ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
NoeLia Original Dialog – 問題1
問題1:ペットを所有したことがありますか?そう見えるほど簡単じゃありません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Have you ever owned a pet? It’s not as easy as it seems.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!
問題1:ペットを所有したことがありますか?そう見えるほど簡単じゃありません。
Have you ever had a pet? It’s not as simple as it looks.
解説: 「Have you ever had a pet?」は「ペットを飼った経験」を尋ねる際に自然でよく使われる表現です。「as simple as it looks」は「見た目ほど簡単ではない」というニュアンスを伝える自然な言い回しです。
Have you ever owned a pet? It’s not as easy as it seems.
この文では「owned」という言葉を使うことで、ペットを「所有する」ことに焦点を当てています。法的や責任的な側面を含め、よりフォーマルな響きがあります。また、「easy」は努力や難易度に焦点を当てており、ペットの世話に伴う労力の多さを強調しています。
Have you ever had a pet? It’s not as simple as it looks.
こちらは「had」を使っており、ペットを飼う経験にフォーカスしています。「owned」よりカジュアルで、会話の中で使いやすい表現です。「simple」は構造や手順の複雑さに焦点を当てる言葉で、「as simple as it looks」は「見た目ほど単純ではない」というニュアンスです。そのため、ペットの世話の仕組みや予想外の困難さを軽く伝える表現になっています。
NoeLia Original Dialog
アレックスはウサギを飼うことを検討していますが、エラがペットを飼うことの責任について話し始めます。エラの友人の経験を聞いたアレックスは、思い直す必要があるかもしれないと考えます。
Ella: I’ve been thinking about getting a rabbit. They’re small and seem easy to take care of.
Alex: Oh, rabbits are adorable! But are you ready for the commitment?
Ella: I think so. I mean, they just eat carrots and hop around, right?
Alex: Have you ever had a pet? It’s not as simple as it looks.
Ella: No, but how hard can it be? It’s not like they can cause major problems.
Alex: You’d be surprised. My friend’s rabbit once chewed through her Wi-Fi cable while she was in the middle of an important online meeting. She lost her connection and had to explain the whole situation to her boss, who thought she was just making excuses.
Ella: Okay, maybe I need to rethink this… or invest in a lot of cable covers.
Alex: Good idea. Rabbits are cute, but they come with their own kind of chaos!
エラ: ウサギを飼おうかなって思ってるんだ。小さいし、世話が簡単そうだし。
アレックス: ああ、ウサギ可愛いよね!でも準備はできてる?
エラ: 多分ね。ニンジン食べて、跳ね回るだけでしょ?
アレックス: ペットを飼ったことある?見た目ほど簡単じゃないよ。
エラ: ないけど、そんなに大変かな?ウサギが大きな問題を起こすとは思えないけど。
アレックス: そう思うよね。でも、私の友達が飼ってるウサギが、仕事中にWi-Fiケーブルをかじっちゃったことがあるの。そのせいでネットが切れて、オンライン会議に参加できなくなったんだって。上司には「そんなの言い訳でしょ」って疑われたらしいよ。
エラ: それは厄介だね…。考え直すか、、、ケーブルカバーをたくさん買うしかないな。
アレックス: そうだね。ウサギは可愛いけど、それなりの大変さがあるよ!
Grammar and Vocabulary
現在完了進行形(have/has been ~ing): 過去から現在までの継続を表す
I’ve been thinking about getting a rabbit.
日本語訳: ウサギを飼おうかなって思ってるんだ。
“I’ve been thinking about ~” は、現在完了進行形を使ったフレーズで、「過去から現在までずっと~を考えている」という意味を表します。この形は、「最近ずっと」「継続的に」何かをしているニュアンスを含みます。
現在完了進行形は、過去のある時点で始まった動作や状態が今も続いている、または最近まで続いていたことを強調したいときに使います。この例文では、「ウサギを飼うこと」を少し前から考え続けている状況を自然に伝えています。
It’s not like ~: ~というわけではない/~ということではない
It’s not like they can cause major problems.
日本語訳: ウサギが大きな問題を起こすとは思えないけど。
“It’s not like ~” は、「~というわけではない」「~ということではない」というニュアンスで、相手の考えや一般的なイメージをやんわり否定する表現です。このフレーズの後には 名詞、形容詞、または節(主語+動詞) が続きます。この表現は、直接的な否定を避け、柔らかいニュアンスで意見や立場を伝えたり、特定の誤解を解消するのに便利です。また、控えめながらも明確な主張をする際によく使われます。
- get a rabbit: ウサギを飼う
- adorable: とてもかわいい
- the commitment: 責任/義務
- hop around: ピョンピョン跳ね回る
- chew through ~: ~を噛み切る
- rethink ~: ~を考え直す
- invest in ~: ~に投資する/~を買う
- come with ~: ~が伴う/~がついてくる
- their own kind of chaos: 彼らなりの混乱/騒ぎ
NoeLia Original Dialog – 問題2
問題2:私はひっぱりうどんを食べたことがありませんが、とってもおいしいと聞いています。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I’ve never eaten hippari udon, but I hear it’s really good.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!
