Target Forms L207 / 副詞による修飾② さまざまな指定を行う副詞 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms 2024-25

👇こちらはLesson 207のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 207 / 副詞による修飾② さまざまな指定を行う副詞
Grammar and Vocabulary L207 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L207 / 副詞による修飾② さまざまな指定を行う副詞 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L201 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence

Key Sentence

She became angry with me just because I was picking flowers for you.
私があなたのために花を摘んでいたというだけで、彼女は私に腹を立てました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She was upset just because I didn’t let her hold my phone.
日本語訳: 彼女は私がスマホを持たせなかっただけで怒った。
解説: 「just because」で、理由が単純で唯一であることを強調しています。「スマホを持たせなかった」という理由だけで怒ったことを示しています。「let her hold my phone」は「彼女にスマホを持たせる」という意味で、使役動詞「let」を使った表現です。

NoeLia Original Dialog

リアムは休日に姉の家を訪れ、姪っ子と遊んでいました。しかし、スマホを貸さなかっただけで姪っ子が突然泣き出してしまいます。困ったリアムは、一緒に来ていた彼女のソフィアに話します。

Liam: I was playing with my niece earlier, and she suddenly started crying.
Sophia: Oh no, what happened?
Liam: She was upset just because I didn’t let her hold my phone. I mean, I was using it at the time!
Sophia: That sounds familiar. My little brother does the same thing. Kids can be so dramatic.
Liam: Right? I tried to explain, but she wouldn’t stop sulking.
Sophia: Well, she’ll get over it soon. Did you distract her with something else?
Liam: Yeah, I gave her a stuffed animal, and she cheered up instantly.
Sophia: See? Problem solved. Next time, just have a backup toy ready!
Liam: Yeah, I think I’ll buy her a new stuffed animal. Something special just for her.

リアム: さっき姪っ子と遊んでたんだけど、急に泣き出しちゃってさ。
ソフィア: えっ、何があったの?
リアム: 彼女、僕がスマホを貸さなかっただけで怒ったんだよ。だってその時使ってたんだから!
ソフィア: あるある!うちの弟も同じことするよ。子供ってほんと大げさだよね。
リアム: だよね?説明しようとしたけど、ずっとふくれてたよ。
ソフィア: まぁ、そのうち忘れるでしょ。何か他のもので気をそらした?
リアム: うん、ぬいぐるみを渡したら、すぐに機嫌が直った。
ソフィア: ほら、解決!次からは予備のおもちゃを用意しとけばいいよ。
リアム: そうだね。今度、新しいぬいぐるみを買ってあげようかな。姪っ子だけの特別なやつを。

  • earlier: さっき(「少し前に」という意味。会話では過去の出来事を軽く説明するときによく使われる。)
  • I mean: だって(言い換えや説明を加えるときに使うフレーズ。)
  • That sounds familiar: あるある!(「聞いたことある」「よくあること」など、共感を示す表現。)
  • does the same thing: 同じことをする(「do the same thing」で「同じ行動をとる」という意味。)
  • dramatic: 大げさな(ここでは「子供は感情を大げさに表現するよね」のニュアンス。)
  • sulking: ふくれる(「拗ねる」「不機嫌になる」という意味のカジュアルな動詞。原形は sulk。)
  • get over it: そのうち忘れる(「乗り越える」「気にしなくなる」ニュアンス。)
  • Did you distract (someone) with (something)?: 何かで気をそらした?(「distract」は「注意を逸らす」という意味。)
  • stuffed animal: ぬいぐるみ(「stuffed」は「詰め物がされた」という意味。)
  • cheer up: 機嫌が直る(「元気になる」「明るくなる」という意味。)
  • instantly: すぐに(「すぐさま」「一瞬で」という意味。)
  • See?: ほら(「言った通りでしょ?」というニュアンス。)
  • Problem solved: 解決!(「問題解決!」と軽く言うフレーズ。)
  • have a backup (something) ready: 予備の(何か)を用意しておく(「backup」は「予備・代替手段」の意味。)
  • I think I’ll ~: ~しようかな(「決めた!」ではなく「~しようと思う」という柔らかい表現。)
  • something special just for (someone): (人)だけの特別なもの(「just for her」は「彼女専用」のニュアンス。)

NoeLia Extra Examples – Practice ①

Do you love me only [merely] because I’m good-looking?
君は、僕がかっこいいというだけで僕を大好きなの?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Did you accept the offer partly because of the financial stability?
日本語訳: 君がそのオファーを受けたのは、経済的な安定が理由のひとつなの?
解説: 「partly because of」を使うことで、「経済的な安定が決断の要因の一つである」ことを表しています。「financial stability(経済的な安定)」は、仕事や転職、将来の計画について話すときによく使われる単語で、カジュアルな会話でも自然に聞こえます。

Conversation Examples

A: I heard you finally took the job at Nexus Corp! Congrats! I know you were really torn between following your passion and going for stability.
B: Thanks! Yeah, it was such a tough call. I really wanted to take a chance on that startup, but in the end, I had to think long-term.
A: Did you accept the offer partly because of the financial stability?
B: Yeah, for sure. The benefits and salary were too good to ignore. Plus, I don’t want to worry about money all the time—especially with rent and everything getting more expensive.

