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ラジオ英会話 Lesson 209 / 副詞による修飾④ 確信の度合いを表す副詞
Grammar and Vocabulary L209 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L209 / 副詞による修飾④ 確信の度合いを表す副詞 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L209 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceYou probably have heard about Mr. Charles Dickens.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたはおそらくチャールズ・ディケンズ氏について聞いたことがあるでしょう。
You probably shouldn’t say that to your boss.
日本語訳: それ、たぶん上司には言わないほうがいいよ。
解説: “probably” を “shouldn’t” の前に置くことで、「言わないほうがいい可能性が高い」とやんわりとした忠告をするニュアンスを作っています。慎重にアドバイスしたいときに使える表現です。
NoeLia Original Dialog
ジェイデンは、今日が初出勤の新人ウェイター。緊張しながらも仕事をこなしていたが、大事なテーブルに間違った料理を出してしまった!お客さんの表情は険しく、ジェイデンは大慌て。ベテランウェイトレスのナタリーに相談してみると…?
Jayden: Ugh, I think I messed up big time, Natalie.
Natalie: What happened? First-day nerves getting to you?
Jayden: Kind of. I accidentally served the wrong dish to table five, and the guy looked really annoyed.
Natalie: Okay, did you fix it?
Jayden: Yeah, I apologized and got the right dish out as fast as I could. But I feel like he’s still upset.
Natalie: Well, mistakes happen. As long as you handled it professionally, it should be fine.
Jayden: I don’t know… I was thinking of going to the manager and explaining everything myself.
Natalie: You probably shouldn’t say that to your boss. If the customer didn’t complain, there’s no need to bring it up.
Jayden: Yeah… I guess you’re right. No point in making a big deal out of it.
Natalie: Exactly. Just focus on doing better next time. And breathe, Jayden. You’re doing fine.
Jayden: Thanks, Natalie. I really needed to hear that.
ジェイデン: うわー、ナタリー、大失敗しちゃったかも。
ナタリー: どうしたの? 初日で緊張してる?
ジェイデン: まあね…。テーブル5に間違った料理を出しちゃって、すごく不機嫌そうだったんだよ。
ナタリー: それで、ちゃんと対応した?
ジェイデン: うん、すぐに謝って、正しい料理を出した。でも、まだ怒ってる感じがする…。
ナタリー: まあ、ミスは誰にでもあるよ。ちゃんとプロらしく対応したなら問題ないと思うけど。
ジェイデン: でもなぁ… 店長に全部話して、自分で説明しようかと思ってるんだ。
ナタリー: それは言わないほうがいいよ。お客さんがクレーム入れてないなら、わざわざ自分から問題にしなくていいよ。
ジェイデン: そうか… たしかに、わざわざ大事にする必要ないよね。
ナタリー: その通り。次に気をつければいいんだよ。それより、深呼吸して。ジェイデン、大丈夫だから。
ジェイデン: ありがとう、ナタリー。こういうの聞けて助かったよ。
- mess up: 失敗する/やらかす(”mess” は「散らかす」「台無しにする」という意味があり、”mess up” で「ミスをする」「しくじる」という意味の口語表現になる。)
- big time: ものすごく/大いに(強調表現で、「めちゃくちゃ~」という意味。”mess up big time” で「大失敗する」というカジュアルな言い方になる。)
- First-day nerves: 初日の緊張(”nerves” は「神経」の意味から「緊張、不安」の意味で使われる。”first-day nerves” で「初日の不安や緊張感」を指す。)
- Kind of: まあね/そんな感じ(完全に「はい」とは言わずに、「ある程度はそうだけど…」と曖昧に答えるときに使うカジュアルな返答。)
- serve the wrong dish: 間違った料理を出す(”serve” は「提供する」「出す」という意味で、特にレストランなどでの「料理を運ぶ」という意味で使われる。)
- did you fix it?: ちゃんと対応した?(”fix” は「修理する」だけでなく、「問題を解決する」という意味でも使われる。)
- get ~ out: ~を素早く出す(ここでは「料理をすぐに出した」という意味で使われている。”get the right dish out” は「正しい料理をすぐに提供する」という表現。)
- mistakes happen: ミスは誰にでもある(”happen” は「起こる」の意味で、”mistakes happen” は「失敗は付きものだ」「誰にでもミスはあるよ」というニュアンスのフレーズ。)
- handle ~ professionally: プロらしく対処する(”handle” は「対処する」「処理する」の意味。”handle it professionally” で「プロフェッショナルに対応する」という表現。)
- explain everything myself: 自分で全部説明する(”myself” を加えることで「自分でやる」という強調になっている。)
- no need to ~: ~する必要はない(”There is no need to ~” の省略形で、「わざわざ~する必要はない」という意味。)
- bring it up: その話を持ち出す(”bring up” は「話題にする」「言及する」という意味で、会話の中で特定の話題を出すときに使う。)
- no point in ~: ~しても意味がない(「~する意味がない」「~してもしょうがない」という表現。”No point in making a big deal out of it.” で「わざわざ大ごとにする必要はない」というニュアンスになる。)
- focus on doing better next time: 次はもっと良くできるように集中する(”focus on” は「~に集中する」という意味。”focus on doing better” で「より良くすることに集中する」という表現。)
- breathe: 深呼吸して(”breathe” は「息をする」という意味だが、ここでは「落ち着いて」「リラックスして」というニュアンス。)
- I really needed to hear that.: それ、聞けて本当によかった(”needed to hear that” は「それを聞く必要があった」「聞けて安心した」という意味で、誰かの励ましや助言に感謝するときに使う。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
We will definitely come here again.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私たちは絶対ここに再び戻ってきます。
We will surely [certainly] come here again.