問題2:私はひっぱりうどんを食べたことがありませんが、とってもおいしいと聞いています。
I’ve never had hippari udon, but people say it’s delicious.
解説: 「I’ve never had」は「~を食べたことがない」という自然な表現。「people say ~」を使うことで、一般的な評判に基づいた情報を伝えています。
I’ve never eaten hippari udon, but I hear it’s really good.
この文では「eaten」を使うことで「食べる」という具体的な動作に焦点が当たっています。「I hear」はカジュアルな表現で、「~と聞いている」という軽いトーンでの情報提供に適しています。特に会話の中で自然に使われる言い回しです。
I’ve never had hippari udon, but people say it’s delicious.
こちらでは「had」を使うことで、単に「食べる」だけでなく「経験」としての広いニュアンスが含まれています。「people say」は「みんなが言っている」と少し客観的な響きがあり、情報の信頼性を暗示するような効果があります。
NoeLia Original Dialog
ソフィアが「ひっぱりうどん」という日本の郷土料理を紹介しています。シンプルな材料で作られるこの料理にはどんな魅力があるのでしょうか?イーサンも興味津々の様子です!
Sophia: Did I ever tell you about a noodle dish called hippari udon?
Ethan: No, I’ve never heard of it. What’s it like?
Sophia: It’s a simple noodle dish from Yamagata, up in northern Japan. I’ve never had hippari udon, but people say it’s delicious.
Ethan: That sounds cool! What makes it stand out?
Sophia: It’s usually served with soy sauce, natto, and sometimes a raw egg. You mix it all together, and it’s surprisingly rich for something so simple.
Ethan: Natto, huh? Isn’t that the fermented soybeans that people either love or hate?
Sophia: Exactly! But in this dish, it goes perfectly with the noodles.
Ethan: I’d really like to try it. Is it easy to find?
Sophia: It’s kind of a regional specialty, but there are some places that serve it. Or we could even make it at home!
Ethan: Let’s do it! I’m always up for trying something new.
ソフィア: ひっぱりうどんっていう麺料理のこと、話したことあったっけ?
イーサン: いや、聞いたことないよ。それってどんな料理?
ソフィア: 日本の北の方、山形県のシンプルな麺料理だよ。私もひっぱりうどんは食べたことないけど、すごく美味しいって評判なんだ。
イーサン: 面白そうだね!どんなところが特別なの?
ソフィア: 醤油味で、納豆とか生卵を一緒に出すのが普通なんだ。全部混ぜて食べるんだけど、シンプルなのに意外とコクがあるんだよね。
イーサン: 納豆か…あの好き嫌いが分かれる発酵大豆だよね?
ソフィア: そうそう!でもこの料理だと、麺との相性が抜群なんだ。
イーサン: それ、すごく食べてみたいな。簡単に手に入るの?
ソフィア: 地域限定の料理だけど、出してるお店もあるよ。それか、家で作ってみてもいいかも!
イーサン: いいね!新しい料理に挑戦するのは大好きなんだ。
Grammar and Vocabulary
either ~ or ~: ~か~のどちらか
Isn’t that the fermented soybeans that people either love or hate?
日本語訳: それって、好きか嫌いかハッキリ分かれる発酵大豆のことだよね?
“either ~ or ~” は「~か~のどちらか」という意味を持ち、選択肢が2つしかない状況を示します。この例文では、「love(好き)」と「hate(嫌い)」という感情が対照的に並べられており、納豆が極端な評価を受けやすい食べ物であることを強調しています。また、”Isn’t that ~?” は相手に確認したり、自分の推測をやんわりと伝えるときに使う表現で、柔らかいトーンで会話を進めるのに役立ちます。
be up for ~: ~に乗り気である/~をする気がある
I’m always up for trying something new.
日本語訳: 新しいことに挑戦するのはいつでも大歓迎だよ。
“up” のコアイメージは「上向き」や「上昇」を示し、ポジティブで前向きな感覚を伴います。このコアイメージから、「やる気がある」「挑戦する準備ができている」というニュアンスが生まれます。”be up for ~” は、軽い誘いに対するポジティブな返事や、やる気を示すフレーズとして日常会話で頻繁に使われます。ポジティブでフレンドリーな響きがあり、特にカジュアルな場面で適しています。
- What’s it like?: それってどんな感じ?
- up in ~: ~の北のほうに(地理的な位置を説明する表現)
- What makes it stand out?: どんなところが特別なの?(”stand” は「立つ」という基本的な意味を持ちますが、ここでは「目立つ」「際立つ」という比喩的な使い方をしています。”stand out” は、周囲から離れて「際立つ」や「目を引く」というニュアンスを表します。)
- either ~ or ~: ~か~のどちらか
- goes perfectly with ~: ~にぴったり合う
- kind of ~: ちょっと~/ある意味~
- I’m always up for ~: ~するのはいつでも大歓迎だよ
NoeLia Original Dialog – 問題3
問題3:そこに行ったことがありますか?今度の長い週末に行くことを考えているのです。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Ever been there? I’m thinking of going for the upcoming long weekend.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!
