Grammar in Action L173 ーNoeLia Original Dialogー

GiA / SliE 2024

ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
👇こちらはLesson 173のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 173 / 仮定法④ if節を用いた仮定法1
Grammar and Vocabulary L173 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L173 / 仮定法④ if節を用いた仮定法1 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L173 ーNoeLia Original Dialogー

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:もし私があなただったら、チケットを買うのをためらったりはしないでしょう。すぐに売り切れてしまう可能性が高いです。
If I were you, I wouldn’t wait to buy tickets. They’re liable to sell out fast.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 1
NoeLia Answer – Question 1

問題1:もし私があなただったら、チケットを買うのをためらったりはしないでしょう。すぐに売り切れてしまう可能性が高いです。
If I were you, I wouldn’t hesitate to buy the tickets. They’re likely to sell out quickly.

解説: 模範解答では「I wouldn’t wait to buy tickets」が使われていますが、ノエリア版では「I wouldn’t hesitate to buy the tickets」に置き換えることで、ためらうことなく行動に移すべき、というニュアンスが強調されています。「wouldn’t wait」も「wouldn’t hesitate」も意味は似ていますが、「hesitate」を使うことで“迷っている時間はない”という気持ちが少し強く伝わります。

また、模範解答の「They’re liable to sell out fast」は、ノエリア版では「They’re likely to sell out quickly」に言い換えられています。「liable to」は少しフォーマルな印象を与えるのに対し、「likely to」はより日常的で自然な表現です。「quickly」も「fast」と同じ意味ですが、少しやわらかい印象が加わります。

If I were you, I wouldn’t wait to buy tickets. They’re liable to sell out fast.
模範解答は「wouldn’t wait」で「待つことはしないだろう」という直接的な表現を使い、「liable to sell out」で「売り切れる可能性が高い」という強い傾向を表しています。文法的にも自然でフォーマルな場面にも適しています。

If I were you, I wouldn’t hesitate to buy the tickets. They’re likely to sell out quickly.
I wouldn’t hesitate to buy」は「ためらわない」という表現で、模範解答の「wouldn’t wait」よりも迷わず行動する印象を強く与えます。また、「liable to」は少し堅い表現ですが、「likely to」にすることでよりカジュアルで日常的な響きになります。「quickly」も「fast」と意味は同じですが、やわらかく自然な表現になっています。

NoeLia Original Dialog

サトシとミカはサカナクションの大ファン。待ちに待った新作映画がついに公開されるが、さらにサカナクションが舞台挨拶を行う特別上映が発表された!チケットを買うべきか悩むサトシに、ミカが強く背中を押します。

Satoshi: Mika, you know that new movie we’ve been waiting for? The one with Sakanaction doing the soundtrack?
Mika: Yeah, of course! I love their music in that trailer. What about it?
Satoshi: They’re doing a special screening next weekend… with a live stage greeting from the band.
Mika: Wait, seriously?! That’s incredible! Did you get tickets yet?
Satoshi: Not yet. I’m still thinking about it.
Mika: Thinking about it? Why? You love Sakanaction, and this is a live stage greeting!
Satoshi: I know, but the tickets aren’t cheap, and what if it’s too crowded? I don’t know if it’s worth it.
Mika: Satoshi, this is a once-in-a-lifetime thing! You’ll hate yourself if you miss it.
Satoshi: Yeah, but…
Mika: No buts! If I were you, I wouldn’t hesitate to buy the tickets. They’re likely to sell out quickly.
Satoshi: …You’re right. I’ve got to go for it. I’ll get them tonight.
Mika: Good luck, Satoshi! I really hope you get them. You deserve this experience.
Satoshi: Thanks, Mika. Hey, um… Mika, if I, uh… if I manage to get two tickets… Never mind. Forget I said anything.
Mika: (smiling) Satoshi, just focus on getting the tickets first, okay?

