Grammar in Action L214 ーNoeLia Original Dialogー

GiA / SliE 2024-25

👇こちらはLesson 214のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 214 / 否定② notは後ろを否定する
Grammar and Vocabulary L214 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L214 / 否定② notは後ろを否定する ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L214 ーNoeLia Original Dialogー

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:私はあまり塩を使わないようにしました。あなたが減らそうとしているのを知っているからです。
I tried not to use too much salt. I know you’re trying to cut back.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 1
NoeLia Answer – Question 1

問題1:私はあまり塩を使わないようにしました。あなたが減らそうとしているのを知っているからです。
I made an effort not to use too much salt. I know you’re trying to cut back.

解説: 模範解答は「塩をあまり使わないように試みた」というシンプルな表現で、「意識して使わないようにした」というニュアンスが強い。一方、ノエリアオリジナルの解答例は「努力して塩を控えようとした」というニュアンスが加わるため、「より積極的に減らそうとした」という印象を与える。意味としてはほぼ同じで、どちらを使っても自然だが、ノエリアの解答はより丁寧に表現したいときに適している。

I tried not to use too much salt. I know you’re trying to cut back.
“try not to” は「~しないようにする努力をする」という意味で、ここでは「塩を使いすぎないようにした」と表現している。”too much salt” は「塩を過剰に使う」ことを示し、それを控えようとしたことを伝えるフレーズになっている。”cut back” は「削減する」「控える」という意味で、塩分摂取を減らそうとする文脈に自然にマッチする。

I made an effort not to use too much salt. I know you’re trying to cut back.
“make an effort to” は「〜する努力をする」という表現で、”try not to” と似た意味を持つが、より意識的な努力を強調するニュアンスがある。この文では「単に控えようとした」のではなく、「意識して塩を少なめにしようと努力した」という印象を与える。

NoeLia Original Dialog

A: Dinner’s ready! I made your favorite stir-fry—chicken and veggies with garlic sauce.
B: Oh, nice! Smells great.
A: I made an effort not to use too much salt. I know you’re trying to cut back, so I used a low-sodium version.
B: That’s really thoughtful of you. Thanks for looking out for me! I really appreciate it—especially since I know how much you love your salty food.

A: 夕飯できたよ!君の好きな炒め物作ったよ。鶏肉と野菜のガーリックソース炒め。
B: おっ、いいね!めっちゃいい匂いする。
A: あまり塩を使わないようにしたよ。君が減らそうとしてるの知ってるから、減塩のやつを使ってみた。
B: すごく気を遣ってくれてるんだね。ありがとう、嬉しいよ!特に、君って結構しょっぱい味好きだから余計にありがたい!

  • Dinner’s ready!: ご飯できたよ!(食事が準備できたことを知らせるカジュアルなフレーズ)
  • stir-fry: 炒め物(”stir” は「かき混ぜる」、「fry」は「炒める」で、強火でサッと炒める料理のこと)
  • cut back: 減らす、控える(「cut back on ~」の形で「〜を減らす」という意味)
  • low-sodium: 低ナトリウムの/減塩の(「sodium(ナトリウム)」を減らした食品や調味料を指す)
  • That’s really thoughtful of you.: 気が利いてるね/気を遣ってくれてありがとう(「thoughtful」は「思いやりのある」の意味)
  • look out for someone: 人のことを気にかける(誰かを気遣ったり、注意を払うというニュアンス)
  • especially since ~: 特に〜だから(理由を付け加える際に自然に使える接続表現)
  • love your salty food: しょっぱい味が好き(「love + 名詞」で「~が大好き」。「your salty food」の「your」は、単に「あなたの料理」という意味ではなく、「あなたが普段好んで食べるしょっぱい味の料理」というニュアンスを含む。つまり、相手の嗜好に合わせた表現になっている。)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:私のコメントは、あなたではなく、ロバートに向けられたものでした。ごめんなさい、あなたを混乱させるつもりはありませんでした。
My comment was aimed not at you, but at Robert. Sorry, I didn’t mean to confuse you.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 2
NoeLia Answer – Question 2

問題2:私のコメントは、あなたではなく、ロバートに向けられたものでした。ごめんなさい、あなたを混乱させるつもりはありませんでした。
My comment wasn’t directed at you, but at Robert. Sorry, I didn’t mean to confuse you.

