PRACTICAL USAGE L151|NoeLia Original Dialog

PU 25-26

【毎週土曜更新】「Listening Challenge 週まとめ」で“聞く・考える・答える”を楽しく復習!
ノエリアオリジナルのリスニング練習「Listening Challenge 週まとめ」を毎週土曜日に公開しています。ラジ英風に再アレンジしたAI音声で、「聞く・考える・答える」練習を気軽に楽しめます!
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本日のノエリアオリジナル「Listening Challengeへジャンプ!
昨年度は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話例を3本紹介していましたが、今年度は1問にギュッと凝縮!そのぶん、語彙・表現の工夫を詰め込んだ「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!Let’s give it a try!

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PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:コピー機のことで、助けてくれる?エリオットが使い方を説明してくれたんだけど、まだよくわからなくて。もしかすると実際にやって見せてもらえるかな?私はむしろ目で見て覚えるタイプだから。
Can you help me with the copy machine? Elliot explained how to use it to me, but I’m still lost. Maybe you could demonstrate it for me? I’m more of a visual learner.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

Can you give me a hand with the copier? Elliot explained how it works, but I’m still not quite sure. Could you maybe demonstrate it for me? I guess I learn better when I can see how things are done rather than just hear them explained.
日本語訳: コピー機のことでちょっと手伝ってくれる?エリオットが使い方を説明してくれたんだけど、まだ完全にはわからなくて。もしかしたら一度やって見せてもらえる?私、見て覚えるほうが得意で、聞くだけだとピンとこないんだ。

解説: 模範解答は、明るくフランクなトーンで「助けて」「説明は受けたけどまだ迷ってる」「見せてほしい」とテンポよく伝えています。ストレートでテンポのよい依頼文なので、同僚や友人など距離が近い相手に自然です。一方、ノエリア版は少し控えめな言い回しで、相手への気づかいがにじむ柔らかいトーンです。自分の理解不足を軽く認めつつ、負担にならないよう丁寧にお願いしています。また、最後の文で「聞くより見るほうが覚えやすい」と説明しており、自分のタイプを伝えることで相手に配慮した言い方になっています。同じ内容でも、急ぎで簡潔に助けを求めたいときは模範解答、時間に余裕があり丁寧に頼みたいときはノエリア版が自然です。

Can you help me with the copy machine? Elliot explained how to use it to me, but I’m still lost. Maybe you could demonstrate it for me? I’m more of a visual learner.

  • help me with ~: ~を手伝ってくれる(作業や道具の扱いに関して「一緒にやる」ニュアンス。)
  • the copy machine: コピー機(正式でややフォーマルな言い方。口語では copier も使われる。)
  • explained how to use it to me: 使い方を私に説明してくれた(how to ~ の形で「~する方法」を具体的に説明する意味。)
  • I’m still lost: まだよくわからない(「迷っている」比喩から「理解が追いついていない」ニュアンス。)
  • Maybe you could ~: もしかしたら~してくれる?(控えめで丁寧な依頼表現。)
  • demonstrate it: 実際にやって見せる(操作や手順を「目で見せる」意味を含む動詞。)
  • I’m more of a visual learner: どちらかといえば視覚で覚えるタイプ(“more of a ~” で「~寄りの人」を表す柔らかい表現。)

Can you give me a hand with the copier? Elliot explained how it works, but I’m still not quite sure. Could you maybe demonstrate it for me? I guess I learn better when I can see how things are done rather than just hear them explained.

  • give me a hand (with ~): ~を手伝ってくれる(模範の help me with より親しみやすく、会話的な響き。職場や友人間の自然なトーン。)
  • the copier: コピー機(copy machine より口語的で軽い印象。日常会話でよく使われる。)
  • explained how it works: 仕組みを説明してくれた(how to use よりも「動作の原理」や「構造」を示す言い方。理解の浅さを自然に表す。)
  • not quite sure: まだ完全にはわからない(still lost よりやわらかく控えめで、自分を責めず自然に伝えるトーン。)
  • Could you maybe ~: してもらってもいい?(Maybe you could より一段階丁寧で、相手の負担を考えた柔らかい依頼。)
  • I guess I learn better when ~: ~のほうが覚えやすいみたい(自分の傾向を軽く伝える控えめな言い方。会話で自然。)
  • see how things are done: 実際にやる様子を見る(“demonstrate” の補足として自然な口語表現。やり方を「見て学ぶ」感覚。)
  • rather than just hear them explained: 口頭で説明されるより(「聞くだけではなく実際に見る方が理解できる」対比をなめらかに表す文末構造。)

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

【毎週土曜更新】「Listening Challenge 週まとめ」で“聞く・考える・答える”を楽しく復習!
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問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question.
Did Josh tell Nina he was too busy to help her?
A. No, he responded without hesitation.
B. Yes, he seemed reluctant to get involved.
C. No, he decided to go over the issue later with Elliot.
Listen carefully.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

入社2年目のニナが、オフィスで先輩のジョシュに声をかけます。資料の提出を前にコピー機の操作に手こずり、頼れる先輩にヘルプをお願いしたようですね。

Nina: Hey Josh, are you free for a minute?
Josh: Yeah, what’s up?
Nina: I’m stuck with something and could really use your help.
Josh: Sure thing. What do you need?
Nina: Can you give me a hand with the copier? Elliot explained how it works, but I’m still not quite sure. Could you maybe demonstrate it for me? I guess I learn better when I can see how things are done rather than just hear them explained.
Josh: Of course, no problem. Once you’ve seen it, it’s actually pretty simple.
Nina: Thanks. You know, it’s kind of funny — we live in this cloud-based, paperless world, and yet here I am still trying to make physical copies.
Josh: I know, right? Half our data’s floating in the cloud, but somehow the copier still decides whether my day goes smoothly or not.

