Target Forms L178 / 仮定法⑧ 助動詞の過去形

Target Forms 2024

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ラジオ英会話 Lesson 178 / 仮定法⑧ 助動詞の過去形
Grammar and Vocabulary L178 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L178 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence

Key Sentence

I can send you a list of properties. ー That would be wonderful!
私は、あなたに物件のリストをお送りできます。ー そうしていただけると、とてもありがたいです!

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

Maybe I can help you spot what’s missing. ー That would be really helpful.
日本語訳: もしかしたら、何が足りないのか見つけるのを手伝えるかもしれません。ー それは本当に助かります。
解説: 「That would be really helpful」は控えめな受け答えの定番表現です。ここで使われている「would」は、「もしそれが実現すれば」という仮定や条件を暗に含む助動詞の過去形で、丁寧で柔らかなニュアンスを持っています。このため、相手の申し出や提案に対して感謝を伝えつつ、押しつけがましくない自然な響きになります。

NoeLia Original Dialog

オフィスでのトラブルシューティング中。ルーカスが新しいソフトウェアで行き詰まる中、ITサポートに長けたソフィアがその場に登場。彼女の助けを借りて、ルーカスは問題の根本を見つけることができるのか?

Lucas: I’ve been trying to figure out this new software, but nothing’s working the way it should. It’s like every time I fix one thing, another problem pops up.
Sophia: That sounds frustrating. Did you check the user guide? Sometimes they have step-by-step instructions that help.
Lucas: Yeah, but it’s not helping much. I think I’m missing something important, like a hidden setting or a step I overlooked.
Sophia: I can explain the steps again if you’re still confused. Maybe I can help you spot what’s missing.
Lucas: That would be really helpful. I’m completely stuck on how to set up the permissions. It’s driving me nuts.
Sophia: No problem. Let’s go through it together after lunch. Trust me, it’s not as complicated as it seems once you break it down.
Lucas: Thanks, Sophia. You’re seriously saving my day here.
Sophia: Anytime! And hey, once you get the hang of it, you’ll be the one teaching others how to use it.

ルーカス: この新しいソフトウェアを理解しようとしてるんだけど、全然うまくいかないんだよね。1つ直すと別の問題が出てくる感じなんだ。
ソフィア: それはイライラするね。ユーザーガイドは見た?たまにステップごとの指示が載ってたりするよ。
ルーカス: うん、見たけどあまり役に立たなくて。隠れた設定とか、見落としてるステップがある気がするんだよね。
ソフィア: まだ混乱してるなら、手順をもう一度説明するよ。どこが抜けてるか一緒に探してみようか。
ルーカス: 本当に助かるよ。アクセス権限の設定のところで完全に詰まってて、もう頭がおかしくなりそう。
ソフィア: 大丈夫だよ。お昼の後で一緒にやろう。一つづつやってけば、実際そんなに難しくないよ。
ルーカス: ありがとう、ソフィア。本当に助かるよ。
ソフィア: いつでもどうぞ!それに慣れたら、次は君が他の人に教える番だからね!

  • figure out: 理解する/解決する(複雑な問題や課題を「解決する」または「理解する」という意味で、特に試行錯誤している状況で使われます。)
  • pop up: 急に現れる(「突然起こる」や「ひょっこり出てくる」というニュアンスを持つカジュアルな表現です。)
  • step-by-step: 一歩一歩/段階的に(「順を追って」という意味で、特にマニュアルや指示の中でよく使われます。)
  • overlook: 見落とす(重要なことをうっかり見逃すという意味で、仕事や学習の場面で頻繁に使われる単語です。)
  • spot: 見つける(「特定のものを見つける」という意味。問題や詳細を探し当てるニュアンスを持っています。)
  • drive someone nuts: (人を)イライラさせる/気を狂わせる(nuts はもともと「狂気」「気が変になる」というスラングとして使われる単語で、ここでは「イライラさせる」「頭がおかしくなりそう」といったニュアンスを表します。語源的には、「ナッツ(木の実)」が硬く砕ける様子や、散らばった状態が「混乱」や「制御不能」を連想させたことから、「気が狂う」「正常な状態から外れる」という意味で用いられるようになったとされています。)
  • break it down: 分解する/細かく説明する(「物事を小分けにして簡単にする」という意味で、複雑なプロセスを簡単にする際によく使われます。)
  • get the hang of: コツをつかむ(新しいスキルやプロセスを習得し、使いこなせるようになるという意味のカジュアルな表現です。)
  • anytime: いつでもどうぞ(感謝への返答として使われ、カジュアルな状況で非常によく用いられるフレーズです。)
  • once: ~すれば/一度~したら(「条件」を表す便利な接続詞で、時間や状況の変化を示す際に使われます。)

