Grammar in Action L219 ーNoeLia Original Dialogー

GiA / SliE 2024-25

👇こちらはLesson 219のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 219 / 指定ルール・説明ルール
Grammar and Vocabulary L219 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L219 / 指定ルール・説明ルール ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L219 ーNoeLia Original Dialogー

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:あのほえているイヌを見て。何が起こっているのだろう。
Look at that dog barking. I wonder what’s happening.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 1
NoeLia Answer – Question 1

問題1:あのほえているイヌを見て。何が起こっているのだろう。
Look at that barking dog. What could be going on?

解説: 模範解答とノエリアオリジナルの解答例の違いは、「ほえている犬」の表し方と、後半の疑問文のニュアンスにある。模範解答では「犬を見て、その後にほえていると気づく」流れになっているが、ノエリアの解答では「最初からほえている犬として認識している」ため、犬の状態を強調する印象が強くなる。また、模範解答の疑問文は「何が起こっているのかしら」と落ち着いて状況を考えているようなニュアンスだが、ノエリアの表現では「一体何が?」と少し驚きや戸惑いが含まれ、より強調された疑問の形になっている。

Look at that dog barking. I wonder what’s happening.
「that dog barking」の形では、犬を指し示したあとに「ほえている」という情報を追加する後置修飾になっている。この形では、まず「犬」に意識が向き、その状態として「ほえている」ことが伝わる。「I wonder what’s happening.」は、「何が起こっているのか考えている」というニュアンスを持ち、状況を冷静に観察している印象を与える表現になっている。

Look at that barking dog. What could be going on?
「that barking dog」の形では、「ほえている犬」として前から修飾することで、「その犬がほえている」という情報がすでにわかっている、またはその状態を強く印象づける形になっている。「What could be going on?」では、「could」を加えることで「一体何が?」という強調や驚きのニュアンスを含み、より感情が込められた疑問の表現になっている。「going on」は、出来事や状況が進行していることを指し、「happening」と似た意味を持ちながら、よりカジュアルな響きを持つ表現となる。

NoeLia Original Dialog

A: Look at that barking dog. What could be going on?
B: Whoa, it looks really agitated. Maybe it’s trying to warn us about something… or maybe it just really hates your red shirt.
A: You think so? Or maybe it just doesn’t like strangers.
B: Either way, I think we should keep our distance… I’d rather not find out if it has a personal grudge against red.

A: あのほえてるイヌ見て。何が起こってるんだろう?
B: うわ、めっちゃ興奮してるね。何か警告してるのかも… もしくは、お前の赤いシャツが気に入らないのかもな。
A: そうかな? それとも単に知らない人が嫌いなだけかも。
B: どっちにしろ、念のため少し距離を取った方がいいね… 赤に恨みがあるのか確かめる勇気はないし。

  • agitated: 興奮している/動揺している(「agitate」は「かき乱す」「動揺させる」という意味の動詞で、「agitated」はその形容詞形。心が乱れ、不安や興奮している状態を指す。)
  • warn: 警告する(「warn someone about ~」で「~について警告する」という意味になり、危険を知らせる場面で使われる。)
  • stranger: 見知らぬ人(「知らない人」「部外者」の意味。動物が「strangersを怖がる・警戒する」といった文脈でよく使われる。)
  • Either way: どっちにしても(「either」は「どちらか一方」という意味だが、「either way」とすることで「どちらに転んでも」「いずれにせよ」といったニュアンスになる。状況がどうであれ、結論や行動が変わらないときに使われる。)
  • keep our distance: 距離を取る(「keep one’s distance」は「距離を保つ」「近づかないようにする」という意味で、安全のために物理的・心理的に離れることを示す。)
  • I’d rather not: できれば~したくない(「I’d rather」は「むしろ~したい」という意味の表現だが、「not」を加えることで「むしろ~したくない」「できれば避けたい」という意味になる。控えめながらも、はっきりとした拒否や消極的な意志を示す際に使われる。)
  • grudge: 恨み(「have a grudge against ~」で「~に対して恨みを持つ」という意味。カジュアルな文脈でも使われるが、ややドラマチックな響きがある。)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:「ほえるイヌはめったにかまない」って言います。それにしても、彼らはうるさいよね。
They say, “Barking dogs seldom bite.” Still though, they are loud.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 2
NoeLia Answer – Question 2

問題2:「ほえるイヌはめったにかまない」って言います。それにしても、彼らはうるさいよね。
People say, “A barking dog rarely bites.” But still, they’re so noisy.

