GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|現在完了形のイメージ
現在完了形のイメージ
It’s been on my list for ages.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
それは、長い間私のリストにありました。
It’s been out of stock everywhere.
日本語訳: どこも在庫切れなんだよ。
解説: 現在完了形“has been”で「在庫切れの状態が今まで続いている」ことを表します。“out of stock”は「在庫がない」、“everywhere”で「どこでも」という広がりを自然に強調しています。買い物の会話でよく使われる実用表現です。
A: I’ve been checking every store downtown since last weekend, but no luck. It’s been out of stock everywhere.
B: Really? I thought they restocked last Friday. Did you try the one near the station?
A: Yeah, that’s the first place I went. The clerk said they sold out in two hours.
B: Wow, it must be way more popular than I thought.
A: 先週末から街中のお店を全部見て回ってるけど、全然ダメ。どこも在庫切れなんだよ。
B: ほんとに?金曜に再入荷したと思ってたけど。駅の近くの店は行った?
A: うん、最初に行ったよ。でも店員さんが「2時間で完売しました」って。
B: すごいね、思ってたより人気あるんだな。
- check: 調べる/確認する(ここでは「お店をチェックする=見て回る」という意味で使われている。ネイティブは “check” を「確認」だけでなく、「探す」「見に行く」動作にも自然に使う)
 - every store: どこのお店も(“every” は「1つ1つすべての」というイメージで、「全部の店を回った」ことを強調)
 - downtown: 繁華街で/中心街で(街の中心部やショッピングエリアを指す。米英どちらでも日常的に使われる便利な語)
 - no luck: ダメだった/うまくいかなかった(直訳は「運がなかった」。探したけど見つからなかった、試したけど結果が出なかった時の定番フレーズ)
 - restock: 再入荷する/在庫を補充する(“re-”=再び + “stock”=在庫で「在庫を戻す」意味。買い物会話では頻出)
 - Did you try ~?: ~試した?/~行ってみた?(行動を確認するときの自然な質問。ここでは “try the one near the station”=「駅近くの店を試す」=「行ってみた?」)
 - the one near the station: 駅の近くの店(“the one” は会話で名詞の繰り返しを避ける便利な代名詞表現。「あの〜」「その〜」のニュアンス)
 - the clerk: 店員さん(“clerk” はアメリカ英語で「販売員」「レジ係」など接客スタッフを指す。イギリスでは“shop assistant”も一般的)
 - in two hours: 2時間で(期間の中で完了したことを表す表現。“within two hours” とも言えるが、会話では “in” が自然)
 - way more ~ than I thought: 思ってたよりずっと〜(“way” は「とても/はるかに」の強調。“much more”より会話的でカジュアルな口調)
 
They’ve been on good terms again lately.
日本語訳: 最近また仲良くやってるみたいだよ。
解説: “have been”が「状態が続いている」ことを示しています。“on good terms”は「良好な関係にある」、“again”で「以前は違っていたが再び良くなった」ことを伝える自然な言い回しです。
A: I was surprised to see Mark and Jenna sitting together in the meeting today.
B: Yeah, last month they couldn’t even look at each other.
A: Oh, I know, right? They’ve been on good terms again lately. I think working on the same project helped.
B: That makes sense. Shared goals can really bring people back together.
A: 今日の会議でマークとジェナが一緒に座っててびっくりしたよ。
B: だよね。先月まで目も合わせなかったのに。
A: ほんとそれ。最近また仲良くやってるみたい。たぶん同じプロジェクトで一緒に仕事したのが良かったんだろうね。
B: それあるね。共通の目標があると、人って自然に戻れるもんだよ。
- be surprised to see ~: ~を見て驚く(感情+不定詞で「〜して驚く」。”I was surprised to hear/see/find…” は会話でも頻出)
 - sit together: 一緒に座る(物理的な距離を示すだけでなく、関係修復や親しさの暗示にもなる)
 - couldn’t even look at each other: お互いの顔も見られなかった(”even” によって強い否定を表す。「顔も見たくないほど険悪だった」という意味合い)
 - Oh, I know, right?: ほんとそれ/だよね(強い共感や驚きを伝えるリアクションフレーズ。”right?” は相手に軽い同意を求める)
 - working on ~: ~に取り組む(進行形で継続的な作業・努力を表す。”work on a project”=「プロジェクトに取り組む」)
 - helped: 効果があった/役立った(”help” は「助ける」だけでなく「状況を改善する」「結果に貢献する」意味もある)
 - That makes sense.: なるほどね/筋が通ってるね(会話で最もよく使われるリアクションの一つ。相手の意見に納得したとき)
 - shared goals: 共通の目標(”shared” は「共有された」。チームワークや人間関係の改善などで頻出)
 - bring people back together: 人々を再び結びつける(”bring back”=「元に戻す」+”together”=「一緒に」。人間関係の回復を自然に表す)
 