サトシ: ミカ、あの待ってた新作映画あるじゃん?サカナクションがサウンドトラックやってるやつ。
ミカ: ああ、もちろん!予告編の音楽、すごく良かったよね。それがどうしたの?
サトシ: 来週末、特別上映があるんだよ… サカナクションの舞台挨拶付きで。
ミカ: えっ、マジで?! それ絶対行きたい!チケットは?
サトシ: いや、まだ取ってない。どうしようかなって思ってて。
ミカ: どうしようって?サカナクションが生で挨拶するんだよ?絶対行くべきでしょ!
サトシ: でも、チケット高いし、混んでたら嫌だなって思ってさ…。
ミカ: サトシ、こんなチャンス滅多にないよ!行かなかったら後悔するよ?
サトシ: まあ、そうだけど…
ミカ: 言い訳しない!私があなただったら、チケットを買うのをためらわないよ。すぐ売り切れちゃうだろうし。
サトシ: …そうだな。やっぱり行くわ。今晩チケット取る!
ミカ: 頑張って、サトシ!絶対チケット取れるといいね。サトシならきっと大丈夫!
サトシ: ありがとう、ミカ。ねえ… あのさ、もしチケット2枚取れたら… いや、なんでもない…。
ミカ: (微笑みながら)サトシ、まずはチケット取ることに集中しなよ?

  • you know that ~?: ~知ってる?(会話を始める時に使う定番フレーズ。リスナーの注意を引く役割がある。)
  • special screening: 特別上映(「screening」は映画の上映や試写会を指す表現。)
  • stage greeting: 舞台挨拶(映画のイベントや特別上映で使われる専門的なフレーズ。)
  • Thinking about it?: 迷ってるの?(相手の気持ちを確認する短い質問形。シンプルながらニュアンス豊か。)
  • once-in-a-lifetime: 一生に一度の(特別で滅多にない機会を表す表現。)
  • You’ll hate yourself if ~: ~したら絶対後悔するよ(後悔を強調し、行動を促す表現。)
  • No buts!: 言い訳なし!(相手のためらいを断ち切る強い口調の表現。)
  • If I were you, I wouldn’t hesitate to ~: 私があなただったら、~をためらわない(仮定法を使ったアドバイス表現の定番。)
  • sell out quickly: すぐ売り切れる(「sell out」は商品が売り切れることを表すシンプルかつ重要な動詞句。)
  • I’ve got to ~: ~しなきゃ(「have to」のカジュアルな言い換えで、話し言葉で頻出。)
  • Never mind: 気にしないで/何でもない(軽い打ち切り表現としてよく使われる。)
  • Forget I said anything: 今の話は忘れて(照れ隠しや言い直しの場面で使えるカジュアルなフレーズ。)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:もしそのお金があったら、このレストランで毎日食べるのに。
If I had the money, I would eat at this restaurant every day.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 2
NoeLia Answer – Question 2

問題2:もしそのお金があったら、このレストランで毎日食べるのに。
If I had the money, I could eat at this restaurant every day.

解説: 模範解答では「would eat」が使われていますが、ノエリアオリジナルでは「could eat」を使うことで、食べることができる余裕や可能性に焦点を当てています。「would」は「毎日食べるだろう」という単なる仮定の結果ですが、「could」では「お金さえあればそのチャンスがあるのに」というニュアンスが生まれます。

If I had the money, I would eat at this restaurant every day.
「would eat」は「もしお金があれば、毎日食べるだろう」という仮定の未来を自然に表す表現です。仮定法の基本的な形で、未来の行動に焦点が置かれています。

If I had the money, I could eat at this restaurant every day.
ノエリアオリジナルでは「could」を使うことで、毎日食べる「可能性や余裕」にフォーカスしています。模範解答の「would」のように結果を強調するのではなく、「お金があれば、そのチャンスがあるのに」という少し控えめな印象になります。同じ内容を伝えていますが、ニュアンスの違いで表現の幅が広がります。

NoeLia Original Dialog

少し特別な日、高級レストランでデザートを楽しむクリスとエマ。美味しさに感動しながらも、冗談混じりのやり取りが二人の仲の良さを感じさせます。

Chris: Wow, this cheesecake is incredible. It’s so creamy but not too sweet.
Emma: Right? And the crust has that perfect buttery crunch. It’s like they’ve mastered the balance.
Chris: Seriously. I’ve tried a lot of cheesecakes, but this one? Next level.
Emma: You know, I wasn’t even hungry when we walked in, but now I’m tempted to order another slice.
Chris: If I had the money, I could eat at this restaurant every day.
Emma: Every day? You’d turn into a cheesecake yourself.
Chris: Maybe. But I’d be a happy cheesecake.
Emma: Okay, fair enough. But you’d better start budgeting for gym memberships too.
Chris: Deal. Cheesecake today, gym tomorrow. Balance, right?
Emma: Exactly. Speaking of balance, are you going to eat that last bite, or do I need to stage a rescue?
Chris: You can have it. But only because I’m such a generous person.
Emma: Sure, let’s go with that. Thanks, Chris. You’re the best.

