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ラジオ英会話 Lesson 204 / 形容詞による修飾④ 自由に形容詞フレーズ
Grammar and Vocabulary L204 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L204 / 形容詞による修飾④ 自由に形容詞フレーズ ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L204 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceSotoda Michiko is a world-famous pianist.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
ソトダ・ミチコさんは、世界的に有名なピアニストです。
Meeting my mentor was a life-changing experience.
日本語訳: 恩師との出会いは、人生を変える経験だった。
解説: “life-changing” は「人生を変えるほどの」という意味を持つ形容詞で、ハイフンで結ばれてひとまとまりになっている。”life-changing experience” は特別な影響を与える経験を強調する表現。”life-changing” はよく使われる形容詞で、”encounter”(経験)、”decision”(決断)、”book”(本)などと組み合わせて使われる。
NoeLia Original Dialog
舞台のリハーサルを終えたルーカスとオリビア。ルーカスは彼女の舞台映えする存在感に驚き、どのようにしてそんな自信を身につけたのか尋ねる。オリビアは、大学時代の恩師との出会いが今の自分を作ったことを語り始める。
Lucas: Your stage presence is incredible. You always seem so natural in front of an audience.
Olivia: Thanks, but believe me, I wasn’t always like this. I used to freeze up the moment I stepped on stage.
Lucas: Seriously? I can’t imagine that. What changed?
Olivia: I met Ms. Taylor, my drama coach in college. She had this way of making me see performance differently.
Lucas: How so?
Olivia: She used to take me to live performances and make me analyze the actors—not just their words, but their body language, their emotions, everything. She taught me that acting isn’t about perfection; it’s about connection.
Lucas: That’s fascinating. So, that’s what helped you become more confident?
Olivia: Absolutely. Meeting my mentor was a life-changing experience. Without her guidance, I don’t think I’d have the confidence to perform the way I do now.
Lucas: That’s really inspiring. I guess the right teacher really makes all the difference.
ルーカス: 舞台上での存在感がすごいよね。いつも自然に見えるし。
オリビア: ありがとう。でもね、昔は全然そうじゃなかったの。ステージに立つと固まっちゃってたんだ。
ルーカス: 本当に?ちょっと想像できないな。何が変わったの?
オリビア: 大学時代に出会った演劇の先生、テイラー先生のおかげかな。彼女のおかげで、演じることの見方がガラッと変わったの。
ルーカス: どんな風に?
オリビア: 先生は私をよく舞台公演に連れて行って、俳優の動きや感情表現を細かく観察させたの。演技は完璧さを求めるものじゃなくて、観客とのつながりなんだって教えてくれたの。
ルーカス: それ、すごく面白い考え方だね。じゃあ、それで自信がついたの?
オリビア: うん。本当に、恩師との出会いは、人生を変える経験だったよ。彼女がいなかったら、今の私の演技はなかったと思う。
ルーカス: いい話だね。やっぱり、素晴らしい先生との出会いってすごく大事なんだな。
- stage presence: 舞台上での存在感(”presence” は「存在」という意味だが、”stage presence” は舞台上でのオーラや堂々とした立ち振る舞いを指す。)
- freeze up: 固まる、動けなくなる(”freeze” は「凍る」だが、ここでは「緊張して動けなくなる」という意味で使われている。)
- step on stage: ステージに上がる(”step” は「足を踏み出す」という意味で、「ステージに足を踏み入れる=ステージに立つ」となる。)
- drama coach: 演劇のコーチ(”coach” は「指導者」という意味で、スポーツ以外にも演劇やスピーチなどの指導者を指す。)
- How so?: どういうこと?(シンプルに「具体的にどういう意味?」と尋ねるカジュアルなフレーズ。)
- live performance: ライブ公演(”live” は「生の」という意味で、録画ではなく実際の舞台で行われる公演を指す。)
- analyze: 分析する(「細かく見て理解する」という意味で、ここでは俳優の演技を観察することを指す。)
- body language: 身体の動き/ボディランゲージ(言葉ではなく、身振り手振りや表情で感情を伝えること。)
- acting isn’t about perfection; it’s about connection.: 演技は完璧さではなく、つながりが大事なんだ。(”isn’t about A; it’s about B” という形は、「AではなくBが重要」という意味を強調する表現。)
- That’s fascinating.: それはすごく面白いね。(”fascinating” は「魅力的な」「とても興味深い」という意味で、興味を持ったときに使う表現。)
- without someone’s guidance: 〜の指導がなかったら(”without” を使って、「もし〜がなかったら」という仮定の表現になっている。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
a once-in-a-lifetime opportunity
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
一生に一度の機会
a no-nonsense approach
実践的な(教育)手法
a well-thought-out plan
日本語訳: よく考え抜かれた計画
解説: “thought-out” は “think out”(じっくり考える) の過去分詞形で、「考え抜かれた」という意味を持つ。”well” を加えることで「入念に計画された」「徹底的に練られた」というニュアンスを強調している。ビジネスや戦略の話で頻繁に使われる 表現で、特に “plan”(計画)、”strategy”(戦略)、”approach”(やり方) などと一緒に使われることが多い。
A: That trip was amazing. Everything went so smoothly, I can’t believe it’s already over.
