Target Forms L198 / 追加情報を述べる② – which の多彩 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms 2024-25

👇こちらはLesson 198のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 198 / 追加情報を述べる② – which の多彩
Grammar and Vocabulary L198 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L198 / 追加情報を述べる② – which の多彩 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L198 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence

Key Sentence

We’re planning to open a classroom in Sydney, which my girlfriend Masami recommended.
私たちはシドニーに教室を開設する予定ですが、それは私のガールフレンドのマサミがすすめました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

They decided to build a new factory in Texas, which their board of directors supported.
日本語訳: 彼らはテキサスに新しい工場を建てることにしましたが、それは取締役会が支持したものです。
解説: 「, which」は「テキサスに新しい工場を建てることにした」という文全体を受けて、「それは取締役会が支持したものだ」と追加情報を提供しています。

NoeLia Original Dialog

エマは父親のダニエルと一緒に夕食後のリビングでくつろいでいます。ニュースでアメリカの経済政策が話題になり、それに興味を持ったエマがトランプの新政策について父親に質問を始めました。ダニエルは経験豊富な元ビジネスマンで、エマにわかりやすく経済の仕組みを説明します。

Emma: Dad, do you think Trump’s new policies will make more companies build factories here?
Daniel: I think so. His focus on bringing back manufacturing hasn’t changed since his first term.
Emma: Like that car company you told me about. They decided to build a new factory in Texas, which their board of directors supported.
Daniel: Exactly. Building factories in the U.S. helps avoid import taxes and creates jobs, which Trump’s administration loves to emphasize.
Emma: But I wonder if it’s really that simple. Won’t it cost companies more to hire workers here?
Daniel: That’s true, but companies often find ways to manage those costs. They might automate certain tasks or focus on high-value products to make it worthwhile.
Emma: Hmm, I guess it’s a trade-off. It sounds like a smart move for some companies, but not for all.
Daniel: You’re absolutely right. It depends on the company’s goals and how much risk they’re willing to take.

エマ: お父さん、トランプの新しい政策で、もっと多くの会社がアメリカに工場を建てることになると思う?
ダニエル: そう思うよ。彼の「製造業をアメリカに取り戻す」っていう重点政策は、最初の任期の時から変わってないからね。
エマ: お父さんが教えてくれたあの車会社みたいにね。彼らはテキサスに新しい工場を建てることにしたんでしょ。それを取締役会が支持したって言ってたよね。
ダニエル: その通り。アメリカで工場を建てれば輸入税を避けられるし、雇用も生み出せるから、トランプ政権が重視してるポイントだよね。
エマ: でも、それって本当にそんなに単純なのかな?アメリカで人を雇うのってコストが高いんじゃない?
ダニエル: 確かにそうだね。でも企業はそのコストを管理する方法を見つけるんだよ。例えば、作業の一部を自動化したり、高付加価値の製品に集中したりね。
エマ: ふーん。結局、トレードオフなんだね。一部の会社には賢い決断かもしれないけど、全部の会社にとってそうとは限らないかもね。
ダニエル: その通り。会社の目標やリスクにどれだけ挑めるかで、答えが変わるんだよ。

  • policies: 政策(「policy」は「方針」や「政策」を意味し、政治やビジネスで頻出する単語。「新政策」や「会社の方針」を表現するときによく使われます。)
  • board of directors: 取締役会(「board」は本来「板」や「板状のもの」を意味しますが、会議などで人々が集まる「長机」や「テーブル」を指すことから、「委員会」や「役員会」を表すようになりました。「directors」と組み合わせることで「会社の経営陣」を指します。ビジネス英語では非常に頻繁に登場する表現です。)
  • emphasize: 強調する(「emphasize」は「重点を置く」「強調する」という意味で、意見や政策の説明時に使える便利な動詞です。)
  • import taxes: 輸入税(「import」は「輸入する」という意味の動詞で、「taxes(税金)」と組み合わせて「輸入税」を指します。貿易や経済に関する話題でよく使われます。)
  • manage costs: コストを管理する(「manage」は「管理する」「運営する」を意味し、「costs」と組み合わせることで「費用をうまくやりくりする」というニュアンスになります。)
  • automate: 自動化する(「automate」は「機械化する」「自動化する」という意味で、特に製造業や技術に関する文脈で使われます。)
  • trade-off: トレードオフ(利益と損失の交換関係を指す単語で、カジュアルな会話からビジネスまで幅広く使われます。「妥協」や「バランスの選択」を表現します。)
  • worthwhile: 価値がある(「worth(価値がある)」と「while(時間)」が合わさった単語で、「時間や労力をかける価値がある」という意味になります。特に「make it worthwhile(それを価値あるものにする)」というフレーズで頻出します。)
  • risk: リスク/危険性(「risk」は「危険」や「リスク」を意味し、特に判断や決定の際に伴う危険性を指すときによく使われます。)
  • willing to: ~する意志がある/喜んで~する(「willing」は「自発的な」「進んで~する」という意味で、「be willing to」で「~する気がある」という表現になります。柔らかいニュアンスで意志を伝えるときに便利です。)