ニナ: ねえジョシュ、ちょっと時間ある?
ジョシュ: うん、どうしたの?
ニナ: ちょっと困ってて、手を貸してもらえると助かるんだけど。
ジョシュ: もちろん。何があった?
ニナ: コピー機のことでちょっと手伝ってくれる?エリオットが使い方を説明してくれたんだけど、まだ完全にはわからなくて。もしかしたら一度やって見せてもらえる?私、見て覚えるほうが得意で、聞くだけだとピンとこないんだ。
ジョシュ: もちろんいいよ。実際に見れば案外簡単だと思うよ。
ニナ: ありがとう。ねぇ、なんか変な感じだよね。今やクラウドで何でも共有できる時代なのに、私ときたら、まだ紙のコピーを作ろうとしてるんだから。
ジョシュ: ほんとだよ。データは雲の上なのに、結局コピー機の機嫌ひとつで仕事が止まるんだから。

  • got a second?: ちょっと時間ある?(“Have you got a second?” の省略形で、気軽に相手の時間を尋ねる口語表現。“minute” “moment” に置き換えても自然。ビジネスでもカジュアルでも使える。)
  • what’s up?: どうしたの?(親しい間柄で「何かあった?」や「元気?」の意味にも使える汎用フレーズ。)
  • stuck with: ~で行き詰まっている(“stuck” は「動けなくなる」イメージから、「困っている」「解決できずにいる」状態を表す。)
  • could really use: ~があると本当に助かる(“need” よりやわらかく依頼や願望を伝える自然な言い方。「~してくれるとありがたい」ニュアンス。)
  • Sure thing.: もちろんいいよ(“No problem.” “Of course.” と同義。ややくだけた肯定返答で、明るく親しみやすい響き。)
  • no problem: いいよ/大丈夫(気軽な同意・引き受けのフレーズ。カジュアルながら万能。)
  • Once you’ve seen it, ~: 一度やってみれば~(“Once” は「~したらすぐ」や「~のあとで」という自然な条件節表現。日常英会話で非常によく使う。)
  • it’s kind of funny: なんか変だよね/ちょっとおかしいよね(“funny” は「面白い」より「不思議だ・皮肉だ」のニュアンスで使われている。)
  • cloud-based / paperless world: クラウド中心の/ペーパーレスの世界(現代社会の文脈でよく出るIT関連形容。英語ニュースでも頻出。)
  • and yet ~: それなのに~(“but” より強い逆接で、意外性や皮肉を込めて使う。話し言葉でも自然。)
  • make physical copies: 紙のコピーを作る(“physical” は「物理的な」「デジタルでない」の意味。デジタル社会との対比に使われる。)
  • I know, right?: ほんとそれ!(強い共感を表す定番フレーズ。イントネーションで親近感が変わるカジュアルな返答。)
  • floating in the cloud: クラウド上に存在する(“floating” は「浮かんでいる」から転じて「オンライン上に保管されている」比喩的表現。)
  • go smoothly: うまくいく(“smooth” は「滑らか」から転じて「問題なく進む」意味に。人間関係・仕事など幅広く使える。)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

Did Josh tell Nina he was too busy to help her?
A. No, he responded without hesitation.
B. Yes, he seemed reluctant to get involved.
C. No, he decided to go over the issue later with Elliot.

答え
クリックすると答えが出ます。

A. No, he responded without hesitation.

Point

A. No, he responded without hesitation.(いいえ、彼はためらわずに応じた)
Josh は会話の中で “Sure thing.” “No problem.” と即座に答えており、忙しい様子もためらいも見せていません。without hesitation(ためらわずに) は「考える間もなく自然に反応した」という意味で、彼がすぐに協力を申し出たことを表しています。Nina の依頼に対してポジティブに応じたことから、この選択肢が正解です。

B. Yes, he seemed reluctant to get involved.(はい、彼は関わるのをためらっているように見えた)
“reluctant(気が進まない、ためらう)” は心理的な抵抗を示す形容詞ですが、Josh は会話の中でむしろ積極的に協力しています。彼は “Of course, no problem.” と即答しており、関わりを避けるどころか行動を約束しています。したがって、この選択肢は不正解です。

C. No, he decided to go over the issue later with Elliot.(いいえ、彼は後でエリオットと一緒に問題を確認することにした)
“go over(見直す、確認する)” は句動詞で、別の場面で「詳細を再確認する」という意味を持ちますが、Josh は会話の中で「後で確認する」とは一言も言っていません。Elliot の名前はNinaの発言中に登場しますが、Josh自身が彼と話す場面はありません。このため、この選択肢も不正解です。

Listening Point

キーワードの正確な聞き取り

  • Sure thing / No problem: 即答して協力を申し出ていることを示す。ためらいがない様子を確認するのがポイント。
  • without hesitation: 「ためらわずに」という意味。聞き取りの中では「すぐ返事した」「即答した」トーンを捉える。
  • reluctant: 「気が進まない」や「ためらう」の意味。音の似た形容詞だが、実際の会話内容とは逆のニュアンスに注意。
  • go over: 「再確認する」という句動詞。Elliot の名前と組み合わせて出てくると混乱しやすいが、会話内容には該当しない。

会話のテーマを理解すること
この会話は、入社2年目のニナがコピー機の使い方に困って先輩ジョシュに助けを求める場面です。ジョシュは快く引き受け、すぐに行動する姿勢を見せています。会話全体を通して「依頼に対してどう反応したか」が焦点であり、キーワードとなるのはJoshの即答的な返事とためらいのなさです。

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