解説: 模範解答とノエリアオリジナルの違いは、ことわざの紹介の仕方や「めったに~ない」の表現にある。模範解答の言い方は「世間でよく言われていること」として伝えるのに対し、ノエリアオリジナルはより広く一般的な認識として伝えるニュアンスが強い。また、否定の程度も異なり、模範解答はややフォーマル、ノエリアオリジナルはより日常的な響きになる。「それにしても」の部分も、模範解答の表現が論理的につながるのに対し、ノエリアオリジナルの表現は感情を強調する形になっている。

They say, “Barking dogs seldom bite.” Still though, they are loud.
「They say」はことわざを紹介するときによく使われる。「Barking dogs seldom bite.」は「吠える犬はめったに噛まない」という意味のことわざで、比喩的に「威勢のいい人ほど実際は行動しない」という意味もある。「seldom」はフォーマルな「めったに~ない」という表現。「Still though」は、前の意見を認めた上で「それでも」と続ける自然な言い回しになっている。

People say, “A barking dog rarely bites.” But still, they’re so noisy.
「People say」は「They say」よりも一般的な意見として使われる。「A barking dog rarely bites.」の「rarely」は「seldom」より口語的で、日常会話向き。「But still」はよりカジュアルで感情がこもった表現。「they’re so noisy.」の「so」は、話し手の強い気持ちを表し、より会話らしい響きになっている。

NoeLia Original Dialog

A: My cousin has three dogs, and they’re super energetic. They bark at literally everything—cars, people, even their own reflections. And the worst part? When one starts barking, the other two immediately join in, like a chain reaction.
B: Oh wow, that sounds like a nightmare. I bet they set each other off all the time.
A: People say, “A barking dog rarely bites.” But still, they’re so noisy. My cousin’s been trying different training techniques—hiring a trainer, using clicker training—but once one of them barks, it’s impossible to stop them.
B: Well, at least they’re making an effort. Some owners just give up and let their dogs bark all day without doing anything about it.

A: いとこ、犬を3匹飼ってるんだけど、めっちゃ元気でさ。車とか人とか、果ては自分の影にまで吠えるんだよね。一番厄介なのは、1匹が吠え始めると、連鎖して他の2匹も一斉に吠え出すこと…。
B: うわ、それは地獄だね。お互いに煽り合って、もう止まらなくなるパターンじゃん。
A: 「ほえるイヌはめったにかまない」って言うけどさ。でも、ほんとにうるさくて…。トレーナー雇ったり、クリッカートレーニング試したり、いろいろやってるみたいだけど、1匹が吠えたらもう止めるのは無理。
B: でも、ちゃんと頑張ってるならいいね。何もしないで、一日中吠えっぱなしにさせてる飼い主もいるし。

  • energetic: 元気いっぱいの(エネルギッシュな様子を表す基本単語で、人や動物の活発さを示す)
  • literally: 文字通り(強調の意味で「本当に」「マジで」としても使われる)
  • reflection: 反射/映った像(鏡や水面に映る像のこと)
  • worst part: 一番厄介なこと/最悪な部分(「part」は「部分」だが、ここでは「状況の一部」を指す)
  • immediately: 即座に(「すぐに」の意味で、日常会話でよく使われる)
  • join in: 加わる/一緒にやる(「みんながやっていることに参加する」意味のフレーズ)
  • chain reaction: 連鎖反応(1つの出来事が次々と別の出来事を引き起こすこと)
  • I bet: きっと~だろう(確信や推測を表すカジュアルな表現)
  • set each other off: お互いに煽り合う(「set off」は「引き起こす」の意味で、ここでは「1匹の犬が吠えると、他の犬もそれにつられる」ことを指す)
  • training technique: 訓練法/トレーニング方法(「technique」は「技術」「方法」という意味)
  • hire: 雇う(トレーナーを雇うなどのシチュエーションでよく使われる)
  • clicker training: クリッカートレーニング(犬のしつけで使われる方法の一つで、クリッカーという小さな音が鳴る道具を使う)
  • impossible to stop: 止めるのは無理(「impossible」は「不可能」だが、ここでは「もうコントロールできない」ニュアンス)

NoeLia Answer – 問題3

問題3:真面目な話、これは笑い事ではありません。ほかの人々の感情を尊重しましょう。
Seriously, this is no laughing matter. Let’s be respectful of other people’s feelings.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 3
NoeLia Answer – Question 3

問題3:真面目な話、これは笑い事ではありません。ほかの人々の感情を尊重しましょう。
To be serious, this isn’t something to joke about. Let’s be considerate of other people’s feelings.

