【週末/再放送週限定 復習企画】今年度のラジオ英会話を最初からやり直そう!
第30回はレッスン66,67,68のテーマ「have」。「GRASP THE CONCEPT」で学んだ例文をもとに、同じテーマで新たに5つずつ例文を作りました。復習週や通常レッスンがお休みの日にあわせて公開しています。
復習企画「have」の更新スケジュールです!
2025/09/27「L066 haveの基本」更新しました。
2025/09/28「L067 行為を表すhave」更新しました。
2025/10/04「L068 目的語説明型で使われるhave」更新しました。

「2025年度ラジオ英会話」の全レッスンをテーマ別に振り返り!週末や再放送週に合わせて学び直せる復習用まとめページです。
L066 静的な意味を含む動詞⑤ ー haveの基本
「have」を使ったフレーズの入った会話例は別ページにまとめてあります!
本ブログではワンフレーズの例題に加えて、そのフレーズが実際の会話でどう使われているかを会話形式で紹介しています。覚えた表現の使い方をリアルなやりとりの中で確認したい方は、ぜひチェックしてみてください👇
have|周りにある
Key Sentence周りにある
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’m happy to have on the show, Madoka!
私はマドカをこの番組に迎えてうれしく思います!
It feels right to have the whole team back on-site.
日本語訳: チーム全員が現場に戻ってると、やっぱりしっくりくるね。
解説: 「have the whole team back」は、「チーム全体が自分のいる場所=現場に存在している」状態を指しています。ここでの have は、「持っている」ではなく、「そばにある」「配置されている」という感覚。
“on-site” は「現地で」「職場で」の意味で、リモートとの対比でよく使われます。
“feels right” は「しっくりくる」という口語らしい表現で、気持ちよさや自然さを伝えています。
We wouldn’t have you here if we didn’t trust your judgment.
日本語訳: 君の判断を信じてなかったら、ここに呼んでないよ。
解説: 「have you here」は「あなたがここにいる状態」。仮定法で使われており、「本当は信頼してるからここにいる」という前提が込められています。
“trust your judgment” は「君の判断を信頼している」という意味で、信頼のある人物にだけ言える表現です。静かに敬意を示す、やさしい口調の褒め言葉になっています。
I wasn’t expecting to have so many people drop by today.
日本語訳: 今日はこんなに人が立ち寄ってくれるなんて思ってなかったよ。
解説: “have people drop by” は、「人が自分の場所にふらっと来る」状態を表しています。ここでも have は「来させる」ではなく、「その場にいることを経験する」感覚。
“drop by” は「ちょっと立ち寄る」「ひょっこり訪ねる」という口語表現で、予定していない訪問によく使います。
“wasn’t expecting to〜” は「〜とは思ってなかった」という驚きや意外さを伝えるフレーズです。
Do we have everyone we need in the room now?
日本語訳: 今この部屋に必要な人、全員そろってる?
解説: ここでは “have everyone in the room” が「その場に人がそろっている」という状態を表します。物理的に「そこにいる」ことに注目しています。
“we need” を途中に入れることで、「必要な人がそろってるか?」という確認になります。会議や授業などの場面で非常によく使われる言い回しです。
Good to have someone around who actually knows how this thing works.
日本語訳: この機械の使い方わかる人がいてくれて助かるよ。
解説: “have someone around” は「そばに頼れる人がいてくれる」状態を表します。know how this thing works(これの仕組みがわかってる)は、日常でよくあるトーンのくだけた説明。actually も「ちゃんと・意外と」などを和らげて伝える副詞です。
have|接触・内部
接触・内部
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Roza has brown hair and amber eyes.
ろーざは茶色い髪でこはく色の瞳。
She must’ve had some kind of food allergy—her face started swelling up right after lunch.
日本語訳: 彼女、食べ物アレルギーかなんかだったんだろうね。ランチの直後から顔が腫れ出してさ。
解説: “had some kind of food allergy” は、何らかのアレルギーが「体内に存在していた」ことを示しています。have の基本イメージ「接触・内部」にぴったり当てはまります。
“must’ve had” は「must have had」の省略形で、「〜だったに違いない」と話し手の推測をやわらかく伝える口語表現。
“swelling up”(腫れてくる)は、体の反応としてよく出てくるリアルな動詞句です。
Did you seriously just say you have a cold and still showed up?
