NoeLia Original Dialog 〜 Lesson 150 – Say lt in English 〜

GiA / SliE 2024

ラジオ英会話の『Say it in English』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

Say lt in Engish(ノエリア オリジナル スクリプト)

NoeLia Original Dialog – 問題1

問題1:「小鳥が嫌い」と言うあなたに、友人がその理由を尋ねます。応答してください。例えば「実は、毎朝たくさんの小鳥がうちのバルコニーにやってくるの。私メダカが大好きだから、大きな水槽をそこに置いているのね。問題は、鳥たちもメダカが大好きだってことなのよ」など。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)

NoeLia Original Dialog

友人のソフィーは、ダニエルが「小鳥が嫌い」と言う理由を尋ねました。ダニエルが、毎朝バルコニーに集まる小鳥たちが彼の大事なメダカを狙っていると説明すると、ソフィーはどうにかして小鳥たちを追い払う方法を一緒に考え始めました。

Sophie: Why do you dislike birds so much?
Daniel: Well, actually, every morning, a bunch of little birds come to my balcony. I’ve got a big aquarium there with medaka fish because I love them. The problem is, the birds love them just as much!
Sophie: Oh no! Are they really trying to go after your fish?
Daniel: Yep, it’s like they’re on a mission! Every time I try to shoo them away, they come right back.
Sophie: That sounds frustrating. Have you thought about covering the aquarium?
Daniel: I tried that, but they just wait around. They seem determined to get a glimpse of my medaka!
Sophie: Maybe you need a scarecrow, or something to keep them away.
Daniel: You know, that might not be a bad idea. I could make a mini one for the balcony.
Sophie: Just imagine a little scarecrow on your balcony—that would be cute!
Daniel: Right? Maybe it’ll work. Or at least it’ll give the neighbors a laugh.
Sophie: Well, fingers crossed it keeps those birds away!

ソフィー: どうしてそんなに鳥が嫌いなの?
ダニエル: それがさ、実は毎朝小鳥がバルコニーにたくさん来るんだ。僕、メダカが大好きだから大きな水槽を置いてるんだけど、鳥たちもメダカが大好きなんだよね。
ソフィー: えー!本当にメダカを狙ってるの?
ダニエル: そうなんだよ。追い払おうとしても、すぐ戻ってくるんだ。
ソフィー: それは大変ね。水槽にカバーをかけるとかは?
ダニエル: それもやってみたけど、鳥たちはただ待ってるだけで…どうしてもメダカを見たいみたいだね。
ソフィー: それなら、バルコニーにちっちゃなかかしを置くとか?
ダニエル: それ、悪くないかも。ミニかかしを作ってみようかな。
ソフィー: バルコニーに小さなかかしって可愛いね!
ダニエル: でしょ?効果があるかも。少なくとも近所の人にはウケそうだね。
ソフィー: そうだね。鳥が来ないように祈ってるよ!

  • a bunch of: たくさんの
  • aquarium: 水槽
  • go after: 狙う
  • on a mission: 使命を帯びているような、何かを成し遂げようとしている
  • shoo away: 追い払う
  • wait around: ただ待つ、ぶらぶら待つ
  • determined: 決意している、断固としている
  • scarecrow: かかし
  • fingers crossed: うまくいくことを祈る

Grammar and Vocabulary

could: ~できるかもしれない、~しようかな

“could” は過去形を使うことで、実際の「過去」ではなく、柔らかく提案するニュアンスを加えています。仮定法の一部で、控えめな提案や選択肢を示す表現です。”I could make a mini one for the balcony” は「バルコニー用に小さなものを作ろうかな」という意味です。

A: I could try cooking dinner tonight. How hard can it be, right?
B: Sure, but remember the last time you tried that?
A: Hey, it only caught fire a little!
B: A little? The smoke alarm begged to differ.

A: 今夜、晩ご飯作ってみようかな。別に難しくないでしょ?
B: えー、でもこの前作った時どうなったか覚えてる?
A: あれはちょっと火がついただけじゃん!
B: ちょっと?火災報知器はそうは言ってなかったけどね。

  • How hard can it be? : どれくらい難しいんだ?/ 難しくないだろ?
  • catch fire: 火がつく、燃え出す
  • beg to differ: 意見が違う、反論する
give + 人 + 物: 人に物を与える/提供する(物理的なもの以外も可)

“give + 人 + 物” は、「人に物を与える」意味だけでなく、笑顔や楽しさ、手助けなどの抽象的なものを相手に与える際にも使われる表現です。例えば「笑いを提供する」「車で送る」「電話をする」など、物理的なものに限らず、感情や支援、行動も「give」で表現できます。例文の “give the neighbors a laugh” は「ご近所さんに笑いを提供する」という意味で、笑いという「形のないもの」を与える使い方の一例です。

A: I tried to give my dog a bath today.
B: How did that go?
A: Let’s just say, he gave me a bath instead.
B: Sounds like he enjoyed himself more than you did!

