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一緒にラジオ英会話を楽しみながら、英語学習頑張りましょう〜🐈⬛🐈⬛
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|there文
There’s a goddess named “Zaya”?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
「ザヤ」という名の女神がいるのでしょうか?
There’s going to be a storm tonight, from what I heard.
日本語訳: 今聞いた話だと、今夜は嵐が来るらしいよ。
解説: この例では、聞き手がまだ知らない「今夜の嵐」という新情報を there 文で自然に導入しています。 be going to で近い未来に起こる見込みを示しつつ、from what I heard を添えることで「今初めて持ち出す話題」を柔らかく提示する流れになっています。
A: You’re packing up early today. Something going on?
B: Kind of—there’s going to be a storm tonight, from what I heard.
A: Ah, that makes sense. Your line always gets super crowded when the weather turns bad, right?
B: Exactly. I’d rather get home before everyone rushes out at once.
A: 今日早く片づけてるね。何かあった?
B: まあね。今聞いた話だと、今夜は嵐が来るらしいんだ。
A: そっか。あなたの路線って、天気崩れるとすぐ激混みになるもんね。
B: そうなんだよ。みんな一斉に帰り始める前に家に着きたいしね。
- pack up: 片づける/荷物をまとめる(“pack” は「詰める・しまう」の基本動詞で、up がつくと「全部きれいに片づける」ニュアンスになる。仕事を切り上げるときにもよく使われる)
- early: 早めに(時間的に“予定より前”のニュアンス。leave early / go home early など非常によく使う)
- something going on?: 何かあったの?(go on は「起きている・進行している」。What’s going on? の短縮的でカジュアルな形)
- kind of: まあね/そんな感じ(完全な肯定ではなく、少しぼかす柔らかい相づち)
- that makes sense: そりゃそうだね/納得(相手の説明が状況にしっくり来たときのネイティブ頻出フレーズ)
- line: 路線(日本語の「ライン」より広く、電車の“路線”を自然に表す。train line ともいうが、文脈では line だけで十分通じる)
- gets super crowded: めちゃくちゃ混む(crowded は「混んだ」。super は会話で頻出のカジュアル強調語)
- when the weather turns bad: 天気が崩れると(turn は「状態が変わる」。turn red / turn cold と同じ構造で「悪くなる」)
- Exactly.: まさに/そうそう(強すぎない同意。会話でよく使う万能リアクション)
- I’d rather …: どちらかと言えば〜したい(“prefer” より口語で自然。“強く避けたい/こっちを選びたい” のニュアンス)
- before everyone rushes out at once: みんなが一斉に帰り始める前に(rush out は「急いで出る」。at once は「同時に」。通勤・混雑の文脈で非常に自然な組み合わせ)
Is there anyone you can trust with this, even a little?
日本語訳: この件、少しでも頼れそうな人っている?
解説: この例では、話し手が把握していない“誰か”という未知の存在の有無を、there 文で探る形になっています。 anyone を用いることで「相手の記憶・心当たりに委ねる質問」になり、there 文の基本である“存在をゼロから提示・探索する”働きが自然に出ています。
A: I’ve been trying to sort this out all afternoon, but nothing feels like the right move.
B: Yeah… I can see it’s been weighing on you. Is there anyone you can trust with this, even a little?
A: Honestly… not really. Everyone involved has their own agenda, and it’s hard to know who’s actually being straight with me.
B: Hmm… okay. I can look into it a bit, but I can’t promise anything. The whole situation is pretty tangled.
A: これ、午後ずっと考えてるんだけど、どう進めても正解に見えなくてさ。
B: ええ…かなり悩んでいるのは分かるわ。この件、少しでも頼れそうな人っている?
A: 正直言って…あんまりいないんだ。関わってる人みんなにそれぞれの思惑があって、誰が本当に正直なのか見極めるのが難しいんだよ。
B: うーん…分かったわ。私が少しみてみるけど、約束はできないわよ。状況全体がかなり複雑に絡み合っているから。
- sort this out: これを整理する/解決する(sort は「分類する・整える」。sort out は「混乱した状態を整えて問題を片づける」ニュアンス。仕事・人間関係・予定調整など幅広く使う)
- nothing feels like the right move: どれも正解に思えない(right move は「正しい判断・適切な一手」。チェスなどの“次の一手”の比喩が日常会話に拡張された表現)
- weigh on (someone): 心に重くのしかかる/負担になる(本来の weigh は「重さがある」。心に“重みがかかる”イメージから心理的重圧を表す)
- honestly: 正直なところ(発言の“本音モード”に切り替える自然な副詞)
- agenda: 思惑・個人的な目的(会議の“議題”ではなく、ここでは「裏の目的」「各自の利害」という比喩的用法)
- be straight with (someone): 正直に話す/誠実に接する(straight は「まっすぐ」。ごまかさずに話すニュアンス)
- look into (something): 少し調べてみる/様子を見る(look into は「内部まで目を向けて軽く調べる」柔らかい調査の語感)
- I can’t promise anything: 何も約束はできないけど(相手の期待を下げつつ協力意思は示す、非常に自然な緩衝フレーズ)
- tangled: こんがらがった/複雑に入り組んだ(髪・糸・状況など「絡まってほどけない」イメージから問題の複雑さを表す)
NoeLia Extra Examples|リポート文
Do you think these people worshipped this goddess?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは、これらの人たちがこの女神を崇拝していたと思いますか?