日本語訳: かぜ引いてるってマジで言った? それで来たの?
解説: “have a cold” は、風邪の状態が「自分の体の中にある」ということを表しています。これは「接触・内部」型の典型例。
“Did you seriously just say〜?” は驚きやあきれた感じを含んだ自然な反応で、日常会話で非常に使われる口調です。
“showed up” は「来た・姿を見せた」という意味で、状況の流れを自然につなぐ動詞です。
I don’t think he has brown hair naturally—it looks dyed.
日本語訳: 彼、もともと茶色の髪じゃないと思う。染めてるっぽいよ。
解説: “has brown hair” は、「髪の色が体の一部としてある状態」を示していて、これも接触・内部を意味する have の使い方。
“naturally” は「生まれつき」という意味で、ここでは「自然な髪の色かどうか」を疑っている表現。
“dyed” は「染めた」という意味で、視覚からの印象を補っています。外見に対する判断を表す典型的な会話表現です。
I’ve had a lot of ideas like this before, but this one feels different somehow.
日本語訳: こういうアイデアって前にもいくつかあったけど、今回はなんかちょっと違う気がする。
解説: “have a lot of ideas” は「考えや発想が頭の中にある状態」=内面の所有を表しており、これも「接触・内部」型の用法。
現在完了の “I’ve had”(have had)にすることで、「今までに何度もあった」という経験の継続性が自然に出ています。
“feels different somehow” は「なんとなく違う気がする」とふんわりとした感覚を伝える表現で、ニュアンスのある会話になります。
You really have a talent for remembering the tiniest details.
日本語訳: 君って本当に細かいことまでよく覚えてるよね。
解説: “have a talent” は「才能が備わっている=内面的な能力を持っている」状態なので、これも「接触・内部」に分類されます。
“remembering the tiniest details” は「一番細かい部分まで覚えること」で、「才能の具体的内容」を補足しています。
“really” を入れることで、自然な会話の中での強調や賞賛が感じられます。
have|所有する
所有する
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I have a big boat.
私は大きなボートを持っています。
I’ve never had a sister, so I can’t really relate to what you’re saying.
日本語訳: 姉妹っていなかったから、その気持ちはちょっとわからないな。
解説: “I’ve never had” は「今まで一度も~を持ったことがない」ことを意味し、ここでは「姉妹がいない=兄弟姉妹関係を所有していない」状態です。
“relate to” は「共感する・気持ちを理解する」という意味で、個人的な背景からの理解の難しさを示しています。
You should’ve seen the look on his face when I told him I used to have a house in Tokyo.
日本語訳: 昔東京に家持ってたって言った時の彼の顔、見せてあげたかったよ。
解説: “used to have a house” は「以前所有していた」状態を表しています。現在ではもう家を持っていないことが暗示されるので、所有の過去の状態を伝える表現です。
“should’ve seen” は相手の驚きや面白いリアクションを共有したいときに使う口語表現です。
You might still have the receipt in one of your jacket pockets.
日本語訳: レシート、たぶんジャケットのポケットのどこかにまだ入ってるかもよ。
解説: 「have the receipt」は、今まさにレシートが自分の手元(ポケット)に存在している状態を指します。”might still have” という控えめな推量が、「あるかもよ?」という柔らかな言い回しになっています。
“in one of your jacket pockets” は所有の中でも具体的な場所付きの所有を示す自然な表現です。
Would you ever have a dog again, or are you more of a cat person now?
日本語訳: また犬飼いたいって思う?それとも今はもう猫派って感じ?
解説: “have a dog” は「犬を飼う=犬が自分の生活の一部として存在している状態」を表します。“Would you ever” は仮定・未来の可能性をやわらかく尋ねる言い回しです。
“more of a cat person” は、「どちらかといえば猫派」という意味で、比較的な自己認識を伝える自然な雑談フレーズ。
I don’t actually have the cash on me right now—can I pay you back tomorrow?
日本語訳: 今手持ちの現金ないんだよね。明日でもいい?