NoeLia Extra Examples – Practice ①

We ate uni, which is a local favorite.
私たちはウニを食べましたが、それは地元の人気食材です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

We often eat onigiri, which is a rice ball wrapped in seaweed.
日本語訳: 私たちはよくおにぎりを食べますが、それは海苔で包んだご飯のことです。
解説: 「which」が「onigiri(おにぎり)」を受けて、その形状や特徴を追加情報として説明しています。

Conversation Examples

A: Sakura, I’m getting hungry. Did you bring any snacks? We’ve been hiking for hours!
B: Yeah, Alex, I brought some onigiri. We often eat onigiri, which is a rice ball wrapped in seaweed. It’s really popular in Japan.
A: Oh, I’ve heard of those! What’s inside?
B: This one has tuna mayo. My mom made them this morning. Japanese moms are pros at making onigiri!

A: さくら、お腹すいてきたよ。何かおやつ持ってきた?ハイキングして、もう何時間も経ってるよね!
B: うん、アレックス。おにぎり持ってきたよ。私たちよくおにぎり食べるでしょ?海苔で包んだご飯のことだよ。日本でとても人気なんだ。
A: ああ、聞いたことあるよ!中には何が入ってるの?
B: ツナマヨだよ。今朝お母さんが作ってくれたんだ。日本のお母さんって、おにぎり作るの得意だからね!

  • getting hungry: お腹がすいてくる(「get + 形容詞」で状態の変化を表し、ここでは「hungry(空腹)」になることを意味します。日常会話でよく使われるフレーズです。)
  • snacks: おやつ/軽食(「snack」は軽く食べるもの全般を指し、スナック菓子だけでなく、小さなサンドイッチや果物なども含まれます。特に会話の中で気軽に使える表現です。「bring snacks」で「おやつを持ってくる」という意味になります。)
  • It’s been hours: 何時間も経った(「It’s been + 時間」で「~時間が経過した」という意味になります。時間の長さを強調したいときに便利です。)
  • onigiri: おにぎり(日本特有の食べ物をそのまま英語に取り入れた表現。文化を説明する際に役立ちます。)
  • wrapped in seaweed: 海苔で包まれた(「wrap」は「包む」を意味し、「wrapped in ~」で「~で包まれた」という形容をします。食べ物の説明で頻出の表現です。)
  • popular: 人気のある(「popular」は「広く受け入れられている」という意味で、食べ物や人、場所などを説明する際に使えます。)
  • I’ve heard of those: それ聞いたことあるよ(「hear of ~」は「~について聞いたことがある」という意味で、新しい情報に対するリアクションとしてよく使われます。)
  • what’s inside: 中には何が入っているの?(「what’s inside」で具体的な内容物を尋ねる表現です。特に食べ物や箱の中身などに使えます。)
  • tuna mayo: ツナマヨ(日本語からそのまま英語に取り入れられたフレーズで、文化的背景を説明する際に便利です。)
  • pros at making ~: ~を作るのが得意(「pro」は「プロフェッショナル」の略で、「be a pro at ~」で「~が得意である」という意味になります。軽い褒め言葉として使われます。)

NoeLia Extra Examples – Practice ②

He’s extroverted, which I am not.
彼は外交的です、私は違いますが。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

He’s punctual, which I struggle to be.
日本語訳: 彼は時間に正確です、それに比べて私はそれが苦手です。
解説: 「which」は「punctual(時間に正確)」という形容詞を受けて、話し手自身との比較や困難を追加情報として述べています。対比を表現する際に役立つフレーズです。

Conversation Examples

A: Mark’s already here. He texted me five minutes ago. He’s waiting for us at the café near the park.
B: He’s punctual, which I struggle to be. Traffic really slowed us down today. We’re still ten minutes away.
A: Don’t worry. I told him we might be a bit late. He said he’s fine just relaxing with his coffee.
B: That’s a relief. Let’s try to get there as quickly as we can. Tell him we’re on our way!