A: ついにNexus Corpに決めたって聞いたよ!おめでとう!ずっと夢を取るか、現実を取るかでめちゃくちゃ悩んでたもんね。
B: ありがとう!本当にギリギリまで迷ったよ。スタートアップに賭けてみたい気持ちもあったけど、結局、長期的に考えるしかなかったんだよね。
A: オファーを受けたのって、経済的な安定も理由のひとつ?
B: うん、それは間違いなくあるね。福利厚生も給料もかなり良かったし、何より毎月お金の心配をするのは避けたかったんだよね。特に最近、家賃も物価もどんどん上がってるしさ。

  • take the job: 仕事を受ける(”take” は「取る」という意味だが、「職を得る」「仕事を引き受ける」という意味でもよく使われる。)
  • congrats: おめでとう(”congratulations” のカジュアルな省略形。親しい間柄でよく使われる。)
  • torn between A and B: AとBの間で迷う(”torn” は “tear”(引き裂く)の過去分詞で、心が引き裂かれるように迷っている状態を表す。)
  • follow one’s passion: 夢を追う(”follow” は「従う」という意味だが、「夢を追う」「情熱に従う」という意味で使われる。)
  • go for stability: 安定を選ぶ(”go for” は「~を選ぶ」「~に向かう」という意味で、安定を求める場合にも使える。)
  • tough call: 難しい決断(”call” のコアイメージは「声を出して何かを決めたり、伝えたりすること」。もともとはスポーツの審判が試合中に判定を下す「コール(判定)」のように、状況を見て判断するニュアンスがある。そこから転じて、日常会話では「どちらを選ぶか悩むような難しい決断」を指す。また、「電話する」の意味は、昔の電話が人を呼び出すための手段だったことに由来し、「声を出して呼ぶ」→「遠くにいる人を呼ぶ」→「電話で連絡する」という流れで派生した。)
  • take a chance on: ~に賭ける/挑戦する(”take a chance” は「リスクを取る」という意味で、”on” をつけることで「~に賭ける」というニュアンスになる。)
  • in the end: 結局のところ(「最終的に」「最終判断として」という意味でよく使われる表現。)
  • think long-term: 長期的に考える(”long-term” は「長期的な」、”think long-term” で「短期的な利益より長い目で見る」という意味。)
  • for sure: 間違いなく/確かに(カジュアルな強調表現で、「絶対に」「確実に」というニュアンス。)
  • too good to ignore: 無視できないほど良い(”too A to B” の構文。「あまりにAすぎてBできない」の形で、「良すぎて無視できない」となる。)
  • rent and everything getting more expensive: 家賃とか全部が高くなってる(”rent” は「家賃」、”everything getting more expensive” は「すべてのものが値上がりしている」という日常的な言い方。)

NoeLia Extra Examples – Practice ②

You kind of enjoyed talking to her.
あなたは彼女と話すのをちょっと楽しみました。
I almost missed the bus.
私はほとんどバスに乗り遅れるところでした。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I just about forgot your birthday!
日本語訳: 君の誕生日をほとんど忘れるところだったよ!
解説: 「just about」を使って、忘れそうだったがギリギリで思い出したという意味を伝えています。「ほとんど忘れる」という表現で、忘れる直前の状態を強調しています。ほとんど完了していたが、まだ実際には起こっていない状態を表現しています。

  1. almost
    使用頻度: 高い
    解説: 「almost」は、日常会話でも非常に頻繁に使われる表現です。「ほとんど」という意味で、完了に非常に近い状態を表すため、almost finishedalmost done など、様々な状況でよく使われます。最も広く使われる表現の一つです。
  2. nearly
    使用頻度: 中程度
    解説: 「nearly」もよく使われますが、almost と比べると少しフォーマルに感じることがあります。書き言葉や少し堅い会話で使われることも多いです。「ほとんど」という意味で使いますが、almost より少し強調される印象を与えることがあります。
  3. just about
    使用頻度: 中〜低
    解説: 「just about」は、almostnearly よりも若干カジュアルで、日常会話でよく使われますが、almost よりは少し使われる頻度が低いです。「ちょっと~」「ほとんど~」というニュアンスを柔らかく表現する際に使われます。日常的な会話では使いやすいですが、フォーマルな場面では少し避けられることがあります。
Conversation Examples

A: Oh man, I feel terrible. I seriously can’t believe I almost forgot this.
B: Huh? What are you talking about? What did you do this time?
A: I just about forgot your birthday! I was so swamped with assignments that I completely lost track of the date. If Sarah hadn’t mentioned it this morning, I would’ve totally missed it!
B: Haha, typical you. But as long as you didn’t actually forget, I guess I’ll let it slide this time. Though… I think this calls for a free coffee. Just saying.