解説: “have the cash on me” は、**「今この瞬間に手元に現金がある(持っている)」**という意味で、非常に日常的な会話でよく使われます。
“on me” は「身に付けている/持っている」の意味で、財布を忘れたときなどによく登場します。
have|影響力
影響力
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
You have no say in my decision.
あなたは私の決定に発言権はありません。
So wait—you didn’t even have a say in what color they painted the kitchen?
日本語訳: え、ちょっと待って。キッチンの色すら自分で決めさせてもらえなかったの?
解説: “have a say” は「物事に対して発言権がある」という意味で、意思決定への関与を表す典型的な影響力の用法です。“didn’t even” で「~すらない」と驚きや不満を込めており、カジュアルな口語表現として自然なやり取りになっています。
She’s never really had a voice of her own in the family.
日本語訳: 彼女、家族の中で自分の意見をちゃんと持てたことがないのよ。
解説: “have a voice of one’s own” は「自分自身の意見や立場を持つ」という意味で、個人の主張が許される立場にない状況を示します。“never really had” は一度もその立場に立てなかったニュアンスを強調し、心理的な影響力の欠如が表れています。
Honestly, I didn’t feel like I had any real choice in the matter.
日本語訳: 正直、そのことに関しては、自分に本当の選択肢があったとは思えなかったよ。
解説: “have a choice” は「選ぶ自由がある」ことを指し、個人が状況に影響を与えられるかどうかの尺度になります。この文ではその自由が形だけだったことを “any real choice” という表現で示し、影響力が実質的にはなかった状況を語っています。
I didn’t think it’d have such an impact on him, but he took it really hard.
日本語訳: あんなに彼に影響するとは思わなかったけど、すごく落ち込んでたよ。
解説: “have an impact on” は「〜に大きな影響を及ぼす」ことを意味します。ここでは主語となる出来事(it)が人の感情にまで強く作用した様子を示し、「影響力を持つ」典型表現のひとつです。”took it really hard” は「ひどくつらく受け止めた」口語表現で、受けた影響の深さを自然に伝えています。
Your attitude might be having more of an influence on the team than you realize.
日本語訳: 君の態度、思ってるよりチームに影響与えてるかもしれないよ。
解説: “have an influence on” は「〜に対して影響を持つ」意味で、態度や行動が周囲に与える効果を表現します。“might be having” と現在進行形を使うことで「今まさにその影響が出ているかも」という柔らかく注意を促す口調になります。”more than you realize” も自然な日常英語で「自分で思っている以上に」を表します。
have|起こる
起こる
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
He had an accident at home.
彼は家で事故に遭いました。
I really don’t want to have another accident like last time.
日本語訳: この前みたいな事故は、もう本当にこりごりだよ。
解説: 「have an accident」は「事故に遭う」という意味で、事故という出来事が自分の身に“起こる”という感覚から、have が使われています。”another accident” は「また別の事故」、”like last time” は「前回のような」を表します。”really don’t want to” は、「本当にしたくない」という強い拒否感をやわらかく伝える口語表現です。
We’re having a farewell party for Mina next weekend—can you make it?
日本語訳: 来週末ミナの送別会があるんだけど、来られる?
解説: 「have a farewell party」は「送別会を開く」という意味。イベントも「自分たちの周囲で起こること」として have を使います。ここでは進行形(We’re having)で「すでに予定していること」を自然に伝えています。”can you make it?” は「来られる?」というカジュアルな誘いの言い方です。
You really should have regular check-ups, even if you feel perfectly fine.
日本語訳: 体調がすごく良くても、やっぱり定期健診はちゃんと受けるべきだよ。
解説: 健診という出来事も「自分の身に起こるもの」として have が使えます。”should have regular check-ups” は「定期的に健診を受けるべきだ」というアドバイス。”even if you feel perfectly fine” は、「体調にまったく問題がなくても」という譲歩で、油断せずに受けようという気持ちを自然に伝えています。”check-up” は「健診」、”feel fine” は「調子がいい」の意味。
They had an emergency meeting right after the data breach was discovered.
日本語訳: 情報漏洩が発覚した直後に、緊急会議が開かれたんだ。
解説: 「have a meeting」は「会議を開く」。ここでは突然の問題(data breach = 情報漏洩)への対応として、会議という出来事が発生したという意味で have が使われています。”right after” は「〜のすぐあとに」、「was discovered” は受け身で「発見された」の意味です。”emergency meeting” は「緊急会議」です。
We had more rain in three days than we usually get in a whole month.