解説: 模範解答では、話し手が「真面目な話」を強調するために、シンプルかつ直接的な表現を用いている。一方、ノエリアの解答例では、「本気で言うと」という形で少し説明的になっており、やや柔らかいニュアンスが加わっている。また、「笑い事ではない」と伝える部分についても、模範解答は決まり文句を使って簡潔に伝えているのに対し、ノエリアの解答例では、もう少し具体的な表現を用いている。これにより、模範解答は端的でフォーマルな印象が強く、ノエリアの解答例はより会話向きの自然なトーンになっている。

Seriously, this is no laughing matter. Let’s be respectful of other people’s feelings.
「Seriously」は、話し手が真剣であることを端的に示し、発言の前に置くことでこれから話す内容が重要であることを強調する。「no laughing matter」は「笑いごとではない」という定型表現で、物事の深刻さを明確に伝えるフレーズ。「be respectful of ~」は「~を尊重する」という意味で、相手の感情を軽視せず、敬意を払うことを促している。

To be serious, this isn’t something to joke about. Let’s be considerate of other people’s feelings.
「To be serious」は、「本気で言うと」「真剣に話すと」という意味で、会話の流れに自然に溶け込み、クッションの様な役割をする事ができる。「no laughing matter」と比較して、「something to joke about」は、より説明的な表現であり、日常会話で違和感なく使える形になっている。「be considerate of ~」は、「~に配慮する」という意味で、単に敬意を払うというよりも、相手の気持ちを思いやるニュアンスが強くなる。

NoeLia Original Dialog

A: I didn’t mean to offend anyone, but now everyone’s mad at me. I was just trying to lighten the mood.
B: Well, you know how sensitive this topic is. Especially for Jake—he’s been through a lot lately.
A: Yeah, I wasn’t thinking. I should’ve realized it wasn’t the right time to joke about it.
B: To be serious, this isn’t something to joke about. Let’s be considerate of other people’s feelings. Maybe just talk to Jake and clear things up?

A: 誰かを傷つけるつもりはなかったんだけど、なんかみんな怒ってる…。ちょっと場を和ませようとしただけなんだよ。
B: まあ、これって結構デリケートな話題だからね。特にジェイクは最近色々あったし。
A: うん、深く考えずに言っちゃった。今考えたら、冗談にするにはタイミングが悪かったよね。
B: 真面目な話、これは笑い事じゃないよ。他の人の気持ちを尊重しよう。とりあえずジェイクにちゃんと話して、誤解を解いたほうがいいんじゃない?

  • mean to ~: ~するつもりである(「I didn’t mean to offend anyone」で「誰かを傷つけるつもりはなかった」という意味。意図しない行動について説明するときによく使われる。)
  • offend: 傷つける/気分を害する(「offend someone」で「誰かを怒らせる、傷つける」という意味。)
  • mad at ~: ~に怒っている(「everyone’s mad at me」で「みんなが私に怒っている」という意味。カジュアルな表現。)
  • lighten the mood: 場を和ませる(「mood」は「雰囲気」の意味。「lighten」は「軽くする」なので、「雰囲気を軽くする→和ませる」というニュアンスになる。)
  • Well, you know how ~: ほら、~ってことは分かるでしょ(会話の中で相手に共感を促したり、説明を始めるときに使うフレーズ。)
  • sensitive topic: デリケートな話題(「sensitive」は「敏感な」「繊細な」という意味で、「sensitive topic」は「扱いが難しい話題」を指す。)
  • been through a lot: 色々なことを経験した/つらい思いをした(「he’s been through a lot」で「彼は最近いろいろあった」という意味。困難な状況を乗り越えたことを示す。)
  • right time: ちょうどいいタイミング(「it wasn’t the right time」で「その話をするには適切なタイミングじゃなかった」という意味。)
  • joke about ~: ~について冗談を言う(「this isn’t something to joke about」で「これは冗談にするようなことじゃない」という意味。)
  • be considerate of ~: ~の気持ちを思いやる(「considerate」は「思いやりのある」という意味。)
  • clear things up: 誤解を解く/はっきりさせる(「talk to Jake and clear things up」で「ジェイクと話して誤解を解く」という意味。)

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