クリス: このチーズケーキ、やばいな。めっちゃクリーミーなのに甘すぎない。
エマ: でしょ?それにこのクラスト、バターの風味とサクサク感が完璧じゃない?バランスが絶妙だよね。
クリス: 本当だよ。いろんなチーズケーキ食べてきたけど、これは…別格だね。
エマ: わかる。ここに来たときは全然お腹空いてなかったのに、今もう一切れ頼みたくなってきたよ。
クリス: もしお金があったら、毎日このレストランで食べるのに。
エマ: 毎日?クリスがチーズケーキになっちゃうよ、それ。
クリス: かもね。でも幸せなチーズケーキになるなら悪くないかな。
エマ: まあ、それならいいか。でもジム代もちゃんと計算しといてよね。
クリス: 了解。今日はチーズケーキ、明日はジム。それがバランスってもんでしょ?
エマ: その通り。で、バランスと言えば、その最後の一口、食べるの?それとも、私が救出してあげようか?
クリス: 食べていいよ。でも俺が優しいからだってこと、忘れないでね。
エマ: はいはい。ありがとう、クリス。あなた最高だわ。

  • incredible: 信じられないほど素晴らしい(感動や驚きを表す強い褒め言葉としてよく使われる。)
  • crust: (パイやケーキの)外側の生地、クラスト(焼き菓子の「土台」部分を指す。特にチーズケーキやパイにおいて重要な食感の要素。)
  • buttery crunch: バターの効いたサクサク感(「buttery」はバター風味の、「crunch」はサクサクした食感を意味する。)
  • mastered the balance: バランスを極めた(「master」は「習得する」「極める」という意味で、ここでは味の調和が完璧というニュアンス。)
  • tempted to ~: ~したくなる(「tempted」は「誘惑される」「~する気になる」という意味で、控えめに欲求を伝える時に使う。)
  • turn into: ~になる(変化を表す動詞句で、比喩的にもよく使われる。)
  • a happy cheesecake: 幸せなチーズケーキ(比喩的な表現で、ユーモラスに自分を例えている。)
  • budgeting for ~: ~のために予算を立てる(「budget」は動詞として「予算を計画する」という意味がある。)
  • Balance, right?: バランスだよね?(「right?」は相手に同意を求めるカジュアルな言い回し。)
  • stage a rescue: 救出作戦をする(ここでは冗談っぽく使われており、比喩的に「最後の一口を取る」ことを表している。)
  • generous person: 気前がいい人(「generous」は「寛大な」「気前がいい」という意味で、ここでは軽い冗談として使われている。)
  • let’s go with that: それでいこう/そういうことにしておこう(軽い同意や冗談交じりの返しとして使われるカジュアルなフレーズ。)

NoeLia Answer – 問題3

問題3:もし私がそれほど忙しくなかったら、空港に君を車で送ることができるのに。現状では時間がないのです。
If I weren’t so busy, I could drive you to the airport. As it stands, I don’t have time.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 3
NoeLia Answer – Question 3

問題3:もし私がそれほど忙しくなかったら、空港に君を車で送ることができるのに。現状では時間がないのです。
If I weren’t so tied up, I could take you to the airport. But as it is, I just don’t have the time.

解説: 模範解答の「If I weren’t so busy」は「忙しい」という状態を直接表していますが、ノエリアオリジナルでは「If I weren’t so tied up」を使うことで、忙しい中でも特に「他の予定や用事に縛られている」というニュアンスが生まれます。「could take」は「送ることができる」という能力や可能性を示す点で「could drive」と同じですが、よりカジュアルな言い回しです。「as it is」は「as it stands」と同じ意味ですが、日常会話でよく使われる自然な表現です。