日本語訳: たった3日で、いつもの1か月分の雨が降ったんだよ。
解説: 「have rain」は「雨が降る・雨があった」という意味で、天候も自分たちの周囲で起こることとして have を使えます。”had more rain” は「より多くの雨が降った」という表現で、比較構文 “more than we usually get”(ふだんより多く)を使って異常気象を驚きを込めて話しています。”a whole month” は「まるまる1か月分」の意味。
L067 静的な意味を含む動詞⑥ 一 行為を表すhave
「have」を使ったフレーズの入った会話例は別ページにまとめてあります!
本ブログではワンフレーズの例題に加えて、そのフレーズが実際の会話でどう使われているかを会話形式で紹介しています。覚えた表現の使い方をリアルなやりとりの中で確認したい方は、ぜひチェックしてみてください👇
have|周りにある
Key Sentence周りにある
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I have dinner there occasionally.
私は時折そこで夕食を食べます。
Was that your stomach just now? Wait, you haven’t had breakfast yet?!
日本語訳: 今のお腹の音!? え、まだ朝ごはん食べてないの!?
解説: この文の have breakfast は「朝食をとる」という日常的な行為の表現で、”eat” よりも柔らかく自然に響きます。現在完了形で「今まで食べてない」ことを表しており、”Wait” を挟むことで驚きのニュアンスも加えています。
We could just have a look around before dinner if the shops are still open.
日本語訳: お店まだ開いてたら、夕食前にちょっと見てまわるのもアリかもね。
解説: have a look around は「軽く見てまわる」という行為の定番フレーズで、”look” を名詞化して “have” と組み合わせることで柔らかく聞こえます。”could just” は控えめな提案、”if” 節で状況依存のカジュアルさも自然に表現しています。take a look よりも少し丁寧で落ち着いた響きがあり、やや英式寄りです。
Why didn’t you say you were gonna have a nap? I wouldn’t have called.
日本語訳: 昼寝するって言ってくれればよかったのに。電話なんかしなかったよ。
解説: have a nap は「昼寝する」という行為を表す定番表現で、”gonna” は “be going to” のカジュアルな口語形、後半の wouldn’t have called は過去の後悔や配慮を示す仮定法構文です。take a nap との違いとして、have a nap のほうがややイギリス英語的で、より「ひと休み感」があり柔らかい響きになります。
I can’t believe you’re having a bath now—we’re already late!
日本語訳: いまお風呂入ってるなんて信じられないよ!もう遅刻してるのに!
解説: have a bath は「お風呂に入る」という意味で、特にイギリス英語ではとてもよく使われる表現です。アメリカ英語では通常 “take a bath” が一般的ですが、”have a bath” も理解されており、文脈次第で使われることもあります。
この文のように 現在進行形(you’re having a bath) にすることで、「今まさにその行動をしている最中なんだ」という臨場感が出ます。
“I can’t believe” の驚きの気持ちと、”we’re already late!” という焦りが合わさって、自然な日常のやりとりが生まれています。身近なシーンで感情の動きが伝わる、良い会話表現です。
She always has a laugh at the worst possible moment.
日本語訳: あの子、いつも一番まずいタイミングで笑い出すんだよね。
解説: have a laugh は「笑う・笑い合う」という行為を、ひとつの出来事のように捉えて表す、親しみやすい口語表現です。”laugh” を名詞として使うのがポイントで、「笑う」という動作よりも、その場の雰囲気やちょっとしたやり取りの中の“笑い”をやわらかく伝えることができます。
この表現は イギリス英語で特によく使われますが、アメリカでも通じる自然な言い回しです。
“at the worst possible moment”(最悪のタイミングで)は、ちょっと困った感じや笑いを含んだ皮肉として、ネイティブがよく使うフレーズで、「空気を読まずに笑ってしまう」ようなシーンにぴったりです。
have|食べる・飲む
食べる・飲む
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We always have tea in the morning.
私たちはいつも朝にお茶を飲みます。
Did you already have something to eat, or should I fix us a snack?
