NoeLia Original Dialog 〜 Lesson 157 – Grammar in Action 〜

Original Dialog 2024

2024/11/25(月)より、NHKラジオ英会話「Grammar in Action / Say It in English」を参考にしたノエリアオリジナルのダイアログを、YouTubeのショート動画としてレッスンごとに公開します!
1本1〜2分の短い動画で、リスニングやディクテーションの練習に最適な内容です。短い時間でも効率的に学べるので、ぜひチェックしてみてください!

🐈‍⬛🐈‍⬛:ノエリアとラジオ英会話のショート動画はここをクリック!

ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

NoeLia Original Dialog – 問題1

問題1:ああ、しまった!ステーキを焦がしてしまいました!どうすればいいの?きゃー!
Oh, no! I’ve burnt the steak! What am I gonna do? Eek!

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 1

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!

NoeLia Answer – Question 1

問題1:ああ、しまった!ステーキを焦がしてしまいました!どうすればいいの?きゃー!
Oh no! I’ve burnt the steak! What should I do? Ahh!
解説: 「What should I do?」を使うことで、焦っている状況をフォーマルになりすぎず、自然に伝えています。「Ahh」は自然な感情表現です。

Oh, no! I’ve burnt the steak! What am I gonna do? Eek!
「What am I gonna do?」は砕けたトーンで焦りを表し、「Eek!」はコミカルな驚きを加えています。全体的に親しい相手に感情をぶつけるようなカジュアルでドラマチックな雰囲気です。

Oh no! I’ve burnt the steak! What should I do? Ahh!
「What should I do?」は冷静に助けやアドバイスを求めるニュアンスがあります。「Ahh!」は軽い驚きや落胆を表し、「Eek!」よりも落ち着いたトーンです。状況を少し整理して考え始めるような印象を与えます。

NoeLia Original Dialog

焦げた料理で大騒ぎ!レイチェルが作ったディナーが大失敗。トムとレイチェルのコンビは、はたしてこのピンチをどう切り抜けるのでしょうか?

Rachel: Oh no! I’ve burnt the steak! What should I do? Ahh!
Tom: Whoa, calm down, Rachel. Let me see. Hmm… it’s not completely ruined. Maybe we can salvage it.
Rachel: Really? It looks awful!
Tom: Well, the edges are crispy, sure, but the middle might still be fine. Let’s trim the burnt parts.
Rachel: Ugh, okay… I’ll get a knife. [goes to grab it]
Tom: Wait, Rachel! Is something burning in the oven, too? I smell smoke!
Rachel: Oh no! The garlic bread! I completely forgot about it!
Tom: Quick, grab the oven mitts. I’ll open the window.
Rachel: [pulls out the bread] Yep, it’s black as coal… Great. Dinner’s a disaster.
Tom: Hey, don’t panic. We still have salad, right? And… maybe we can just laugh about this later.
Rachel: [sighs] Fine. But next time, you’re cooking.

レイチェル: ああ、しまった!ステーキを焦がしてしまった!どうすればいいの?きゃー!
トム: 落ち着いて、レイチェル。ちょっと見せて。うーん、完全に台無しではないかも。なんとかなるかもよ。
レイチェル: 本当?でも見た目がひどいよ!
トム: まあ、端っこは焦げてるけど、真ん中はまだ大丈夫かも。焦げた部分を切り取ろう。
レイチェル: うーん、わかった…ナイフ持ってくるね。 (取りに行く)
トム: 待って、レイチェル!オーブンの中も焦げてない?煙の匂いがするよ。
レイチェル: あっ!ガーリックブレッド!完全に忘れてた!
トム: 急いで、オーブンミトン取ってきて。僕は窓を開けるよ。
レイチェル: (パンを取り出しながら) うん、炭みたいに真っ黒…もう最悪。夕飯は台無しだね。
トム: まあまあ、焦らないで。サラダはまだあるよね?それに、後で笑い話になるよ、きっと。
レイチェル: (ため息をつきながら) 仕方ないわね。でも次はあなたが料理してよね。