A: やばい、めっちゃ罪悪感ある…!ほんとに危うく忘れるところだった。
B: え、何の話?今度は何をやらかしたの?
A: 君の誕生日、危うく忘れるところだったよ!課題に追われすぎて日にちの感覚が完全になくなっててさ。今朝、サラが話題にしなかったら、完全にスルーするところだった…。
B: はいはい、相変わらずだね。でも実際に忘れたわけじゃないなら、今回は許してあげるよ。ただし…これはコーヒー奢ってもらう案件かな。どう思う?

  • Oh man: うわぁ/やばい(驚きや焦り、落胆を表すカジュアルな感嘆表現。ネイティブの会話でよく使われる。)
  • feel terrible: ひどく申し訳なく思う/罪悪感がある(”terrible” は「ひどい」という意味だが、”feel terrible” で「申し訳ない」「気分が最悪だ」というニュアンスになる。)
  • almost forgot: 危うく忘れるところだった(”almost” は「ほとんど」という意味だが、ここでは「もう少しで~するところだった」という意味で使われている。)
  • What did you do this time?: 今回は何をやらかしたの?(”this time” を入れることで、「また何かやったの?」というニュアンスになり、冗談っぽい雰囲気を作れる。)
  • swamped with: ~に追われている/めちゃくちゃ忙しい(”swamped” は本来「水浸しになる」という意味だが、「大量の仕事や課題に埋もれている」状態を表す。)
  • lost track of the date: 日にちの感覚をなくした(”lose track of ~” は「~を見失う」「~の経過が分からなくなる」という意味で、時間や進捗を忘れてしまうときに使う。)
  • would’ve totally missed it: 完全に忘れてた(”totally” は「完全に」「マジで」の意味で、カジュアルな強調表現。)
  • Typical you: 君らしいね(”Typical + 人” で「~っぽいね」「いつもの~だね」という皮肉や親しみを込めた表現。)
  • let it slide: まあ許してあげる(”slide” は「滑る」の意味。”let it slide” は「見逃す」「大目に見る」ニュアンスで、友達や同僚とのカジュアルな会話でよく使う。小さなミスやルール違反を深刻にせず流すときに便利。)
  • this calls for: これは~に値する/これは~すべき状況だ(”call for” は「必要とする」「求める」という意味で、ここでは「これはコーヒー奢り案件だな」のような冗談っぽい使い方。)
  • Just saying: ただ言ってみただけ(「軽く言ってるだけ」「本気じゃないけどね」と和らげるカジュアルな表現。)

NoeLia Extra Examples – Practice ③

right [just] there
まさにそこで
right [just] here
まさにここで
right [just] behind the building
ビルのすぐ後ろに
right [just] after the show
番組のすぐあとに
right [just] on time
時間きっかりに

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

The bus stop is right in front of the café.
日本語訳: バス停はカフェのまさに目の前にあるよ。
解説: 「right in front of」を使うことで、「ちょうど真正面にある」ということを強調しています。「in front of」だけだと「前にある」という意味ですが、「right」が入ることで、距離的にぴったり目の前にあることを伝えます。道案内などでよく使う表現です。

Conversation Examples

A: Excuse me, do you know where the nearest bus stop is? I think I might have gotten turned around.
B: Sure! Just walk straight down this street, and you’ll see a café on the corner—Sunset Café.
A: Got it. And the bus stop is close to that? I don’t want to miss my bus.
B: The bus stop is right in front of the café. You can’t miss it. Actually, I think there’s a bus coming in a few minutes.

A: すみません、最寄りのバス停ってどこか分かりますか?ちょっと道に迷っちゃったみたいで…。
B: もちろん!この道をまっすぐ行くと、角に「サンセットカフェ」っていうカフェがあるので、そこまで行けば大丈夫ですよ。
A: 分かりました!で、バス停はその近くにありますか?バスを逃したくなくて…。
B: バス停はカフェのまさに目の前にあります。すぐ見つかりますよ。ちょうど数分後にバスが来るはずです。

  • I think I might have gotten turned around: 道に迷っちゃったかも(”get turned around” の直訳は「ぐるっと回される」「向きを変えられる」。ここでは「方向感覚を失って、どっちに進めばいいか分からなくなる」という意味で使われている。特に知らない場所を歩いていて混乱したときに使う表現。)
  • Got it.: 分かった!(カジュアルな同意表現。「了解!」や「OK!」と同じニュアンス。)
  • close to: ~の近くに(場所を説明するときの基本表現。)
  • You can’t miss it.: すぐに分かるよ(「見逃すはずがない」という意味で、道案内の際によく使われる。)
  • I think there’s a bus coming: たぶんバスが来る(”I think” を入れることで、「確定ではないけどそう思う」という柔らかいニュアンスになる。)
  • in a few minutes: 数分後に(時間を表す際の定番表現。「すぐに」と伝えたいときに使いやすい。)

タイトルとURLをコピーしました