👇こちらはLesson 176のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 176 / 仮定法⑥ 織り込まれた条件
Target Forms L176 / 仮定法⑥ 織り込まれた条件 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L176 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar and Vocabulary(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – リポート文でwh節を使う
リポート文でwh節を使う
I wonder who this American woman he talks about is.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
彼が話しているこのアメリカ人女性は誰なのだろう。
I wonder which of the slides that we showed in practice will make the best impression.
日本語訳: リハーサルで見せたスライドの中で、どれが一番良い印象を与えるのだろう。
解説: リポート文でwh節が使われた例です。「I wonder」は「~かしらと思う」という意味で、話し手が疑問や考えを持っていることを柔らかく伝えます。「which」は選択肢を示す疑問詞で、「of the slides」が選択肢の範囲を具体的に限定しています。続く関係代名詞節「that we showed in practice」で「the slides」を修飾し、対象が明確になります。
A: Ethan, which slides should we focus on for the client meeting?
B: Definitely the ones that highlight our key data points. But the graphs need a bit more work.
A: I wonder which of the slides that we showed in practice will make the best impression.
B: Probably the budget analysis one. Everyone seemed to like how clear it was.
A: イーサン、クライアントミーティングでどのスライドに重点を置くべきだと思う?
B: 間違いなく、主要なデータを強調しているスライドだね。でも、グラフはもう少し修正が必要だと思う。
A: リハーサルで見せたスライドの中で、どれが一番良い印象を与えるのかな。
B: 多分、予算分析のスライドじゃないかな。みんな、あれが分かりやすいって言ってたよ。
- highlight: 強調する/目立たせる(「highlight」は「重要な部分を目立たせる」という意味で、プレゼンやレポートでよく使用される表現です。)
- need a bit more work: もう少し手を加える必要がある(「a bit more」は控えめな言い回しで、柔らかいニュアンスを加えます。)
- make the best impression: 最も良い印象を与える(「make an impression」は「印象を与える」という意味で、特に評価や反応を期待するときに使います。)
- budget analysis: 予算分析(「budget」は「予算」、「analysis」は「分析」で、ビジネスや経済の話題でよく登場する表現です。)
- how clear it was: どれだけ明確だったか(「how」を使った強調表現で、何かが特に優れていた点を述べる際に使用します。)
She even asked what kind of movies he enjoys watching most.
日本語訳: 彼がどんな種類の映画を一番楽しんで観るのかすら彼女は尋ねた。
解説: リポート文でwh節が使われた例。「asked」は「尋ねる」という意味で、「what kind of movies」がリポート文の中心となるwh節を形成し、「どんな種類の映画か」を具体的に示しています。「he enjoys watching most」は「何を一番楽しんで観るのか」を補足しています。
A: I ran into Sarah yesterday. She seemed pretty excited about something.
B: Let me guess—was it about Tom? She’s been trying to figure out how to get closer to him. She even asked what kind of movies he enjoys watching most.
A: That’s so Sarah. She gets so worked up over these things. So, what did she find out?
B: Apparently, he loves sci-fi. She’s planning to invite him to that new space movie… but here’s the kicker—she’s never seen a sci-fi movie in her life.
A: 昨日サラに偶然会ったんだ。なんかすごく楽しそうだったよ。
B: トムのことじゃない?彼とどうやって仲良くなるか考えてるみたいで、彼がどんな映画を一番楽しんで観るのか、尋ねてたのよ。
A: ああ、いかにもサラらしいね。こういうことにすごく一生懸命になるんだよな。それで、何が分かったの?
B: トム、SFが好きらしいの。それで彼女、新しい宇宙映画に誘うつもりなんだって。でもオチがあるのよ…彼女、SF映画なんて一度も観たことないんだって。
- run into: 偶然出会う(人に偶然会うことを表すカジュアルな言い回しです。計画せずに誰かと出会う状況を指します。)
- pretty excited about: ~にかなりワクワクしている(「pretty」は「とても」「かなり」を意味し、「excited」は興奮したり嬉しい気持ちを表します。)
- figure out: 理解する/解決する(問題や状況を「解決する」または「理解する」ニュアンスを持つ表現で、日常会話で頻繁に使われます。)
- get closer to: ~に近づく(物理的な距離だけでなく、感情や関係性が近くなることも指します。)
- even asked: ~すら尋ねた(「even」は「~すら」「~も」という強調表現で、驚きや特別感を付け加えます。)
- worked up: 興奮する/イライラする(感情的に興奮したり、過剰に反応することを表します。文脈によってポジティブにもネガティブにも使われます。)
- apparently: どうやら~らしい(確信はないが、何らかの情報や状況から推測したことを伝えるときに使います。)
- the kicker: 驚きのオチ/決定的な事実(冗談や驚きの要素を表すカジュアルな言い回しです。「最も面白い部分」というニュアンスがあります。)
- in her life: 彼女の人生で(強調のためによく使われる表現で、「一度も~ない」「これまでに~ない」というニュアンスを付けます。)
NoeLia Extra Examples – belongのイメージ
belongのイメージ
Did the device belong to her?