Grammar and Vocabulary

部分的な比定や限定を表現するフレーズ: 「完全に〜ではない」や「部分的に〜だが」

It’s not completely ruined.
日本語訳: 完全に台無しってわけじゃないよ。

「It’s not completely ruined.」は、何かが失敗していても「完全に」ダメになったわけではないことを伝えます。たとえば、焦げた料理でも「完全に台無しではない」と言うことで、まだ改善の余地があることを示します。この表現は、「部分的には問題があるが、全体としてはまだ大丈夫」というニュアンスを伝えたいときに使います。同じように、It’s not all badIt’s not entirely useless も、何かが完全に悪いわけではないことを表現する際に便利です。

つなぎ言葉や間投詞: 会話を滑らかにする言葉

Well, the edges are crispy, sure, but the middle might still be fine.
日本語訳: 端は確かにカリカリだけど、真ん中はまだ大丈夫かもしれないよ。

Wellsure は、会話を滑らかにするための「つなぎ言葉」や「間投詞」です。Well は考えを整理したり、話を始める時に使います。例えば、「ちょっと考えさせて」と言いたいときに使いますが、直接的な訳は難しく、日本語では文全体の流れで感じ取ることが多いです。Sure は、確認や同意を表現する際に使いますが、直訳すると「もちろん」となりますが、会話の中での役割としては「うん」や「そうだね」というニュアンスで使われることが多いです。

  • salvage: (失敗や損害から)なんとか取り戻す、救う。
  • crispy: (食べ物が)カリカリに焼けた。
  • might still be fine: まだ問題ないかもしれない。
  • trim: (焦げた部分を)切り取る、トリミングする。
  • oven mitts: オーブンミトン(熱いものを持つための手袋)。
  • black as coal: 炭のように真っ黒(焦げたものを表現する際に使われる表現)。
  • sigh: ため息をつく。

NoeLia Original Dialog – 問題2

問題2:今起きたばっかりなんです。コーヒーを飲んでから話せますか?
I’ve just woken up. Can we talk after I’ve had my coffee?

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 2

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!

NoeLia Answer – Question 2

問題2:今起きたばっかりなんです。コーヒーを飲んでから話せますか?
I’ve just gotten out of bed. Can we talk after I’ve had my coffee?
解説: 「woken up」の代わりに「gotten out of bed」を使い、同じ「起きたばかり」という意味を異なる表現で表しました。

I’ve just woken up. Can we talk after I’ve had my coffee?
この文では「I’ve just woken up」という表現が使われており、目が覚めたばかりでまだ完全に起ききっていない状態を伝えています。「woken up」は、睡眠から目覚めたことを具体的に表す一般的な表現です。全体的にフォーマルすぎず、親しい間柄から少し丁寧な場面まで幅広く使えます。

I’ve just gotten out of bed. Can we talk after I’ve had my coffee?
こちらでは「I’ve just gotten out of bed」が使われており、「ベッドから出たばかり」という行動に焦点を当てています。「woken up」よりも物理的な動作を強調しており、起きた後すぐの行動を表現するのに適しています。ニュアンスとしては少しカジュアルで、具体的な状況を伝えたいときに使われます。

NoeLia Original Dialog

イーサンはまだ寝ぼけ眼ですが、ニーナは今日のお買い物リストの確認をしようと彼に話しかけます。ところが、キッチンカウンターの様子がおかしいことに気づき、2人はある“犯人”の仕業ではないかと疑い始めます。

Nina: Morning, Ethan. Can we go over the shopping list for today?
Ethan: Nina, I’ve just gotten out of bed. Can we talk after I’ve had my coffee?
Nina: Oh, sure. I’ll wait… [pauses] Wait, Ethan, why is there flour all over the kitchen counter?
Ethan: Huh? What are you talking about? [looks closer] Oh no. Is it Max again?
Nina: [laughing] Yep, your dog’s been busy. There are paw prints everywhere.
Ethan: Great. First thing in the morning, and now I have to clean up his mess.
Nina: Hey, look on the bright side—at least he didn’t eat the coffee beans again!
Ethan: Don’t remind me of that disaster. I thought he’d never sleep that night.
Nina: [laughing] You mean, you didn’t sleep that night.
Ethan: True. Okay, let me deal with Max, then coffee, and then the shopping list.