私たちはきっとここに再び戻ってきます。
You will surely enjoy the food at this restaurant.
日本語訳: ここの料理、きっと気に入るよ。
解説: (“surely” を “enjoy” の前に置くことで、「楽しむ可能性が高い」というニュアンスになる。おすすめや期待を伝える際に使いやすい表現。ただし、”surely” を使う限りややフォーマルな響きが残るため、完全なカジュアル会話には向かない。よりカジュアルに言うなら “You’re gonna love the food here.” や “I’m sure you’ll love the food here.” などが自然。)
A: Wow, this place looks fancy. Are you sure it’s worth the hype?
B: Oh, absolutely. You will surely enjoy the food at this restaurant. Leclerc’s chef trained in Paris, and their truffle dishes are legendary.
A: Sounds promising. So, what’s their signature dish? Anything you’d personally recommend?
B: The truffle steak, hands down. It’s their specialty, and people say it’s worth every penny. Trust me, you won’t regret it.
A: わぁ、ここ高級そうだね。本当に評判通りの価値あるの?
B: ああ、間違いないよ。このレストランの料理はきっと気に入るはず。ルクレールのシェフはパリで修行していて、特にトリュフ料理は伝説級なんだ。
A: それは期待できそう。じゃあ、名物料理は?個人的におすすめはある?
B: トリュフステーキ、一択だね。ここの名物で、「払う価値がある」ってみんな言ってるよ。絶対後悔しないから、試してみて!
- fancy: 高級な/おしゃれな(ここでは「高級そうな」「豪華な」という意味で使われている)
- worth the hype: 評判通りの価値がある(”hype” は「誇大宣伝」や「話題性」を指し、「本当に噂通りの価値があるの?」というニュアンスになる)
- legendary: 伝説的な/非常に有名な(ここでは「とても有名で素晴らしい」という意味)
- sounds promising: 期待できそう(”promising” は「有望な」「期待できる」という意味)
- signature dish: 名物料理(”signature” は本来「署名」という意味だが、「その人や店を象徴するもの」「特徴的なもの」という意味でも使われる。ここでは「レストランを代表する料理」「看板メニュー」を指す)
- hands down: 間違いなく/断トツで(「議論の余地なく」「文句なしに」という意味の強調表現。”hands down” の由来は競馬にあり、勝ちが確定すると騎手が手綱を緩め(=手を下げて)も余裕で勝てることから、「圧倒的に」「疑いようもなく」という意味で使われるようになった)
- specialty: 名物/得意料理(レストランでの「看板メニュー」という意味)
- worth every penny: 払う価値がある/元が取れる(”penny” は「1セント硬貨」だが、ここでは「払ったお金に見合う価値がある」という意味)
- regret: 後悔する(ここでは「絶対に後悔しないから!」という意味で使われている)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
Maybe [Perhaps] he’s off sick.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
たぶん彼は病欠です。
Perhaps she just doesn’t want to talk right now.
日本語訳: たぶん彼女、今は話したくないだけなんじゃない?
解説: “Perhaps” を文頭に置くことで、「そうかもしれないが、確信はない」というニュアンスを出しています。相手の気持ちを推測するときに便利な表現です。
A: I tried asking her what was wrong, but she just shook her head and walked away.
B: Maybe she’s just having a bad day. She looked pretty out of it during lunch, too.
A: Perhaps she just doesn’t want to talk right now. She seemed fine this morning, though.
B: Yeah, let’s not push her. She’ll open up when she feels like it. Maybe we can check in later.