Does she know why you’re so worried about this?
日本語訳: なんで君がそんなに心配してるのか、彼女わかってる?
解説: この文では、学習テーマのリポート文として know の内容を後ろの why 以下が説明する 形になっています。まず Does she know と言い切ってから理由の節に続くことで、「彼女の理解度」を自然に尋ねる語順になっています。why you’re so worried は「なぜそんなに心配しているのか」を表す名詞節で、理由をそのまま後ろに下げて説明する英語らしい運びです。
A: I tried asking her if she needed help, but she just brushed it off again.
B: Yeah… and honestly, that’s part of why I’ve been so on edge lately. I can’t figure out what’s going on with her.
A: So, let me ask you this—Does she know why you’re so worried about this?
B: I doubt it. I haven’t told her how much this has been weighing on me, and I didn’t want to push her.
A: 彼女に手伝えることはないか聞いてみたんだけど、また軽くあしらわれちゃったわ。
B: うああ…正直なところ、それが最近僕がこんなにピリピリしてる理由の一つなんだ。彼女、おかしいよね。
A: じゃあ聞くけど——なんで君がそんなに心配してるのか、彼女わかってる?
B: 多分わかってないよ。どれだけ気にしてるか、まだちゃんと伝えてないし…強く言って負担かけたくなくてさ。
- ask (someone) if: ~かどうか尋ねる(if節を取る基本構文で会話頻出。ask her if she needed help など)
- brush off: はねつける/あしらう(brush は「払い落とす」。軽く手で払うイメージから「話を軽く扱って流す」意味に)
- I could tell: 〜だと分かった(直訳は「言える」。表情・空気・雰囲気から“察した”時に使う自然な表現)
- bother: 困らせる/悩ませる(something was bothering her=何かが彼女の心をざわつかせていた)
- on edge: ピリピリしている/そわそわして落ち着かない(edge=“縁・端”。気持ちが落ち着ける中央から外側に寄っているイメージ)
- figure out: 把握する/解き明かす(状況や理由を「組み立てて理解する」ニュアンス。数学問題・人間関係どちらにも使える)
- So, let me ask you this—: じゃあ一つ聞くけど(話題を切り替えて核心に触れるときの柔らかい導入)
- I doubt it: 多分違うと思う/そうは思わない(否定的推測を柔らかく表現する口語)
- weigh on (someone): 心の重荷になる(weigh=重さをかける → on で対象に“のしかかる”イメージ)
- push (someone): 相手にプレッシャーをかける(心理的に追い詰めるニュアンス。don’t want to push her=彼女を急かしたくない)
Who told you that he might cancel the meeting?
日本語訳: 彼が会議をキャンセルするかもって、誰に聞いたの?
解説: この文では、学習テーマのリポート文として told の“伝えられた中身”を that 以下が説明する 形になっています。まず Who told you と情報源を尋ね、続けて内容を後ろの節に置くことで「説明は後ろへ」という英語の基本順序をそのまま示しています。might cancel は「キャンセルする可能性がある」という控えめな推量で、聞き手に圧をかけない柔らかい言い方です。
A: I overheard a bit of what you said earlier—Who told you that he might cancel the meeting?
B: Oh, that. I heard it from two people talking in the hallway. They seemed pretty unsure, though.
A: If it’s just speculation, we shouldn’t change anything yet.
B: Agreed. Let’s wait until he sends an official update.
A: さっき話してたの少し聞こえたんだけど…彼が会議キャンセルするかもって、誰から聞いたの?
B: ああ、それね。廊下で話してた二人から。とはいえ確証はなさそうだったよ。
A: 単なる憶測なら、まだ動かないほうがいいな。
B: だね。正式な連絡来るまで様子見しよう。
- overhear: 立ち聞きする/たまたま聞こえる(意図せずに音や会話が耳に入るニュアンス。“こっそり聞く”ではなく“偶然聞こえた”)
- a bit of: 少しの〜(情報・音・話・助言など“量は多くないけど一部”という柔らかい表現)
- Oh, that.: ああ、そのことね(ネイティブが非常によく使う“話題認識”の相づち)
- talking in the hallway: 廊下で話している(hallway は会社・学校・ホテルなど幅広く使える。in the hallway と the がつくのが自然)
- unsure: 確信がない/自信がない(not sure よりやや硬いが会話にも普通に使う)
- speculation: 憶測・推測(確証のない情報・噂に対して使うフォーマル寄りの語。ビジネスでも頻出)
- we shouldn’t change anything yet: まだ何も変えるべきじゃない(shouldn’t は“推奨しない”の柔らかい否定判断)
- Agreed.: そうだね/同意(短くて自然な“賛成”の返答。会話で非常に使われる)
- official update: 公式な連絡・正式な情報(update は「最新情報」。official をつけることで“非公式な噂”との対比が明確になる)