問題3:そこに行ったことがありますか?今度の長い週末に行くことを考えているのです。
Have you ever been there? I’m considering going over the next long weekend.
解説: 「Have you ever been there?」は自然で使いやすい質問です。「I’m considering ~」を使うことで「行くことを考えている」という少し丁寧な表現になります。
Ever been there? I’m thinking of going for the upcoming long weekend.
この文では「Ever been there?」というカジュアルな表現を使い、相手の過去の経験をフレンドリーに尋ねています。「I’m thinking of going」は計画がまだ漠然としている印象を与え、リラックスした会話でよく使われます。「for the upcoming long weekend」は、訪れる予定の時期を自然に伝えています。親しい友人や軽い話題に適した文です。
Have you ever been there? I’m considering going over the next long weekend.
こちらは「Have you ever been there?」で、経験を尋ねる丁寧な表現を用いています。「I’m considering going」は「考慮中」というニュアンスが含まれ、計画がやや慎重であることを示します。「over the next long weekend」は「次の長い週末の間に」という表現で、ややフォーマルな響きがあります。この文は少しフォーマルな場面や初対面の相手との会話でも自然に使えます。
NoeLia Original Dialog
最近白川郷の旅行ブログを見たソフィアは、次の連休に行ってみたいと考えています。一度訪れたことのあるイーサンが、その魅力とおすすめポイントを熱く語ります。
Sophia: I saw a travel blog about Shirakawa-go the other day. It looks so beautiful!
Ethan: Oh, the traditional village with the thatched-roof houses? It’s absolutely magical, especially in the evening when the lights come on.
Sophia: Have you ever been there? I’m considering going over the next long weekend.
Ethan: Yeah, I’ve been there once. It’s truly breathtaking—like stepping into a storybook.
Sophia: That sounds amazing! Do you think it’s better to stay overnight or just do a day trip?
Ethan: If you can, I’d definitely stay overnight. The morning mist over the mountains is just as stunning as the lights in the evening.
Sophia: That’s great to know. I’ll check out some inns or guesthouses. Thanks, Ethan!
Ethan: You’re welcome. And don’t miss the Hida beef—it’s unforgettable!
ソフィア: この間、白川郷の旅行ブログを見たんだ。すごく綺麗だった!
イーサン: ああ、茅葺き屋根の家がある昔ながらの村でしょ?特に夜に明かりが灯ると本当に幻想的なんだよね。
ソフィア: 行ったことあるの?今度の連休に行こうかなって思ってるんだ。
イーサン: うん、一度行ったことあるよ。本当に息をのむような美しさで、まるでおとぎ話の中にいるみたいだった。
ソフィア: 素敵だね!泊まりと日帰り、どっちがいいと思う?
イーサン: 時間があるなら絶対泊まったほうがいいよ。朝の霧がかかった景色も、夜のライトアップと同じくらい素晴らしいから。
ソフィア: それはいいこと聞いた!旅館とか民宿を探してみるね。ありがとう、イーサン!
イーサン: どういたしまして。それと飛騨牛もぜひ食べてみて。忘れられない味だよ!
Grammar and Vocabulary
if you can: もし可能なら/できるなら
If you can, I’d definitely stay overnight.
日本語訳: もし可能なら、ぜひ一泊するのがおすすめだよ。
このフレーズは現実的な条件を提示する条件文です。”If you can” は「もし可能であれば」という意味で、相手の状況を尊重した柔らかい提案を表します。”I’d definitely” は「間違いなく~するだろう」という強調表現ですが、控えめで丁寧な印象を与えます。これは現実的な条件文であり、仮定法ではありませんが、仮定法で言う場合は “If I were you, I’d definitely stay overnight.” となり、「もし私があなたなら」という非現実的な仮定を表します。元のフレーズは現実的なアドバイスとして、日常会話で非常に自然な表現です。
great to know: 知れて良かった/参考になる
That’s great to know.
日本語訳: それを知れて良かった!
“That’s great to know.” は、相手から得た情報に対して「それを知れてよかった」という感謝やポジティブな気持ちを表すフレーズです。相手のコメントやアドバイスが役に立つと感じたときや、覚えておきたい情報に対して反応する際に使われます。”great” はその情報が価値あるものであることを強調しており、”to know” は「知ること」を指しています。日常会話やビジネスシーンでも広く使える便利な表現です。
- thatched-roof houses: 茅葺き屋根の家
- magical: 魔法のような/幻想的な
- breathtaking: 息をのむほど美しい
- like stepping into a storybook: おとぎ話の中に足を踏み入れたような
- morning mist: 朝霧
- stunning: 驚くほど美しい
- That’s great to know.: それを知れて良かった