ニーナ: おはよう、イーサン。今日の買い物リストについて確認できる?
イーサン: ニーナ、今起きたばっかりなんだ。コーヒーを飲んでから話せる?
ニーナ: あ、いいよ。待ってる… (少し間を置く) って、イーサン、なんでキッチンのカウンターに小麦粉が散らばってるの?
イーサン: えっ?何の話? (近づいて見る) ああ、もしかしてマックスか?
ニーナ: (笑いながら) やらかしたわね。犬の足跡があちこちについてるよ。
イーサン: 最悪だよ。朝一で、犬の片付けからスタートか…。
ニーナ: ほら、良い方に考えて。コーヒー豆をまた食べられなかっただけマシじゃない?
イーサン: あの惨事を思い出させないでくれよ。あの夜、全然寝なかったんだから。
ニーナ: (笑いながら) 寝なかったのはマックスじゃなくて、あなただけどね。
イーサン: その通り。よし、まずマックスを片付けて、それからコーヒー飲んで、買い物リストの話をしよう。

Grammar and Vocabulary

there is 構文: ~がある/いる

Why is there flour all over the kitchen counter?
日本語訳: なんでキッチンカウンターに小麦粉が散らばってるの?

“there is” 構文は、何かが存在していることを述べる表現で、不特定のものを指す”a”や”some”とよく使われます。”the”や”this”のように特定のものを指す語は使えず、その場合は”The book is on the table.” のような形を使います。このフレーズでは、”all over” が「散らばっている」状況を強調しています。

have to: ~しなければならない

First thing in the morning, and now I have to clean up his mess.
日本語訳: 朝一番から、もう彼の後始末をしなきゃいけないのか。

“have to” は「~しなければならない」という義務を表す基本的な表現です。このフレーズでは、”clean up his mess”(彼の後始末をする)が「しなければならないこと」として強調されています。

  • go over ~: ~を確認する/見直す
  • just gotten out of bed: 今起きたばかり
  • all over ~: ~の至るところに
  • your dog’s been busy: 君の犬、何かやらかしてるね(”been busy” は「何かに忙しかった」「活動していた」という意味で、具体的な行動をぼかして表現します。特に、問題を起こしたり、いたずらをしたりした状況をユーモラスに伝える際に使われることが多いカジュアルなフレーズです。)
  • paw prints: 足跡(特に動物の足跡を指す表現)
  • clean up (someone’s) mess: ~の散らかしたものを片付ける(よく使われるフレーズ)
  • look on the bright side: 良い面を見る/ポジティブに考える
  • don’t remind me of ~: ~を思い出させないで
  • deal with ~: ~に対処する/対応する

NoeLia Original Dialog – 問題3

問題3:もうシャワーは浴びましたか?そうでなければ、最初に行かせてあげますよ。
Have you showered yet? If not, I’ll let you go first.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 3

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!

