Target Forms L218 / 否定⑤ notの「繰り上げ」 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms 2024-25

👇こちらはLesson 218のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 218 / 否定⑤ notの「繰り上げ」
Grammar and Vocabulary L218 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L218 / 否定⑤ notの「繰り上げ」 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L218 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence

Key Sentence

I don’t think I’m ready to return it.
私は、それを返す準備ができているように思えません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I don’t think I’m supposed to be here.
日本語訳: ここにいていいとは思わない。
解説: 「I’m supposed to be here.(ここにいるべきだ)」をそのまま否定せず、「I don’t think」を使うことで「ここにいるべきだとは思わない(=場違いかもしれない)」という意味になる。英語では「~だとは思わない」という形のほうが自然に聞こえ、相手に伝わりやすい。

NoeLia Original Dialog

新学期が始まり、イーサンとアメリアは最初の授業に向かいました。しかし、どうやら部屋を間違えたようです。静かに抜け出すか、それともこのまま座って講義を聞いてみるか、二人は迷っています…。

Ethan: Uh… Amelia, I think we’re in the wrong room.
Amelia: What? No way. This is the lecture hall for Introduction to Psychology, right?
Ethan: Yeah… but look at these notes. The professor just wrote “Advanced Cognitive Neuroscience.”
Amelia: Wait, what? Oh no… This is definitely not our class!
Ethan: Should we just leave quietly?
Amelia: I mean, yeah, but everyone is so focused. It feels weird to just stand up and walk out now.
Ethan: Yeah, I don’t want to draw attention to us either.
Amelia: Maybe we can just sit through it? Could be interesting.
Ethan: I don’t think I’m supposed to be here. I can barely understand what they’re talking about!
Amelia: Okay, fair point. Let’s slip out when the professor turns around.
Ethan: Good plan. On three?
Amelia: One, two… Go!

イーサン: えっと…アメリア、俺たち部屋間違えてない?
アメリア: え?そんなはずないでしょ。ここって「心理学入門」の教室じゃないの?
イーサン: うん…でもさ、教授が黒板に書いたタイトル、「高度認知神経科学」なんだけど…。
アメリア: え、何それ?やばい…完全に違う授業じゃん!
イーサン: 静かに出たほうがいいよな?
アメリア: そうなんだけど…みんなめっちゃ集中してるし、今立ち上がるの変じゃない?
イーサン: うん、注目浴びるのは避けたいな…。
アメリア: いっそそのまま聞いてみる?意外と面白いかもよ。
イーサン: ここにいていいとは思わないよ…。てか、何言ってるかほぼ理解できてないし!
アメリア: それもそうね。教授が後ろ向いたら、そっと出よう。
イーサン: それいいね。じゃあ、3つ数えたら?
アメリア: いくよ、1、2…今!

  • I think we’re in the wrong room.: 部屋を間違えたと思う。(「wrong room」で「間違った部屋」、カジュアルな場面でよく使われる。)
  • lecture hall: 講義室(大学などの大きな教室を指す。)
  • Introduction to ~: ~入門(「Introduction to Psychology(心理学入門)」のように、学問の基礎を学ぶ授業名でよく使われる。)
  • Advanced Cognitive Neuroscience: 高度認知神経科学(学術的な講義名の一例。「Advanced」は「高度な」、「Cognitive Neuroscience」は「認知神経科学」。)
  • Should we just ~?: ~したほうがいいかな?(「just」を入れることで、提案を軽くするニュアンスになる。)
  • I mean, yeah, but ~.: まあ、そうだけど…(「I mean,」を入れることで、少し考えながら話している感じが出る。)
  • It feels weird to ~.: ~するのは変な感じがする。(「weird」は「変な」「違和感のある」という意味。)
  • draw attention to ~: ~に注目を集める(「draw」は「引く」「引き寄せる」という意味を持ち、「draw attention to ~」で「~に注目を引き寄せる=目立つ」「人の関心を向けさせる」というニュアンスになる。)
  • Maybe we can just ~?: ~するのもアリかも?(控えめに提案するときの表現。)
  • sit through ~: ~を最後まで聞く/耐える(「sit」は「座る」という意味だが、「sit through ~」になると「座ったまま最後まで経験する」「退屈でも耐えて最後までいる」というニュアンスになる。「through」をつけることで「最初から最後までやりきる」意味が強調される。)
  • Could be interesting.: 面白いかも。(主語を省略することで、カジュアルな響きになる。)
  • Fair point.: それもそうだね。(相手の意見に納得するときのカジュアルな表現。)
  • slip out: こっそり抜け出す(「slip」は「滑る」ように目立たずに移動するニュアンス。)
  • when the professor turns around: 教授が後ろを向いたら(「turn around」で「振り向く」「方向を変える」意味。)
  • Good plan.: いい作戦だね。(「plan」を使って「ナイスアイデア」と言うカジュアルな表現。)