A: 何かあったのか聞いてみたけど、首を振るだけで、そのまま行っちゃったんだよね。
B: ただ単に今日はツイてない日なのかもね。昼休みもぼーっとしてたし。
A: たぶん今は話したくないだけなんじゃない?でも今朝は普通だったんだけどな。
B: うん、無理に聞かないほうがいいね。話したくなったら話してくれるよ。あとでちょっと様子見てみる?
- shake one’s head: 首を振る(否定や拒否のジェスチャーとして使われる)
- walk away: 立ち去る/その場を離れる(”walk” は「歩く」、”away” は「離れる」という意味で、「会話や状況から距離を置く」ことを表す)
- maybe: たぶん/もしかすると(”perhaps” よりカジュアルな「たぶん」の表現)
- have a bad day: ついてない日を過ごす(「運が悪い日」や「気分が乗らない日」のことを指す)
- look out of it: ぼーっとしている/集中していない(”out of it” は「ぼんやりしている」「気が抜けている」という意味)
- Perhaps: たぶん/もしかすると(”maybe” よりフォーマルで、「確信はないが可能性がある」というニュアンス)
- push someone: 無理に迫る/強いる(”push” は「押す」だが、ここでは「無理強いする」「プレッシャーをかける」という意味)
- open up: 心を開く/本音を話す(”open” は「開く」という基本的な意味を持つが、”up” を加えることで「完全に開く」「広がる」というニュアンスが強まる。”up” のコアイメージは「上方向・広がり・開放」で、閉じたものが解放されるイメージがある。例えば、”open a door” は「ドアを開ける」だが、”open up” は「大きく開く」「制限なく開放する」といった意味になり、比喩的に「心を完全に開く」「感情をさらけ出す」ことを表す)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
He possibly forgot about us.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼はもしかしたら、私たちを忘れてしまったのかもしれません。
This possibly explains why she was acting distant.
日本語訳: もしかすると、これが彼女がよそよそしかった理由なのかもしれない。
解説: “possibly” を前に置くことで、「確信は持てないが、この理由が当たっているかもしれない」という推測を表します。
A: I was just talking to Jake, and he told me something interesting about what happened during lunch.
B: Oh? What did he say?
A: This possibly explains why she was acting distant... Apparently, he saw her run into her ex while she was getting coffee. They actually talked for a bit, and she looked really shaken afterward.
B: Oh wow… That makes so much sense now. No wonder she barely spoke all afternoon.
A: さっきジェイクと話してたんだけど、昼休みにちょっとした出来事があったらしいよ。
B: えっ?何があったの?
A: もしかすると、これが彼女がよそよそしかった理由なのかもしれない… ジェイクが見たんだけど、彼女がコーヒーを買いに行ったときに元カレとばったり会ったんだって。それで少し話してたらしいけど、その後すごく動揺してたって。
B: うわ、それはキツいね…。そりゃ午後ずっと口数少なかったのも納得だわ。
- act distant: よそよそしく振る舞う(”act” は「振る舞う」、「distant」は「距離がある」「冷たい」)
- apparently: どうやら/聞いた話では(情報の確実性が100%ではないことを示す便利な表現)
- run into someone: (偶然)人に会う/ばったり会う(”run” は「走る」だが、”run into” で「偶然出くわす」という意味になる)
- grab coffee: コーヒーを買う/コーヒーを飲みに行く(”grab” は「さっと取る」の意味だが、”grab coffee” でカジュアルに「コーヒーを買う/飲む」と表現する)
- talk for a bit: 少しの間話す(”bit” は「少し」、”for a bit” で「ちょっとの間」話すという意味になる。類似表現として、”for a moment” は「ほんの一瞬」「ごく短時間」、”for a while” は「しばらくの間」となり、”for a bit” はその中間の長さを指すことが多い。「ちょっとの間だけ話す」くらいのニュアンス)
- look shaken: 動揺しているように見える(”shaken” は “shake”(揺れる・振る)の過去分詞形で、形容詞的に使われている。精神的なショックや驚きで「動揺している」「気が動転している」状態を表す。”look” を伴うことで「~のように見える」という意味になり、”She looked shaken.” なら「彼女は動揺しているように見えた」となる)
- afterward: その後/あとで(”after” だけでなく、”afterward” で「その出来事の後」という意味を明確にする)
- That makes so much sense: なるほど、それなら納得(”make sense” は「筋が通る」「納得できる」の意味で、”so much” を加えることで「すごく納得できる」ニュアンスになる)
- no wonder: どうりで/道理にかなっている(”wonder” は「不思議に思う」だが、”no wonder” で「それなら納得」という意味になる)
- barely speak: ほとんど話さない(”barely” は「かろうじて」「ほとんど~ない」)