A: マーク、もう着いたって。5分前にメッセージくれたよ。公園の近くのカフェで待ってるって。
B: 彼は本当に時間に正確だよね、それに比べて
はそれが苦手なんだ。今日は渋滞に巻き込まれて、まだ10分くらいかかりそう。
A: 大丈夫だよ。遅れるかもって伝えておいたから、彼はコーヒー飲みながらのんびりしてるってさ。
B: それなら安心だね。できるだけ早く着くようにするよ。「向かってる」って彼に伝えておいて!

  • text (someone): ~にメッセージを送る(textは名詞で「文字」「文章」を意味しますが、動詞としても使われます。携帯電話でメッセージを送ることを表す口語的な表現です。)
  • punctual: 時間に正確な(約束や時間を守る人の特徴を表す形容詞。語源はラテン語の「punctus(点・瞬間)」で、元々は「正確な時点」を意味していました。そのため「時間を守る」「きっちりしている」という意味に派生しました。日本ではあまり馴染みがない単語かもしれませんが、ネイティブスピーカーは普通に使います。特にビジネスやフォーマルな場面で頻出します。)
  • struggle to be: ~するのが難しい/~するのに苦労する(struggleは「もがく」「苦労する」という意味の動詞で、困難な状況や課題に直面していることを表します。)
  • slow (someone) down: ~を遅らせる(slowは「遅い」という意味の形容詞ですが、ここでは動詞として使われています。交通渋滞などが原因で遅くなる状況を表す。)
  • That’s a relief: よかった/安心した(「relief」は「安心」を意味し、「安心した」という感情を伝える表現です。)
  • as quickly as we can: できるだけ早く(「as ~ as possible/can」で「できるだけ~」という意味になります。可能な範囲で最大限の速度や努力を表す。)
  • on our way: 向かっている(「way」は「道」ですが、「on the way」で「移動中」を表します。「be on one’s way」は「目的地に向かっている途中」であることを示す表現です。)

NoeLia Extra Examples – Practice ③

The meal had seven courses, all of which were delicious.
その食事は7品あり、どれもこれも非常においしかったです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Extra Examples

They have four dogs, one of which is a Golden Retriever.
日本語訳: 彼らは4匹の犬を飼っていますが、そのうちの1匹はゴールデンレトリバーです。
解説: 「one of which」は「four dogs(4匹の犬)」を受けて、その一部に関する具体的な情報を追加しています。ペットや特徴について話すときに便利な表現です。

Conversation Examples

A: I’ve always wanted to have a Golden Retriever. They’re just so majestic and lovable.
B: Me too! My friend Amy has one, and it’s the sweetest dog ever.
A: My neighbors, the Millers, have one too. Actually, they have four dogs, one of which is a Golden Retriever.
B: Four? That’s incredible! Their house must be so lively with all those dogs around.

A: ゴールデンレトリバー、いつか飼いたいと思ってたんだよね。本当に堂々としてて、愛らしい犬だよね。
B: 私も!友達のエイミーが飼ってるんだけど、その犬が本当に優しくて最高なんだよ。
A: うちの隣人、ミラーさん一家も飼ってるよ。実は、犬を4匹も飼ってて、そのうちの1匹がゴールデンレトリバーなんだ。
B: 4匹も?すごいね!犬がたくさんいて、家がすごく賑やかなんだろうね。

  • majestic: 威厳のある(「堂々とした」「高貴な」という意味で、主に動物や自然の壮大さを表すときに使います。)
  • lovable: 愛らしい(「愛されるべき」「可愛らしい」という意味で、人や動物に対する好意的な印象を表します。)
  • neighbors: 隣人(「neighborhood(近所)」に関連した単語で、「近くに住む人々」を指します。)
  • one of which: ~のうちの1つ(「one of which」は前の名詞(ここでは「dogs」)を受けて、その一部に関する情報を補足する表現です。)
  • lively: 賑やかな(「活気のある」「エネルギッシュな」という意味で、人や場所の雰囲気を表現する際に便利です。)

タイトルとURLをコピーしました