NoeLia Extra Examples – Practice ①

Wouldn’t it be nice to live in Japan for a while?
しばらく日本に住んでみるのもいいんじゃない?

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

Wouldn’t it be great to take a trip around Europe next summer?
日本語訳: 来年の夏にヨーロッパを旅するのもいいんじゃない?
解説: 「Wouldn’t it be great to…」は、仮定法を使って控えめに提案や希望を伝える表現です。ここでは、来年の夏にヨーロッパを旅するというアイデアを条件付きで提案しています。「if」が省略されていますが、「もしできるなら」というニュアンスが含まれています。

Conversation Examples

A: I saw a travel documentary about Europe last night. It looked incredible. They showed the vineyards in France and the canals in Venice—it felt like stepping into a dream.
B: I love those! Wouldn’t it be great to take a trip around Europe next summer? We could explore places like that ourselves.
A: Absolutely. Imagine sipping wine in the French countryside or riding a gondola in Venice. We should start saving now and make it happen.
B: Agreed. Let’s aim for a mix of sightseeing and relaxing. And don’t forget to try all the local food—it’d be a crime to skip that.

A: 昨夜、ヨーロッパの旅行ドキュメンタリーを見たんだけど、すごく素敵だったよ。フランスのぶどう畑とか、ベニスの運河とか、まるで夢の中にいるみたいだった。
B: そういうの大好き!来年の夏にヨーロッパを旅するのもいいんじゃない?私たちもそんな場所を自分たちの目で見て回れるかもね。
A: もちろん!フランスの田舎でワインを飲んだり、ベニスでゴンドラに乗ったりするのを想像してみてよ。今から貯金を始めて、それを実現しよう。
B: そうだね。観光とリラックスの両方を楽しめるようにしよう。それと地元の料理も絶対に試してみたいよね。スルーするなんてありえない!

  • vineyards: ぶどう畑(ワインを作るためのぶどうが栽培される畑を指します。特にフランスなどの景色と結びつきやすい単語です。)
  • canals: 運河(都市に水路がある風景を描写するときに使う重要な単語。特にベニスなどの観光地を指す際に適しています。)
  • step into a dream: 夢の中に足を踏み入れる(美しい景色や非日常的な体験を表現する比喩的なフレーズで、ワクワク感を伝えます。)
  • Wouldn’t it be great to…: ~するのもいいんじゃない?(控えめで丁寧な提案をする際に使われる表現。「…」の部分にアイデアを挿入して、仮定法のニュアンスを込めるのに最適です。)
  • sipping wine: ワインをすする/飲む(「sipping」は少しずつ飲むニュアンスがあり、リラックスした情景を描写するのに適しています。)
  • make it happen: 実現させる(カジュアルでモチベーションを高めるフレーズ。具体的な目標や計画について話すときに使われます。)
  • it’d be a crime to skip that: それを逃すなんて犯罪だ(「crime」を比喩的に使ったカジュアルな表現で、何か重要なものを逃したくない気持ちをユーモアを込めて伝えます。)

NoeLia Extra Examples – Practice ②

I would appreciate that.
そうしていただけると、ありがたいのですが。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

I would enjoy that.
日本語訳: それを楽しめたら嬉しいです。
解説: 「I would enjoy that」は、「その状況が起これば嬉しい」と仮定を条件に含んだ表現です。控えめで丁寧なニュアンスを伝えるのに適しており、カジュアルな会話でも自然に使えます。仮定法の「would」が「条件が満たされれば」という意味を暗示しています。

Conversation Examples

A: Have you ever tried horseback riding? I saw some photos online, and it looks amazing.
B: No, but it’s something I’ve always wanted to do. It seems so peaceful yet exciting at the same time.
A: I found a place nearby where they offer lessons, and they even have trails through the woods.
B: I would enjoy that. It sounds like such a fun way to spend the day—being outdoors and connecting with nature.