NoeLia Answer – Question 3

問題3:もうシャワーは浴びましたか?そうでなければ、最初に行かせてあげますよ。
Have you taken a shower yet? If not, you can go first.
解説: 「showered」の代わりに「taken a shower」を使い、より一般的な表現にしています。「I’ll let you go first」の代わりに「you can go first」を使用して、軽い提案を伝える自然な言い方にしました。

Have you showered yet? If not, I’ll let you go first.
イギリス英語でより自然な表現です。”I’ll let you go first.” は、自分が許可を与えるというニュアンスを含むため、例えば、親が子供に話しかけるような状況で使うと自然です。

Have you taken a shower yet? If not, you can go first.
アメリカ英語でより自然な表現です。”You can go first.” は、相手に選択権を与え、提案するニュアンスを含むため、友人や同僚に話しかけるような状況で使うと自然です。

NoeLia Original Dialog

ジョギングを終えたサムと、起きたばかりのリリー。シャワーの順番をめぐる二人の会話は、軽快な冗談とともに進んでいきます。

Sam: Morning, Lily. What’s the plan for today? I was thinking maybe we could go out for brunch or something.
Lily: Good morning… Wait, Sam, have you taken a shower yet? If not, you can go first.
Sam: Oh, no, I’m fine. I figured you’d want to go first since you’re always faster than me anyway.
Lily: That’s considerate, but seriously, you might need it more. [sniffs playfully] Did you forget how sweaty you were after your jog?
Sam: [laughing] Okay, that’s uncalled for! I don’t smell that bad… I think.
Lily: I’m just saying, your morning jog looked intense. I mean, even your shirt was practically drenched!
Sam: All right, I’m going! But only because you’re being mean about it.
Lily: [grinning] Oh, come on, Sam, I’m not being mean—I’m just being brutally honest.

サム: おはよう、リリー。今日は何する予定?ブランチでも行こうかと思ってるんだけど、どう?
リリー: おはよう… ところで、サム、もうシャワー浴びた?まだなら先にどうぞ。
サム: あ、いや、大丈夫。君が先に行きたいだろうなと思って。いつも君の方が速いしね。
リリー: 気遣ってくれてありがとう。でも正直に言うと、君の方が必要かもね。 (冗談ぽく匂いを嗅ぐ仕草をする) ジョギングの後、どれだけ汗かいてたか忘れたの?
サム: (笑いながら) おい、それは失礼だろ!そんなにひどい匂いしてない…と思うけど。
リリー: ただ言ってるだけだよ。朝のランニング、結構本気だったみたいだし。シャツまで汗でぐっしょりだったじゃない。
サム: わかった、行くよ!でも君が意地悪だからだからな。
リリー: (ニヤリとしながら) 意地悪じゃないって。ちょっと「正直すぎる」だけ。

Grammar and Vocabulary

uncalled for: 不必要な/余計な

That’s uncalled for!
日本語訳: それは余計だよ!

“uncalled for” の “call” には「求める」や「呼び出す」というイメージがあります。このフレーズでは「呼び出されていない=必要とされていない」というニュアンスで、相手の発言や行動が「不適切」または「余計だ」と感じたときに使います。たとえば、友達がジョークで少し意地悪なことを言った時に「言わなくていいじゃん!」という軽い抗議や、からかいすぎた場面で冗談半分に使えます。普段の会話で親しみを込めて使える便利な表現です。

mean: 意地悪/意味する(同音異義語)

But only because you’re being mean about it.
日本語訳: でも、君が意地悪だから仕方なくね。

“mean” は同じ綴りで「意地悪」という意味と「意味する」という意味を持つ単語です。この例文では「意地悪」を指しており、相手が冗談っぽく意地悪な態度をとっていることを示しています。同じ発音の”mean”でも、例えば “What does this word mean?”(この単語はどういう意味?)のように「意味する」として使われる場合があります。文脈から正しい意味を判断することがポイントです。
なお、”but only because” は特定の理由を強調する表現で、ここでは「意地悪だから」という理由を軽く皮肉っぽく説明しています。

  • What’s the plan for ~?: ~の予定はどうなってるの?
  • I figured ~: ~だと思った/~だと予測した
  • That’s considerate: それは気が利いてるね
  • you might need it more: 君の方が必要かも
  • uncalled for: 不適切な/必要以上の
  • practically drenched: ほとんどびしょびしょ
  • brutally honest: ズバリ正直に言うと

タイトルとURLをコピーしました