日本語訳: もう何か食べた?それとも軽く何か作ろうか?
解説:ここでの have something to eat は、「何か食べる」という意味ですが、実際の動作というより「食事がある・終えている状態」をふんわり表しています。
“Did you already〜?” は「もう〜した?」と尋ねるときのごく自然な形。
fix us a snack は「軽食を用意する」の口語表現で、「fix」は「ざっと作る・こしらえる」の意味で北米でよく使われます。
I wouldn’t normally have dessert after lunch, but this chocolate tart is calling my name.
日本語訳: 普段はランチの後にデザートなんて食べないんだけど、このチョコタルトは我慢できないわ。
解説: have dessert は「デザートをとる」という行動ですが、ここでは「いつもはそうしない習慣」の文脈。wouldn’t normally で「普段なら〜しない」と丁寧に言っています。is calling my name は誘惑に負けそうなときの決まり文句で、「私を呼んでる=どうしても食べたくなる」という意味合いです。
You haven’t had your morning coffee yet? That explains the mood.
日本語訳: まだ朝のコーヒー飲んでないの?そりゃ機嫌も悪くなるわけだ。
解説: haven’t had は現在完了で「まだ〜していない」ことを表します。朝のコーヒーは日課としての「have」で、「いつものことがまだない」という感覚。That explains the mood は「それで機嫌が悪いのか」と、状況に納得する表現で、軽くユーモアを込めるときにも使えます。
Let’s not have dinner too late—I’ve got an early start tomorrow.
日本語訳: 夕飯はあんまり遅くならないようにしよう。明日朝早いんだ。
解説: have dinner は予定としての「夕食をとる」。Let’s not〜 は「〜しないようにしよう」と提案をやわらかく伝える形です。an early start は「早い始まり」で、朝早く出る・始まるという予定を示します。
I had no idea you guys were having sushi tonight—I would’ve come earlier!
日本語訳: 今夜すしだったなんて知らなかったよ!もっと早く来ればよかった。
解説: were having sushi は「すしを食べる予定だった」「すしを囲んでいる最中だった」といった場面に合った自然な言い方です。過去進行形を使うことで、「すでに始まっていた行動(=食事)」や「計画されていた出来事」をやわらかく表現できます。単なる had sushi(すしを食べた)では完了してしまった事実になり、are having sushi(今すし中)では時制が合いません。I had no idea は「まったく知らなかった」の定番表現。would’ve come は仮定法過去完了で「来ればよかったのに」と軽い後悔・惜しさを伝えるときに使います。会話ではよくあるリアクション型の表現です。
have|そのほかの活動・経験
そのほかの活動・経験
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We had a good time at Hiroto Land.
私たちはヒロトランドで楽しい時間を過ごしました。
We need to have a conversation about your performance—nothing bad, just some feedback.
日本語訳: 君の仕事ぶりについてちょっと話そう。悪い話じゃなくて、ちょっとフィードバックね。
解説: 「have a conversation」は、“話す”という行為を丁寧に表す言い方で、この文では「仕事についての話し合い」という経験や行動としての have の用法です。
“conversation” は「対話」であり、”talk” よりもややフォーマルで落ち着いた印象になります。
“just some feedback” という言い添えが、「悪いニュースじゃないよ」と相手を気遣う柔らかさを加えています。
She must’ve had a pretty rough time adjusting to the new environment.
日本語訳: 彼女、新しい環境に慣れるの、大変だったに違いないよ。
解説: 「have a rough time ~ing」は「〜するのに苦労する」という口語表現で、ここでは「慣れる」過程に苦労した過去の経験を表しています。
“must’ve had” は「〜だったに違いない」という相手の過去を推測するやさしい共感表現です。”adjusting to 〜” は「〜に適応する」の意味で、転校や引っ越しなどの場面でよく使われます。
Wait—did she just say they’re taking her in now? Oh man, she’s having the baby.
日本語訳: えっ、今もう処置室に入ったって?やば、もう産まれるじゃん…。
解説: 「she’s having the baby」は、まさに出産という経験が今起きていることを示す現在進行形。
“have a baby” は「赤ちゃんを産む」という意味で、”give birth” よりも日常会話では一般的です。
“take her in” は「中に通す、処置室に入れる」という柔らかい言い方で、病院の文脈でよく使われます。”Oh man” や “Wait” といった間投詞で焦りが伝わる自然なつぶやきになっています。
It’s a bit sensitive—I think we should have a call instead of emailing.
