バケツをひっくり返したような雨」のイメージ)
- that much: そんなに(程度を強調する口語表現。否定文で使うと「思ってたほど~じゃなかった」のニュアンスになる)
If it helps, I’ll send you the link so you can check it yourself.
日本語訳: これ助かるかも、リンク送るね。自分で見てみて。
解説: この文も「授与型(SVOO)」の構造で、send+人+もの によって「あなたにリンクを送る」という “与える” 行為を表しています。授与型の配置により「あなたのために何かをする」という優しいニュアンスになります。If it helps は「それで役に立つなら」という柔らかい前置き。so you can check it yourself は「自分で確認できるように」という目的節で、相手への思いやりが感じられる自然な口語表現です。英語ではこの “so you can〜” を入れることで、文全体がより丁寧で親切な響きになりますが、日本語では文脈上すでに意味が伝わるため省略することが多いです。
A: I tried following the setup guide, but it’s totally confusing. Did you figure it out?
B: Yeah, sort of. Actually, I ran into the same problem at first. If it helps, I’ll send you the link so you can check it yourself. It explains it better than the manual.
A: Oh, seriously? That’d save me so much time.
B: Yeah, I wish someone had shown me earlier too.
A: 設定ガイド見ながらやってみたけど、全然わけわかんなくてさ。もうできた?
B: うん、まあなんとかね。最初は私も同じとこでつまずいたんだよ。ちょっとこれ参考になるかも、リンク送るね。マニュアルよりずっとわかりやすいから。
A: ほんと?それめっちゃ助かる!だいぶ時間節約できそう。
B: うん、私も誰かに最初から教えてもらいたかったわ。
- try doing: ~しようとする(「try to do」と違って、「実際にやってみる」ニュアンス。ここでは “I tried following…”=「実際に手順通りやってみた」)
- follow: (指示・手順などに)従う(「ついて行く」だけでなく「順に進める・実行する」という意味でもよく使われる基本動詞)
- setup guide: 設定ガイド(IT系やオンラインサービスで頻出の組み合わせ。”setup” は「準備する/設定する」という意味の名詞または動詞)
- totally: 完全に/すごく(カジュアルで強調する副詞。否定的にも肯定的にもよく使われる。”totally confusing”=「マジで意味不明」)
- confusing: わかりにくい/混乱させる(”confuse” の形容詞形。人ではなく「もの(状況・説明)」に使うのが自然)
- figure out: 理解する/解決する(問題を「考えて解く」「わかるようになる」感覚の口語表現)
- sort of: まあ、そんな感じ(あいまいに肯定する時の柔らかい言い方。”kind of” と同じ意味で、ネイティブ会話で非常によく使われる)
- run into: (問題などに)ぶつかる/遭遇する(人に偶然会う意味もあるが、ここでは「問題に直面する」)
- save (someone) time: ~の時間を節約する(「人+time」で「〜の手間を省く」。日常・ビジネス両方で自然に使える)
- wish (someone) had done: ~しておけばよかったと思う(過去の後悔を表す仮定法過去完了。”I wish someone had shown me”=「誰かが教えてくれたらよかったのに」)