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ラジオ英会話 Lesson 221 / 文頭への移動 – 焦点・対比
Grammar and Vocabulary L221 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L221 / 文頭への移動 – 焦点・対比 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L221 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceAfter dinner, I went to a karaoke club with my friends from university.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
夕食のあと、私は大学の友達とカラオケクラブに行きました。
Before breakfast, I stretched and drank a glass of water.
日本語訳: 朝ごはんの前に、ストレッチをして水を一杯飲みました。
解説: Before breakfast を文頭に置くことで、「朝ごはんの前にしたこと」に焦点が当たり、行動の順序が強調されています。時間を表す表現を前に出すことで、出来事の流れをより明確に伝えることができます。
NoeLia Original Dialog
ナタリーが気持ちよく目覚めた朝。イーサンはそんな彼女の変化に気づき、何か特別なことがあったのか尋ねます。二人は朝食の準備をしながら会話を続けます。
Ethan: Morning, Natalie. You’re up early.
Natalie: Yeah, I actually feel really good today.
Ethan: Oh? What’s different?
Natalie: Before breakfast, I stretched and drank a glass of water. It felt surprisingly nice.
Ethan: Wow, who are you, and what have you done with my wife?
Natalie: Ha! I know, right? But I think I’ll make this a habit.
Ethan: Sounds like a good idea. So, now that you’re all refreshed, should we eat?
Natalie: Definitely. I was thinking of making omelets.
Ethan: Perfect. I’ll get the plates ready.
イーサン: おはよう、ナタリー。今日はずいぶん早起きだね。
ナタリー: うん、なんか今日はすごく調子がいいのよ。
イーサン: へぇ?何か特別なことでもしたの?
ナタリー: 朝ごはんの前に、今日はストレッチをして水を一杯飲んだの。それが意外と気持ちよかったのよ。
イーサン: えっ、君は本当にナタリー?どこかの誰かと入れ替わってない?
ナタリー: ははっ!ほんと、自分でもびっくり。でも、これ習慣にしようかな。
イーサン: いいじゃん、それ。じゃあ、スッキリしたところで朝ごはんにする?
ナタリー: うん、オムレツ作ろうかなって思ってたんだけど。
イーサン: いいね!じゃあ俺はお皿出しとくよ。
- up early: 早起きしている(「be up」は「起きている」という意味で、ここでは「いつもより早く起きている」ことを表している。)
- felt surprisingly nice: 予想以上に気持ちよかった(「surprisingly」は「驚くほど/意外と」の意味。ここでは「思ったより気持ちよかった」というニュアンス。)
- who are you, and what have you done with ~?: あなた誰!? そして○○をどうしたの!?(ジョークとしてよく使われる表現。「普段のあなたと違うね!」と驚きを表すフレーズ。)
- make this a habit: これを習慣にする(「make ~ a habit」は「~を習慣にする」という意味で、自己管理やルーティンの話題でよく使われる。)
- now that you’re all refreshed: すっきりしたところで(「now that ~」は「~した今」「~だから」と、状況が変わったことを理由として話す表現。)
- should we eat?: 食べようか?(「should we ~?」は「~しようか?」という提案のフレーズ。シンプルだが日常会話でよく使われる。)
- thinking of making ~: ~を作ろうと思っている(「think of ~ing」は「~しようと考えている」「~することを検討している」という意味。「think about ~ing」との違いとして、「think of」はより具体的なアイデアがあり、それを前向きに検討しているニュアンスが強い。一方で「think about」は、単に「~について考える」「可能性を考慮する」といった、より広い意味で使われる。)
- I’ll get the plates ready.: 皿を準備するよ(「get ~ ready」は「~の準備をする」というフレーズで、日常生活のあらゆるシーンで使える。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
In the entryway, we took off our shoes.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
入り口で、私たちは靴を脱ぎました。
On the rooftop, we lay down and watched the stars.