B: I know, right? We barely had any trouble, even in a foreign country. No missed trains, no getting lost… it was almost too perfect.
A: A well-thought-out plan definitely made things easier. We knew exactly where to go and what to do, and having all the reservations booked in advance really helped.
B: Absolutely. Paris, Rome, Barcelona—each city had something special, and we actually got to enjoy them instead of stressing over logistics. I think that was one of the best trips I’ve ever had.
A: あの旅行、最高だったね。すごくスムーズに進んだし、もう終わっちゃったなんて信じられないよ。
B: ほんとだよね?海外だったのに、ほとんどトラブルもなかったし。電車に乗り遅れることも、道に迷うこともなかったし… なんだか完璧すぎたよね。
A: よく考え抜かれた計画のおかげだよね。行く場所もやることも、ちゃんと決めてあったし、事前に全部の予約を取っておいたのが本当に助かった。
B: ほんとそう。パリ、ローマ、バルセロナ、どの街も特別だったし、移動のことでバタバタするんじゃなくて、ちゃんと楽しめたのがよかった。今までで一番楽しい旅行のひとつだったよ。
- smoothly: スムーズに/順調に(物事が滞りなく進むことを表す副詞)
- I know, right?: だよね?(相手の意見に強く共感するときに使うカジュアルな表現)
- barely: ほとんど〜ない(「ギリギリで〜しなかった」「ほとんど問題がなかった」などの文脈でよく使われる)
- It was almost too perfect.: なんだか完璧すぎたね。(「良すぎて逆に驚く」というニュアンスを含む表現)
- make things easier: 物事を楽にする(計画や準備のおかげで負担が減ることを表す表現)
- book in advance: 事前に予約する(”book” は「予約する」という動詞で、”in advance” をつけることで「前もって」という意味を強調。”advance” のコアイメージは「前進・先に進む」ことで、ここでは「予定より前に行う」というニュアンスを持つ。)
- help: 助ける/役に立つ(ここでは「事前に予約を取っておいたのが本当に助かった」のように、「助けになる・便利にする」という意味)
- stress over something: 〜についてストレスを感じる(”stress” は動詞としても使われ、「〜のことで悩む/気をもむ」という意味。”over” のコアイメージは「覆いかぶさる・越える」で、ここでは「悩みやストレスが対象にのしかかる」「その問題について頭がいっぱいになる」というニュアンスを表している。)
- logistics: 物流/段取り(旅行やイベントの「計画・手配」を意味し、実際の移動やスケジュール管理を指すことが多い)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
cost-conscious
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
コスト意識の高い
fashion-conscious
流行に敏感な
health-conscious
健康志向の
calorie-conscious
カロリーに敏感な
a pet-friendly apartment
日本語訳: ペット可のアパート
解説: “pet-friendly” は、ペットを飼っている人向けの施設やサービスを指す。”pet”(ペット)と “friendly” を組み合わせ、「ペットを受け入れる環境が整っている」という意味を持つ。不動産や旅行関連の話題でよく使われる。
同じ “-friendly” の表現として、環境に配慮した “eco-friendly”(環境に優しい)や、初心者向けの “beginner-friendly”(初心者向けの)もある。”This software is very user-friendly, so even first-time users can navigate it easily.”(このソフトはとても使いやすいので、初めての人でも簡単に操作できます。)のように、”user-friendly” は特にテクノロジーや製品に関する話題で頻繁に使われる。
A: I was wondering why you picked that apartment. The location is a bit far from work.
B: True, but it has everything I need. The kitchen is spacious, and the rent is reasonable. Plus, it’s a pet-friendly apartment, which was my top priority.