NoeLia Extra Examples – Practice ①

I don’t believe we’ve met.
お目にかかったことはありませんよね。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I don’t believe we’ve ever hung out before.
日本語訳: 今まで一緒に遊んだことはないと思うよ。
解説: 「We’ve ever hung out before.(今まで一緒に遊んだことがある)」を否定するのではなく、「I don’t believe」を使うことで「遊んだことがあるとは思わない(=遊んだことがない)」という形にする。英語ではこの形のほうが自然で、会話の流れに馴染みやすい。

Conversation Examples

A: So, how do you know Jamie? Are you from her work or something?
B: We went to high school together! We’ve been friends for years. I was even her lab partner in chemistry.
A: No way! I’ve known Jamie since college. We were roommates for two years. I can’t believe we’ve never met before.
B: Yeah, it’s crazy. I don’t believe we’ve ever hung out before, but I feel like we should have! I mean, we’ve probably been at the same parties and just never noticed.

A: それで、ジェイミーとはどういうつながり?職場の人とか?
B: 高校が一緒だったの!もう何年も友達なんだよね。化学の実験のペアも一緒だったし。
A: まじで!?俺は大学で知り合ったんだ。2年間ルームメイトだったよ。今まで一度も会ったことがないなんて信じられないな。
B: ほんとだね。今まで一緒に遊んだことはないと思うけど、会っててもおかしくなかったよね!多分、同じパーティーとかにいても気づかなかっただけかも。

  • How do you know ~?: ~とはどういうつながりなの?(「How do you know Jamie?」のように、人との関係性を尋ねる定番フレーズ。)
  • Are you from ~?: ~の関係の人?(「be from ~」は「~出身」という意味のほかに、「~に属している」「~の関係者」というニュアンスでも使われる。ここでは「Are you from her work?(彼女の職場の人?」のように、どのつながりで知り合ったのかを尋ねる表現として使われている。)
  • lab partner: 実験のペア(「lab」は「laboratory(実験室)」の略で、特に理科系の授業で使われる。)
  • It’s crazy.: それはすごいね/ありえないね。(「crazy」は「クレイジー」よりも「すごい」「意外」といったカジュアルなニュアンスで使われる。)
  • We’ve probably been at the same parties.: 多分、同じパーティーにいたことはある。(「probably」を使って、「確信はないが可能性は高い」ことを示す。)
  • just never noticed: ただ気づかなかっただけ(「never noticed」は「全く気づかなかった」という意味で、口語でよく使われる表現。)

NoeLia Extra Examples – Practice ②

I don’t expect they’ll come.
彼らが来るとは思いません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I don’t expect the traffic will lighten up soon.
日本語訳: 渋滞がすぐに緩和するとは思わない。
解説: 「The traffic will lighten up soon.(渋滞がすぐに緩和する)」をそのまま否定せず、「I don’t expect」を使うことで「すぐに緩和するとは思わない(=しばらく続くだろう)」という形になる。日常生活でよく使う交通に関する話題に適している。

より自然な表現としては、”I don’t expect the traffic to lighten up soon.” のほうが一般的。また、よりカジュアルに言うなら “I don’t think the traffic will lighten up soon.” もよく使われる。expect + that節の形は文法的には可能だが、”expect + 人 + to ~” の方が自然なことが多いため、よりナチュラルな表現を意識するなら “I don’t expect the traffic to lighten up soon.” にするとよい。

Conversation Examples

A: Ugh, this is taking forever… How much longer do you think we’ll be stuck here?
B: I don’t expect the traffic will lighten up soon. The driver said there’s an accident ahead. We might have to change our plans.
A: Are you serious? I was really looking forward to seeing the sunset at Uluwatu Temple. It’s supposed to be breathtaking.
B: I know… but at this rate, we won’t make it in time. Maybe we can find a nice café nearby and wait it out? There’s that clifftop one we saw earlier.

A: うわぁ、全然進まないね…あとどれくらいかかると思う?
B: 渋滞がすぐに緩和するとは思えないな。運転手さんが、この先で事故があったって言ってたよ。予定を変えたほうがいいかも。
A: マジで?ウルワツ寺院で夕日を見るの、めっちゃ楽しみにしてたのに…。絶景だって聞いてたのにさ。
B: そうだよね…でも、このペースじゃ間に合わなそう。さっき見かけた崖の上のカフェで時間つぶすのはどう?あそこ、雰囲気良さそうだったし。