解説: 模範解答は、「発言の意図的なターゲットが誰だったか」を明確に示す表現で、発言の焦点がロバートにあったことを強調する。一方、ノエリアの解答例は、意図していたかどうかよりも「結果的に誰に向けられていたか」という視点に近い。したがって、誤解を解く際には、ノエリアの表現のほうがやわらかい印象を与えることができる。どちらも意味としては同じで、状況に応じて使い分けが可能。

My comment was aimed not at you, but at Robert. Sorry, I didn’t mean to confuse you.
“aimed at” は、「狙いを定める」「対象に向ける」という意味を持ち、意図的に誰かを対象にしたことを明確に示すフレーズ。”not at you, but at Robert” という形を取ることで、「あなたではなくロバートに向けられた」という対比を強調している。”mean to” は「〜するつもりだった」という意図を表し、”confuse” は「混乱させる」という意味で、相手に誤解を与えたことを謝罪する際に適している。

My comment wasn’t directed at you, but at Robert. Sorry, I didn’t mean to confuse you.
“directed at” は、「方向づけられる」「向けられる」という意味を持ち、意図的に狙ったというよりは、発言が結果として誰に向いていたかを示す表現。意識して発言の対象を定めたのではなく、結果としてそうなったことを伝えやすいフレーズであり、発言による誤解をやわらかく解くのに適している。

NoeLia Original Dialog

A: Did you just say I was being careless in the group report?
B: No, no! My comment wasn’t directed at you, but at Robert. Sorry, I didn’t mean to confuse you. I was talking about his section needing more sources.
A: Oh, I see. That’s a relief… I thought I messed up my part again. I even started thinking about rewriting it.
B: No need! Your section’s solid. But Robert really needs to fix his citations before we submit it.

A: 今、グループレポートで僕が不注意だったって言った?
B: え、ううん!違う違う!ロバートのことだよ。ごめん、誤解させちゃったみたいだね。彼の担当パート、もっと情報源を増やす必要があるなって話をしてたんだ。
A: ああ、なるほど。よかった〜。また自分のパートをミスったのかと思ったよ。書き直そうかと思ってたくらいだし。
B: 大丈夫だよ!君の担当パートは完璧だよ。でも、ロバートは提出前に参考文献をちゃんと直しておかないとね。

  • Did you just say ~?: え、今~って言った?(「just」を入れることで「今まさに言った?」というニュアンスを強調できる)
  • sources: 資料、情報源(論文やレポートなどで使われる「情報の出どころ」を指す)
  • That’s a relief.: ほっとした(「relief」は「安心・安堵」を意味し、「That’s a relief.」で「よかった~」のニュアンスになる)
  • I thought I messed up again.: またやらかしたかと思った(「mess up」は「ミスする」「失敗する」という意味のカジュアルなフレーズ)
  • I even started thinking about ~.: ~のことまで考え始めてた(「even」を入れることで「そこまで考えてたんだよ!」と強調できる)
  • No need!: そこまでしなくていいよ!(「No need to ~」の省略形で、「~する必要ないよ」という意味)
  • solid: しっかりした、ちゃんとしてる(ここでは「Your section’s solid.」=「君のパートはしっかりしてるよ」の意味)
  • fix: 修正する(「直す」という意味の一般的な単語だが、レポートやエッセイでは「間違いを修正する」というニュアンスで使われる)
  • citations: 引用(学術的な文脈で、論文やレポートの参考文献や引用部分を指す)
  • before we submit it: 提出する前に(「submit」は「提出する」という意味で、レポートや書類に対してよく使われる)

NoeLia Answer – 問題3

問題3:私が辞めたのは不満だったからではありません。私には、単にほかにもっといいオファーがあったのです。
I quit not because I was unhappy. I simply got a better offer somewhere else.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 3
NoeLia Answer – Question 3

問題3:私が辞めたのは不満だったからではありません。私には、単にほかにもっといいオファーがあったのです。
I didn’t quit because I was unhappy. I just got a better offer somewhere else.