A: Oh, that makes sense. I forgot you were planning to adopt a cat.
B: Yeah! And the layout is perfect for a pet—there’s even a big window facing the park, so my cat can lounge in the sun and bird-watch all day.
A: なんでそのアパートに決めたの?職場からちょっと遠くない?
B: うん、まあね。でも必要なものは全部そろってるし、キッチンも広いんだよね。しかも家賃も手ごろだし。それに、ペット可のアパートっていうのが一番の決め手だったかな。
A: そっか。猫を迎える予定だったの、すっかり忘れてたよ。
B: そうそう!しかも部屋の作りがペット向きでさ。公園が見える大きな窓があって、猫が日向ぼっこしながら鳥を眺められるんだよね。
- pick: 選ぶ(「choose」と同じ意味だが、日常会話では「pick」がカジュアルでよく使われる。)
- location: 場所/立地(「place」との違いは、「location」は特定の位置や立地条件を指すことが多い。)
- True, but ~: そうだね、でも~(「True.」だけで「確かに」と同意を示しつつ、次に反論や補足を続けるときの自然な言い方。)
- spacious: 広々とした(「big(大きい)」よりも「広くて余裕がある」ニュアンスを含む単語。)
- adopt: 養子にする/(動物を)迎える(ペットを飼うときに「adopt a cat/dog」と言う。「buy(買う)」とは区別される。)
- perfect for ~: ~にぴったり(「ideal for ~」と同じ意味だが、会話では「perfect for ~」がよく使われる。)
- big window: 大きな窓(「large window」よりカジュアルで、会話では「big」の方がよく使われる。)
- face (the park): (公園に)面している(「face」は「顔」だけでなく「~の方向を向く/面する」という意味もある。)
- lounge in the sun: 日向ぼっこをする(「lounge」は「くつろぐ」「だらっと過ごす」という意味があり、日向でリラックスするイメージ。)
- bird-watch: 鳥を観察する(「watch birds」と言ってもいいが、「bird-watch」の方がネイティブっぽい表現。)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
gluten-free
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
グルテンを含まない
calorie-free
カロリーのない
Sugar-free
砂糖無添加の
a plant-based diet
日本語訳: 植物由来の食事
解説: “plant-based” は、主に野菜や豆類などの植物性食品を中心とした食事を指す。”plant”(植物)+ “based”(~を基にした)を組み合わせ、「植物主体の」という意味を持つ。特に健康や環境に配慮した食生活の話題でよく使われる。
同じ “-based” の表現として、科学的根拠を重視する “evidence-based”(証拠に基づいた)や、技術を基盤とした “technology-based”(技術主体の)もある。”Our company provides evidence-based solutions for healthcare.”(当社は医療において証拠に基づいた解決策を提供しています。)のように、専門的な分野での信頼性を強調する際によく使われる。
A: I noticed you always order veggie dishes. Are you on a special diet or something?
B: Yeah, I follow a plant-based diet. Basically, I eat mostly plant-based foods like vegetables, beans, nuts, and whole grains.
A: Oh, I see. So, do you completely avoid meat and dairy?
B: Not necessarily! Some people do, but for me, it’s more about eating less animal products and focusing on whole, natural foods.
A: いつも野菜中心の料理を頼んでるけど、何か特別な食事法をしてるの?
B: うん、植物由来の食事をしてるんだ。基本的には野菜、豆類、ナッツ、全粒穀物みたいな植物性の食べ物をメインにしてるよ。
A: へえ、そうなんだ。じゃあ、お肉とか乳製品は完全に食べないの?