日本語訳: ちょっと繊細な話だから、メールじゃなくて電話で話した方がいいと思う。
解説: 「have a call」は、「電話で話す」という形式のある行為を表しています。
特にビジネスや大事な話をするときに、「ちゃんと話す」という意味を込めて使われることが多く、”instead of emailing” によって「メールでは伝わりにくいことは声で」というニュアンスも伝わります。
“it’s a bit sensitive” という表現で、話す内容の重要性・繊細さも自然に表現されています。
Having trouble concentrating isn’t unusual when you’re running on three hours of sleep.
日本語訳: 3時間しか寝てなかったら、集中できないのも無理ないよ。
解説: 「have trouble ~ing」は「〜するのが難しい、うまくできない」という困難の経験を表す定番表現です。
この文では “Having trouble concentrating” を文頭に置くことで、全体を「そんなの普通だよ」とやさしく受け止める文構造にしています。
“run on three hours of sleep” は「3時間睡眠で動いてる=3時間しか寝てない状態で」という意味で、ネイティブがよく使うカジュアルな表現です。
L068 静的な意味を含む動詞⑦ 一 目的語説明型で使われるhave
「have」を使ったフレーズの入った会話例は別ページにまとめてあります!
本ブログではワンフレーズの例題に加えて、そのフレーズが実際の会話でどう使われているかを会話形式で紹介しています。覚えた表現の使い方をリアルなやりとりの中で確認したい方は、ぜひチェックしてみてください👇
have|周りにある
Key Sentence周りにある
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Glad to have you back.
あなたが戻ってきてくれてうれしいです。
I wouldn’t have the window open while the AC’s on.
日本語訳: 冷房つけてるときに窓開けておくなんて、私はしないけどな。
解説: 「the window = open(窓が開いている)」という状態を have する目的語説明型の文です。”wouldn’t have” は「そんなふうにはしないと思うよ」という控えめな意見表明。”while the AC’s on”(エアコンがついている間)との矛盾にツッコむ、節約志向のよくある日常会話です。”AC”(air conditioner)は口語で一般的な略語です。
Why do you always have your headphones in when I’m trying to talk to you?
日本語訳: なんで私が話しかけようとしてるときに限って、いつもイヤホンしてるの?
解説: 「your headphones = in(耳に入っている)」という状態を have しています。have の目的語説明型は、このように「人・物が〜の状態にある」ことを表すのにぴったり。”when I’m trying to talk to you” を加えることで、タイミングの悪さに対する不満が自然に出せています。”headphones in” はネイティブがよく使う組み合わせ表現です。
So nice to have everyone home for once.
日本語訳: みんなが久しぶりに家に揃ってて、うれしいな。
解説: 「everyone = home(家にいる)」という状態を have している構文です。”So nice to have…” はよく使われる感情のこもった表現で、主語(It’sなど)が省略されることで、より口語的で感情に近い言い方になります。”for once” は「たまには」「久しぶりに」といった意味で、普段とは違う嬉しい状況にぴったりです。
Let’s not have the kids up too late tonight—it’s a school day tomorrow.
日本語訳: 今夜は子どもたちをあんまり夜更かしさせないようにしよう。明日は学校なんだから。
解説: 「the kids = up(起きている)」という状態を have の目的語説明型で表しています。”Let’s not have…” は「〜のような状態にはしないでおこう」という提案表現。”up too late” は「遅くまで起きている」ことを表す自然な口語表現で、家庭内でよく使われる優しい注意の一言です。
You had your phone on loud again during the meeting, didn’t you?
日本語訳: また会議中にスマホ音量そのままにしてたでしょ?
解説: 「your phone = on loud(音が大きい状態でオン)」という状況を have の目的語説明型で表しています。過去形 “had” によってすでに起こった出来事を指し、”didn’t you?” の付加疑問で軽い非難や確認を伝える口語らしい文です。”on loud” はカジュアルですが意味は明確で、実際の会話でもよく使われます。
have|過去分詞を使う
過去分詞を使う
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I have to have my homework done by five.