日本語訳: 屋上で、寝転がって星を眺めました。
解説: On the rooftop を文頭に置くことで、「どこで星を見たのか」にフォーカスしています。リラックスした夜の雰囲気を伝えるのに適した表現です。
A: It was seriously such a perfect night. We just kept talking, and time flew by.
B: Wow, that sounds like something straight out of a romance novel. What is this, a movie scene?
A: I swear! On the rooftop, we lay down and watched the stars. It was so quiet, the breeze felt nice, and it was like time had stopped.
B: Okay, okay, I get it. You’re officially living in a rom-com. So, did it end with the classic kiss?
A: ほんとに最高の夜だったよ。気づいたらずーっと話してて、時間なんてあっという間だった。
B: いやいや、それ完全に恋愛小説の世界じゃん。何それ、まるで映画のワンシーンみたい。
A: いやマジで!屋上で寝転がって星を眺めてさ。静かで、風も気持ちよくて、なんか時間が止まったみたいだったんだよ。
B: はいはい、もう分かったよ。あんた今、完全にロマンティックコメディの主人公ね。で、最後はお決まりのキスとか?
- such a perfect night: 最高の夜(「such + 形容詞 + 名詞」で「こんなに~な○○」と強調する表現。)
- time flew by: 時間があっという間に過ぎた(「fly by」は「飛ぶように過ぎる」の意味で、時間が早く過ぎたことを表す表現。)
- straight out of ~: ~からそのまま出てきたみたい(「まるで○○のよう」という比喩的な表現で、フィクションや理想的な状況を指すことが多い。「straight」は「まっすぐに」「正直に」といった意味を持つが、ここでは「直接」「そのまま」といったニュアンスで使われている。例えば、「straight out of a movie」なら「映画そのままのような(出来事)」という意味になる。)
- romance novel: 恋愛小説(「romantic novel」ではなく、「romance novel」が一般的な言い方。)
- What is this, a movie scene?: 何これ、映画のワンシーン?(「What is this, ~?」は「これって~なの?」というカジュアルなツッコミ表現。)
- I swear!: マジで!/本当に!(「誓うよ!」という意味だが、ここでは「本当にそうなんだって!」という強調表現。)
- lay down: 寝転がる(「lie down(横になる)」の過去形。「lay」と「lie」は混同しやすいが、ここでは正しく過去形として使われている。)
- the breeze felt nice: そよ風が気持ちよかった(「breeze」は「そよ風」。感覚的な表現で「feel + 形容詞(nice)」を使っている。)
- like time had stopped: 時間が止まったみたいだった(「like + 過去完了形」で「~のようだった」と過去のある瞬間を表現。)
- You’re officially living in a rom-com.: もう完全にラブコメの世界じゃん(「officially」は「正式に/もはや」。「rom-com」は「romantic comedy(ロマンティックコメディ)」の略。)
- the classic kiss: お決まりのキス(「classic」は「定番の」「伝統的な」という意味で、よくあるシナリオを指す。)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
During the day, few people come here, but at night it’s very lively.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
日中、ここにはほとんど人は来ませんが、夜はとても活気があります。
At the beginning of the month, my wallet is full, but at the end, I barely have any cash left.
日本語訳: 月の初めは財布にお金がたくさんありますが、終わりにはほとんど残っていません。
解説: At the beginning of the month と at the end を文頭に置くことで、給料日前後のお金の状況の違いを強調しています。
A: I don’t understand how I spend so much money every month. At the start, I feel like I have plenty, but then it just disappears.
B: At the beginning of the month, my wallet is full, but at the end, I barely have any cash left. It happens every time.
A: Right? One minute I’m thinking, “I can go out a few more times this month,” and the next, I’m checking my balance every day.
B: We really need to be more careful with spending… but honestly, I’ll probably do the same thing next month.