If I weren’t so busy, I could drive you to the airport. As it stands, I don’t have time.
「If I weren’t so busy」は仮定法過去で「もし〜でなかったら」という現実に反する仮定を示しています。「could drive」は「送ることができる」という能力や可能性を示し、仮定の結果を自然に表現しています。「as it stands」は「現状では」という意味で、少しフォーマルなニュアンスを含みます。

If I weren’t so tied up, I could take you to the airport. But as it is, I just don’t have the time.
ノエリアオリジナルの「tied up」は「忙しい」という意味ですが、特に「他の用事や予定で手が離せない」という状況を強調しています。「could take」は「could drive」と同じ意味ですが、「take」はより自然でカジュアルな表現です。「as it is」は「as it stands」よりも少し柔らかく、日常会話に適しています。同じ内容を伝えていますが、表現の違いでより親しみやすいニュアンスになります。

NoeLia Original Dialog

カンファレンスに向かうため空港に行く予定のレイチェル。車のトラブルで同僚のジェイクに送迎を頼みますが、彼も忙しいスケジュールで手一杯の様子です。

Emma: Oliver, I’m in trouble! My flight is this afternoon, and my car won’t start.
Oliver: Oh no, really? Did you try calling roadside assistance?
Emma: Yeah, but they said it’ll take at least an hour to get someone here, and I don’t have that kind of time.
Oliver: That’s rough. What time do you need to leave for the airport?
Emma: Around 2 p.m., latest. Otherwise, I’ll miss check-in.
Oliver: Man, I wish I could help. But I’ve got meetings back-to-back until 4.
Emma: Oh, I see. That’s okay, I’ll figure something out.
Oliver: If I weren’t so tied up, I could take you to the airport. But as it is, I just don’t have the time.
Emma: It’s fine, Oliver. Thanks anyway. I’ll just call a rideshare.
Oliver: Sorry I can’t help this time. Let me know when you get there safely, okay?
Emma: Will do. And good luck with your meetings!

エマ: オリバー、大変!今日の午後フライトなのに車が動かないの。
オリバー: えっ、本当?ロードサービスには連絡した?
エマ: したけど、1時間以上かかるって言われて。そんなに待ってられないよ。
オリバー: それは大変だな。何時に空港に行かないといけないの?
エマ: 遅くても午後2時。それ以上遅れるとチェックインに間に合わない。
オリバー: それはきついね。助けたいけど、午後4時まで会議が詰まっててさ。
エマ: ああ、そうなんだ。大丈夫、自分でなんとかするよ。
オリバー: もし他のことで手が離せなかったら空港まで送るんだけど。でも今は時間がないんだよ。
エマ: 本当に大丈夫。ありがとうね、オリバー。ライドシェア呼ぶよ。
オリバー: 今回は手伝えなくてごめんな。無事に着いたら連絡してくれる?
エマ: もちろん。あと会議、頑張ってね!

  • I’m in trouble!: 困った!(「trouble」は「問題・困難」を意味し、「I’m in trouble!」は「大変なことになった!」という日常的な表現。)
  • my car won’t start: 車がエンジンがかからない(「won’t start」は「~しようとしない」や「動かない」といった意味で使われる。)
  • roadside assistance: ロードサービス(故障時に助けを呼ぶサービスを指す実用的な表現。)
  • I don’t have that kind of time: そんな時間はない(「that kind of time」は「そんなに余裕のある時間」のニュアンスで、急いでいる状況を示す。)
  • back-to-back meetings: 連続した会議(「back-to-back」は「背中合わせ」から転じて「途切れなく続く」を表すカジュアルな言い方。)
  • I’ll figure something out: なんとかする(「figure out」は「解決策を見つける」という意味。日常的に非常によく使われるフレーズ。)
  • If I weren’t so tied up: もし他のことで手一杯でなかったら(「tied up」は「他の予定で忙しい」や「手が離せない」というニュアンス。)
  • as it is: 現状では(「as it is」は「現時点で」や「今のところ」という意味で使われる。)
  • call a rideshare: ライドシェアを呼ぶ(「rideshare」はUberやLyftなどの車両共有サービスを指す日常的な用語。)
  • Let me know when you get there safely: 無事に着いたら教えてね(「let me know」は「教えて」「知らせて」のカジュアルな言い回し。)
  • Good luck with ~: ~頑張ってね(「Good luck」は「幸運を祈る」だけでなく、「頑張って」という励ましにも使える。)

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