A: 乗馬をやったことある?オンラインで写真を見たんだけど、すごく楽しそうだったよ。
B: ないけど、ずっとやってみたいと思ってたんだ。なんか穏やかで、それでいてワクワクしそうだよね。
A: 近くにレッスンをやってる場所を見つけたんだけど、森の中を走るコースもあるんだよ。
B: それは楽しそうだね。外で過ごしながら、自然と触れ合えるなんて、すごく素敵な一日になりそう。

  • horseback riding: 乗馬(「馬に乗ること」を指す表現で、スポーツやレジャーとして行われます。)
  • peaceful yet exciting: 穏やかだけどワクワクする(「yet」は対照的な要素を結びつける接続詞で、「穏やか」と「ワクワク」の組み合わせを強調しています。)
  • trails: 小道(森や山などの自然の中にある散策用や乗馬用の道を指します。)
  • I would enjoy that: それを楽しめたら嬉しいです(仮定法の「would」が控えめな希望や条件を暗示しつつ、丁寧に感情を表現します。)
  • connecting with nature: 自然と触れ合う(「connect」は「つながる」を意味し、ここでは自然との親密な交流を表現しています。)

NoeLia Extra Examples – Practice ③

I don’t know what to do. ー I would start again from scratch.
何をしたらいいのかわかりません。一 私なら初めからやり直すでしょうね。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

I don’t know where to start. ー I would begin by organizing the files.
日本語訳: どこから始めればいいのかわかりません。ー 私ならファイルを整理することから始めるでしょうね。
解説: 「I would begin by organizing the files」は「仮定法」を使って「もし自分がその状況にいたなら」という仮定の条件を含めた提案を表現しています。控えめで丁寧なニュアンスが加わり、受け入れられやすい言い方になっています。

Conversation Examples

A: My boss wants me to organize the department records before the audit, but it’s a total mess.
B: Wow, that does sound stressful. What’s the biggest challenge—just the amount of files?
A: Yeah, exactly. I don’t even know where to start. It feels like a mountain of work.
B: I would begin by organizing the files. Tackle one section at a time, and it’ll be more manageable.

A: 上司が監査の前に部門の記録を整理してほしいって言うんだけど、完全にぐちゃぐちゃなんだよね。
B: わあ、それは確かに大変そうだね。一番の難点は何?ファイルの量が多すぎるってこと?
A: そう、それなんだよ。どこから始めればいいのかわからなくて。仕事の山って感じ。
B: 私ならファイルを整理することから始めるかな。一度に一つのセクションに取り組めば、もっとやりやすくなるよ。

  • organize: 整理する(物事やデータを秩序立てて管理することを指します。)
  • audit: 監査(財務記録や手続きが適切に行われているかを確認する公式な調査を指します。主にビジネスや組織の環境で使用される言葉で、信頼性や正確性を保証するためのプロセスを表します。)
  • total mess: 完全にぐちゃぐちゃ(「mess」は混乱や散らかりを表します。「total」は「完全な」という意味を加えることで、より強調されています。)
  • tackle: 取り組む(問題や課題に対処する、というニュアンスで使用されます。スポーツ用語でも「タックル」として知られています。)
  • manageable: 管理できる/対処可能な(仕事やタスクが現実的に可能な範囲であることを表します。)
  • challenge: 難題/課題(「困難な状況」や「やりがいのある仕事」を意味します。)
  • mountain of work: 仕事の山(比喩表現で、大量の仕事がある状況を指します。「mountain」は「山」という具体的なイメージを与えます。)
  • one section at a time: 一度に一つのセクション(「一つずつ進める」という効率的なやり方を示すフレーズで、順序立てたアプローチを提案しています。)

NoeLia Extra Examples – Practice ④

Would it be OK to take the day off?
1日お休みをいただいてもよろしいでしょうか?