NoeLia Extra Examples|be said to ~ の形
be said to ~ の形
Did you know that Dracula is said to be based on a real person?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
ドラキュラは、実在した人物に基づいていると言われていることをあなたは知っていましたか?
It might be said to be fate that we met again.
日本語訳: また会えたのって、運命って言えるかもね。
解説: 学習テーマ「be said to〜」の形を“might”と組み合わせて、「〜と言えるかもしれない」と控えめに気持ちを伝えています。伝聞ではなく、やわらかい自己表現の形で使われています。“fate”は「運命」という意味で、再会の驚きや感慨を自然に表す言葉です。日常の軽い会話でも違和感のない言い回しです。
A: It’s kind of surreal seeing you here after all these years.
B: Tell me about it. I didn’t think I’d ever run into you again.
A: Neither did I. I mean, what are the chances we’d both pick the same random art exhibit on a rainy Thursday?
B: Yeah… life’s funny that way. It might be said to be fate that we met again. Still, I’m really glad we did.
A: こんなに年数たってからまた会うなんて、なんか不思議な感じ。
B: ほんとそれ。もう二度と会わないと思ってたのに。
A: 私も。まさか雨の木曜日に、同じ美術展に来てるなんてね。
B: だよね…人生ってほんと不思議。 また会えたのって、運命って言えるかもね。 でも、正直うれしいよ。
- surreal: 現実離れした/不思議な(本来は「超現実的な」という芸術的な語だが、日常では「信じられない」「現実味がない」といった感覚を表すカジュアルな言い方)
 - after all these years: 長い年月を経て(「こんなに年数がたってから」という意味で、久しぶりの再会などによく使う)
 - Tell me about it.: ほんとそれだよ(相手の意見に強く共感する口語フレーズ。「まったくだ」「わかる!」に近い)
 - run into (someone): (人に)偶然会う(”run” は「ぶつかる」、”into” は「〜の中に」→「偶然出会う」ニュアンス。”bump into” と同じ意味で非常によく使う)
 - Neither did I.: 私もそうだよ(相手の否定文を受けて「私も〜しなかった」と返すときの省略形。”I didn’t either.” より自然な会話的返答)
 - what are the chances…?: よくこんなことが起きたね(直訳「その確率ってどのくらい?」=「まさかこんな偶然ある?」という驚きを表すフレーズ)
 - random: 偶然の/適当に選んだ(ここでは「特に理由もなく選んだ」という自然な口語表現。”random restaurant” や “random idea” などにも使える)
 - art exhibit: 美術展/展示会(”exhibit” は動詞で「展示する」、名詞で「展示物・展覧会」。フォーマルだが日常でも自然に使える)
 - life’s funny that way: 人生ってそういうもんだよね(「思いがけないことが起きる」というニュアンス。感慨・皮肉・驚きをやわらかく表す)
 - Still, I’m really glad we did.: でも、会えて本当にうれしい(”still” は「それでも」という逆接。会話の締めで温かみを添える自然な一言)
 
Are they said to be getting married soon?
日本語訳: あの二人、もうすぐ結婚するって噂なの?
解説: この文も「be said to〜」の伝聞構文で、「〜だと言われているの?」と噂の真偽をたずねています。“be getting married”の進行形が「近い未来の予定」を感じさせ、実際の会話でよく使われる自然な言い回しです。
A: Everyone at lunch today was talking about Ryan’s new watch. Apparently, Sophie picked it out for him.
B: Oh, that’s cute. They’ve gotten really close lately, haven’t they?
A: Yeah, they even showed up together at Mark’s party last weekend.
B: Oh, I see. Are they said to be getting married soon? It wouldn’t surprise me at this point.
A: 今日のランチ、みんなライアンの新しい腕時計の話してたよ。ソフィーが選んだらしい。
B: へぇ、かわいいじゃん。最近ほんと仲いいよね。
A: うん、先週のマークのパーティーにも二人で来てたし。
B: そっかぁ。もうすぐ結婚するって噂なの? まあ、この感じなら全然あり得そうだね。
- apparently: どうやら〜らしい(話し手が「確信はないけどそう聞いた/そう見える」というニュアンスを込める。控えめな伝聞や推測に使える便利な副詞)
 - pick out: 選ぶ(“pick” は「つまむ」→そこから「多くの中から選び出す」の意味。プレゼントなどを「選んであげた」と言うときに自然)
 - that’s cute: かわいいね/いいね(見た目だけでなく、人の行動が微笑ましいときにも使う。相手の話にポジティブなリアクションを示す口語)
 - have gotten (really) close: 仲良くなった/親しくなった(“get close”=「近づく」。過去から今までの変化を表すときに “have gotten” が自然)
 - show up (together): 一緒に現れる/姿を見せる(“show up” は「登場する」「現れる」。ネガティブにもポジティブにも使える。ここでは「一緒に来てた」という自然な表現)
 - Oh, I see.: そっか/なるほどね(相手の説明を理解したときの自然なリアクション。感情のトーンで「そっかぁ」「へぇ」「そうなんだ」に変わる)
 - It wouldn’t surprise me (at this point): もう驚かないよ/その流れなら納得だね(“at this point”=「今となっては」「この状況だと」。事実に納得しているニュアンスを添える口語フレーズ)
 
  
  
  
  