解説: 模範解答は「辞めた理由は不満ではなかった」ということを明確に示しながら、「単に他に良いオファーがあった」という点を強調している。一方、ノエリアの解答では「私は不満だったから辞めたわけではない」と、まず否定的な理由を打ち消し、その後に「単に他に良いオファーがあった」と続けている。この形は会話の流れとしてより自然で、口語的な表現になりやすい。模範解答は書き言葉としても違和感なく使えるが、ノエリアの解答例のほうが少しラフな印象を与えるため、日常会話では特に適している。

Q
読者様から質問があったので補足です。
I didn’t quit because I was unhappy. だと「不満だからやめなかった」と訳すことにはならないのですか?
A

結論から申し上げますと、この文は「不満だから辞めなかった」という意味にはなりません。
英語では “because 〜” は直前の動詞の理由を説明する ため、”not” は「辞めたこと」を否定するのではなく、「不満が理由で辞めた」という因果関係を否定しています。あえて()で意味を区切るなら
⭕️ I didn’t (quit because I was unhappy).→ 私はやめてない(やめたのは不満だったからという理由で)
I  (didn’t quit because I was unhappy).→ 私は(不満だったからやめてない)→ “because 〜” は直前の動詞を説明するため、この区切り方は英語の文法上、不自然で使わない。
ということになります。

もし「不満だったけど、その理由では辞めなかった」と言いたいなら、
I didn’t (quit, not because I was unhappy), but because I got a better offer.→ 私はやめてない(やめたのは不満だったからという理由ではなく)もっと良いオファーがあったからだ。
となります。

not は”quit”単体ではなく、”quit because ~” を否定していると考えると理解しやすいかもしれません。その理由は、英語では “because ~” が直前の動詞の理由を説明するというルールがあるからです、となります。

I quit not because I was unhappy. I simply got a better offer somewhere else.
“quit” は「辞める」という意味で、特に仕事を辞める際によく使われる表現。”not because” を用いることで「〜が理由ではない」と明確に否定し、対比を強調している。”simply” は「単に」という意味を持ち、ここでは「ほかにもっと良いオファーがあった」ことを強調するために使われている。”somewhere else” は「どこか別の場所で」という意味で、転職先や新たな機会を示すのに自然な表現となる。

I didn’t quit because I was unhappy. I just got a better offer somewhere else.
“I didn’t quit because” の形にすることで、「私は不満だから辞めたわけではない」と否定しながら、次の理由を述べる流れになり、会話の中でよりスムーズに使える。”just” を用いることで、「特に深い理由はなく、単にこういうことだった」というニュアンスを出し、より気軽な響きになる。”simply” よりも日常会話で使いやすく、フォーマルな場面よりもカジュアルな会話で自然に聞こえる。

NoeLia Original Dialog

A: You seemed pretty happy at your old job. I was surprised when I heard you left.
B: Yeah, I actually enjoyed it. The team was great, and the work was interesting. But I didn’t quit because I was unhappy. I just got a better offer somewhere else—higher pay, better hours.
A: Ah, that explains it! That kind of opportunity is hard to pass up. Where did you end up going?
B: I joined BrightTech as a project manager. It was just too good to turn down.

A: 前の仕事、楽しそうにしてたのに。辞めたって聞いてびっくりしたよ。
B: うん、実は結構気に入ってたんだよね。チームの雰囲気も良かったし、仕事も面白かった。でも、不満で辞めたわけじゃなくて、単にもっといいオファーがあっただけなんだ。給料もいいし、勤務時間も理想的でさ。
A: ああ、そういうことか!それなら仕方ないよね。そういうチャンスは逃したくないもんな。で、どこに転職したの?
B: BrightTechっていう会社でプロジェクトマネージャーになったよ。あんなオファー、断る理由なかったよ。

  • higher pay, better hours: より高い給料、より良い勤務時間(「higher pay」で「より高い給料」、「better hours」で「より良い勤務時間」)
  • that explains it: それで納得(「explain」は「説明する」だが、ここでは「なるほど、そういうことか」のニュアンス)
  • hard to pass up: 逃すのが難しい/断りづらい(「pass up」は「見送る」「断る」という意味の句動詞)
  • Where did you end up going?: 結局どこに行ったの?(「end up ~ing」で「最終的に〜することになる」)
  • I joined ~: 〜に入った/〜で働き始めた(「join」は会社・団体・チームに加わる際に使う動詞で、「新しくその組織の一員になる」ニュアンスがある。単に「働く」なら「work at」が一般的だが、「join」を使うことで、新しい環境に加わった感が強調される。)
  • too good to turn down: 断るには良すぎる(「turn down」は「断る」の意味で、「too ~ to …」で「…するには〜すぎる」の形)

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