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

Would it be possible to reserve a table for six people at 7 PM?
日本語訳: 7時に6人分のテーブルを予約することは可能でしょうか?
解説: 「Would it be possible to ~」は「~することは可能ですか?」という丁寧な依頼を表現しています。「reserve a table for six people」は具体的な行動を含んでおり、助動詞「would」の使用によって依頼が押しつけがましくなく聞こえます。

Conversation Examples

A: Hello, I’d like to inquire about making a reservation.
B: Certainly. Do you have a specific date and time in mind?
A: This Saturday evening. Would it be possible to reserve a table for six people at 7 PM?
B: Let me check… Yes, we can accommodate that. Could I have your name and a contact number to confirm the reservation?

A: こんにちは、予約についてお伺いしたいのですが。
B: かしこまりました。具体的な日程や時間はお決まりですか?
A: 今週土曜日の夜です。7時に6人分のテーブルを予約することは可能でしょうか?
B: 確認いたします… はい、その時間でご案内可能です。予約の確定のため、お名前とご連絡先をいただけますか?

  • inquire about: 問い合わせる(「何かについて尋ねる」というフォーマルな表現で、ビジネスや予約時に使われることが多いです)
  • specific: 明確な(「具体的な」や「特定の」という意味を持つ形容詞で、予定や目標を明示する際によく使用されます)
  • in mind: 考えている/念頭にある(「計画やアイデアとして持っている」ニュアンスを表すフレーズです)
  • Would it be possible to ~: ~は可能でしょうか?(丁寧で控えめな依頼や質問をする際の定番表現です)
  • accommodate: 受け入れる/対応する(「必要に応じる」や「要求を満たす」という意味で、サービス業でよく使われます)
  • contact number: 連絡先(「電話番号」や「連絡先情報」を指す言い回しで、フォーマルでもカジュアルでも使われます)
  • confirm the reservation: 予約を確定する(「予約を確認する」というフレーズで、予約の手続きを締めくくる際に役立つ表現です)

NoeLia Extra Examples – Practice ⑤

Chris could do it. 
クリスはできるかもなぁ。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

This method could improve the results.
日本語訳: この方法なら結果が良くなるかもしれないね。
解説: 「could」は「improve(改善する)」という動作に対して「もし採用すれば」という控えめな可能性を示しています。この構造は、提案やアドバイスを柔らかく伝える場面に適しています。

Conversation Examples

A: The team presentation is next week. Do you think we’re missing anything?
B: Hmm, maybe we could try adding a short video to explain the key points.
A: That’s interesting. This method could improve the results—it would definitely keep the audience engaged.
B: Alright, I’ll look into creating a draft video.

A: チームのプレゼンが来週あるけど、何か足りないと思う?
B: うーん、主要なポイントを説明する短い動画を試してみるのはどうかな?
A: 面白いね。この方法なら結果が良くなるかもしれないよ。観客を引きつけられそうだし。
B: じゃあ、動画のドラフトを用意してみるよ。

  • missing anything: 何か足りないもの(「missing」は「欠けている」「不足している」という意味で、何かが抜け落ちているかを確認するニュアンスがあります。)
  • try adding: 追加してみる(「try」は「試してみる」というニュアンスがあり、「add」は「追加する」という動作を表します。)
  • This method could improve the results.: この方法なら結果が良くなるかもしれないね。(「could」は控えめな可能性を示し、「improve」は「改善する」という前向きな意味を持つ動詞です。)
  • keep the audience engaged: 聴衆を引きつけ続ける(「engaged」は「興味を引かれている」「集中している」という状態を表し、「keep A B」で「AをBの状態に保つ」という構造になっています。)
  • look into: 調査する/検討する(「look into」は「調べる」「詳しく調査する」という意味で、特に何かを深く理解しようとする時に使われます。)
  • draft video: 下書き用の動画(「draft」は「草案」や「下書き」という意味で、最終版ではない初期段階のものを指します。)

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