B: そういうわけでもないよ!完全に避ける人もいるけど、私は動物性食品を減らして、できるだけ自然な食材をメインにするようにしてるんだ。
- veggie: 野菜の/野菜中心の(「vegetable」のカジュアルな言い方。料理の話でよく使われる。)
- dish: 料理/一品(「plate(盛り付けられた料理)」とは違い、「特定の料理」を指す。また、「meal(食事全体)」や「cuisine(特定の国や地域の料理)」とも異なり、個々の料理や一品料理を指すことが多い。)
- Are you on ~?: ~をしてるの?(「Are you on a special diet?」のように、ダイエットや薬を飲んでいる状態などを聞くときに使う。)
- mostly: ほとんど/大体(「I eat mostly plant-based foods.」のように、「完全に」ではなく「主に」のニュアンスを持たせる。)
- like ~: ~とか(「such as」よりもカジュアルで、具体例を挙げるときによく使う。)
- beans: 豆類(英語では「豆類」を総称して「beans」と言う。)
- nuts: ナッツ類(「almonds(アーモンド)」「walnuts(クルミ)」などを含む。)
- whole grains: 全粒穀物(精製されていない穀物で、健康的な食生活の話題でよく出てくる。)
- meat: 肉(「beef(牛肉)」「chicken(鶏肉)」などを総称して「meat」と呼ぶ。)
- dairy: 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳由来の食品を指す。)
- Not necessarily!: そういうわけでもないよ!(「No.」よりやわらかく、状況によることを伝える言い方。)
- Some people do.: そうする人もいるよ(「do」が前の文「completely avoid meat and dairy」を指していて、「完全に避ける人もいるよ」の意味になる。)
- more about ~: むしろ~に近い(「It’s more about eating less animal products.」のように、「AではなくBの方が大事」というニュアンスを伝えるときに便利な表現。)
- eating less ~: ~を減らして食べる(「eating less animal products」は「動物性食品を完全にやめる」のではなく「減らす」ニュアンス。)
- animal products: 動物性食品(肉だけでなく、卵や乳製品など動物由来の食品を含む。)
- whole, natural foods: 自然で加工されていない食品(「whole」は「まるごと」「精製されていない」という意味で、健康的な食事の話題でよく出てくる。)
NoeLia Extra Examples – Practice ④
my 26-year-old son
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私の26歳の息子
a 25-meter pool
25メートルプール
a five-year contract
5年契約
a 12-episode series
日本語訳: 12話のシリーズ
解説: “a 12-episode series” は、12話で構成されたテレビ番組やドラマ、アニメなどを指す。”12″(12)+ “episode”(話)を組み合わせ、形容詞として “series”(シリーズ)を修飾している。特に、ストリーミング作品の話題でよく使われる。
同じ「数字 + 特徴」の表現として、”a 7-piece furniture set”(7点セットの家具)や “a 10-speed bicycle”(10段変速の自転車)もある。
A: I need a new show to binge-watch this weekend. Any recommendations? I just finished Shadowfall and now I’m looking for something similar.
B: Hmm, if you like fantasy, you might enjoy Eldoria Chronicles. It has a similar vibe, but with even more world-building.
A: Oh yeah? What kind of show is it?
B: It’s a 12-episode series about a lost kingdom, ancient magic, and a hidden prophecy. The main character is a rogue prince who doesn’t know he’s the last heir to the throne.
A: 週末に一気見できるドラマ探してるんだけど、何かおすすめある?シャドウフォールを見終わったばっかりで、ああいう感じの作品がいいんだよね。
B: うーん、ファンタジー系が好きならエルドリア・クロニクルとかどう?雰囲気は似てるけど、世界観がもっと作り込まれてるよ。
A: へえ、それどんな話?
B: 12話のシリーズで、失われた王国、古代の魔法、隠された予言が絡み合う物語。主人公は、実は王位継承者だと知らずに育った放浪の王子なんだよ。
- binge-watch: 一気見する(「binge」は「短期間で過剰にすること」を意味し、「binge-watch」はドラマやアニメを一気に見ることを指す。)
- recommendation: おすすめ(「Any recommendations?」のように、カジュアルな会話で「おすすめある?」と聞くときに使われる。)
- vibe: 雰囲気/空気感(「It has a similar vibe.」のように、作品や場所の雰囲気を表すときによく使われる。)
- world-building: 世界観の構築(特にファンタジーやSF作品で、架空の世界を細かく作り上げることを指す。)
- lost kingdom: 失われた王国(「lost」は「失われた/滅びた」の意味で、ファンタジー作品などでよく使われる表現。)
- ancient magic: 古代の魔法(「ancient(古代の)」は歴史やファンタジーの文脈でよく登場する単語。)
- hidden prophecy: 隠された予言(「prophecy(予言)」は、神秘的な予言や未来を示唆するものを指す。)
- rogue prince: 放浪の王子/ならず者の王子(「rogue」は「型破りな」「ならず者の」という意味で、反抗的なキャラクターを指すことが多い。)
- heir to the throne: 王位継承者(「heir(相続人)」+「throne(王位)」の組み合わせで、王位を継ぐ権利のある人物を指す。)