私は宿題を5時までに終わらせなければなりません。
Would you mind having this sent out today, if possible?
日本語訳: できれば今日中にこれ送ってもらえるかな?
解説: 「this = sent out(送られた)」という状態を have を使って依頼しています。have + 過去分詞で「〜してもらう」状態を表し、”Would you mind ~?” は丁寧で控えめな依頼表現。”send out” は「発送する」意味で、職場やメール対応などで非常によく使われる口語表現です。
You shouldn’t have the laundry left in the machine overnight.
日本語訳: 洗濯物、洗濯機に入れっぱなしにしといちゃダメだよ。
解説: 「the laundry = left(放置された)」という状態を have を使って表しています。have + 過去分詞の目的語説明型を使い、軽い注意を与える形。”shouldn’t have” は「〜しない方がいい」という助言、”left” は「放置された」という意味で、日常のありがちな場面を切り取ったリアルな一文です。
I finally had my bike fixed, so I can ride to work again.
日本語訳: やっと自転車を修理してもらったから、また職場まで乗って行けるよ。
解説: 「my bike = fixed(修理された)」という状態を have で表しています。have + 過去分詞で「〜してもらう」意味を出しつつ、”finally”(ようやく)と “so I can…” で文を自然に会話調に展開しています。”ride to work” は「職場まで自転車で行く」という口語表現として頻出。
Let’s have the dog checked out by a vet, just in case.
日本語訳: 念のため、犬を獣医さんに診てもらおう。
解説: 「the dog = checked out(診察された)」という状態を have で表しています。have + 過去分詞は「〜してもらう」、”check out” はカジュアルに「診てもらう」意味で使われています。”just in case”(念のため)を加えることで、心配しすぎず自然に提案する表現になっています。
If I’d known, I would’ve had it delivered a day earlier.
日本語訳: 知ってたら、それ1日早く届けてもらったのに。
解説: 仮定法過去完了と目的語説明型(have + 過去分詞)を組み合わせた後悔を表す構文です。「it = delivered(一日早く配達された)」という状況を想像で述べています。”a day earlier” は「1日早く」の意味で、口語での自然なタイムリファレンス表現です。
have|動詞-ing形を使う
動詞-ing形を使う
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
You had everybody laughing with your jokes.
あなたは、ジョークでみんなを笑わせました。
That documentary really had me questioning what I thought I knew.
日本語訳: あのドキュメンタリー、今まで自分が知ってると思ってたことを疑いたくなったよ。
解説: 「me = questioning」という状態を have している目的語説明型です。何かを観たり聞いたりして、「自分が信じていたことが揺らぐ」ような場面でよく使われる表現です。what I thought I knew は「知っているつもりだったこと」を示すやや深い言い回しで、英語の思考描写らしいニュアンスが出ています。
Would it be okay if we had the kids helping with decorations this year?
日本語訳: 今年は子どもたちにも飾り付けを手伝わせても大丈夫かな?
解説: 「the kids = helping」という状態を have する提案で、目的語説明型の代表的な使い方のひとつです。Would it be okay if… はやわらかく確認したい時の定番の丁寧表現。help with decorations は「飾り付けを手伝う」という家庭的なシーンで自然に使える語句です。
Isn’t it great to have everyone laughing like this again?
日本語訳: またみんながこんなふうに笑ってくれてるのって、いいよね。
解説: 「everyone = laughing」という状態を have する喜びを、it-to構文で表しています。話し手が主語を “it” にすることで感情を主語にせず、やわらかく雰囲気を伝える構文です。like this again に「久しぶりに笑いあっている」というニュアンスがこもっており、再会や団らんの場面で自然に使える文です。
I shouldn’t have had you worrying all night—I should’ve texted.
日本語訳: 一晩中心配させちゃってごめん、メッセージすべきだったよね。
解説: 「you = worrying」という状態を have したことを後悔する、目的語説明型の応用です。shouldn’t have had は「〜させるべきじゃなかった」という反省を表す時にぴったり。worrying all night(一晩中心配していた)という具体的な描写が、謝罪の気持ちをリアルに伝えています。
Why do you always have me cleaning up after your messes?