A: 毎月なんでこんなにお金使っちゃうんだろう?最初は余裕あると思うのに、気づいたらなくなってる。
B: 月の初めはお金がちゃんとあるのに、終わる頃にはほぼゼロ。毎回同じパターンだよね。
A: ほんとそれ!「今月はあと何回か外食いけるな」って思ってたのに、気づいたら毎日残高チェックしてるし。
B: ちゃんと計画的に使わなきゃね…って思うけど、来月も多分同じことやってるわ。
- disappear: 消える(「お金が消えるようになくなる」という比喩的な意味で使われている。)
- At the beginning of the month: 月の初めに(「at the beginning of ~」は「~の始めに」を表す一般的なフレーズ。)
- barely: ほとんど~ない(「barely have any cash left」で「ほとんどお金が残っていない」という意味。)
- happens every time: 毎回そうなる(「it happens every time」は「いつもそうなんだよね」と共感を表すフレーズ。)
- one minute …, the next …: 一瞬~してたのに、次の瞬間~(「one minute I’m thinking …, and the next, …」で「さっきまでこう思ってたのに、気づいたらこうなってた」という意味。)
- go out: 外出する/遊びに行く(「I can go out a few more times」で「あと何回か外食できるな」という意味。「go out」は基本的に「外出する」ことを指すが、文脈によっては「飲みに行く」「外食する」「友達と遊びに行く」など、お金を使う社交的な外出を意味することが多い。特に、この会話では「月初めには余裕があるけど、月末にはお金がなくなる」という流れの中で使われているため、単なる外出ではなく「お金を使うような外出(=飲み会や外食)」を指していると考えられる。)
- check my balance: 残高を確認する(「balance」は「バランス」「均衡」という意味があるが、ここでは「銀行口座の残高」を指す。「balance」のコアイメージは「釣り合い・残っているもの」 であり、金融の文脈では「収入と支出のバランス → 残高」という意味で使われる。「check my balance」は「銀行の残高を確認する」ことを指し、特にお金が少なくなってきたときによく使われる表現。)
- do the same thing: 同じことをする(「I’ll probably do the same thing next month」で「来月も多分同じことするわ」という意味。)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
The more you exercise, the better you’ll feel.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
運動をすればするほど、気分はよくなります。
The more you smile, the friendlier you’ll seem.
日本語訳: 笑顔が多いほど、親しみやすく見えます。
解説: The more you smile と the friendlier you’ll seem を対比させることで、「笑顔の頻度と印象の良さが比例する」ことを示しています。
A: I don’t know why, but people always say I look unapproachable.
B: Hmm, maybe it’s because you don’t smile much? The more you smile, the friendlier you’ll seem. You should give it a try.
A: Oh, so that’s how I come across? I guess I never realized I don’t smile that often…
B: Yeah, you always look like you’re deep in thought. Try smiling a bit more and see how people react!
A: なんでか分からないけど、「話しかけづらい」ってよく言われるんだよね。
B: うーん、もしかしてあんまり笑わないからじゃない? 笑顔が多いほど、親しみやすく見えるって言うし。一回試してみたら?
A: え、そんな風に見られてるのか? 確かに、自分ではそんなに笑ってないって意識してなかったな…。
B: うん、なんかいつも「すごく真剣に何か考えてる」って顔してるし。もうちょい笑ってみたら? 周りの反応変わるかもよ!
- unapproachable: 話しかけづらい(「approachable(親しみやすい)」の否定形。人が近寄りにくい印象を与えることを指す。)
- You should give it a try.: 試してみたら?(「give it a try」は「試す・挑戦する」という意味で、会話でよく使われるフレーズ。)
- come across: ~のように見える/~という印象を与える(”come” は「到達する」「相手に伝わる」という意味があり、”across” は「向こう側に伝わる」「横切る」というニュアンスを持つ。つまり、「自分の印象が相手に伝わる」ことを表す。「How did I come across?(私、どう見えた?)」のように、他人の印象を尋ねるときにも使う。)
- without realizing it: 自覚なしに/知らず知らずのうちに(「I nodded without realizing it.(知らないうちにうなずいてた)」のように、無意識の行動を表すときに使う。)
- deep in thought: すごく考え込んでいる(「deep」は「深く」という意味で、ここでは「思考に没頭している」ことを表している。)