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
その装置は彼女のものだったのですか?
Does this book belong on the top shelf?
日本語訳: この本は一番上の棚に置くもの?
解説: 「belong on」で「~が適した場所である」というニュアンスを表します。この文では「top shelf」にピッタリくるかどうかを尋ねています。整理や片付けの場面で自然に使えます。
A: Does this book belong on the top shelf? I saw it misplaced near the children’s section.
B: Oh, thank you for letting me know! That book should actually go in the travel section.
A: No problem. Do you need help moving it there?
B: I appreciate the offer, but I’ll take care of it. Thanks for noticing!
A: この本は一番上の棚に置くもの?子ども向けのコーナーの近くに間違えて置かれてたみたいだけど。
B: あ、教えてくれてありがとうございます!その本は本当は旅行コーナーに置くべきものなんです。
A: どういたしまして。そっちに移動させるの手伝いましょうか?
B: お申し出ありがとうございます。でも大丈夫です。気づいてくれて感謝します!
- belong on: ~にふさわしい(場所や配置が適切であることを表す表現)
- misplaced: 置き間違えられた/誤った場所に置かれた(「mis-」で否定的な意味が付加されている)
- let me know: 教えてくれる/知らせて(情報を共有するよう依頼する丁寧な表現)
- actually: 実は/本当は(会話を補足したり訂正したりする際に使われる)
- No problem: 問題ないよ/どういたしまして(カジュアルでフレンドリーな返答)
- appreciate: 感謝する(「感謝」の意を表しつつ、少しフォーマルなニュアンスがある)
- take care of: ~を対処する/処理する(「世話する」以外にも、何かを解決するニュアンスで使える)
- notice: 気づく/目を留める(視覚的または感覚的に何かを認識する際に使う)
I don’t feel like I belong here.
日本語訳: ここに自分の居場所があるとは思えない。
解説: 「belong here」で「ここが自分にふさわしい場所」というニュアンスを持ち、「don’t feel like」で否定的な感情を加えています。感情や自己認識を表す際に使える表現です。
A: The party was fun, but I felt a bit out of place.
B: Why do you say that? Everyone seemed to like you.
A: I don’t feel like I belong here. It’s just hard to connect with people who have such different lifestyles.
B: That’s fair, but you might be surprised. Give it another shot—you could find common ground.
A: パーティー楽しかったけど、なんか場違いな感じがしたんだよね。
B: どうしてそう思うの? みんな君のこと気に入ってるみたいだったよ。
A: ここに自分の居場所があるとは思えないんだ。生活スタイルが全然違う人たちと繋がるのって難しいよ。
B: それも分かるけど、意外な発見があるかもよ。もう一度挑戦してみたら?共通点が見つかるかもしれないし。
- felt a bit out of place: 少し場違いに感じた(「out of place」は「その場にふさわしくない」「違和感がある」というニュアンスを持つ表現)
- Why do you say that?: どうしてそう思うの?(相手の発言に疑問を投げかけ、理由を尋ねるカジュアルなフレーズ)
- seemed to like you: 君のことが好きそうだった(「seemed to」で「~のように見えた」を表し、相手の印象をやわらかく伝える)
- connect with: ~とつながる(精神的・感情的なつながりを築くことを表す)
- lifestyles: ライフスタイル/生活様式(個人やグループの生き方や習慣を指す)
- That’s fair: それはもっともだね(相手の意見を受け入れる、または同意を示す自然なフレーズ)
- Give it another shot: もう一度やってみて(「another shot」で「再挑戦」を意味するカジュアルな表現)
- find common ground: 共通点を見つける(「common ground」は「共通の基盤」や「意見が一致する点」を意味し、人間関係の構築に使われる)