日本語訳: なんでいつも私に後片づけさせるのよ?
解説: 「me = cleaning up」という状態を have することで、相手が自分にいつも何かをやらせている、という不満を込めた言い方です。cleaning up after someone は「人の後始末をする」という決まり文句で、家庭や職場の小言でよく使われます。反語疑問の形で、やや怒りを抑えた言い回しになっています。
have|動詞原形を使う
動詞原形を使う
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll have my assistant book a hotel for you.
アシスタントに、あなたのためのホテルを予約させますね。
I’ll have my brother drop you off on his way to work.
日本語訳: 兄に、仕事に行くついでに君を送らせるよ。
解説: 「have+人+動詞の原形」の構文で、「人に〜させる」という意味。この文では「兄に君を送らせる」という依頼の形です。日常的な送り迎えのシーンで自然に使える表現です。”drop someone off” は「車で〜を降ろす/送る」という定番の句動詞で、特に送迎の話題では欠かせません。
Let’s have someone double-check the numbers before we send it out.
日本語訳: 出す前に誰かに数字を再確認してもらおう。
解説: 「have+人+動詞原形」の使い方で、今後の行動を提案する形になっています。ここでは「誰かに数字を確認させよう」と、軽く協力を求めるニュアンスです。”double-check” は「再確認する」、”send out” は「(書類などを)送付する・出す」の意味。職場の会話やチーム作業で非常によく使われる自然な一文です。
We had the plumber come out again last week—it’s still leaking, though.
日本語訳: 先週また配管工に来てもらったんだけど、まだ漏れてるのよ。
解説: 「have+人+動詞原形」の過去形で、頼んで何かをしてもらった状況を表しています。ここでは「配管工に来てもらった」ですが、”come out” は修理業者などが「出張してくる」という意味で使われます。”though” は口語で「でもさ」と軽く不満を添える言葉。家庭内トラブルの場面に自然に溶け込む表現です。
How did you manage to have him open up like that?
日本語訳: どうやって彼にあんなふうに心を開かせたの?
解説: 「have+人+動詞原形」で「誰かに〜させる」の使い方に、感情面の変化を加えた興味深い例です。”open up” は「心を開く・本音を話す」、”manage to〜” は「なんとか〜する・うまく〜する」という意味で、相手の行動を引き出したことへの驚きを込めた質問になっています。会話でも感情のこもった話題に自然に使えます。
Don’t have me explain it again—I already walked you through it once.
日本語訳: もう一回説明させないでよ。さっきちゃんと順を追って説明したでしょ。
解説: 否定命令での「have+人+動詞原形」。ここでは「私にもう一度説明させないで」という少しイラっとしたトーンを含んだ口語表現です。”walk someone through” は「順を追って丁寧に説明する」という便利な言い回しで、学習や仕事の指示でもよく使われます。このような使い方は、指導者や上司、友人との間で自然に出てくるやりとりです。
🐱🐱: サマンサ、飼い主さん最近また音読してるにゃ〜。
🤖: うん、4年もラジオ英会話を聴き続けてるんですって!でも最近は「聴くだけじゃなくて、もっと話せるようになりたい」って思ってるみたいよ。
🐱🐱: にゃるほど… 基礎はラジ英、実践は…?
🤖: そこがちょっと悩みどころみたい。英会話スクールはハードルが高いし、オンライン英会話もまだ勇気が出ないって。
🐱🐱: それわかるにゃ〜。いきなり人と話すのって、ちょっと怖いよね。
🤖: そんな飼い主さんにぴったりなのが、AI相手に英語を話せるアプリ「Speak」。ラジ英で覚えたフレーズをそのまま声に出して練習できるの。
🐱🐱: へぇ~、それなら時間や場所も気にしなくていいにゃ。
🤖: そうそう、発音のフィードバックももらえるし、AIだから間違えても恥ずかしくないのよ。ラジ英で土台ができてる人には、実践への橋渡しになると思うわ。
🐱🐱: 読者さんの中にも、「ちょっと話してみたい」って思ってる人、絶対いると思うにゃ〜!
🤖: しかも7日間は無料。迷ってるなら、まずは気軽に試してみるのがいいかもね。きっかけって、案外こういう小さなステップから始まるものよ。
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