  • take forever: すごく時間がかかる(文字通り「永遠にかかる」ような感覚を表すカジュアルな表現で、待ち時間が長すぎるときによく使う)
  • be stuck: 動けない/立ち往生する(”stuck” は「詰まる」「動けなくなる」という意味で、渋滞や困った状況に陥ったときに使う)
  • lighten up: (渋滞や状況が)緩和する/和らぐ(”lighten” は「軽くする」という意味があり、ここでは交通量が減ることを指している)
  • ahead: 前方に(「事故がこの先にある」という意味で使われている)
  • breathtaking: 息をのむほど美しい/圧倒的な(”breathe”「呼吸する」と “taking”「奪う」を組み合わせた表現で、息を呑むほど感動することを表す)
  • at this rate: このままのペースだと(現在の状況が続けばどうなるかを示す表現)
  • make it in time: 間に合う(”make it” は「成功する」「達成する」という意味があり、”in time” が「時間内に」という意味)
  • wait it out: (状況が落ち着くまで)待つ(”wait” だけでは単に「待つ」だけの意味だが、”wait it out” にすると「困難な状況や問題が解決するまで辛抱強く待つ」というニュアンスが加わる。”out” は「完全に終わるまで」「最後まで」を強調する役割をしており、「嵐が過ぎ去るまで待つ」「渋滞が解消するまでじっと待つ」など、時間がかかる状況に対して使う)
  • clifftop: 崖の上(”cliff” は「崖」、”top” は「頂上」を意味し、”clifftop café” で「崖の上のカフェ」という表現になる。特に、海沿いや山沿いの断崖絶壁に建てられたカフェやレストランを指すことが多く、雄大な景色を楽しめる場所をイメージさせる。観光地やリゾート地ではよく使われる表現)

NoeLia Extra Examples – Practice ③

It doesn’t seem that we’ll have time.
私たちに時間があるようには思われません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

It doesn’t seem that she’s over him yet.
日本語訳: 彼女はまだ彼を吹っ切れていないように思える。
解説: 「She’s over him.(彼女は彼を吹っ切れた)」を直接否定せず、「It doesn’t seem that」を使うことで「吹っ切れているようには思えない(=まだ気持ちが残っているかもしれない)」という形になる。恋愛の話題で自然に使える表現。

Conversation Examples

A: I get that breakups take time, but it doesn’t seem that she’s over him yet. She still keeps checking his Instagram, you know?
B: Yeah, I noticed that too. She still brings him up in almost every conversation, even when we’re talking about something totally unrelated.
A: Exactly. And did you see how she reacted when someone mentioned he might be dating someone new? She went all quiet and just stared at her drink.
B: She tried to act cool, but it was obvious she was upset. She even said, “Well, good for him, I guess,” but you could tell she didn’t mean it.

A: 失恋って時間かかるのはわかるけどさ、彼女はまだ彼を吹っ切れていないように思える。いまだに彼のインスタ、ずっとチェックしてるんだよ?
B: うん、それ私も思った。話題と全然関係なくても、気づいたら彼の話してること多いし。
A: そうそう。しかも、彼に新しい彼女ができたかもって話が出たときの反応見た?急に黙って、ずっとドリンク見つめてたよ。
B: 余裕あるふりしてたけど、めっちゃ動揺してたよね。「まあ、よかったんじゃない?」とか言ってたけど、絶対本心じゃなかった。

  • get that: ~なのはわかる(”get” は「理解する」という意味で、”I get that 〇〇” で「〇〇なのはわかる/理解してるけど…」という前置きとしてよく使う)
  • breakups take time: 失恋から立ち直るには時間がかかる(”breakup” は「別れ/失恋」、”take time” は「時間がかかる」)
  • be over someone: (恋人を)吹っ切る(”over” には「乗り越える」の意味があり、”be over someone” で「その人への気持ちがなくなる/吹っ切れる」ことを指す)
  • bring up: 話題に出す(”bring up” は「持ち上げる」から転じて、「話に出す」「言及する」という意味で使われる)
  • totally unrelated: 全く関係のない(”totally” は「完全に」、”unrelated” は「関係のない」)
  • react: 反応する(”react to ~” で「~に対して反応する」という使い方をする)
  • mention: 触れる/言及する(”mention” は「軽く言及する」「話題にする」という意味で、”talk about” よりもさらっとしたニュアンス)
  • go all quiet: 急に黙る(”go” は状態の変化を表し、”all quiet” で「完全に静かになる」)
  • stare at: じっと見つめる(”stare” は「じーっと見つめる」という意味で、無意識に何かを見つめるときによく使われる)
  • try to act cool: クールなふりをする(”act cool” は「冷静を装う/平気なふりをする」という意味)
  • Well, good for him, I guess.: まぁ、よかったんじゃない?(皮肉っぽく言うことが多く、”I guess” をつけることで「でも実際はそう思ってない」ニュアンスを含ませる)
  • mean it: 本気で言う(”You could tell she didn’t mean it.” は「彼女が本気で言ってないのがわかった」という意味)
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