A:今日、犬をお風呂に入れようとしたんだ。
B:どうだった?
A:まあ、僕が逆にお風呂に入れられたって感じかな。
B:犬の方が楽しんでたみたいだね!

  • give someone a bath: (人)をお風呂に入れる
  • Let’s just say: (言葉を濁して)まあ、言ってみれば
  • instead: その代わりに

NoeLia Original Dialog – 問題2

問題2:海外で暮らす妻の元に、飛行機で行く予定のあなた。到着出口であなたを待っつもりの妻に、その必要はないことを伝えてください。例えば「その必要はないよ。入国手続きを終え、荷物を受け取るのに、ひょっとするとしばらくかかるかもしれない。全部終わったら電話するよ。君を待っている間、喫茶店でコーヒーを飲むこともできるから」など。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)

NoeLia Original Dialog

海外に住む妻ソフィアが到着を待つ準備をする中、リアムはリラックスした様子で待ち合わせの連絡を取り合います。

Sophia: Should I wait for you at the arrival exit?
Liam: You don’t have to. It might take me a little while to get through immigration and get my bags. I’ll give you a call when I’m all done. I can grab a coffee at a coffee shop while I’m waiting for you.
Sophia: Alright, if you’re sure. Just don’t get bored waiting!
Liam: I’ll be fine. Actually, I brought a book with me, so I’ll read while I wait.
Sophia: Oh, good idea. What are you reading?
Liam: It’s a mystery novel, the one you recommended. I finally started it!
Sophia: Nice! Can’t wait to hear what you think. I’ll let you get through everything, then.
Liam: Perfect. I’ll call you once I’m ready.

(After a while, Liam calls Sophia)

Liam: Hey, I’m all set! Where should we meet?
Sophia: Great! I’ll be there in 10 minutes. Just hang out at the cafe with your book.
Liam: Will do! See you soon.

ソフィア: 到着出口で待っていた方がいい?
リアム: その必要はないよ。入国審査と荷物の受け取りに少し時間がかかるかもしれない。全部終わったら電話するね。その間、喫茶店でコーヒーでも飲んで待ってるよ。
ソフィア: わかったわ。退屈しないでね!
リアム: 大丈夫だよ。実は本を持ってきたから、待ってる間に読むよ。
ソフィア: いい考えね。何を読んでるの?
リアム: 君が勧めてくれたミステリー小説だよ。やっと読み始めたんだ!
ソフィア: いいね!感想聞くのが楽しみだわ。じゃあ手続きが終わるまで待ってるね。
リアム: 了解。準備ができたらすぐに電話するよ。

(しばらくして、リアムからソフィアに電話)

リアム: ねえ、全部終わったよ!どこで会おうか?
ソフィア: よかった!10分後にそっちに行くわ。本を読みながらカフェで待っててね。
リアム: わかった!後で会おう。

  • get through: ~を通過する、~を乗り切る
  • grab: 手早く食べる、急いで取る
  • hang out: くつろぐ、時間を過ごす
  • all set: 準備万端
  • Will do!: わかった、そうする!

Grammar and Vocabulary

SV + ~ing: ~しながら…する / ~している間に…する

SV + ~ing の形は、動名詞 (~ing) を使って動作を後ろから修飾し、「~しながら…する」「~している間に…する」といったニュアンスを加える表現です。ラジオ英会話リスナーにはお馴染みの「説明ルール」に当たる形で、動詞の直後に ~ing を付けることで、その動作がどのような状況で行われているかを説明・補足します。

A: I’ll play video games for a bit.
B: Just don’t lose track of time gaming!
A: I’ll try, but you know how it goes…
B: Alright, I’ll check on you in an hour!

A: ちょっとゲームするね。
B: ゲームに夢中になりすぎて、時間を忘れちゃダメだよ!
A: 分かった、そうならないようにするけど… まあ、いつものことだからね…
B: はいはい、1時間後に様子を見に行くからね!

  • for a bit: 少しの間
  • lose track of time: 時間を忘れる
  • You know how it goes…: まあ、よくあることだからね… / 分かるでしょ…
  • check on (someone): (人)の様子を見る
let + 人 + 動詞: (人)が~するのを任せる / ~させる

こちらもラジオ英会話リスナーにはおなじみの 「目的語説明型」 の表現で、”let you get through everything” の形により、「あなたがすべてを終えるのを任せるね(見守るね)」という気遣いが表されています。目的語(you)に対してその行動を許可する形で、相手の動作を丁寧に促す際に効果的です。

A: Are you sure you’re okay driving?
B: Yep, I’ll let you relax while I focus on the road.
A: Thanks! I might just take a nap, then.
B: Go ahead, I’ll wake you up when we’re there.

A:運転大丈夫?
B:うん、あなたはゆっくりしてて。私が道に集中するよ。
A:ありがとう!じゃあ、ちょっと仮眠するかも。
B:いいよ、着いたら起こすね。

  • be okay (doing something): ~するのに問題ない、~しても大丈夫
  • focus on: ~に集中する
  • take a nap: 昼寝をする
  • Go ahead: どうぞ、遠慮なく~してください

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