👇こちらはLesson 223のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 223 / 疑問文 – 基礎
Grammar and Vocabulary L223 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L223 / 疑問文 – 基礎 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L223 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar and Vocabulary(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples – May I 〜?・授与型
May I 〜?・授与型
May I ask you a question?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたに質問してもよろしいでしょうか?
May I ask you for a small favor?
日本語訳: ちょっとお願いしてもよろしいですか?
解説: “May I ask you for ~?” は「あなたに~をお願いしてもよろしいですか?」という丁寧な依頼表現。”favor” は「お願いごと」という意味で、”a small favor” にすることで「ちょっとしたお願い」というニュアンスになる。”May I” はフォーマルな表現で、ビジネスや目上の人との会話に適しているが、カジュアルな場面では “Can I” の方が一般的に使われる。
A: You seem to be adjusting well to the new workflow. It’s not easy to keep up with everything, but you’re handling it well.
B: Thank you. I’m doing my best to get everything right. Actually, speaking of that, may I ask you for a small favor?
A: Of course. What do you need help with?
B: Could you check my report before I submit it to Mr. Tanaka? I want to make sure I didn’t miss anything important.
A: 新しい業務にもだいぶ慣れてきたみたいだね。覚えることが多いのに、よく頑張ってるよ。
B: ありがとうございます。ミスしないように全力で取り組んでいます。あ、そういえば、そのことでちょっとお願いがあるんですが…。
A: もちろん。どうしたの?
B: 田中部長に提出する前に、この報告書をチェックしていただけませんか?大事な点を見落としていないか確認したいんです。
- adjust to ~: 〜に慣れる(”adjust” は「調整する」という意味もあるが、”adjust to ~” で「新しい状況や環境に適応する」という意味になる。)
- workflow: 業務の流れ(仕事の手順やプロセスを指すビジネス用語。特にオフィスやプロジェクト管理でよく使われる。)
- keep up with ~: 〜についていく(”keep up” は「遅れずについていく」という意味。”keep up with everything” で「すべてをこなすのに遅れないようにする」ニュアンス。)
- handle: 対応する/処理する(”handle” は「手で扱う」以外にも「仕事や状況に対処する」という意味で使われる。特に「うまくこなす」というニュアンスがある。)
- get everything right: すべてを正しくこなす(”get ~ right” は「〜を正しくする」「ミスなく行う」という意味。”everything” を入れることで「すべてを完璧にやる」ニュアンスになる。)
- Actually, speaking of that: そういえば、そのことなんだけど(”actually” は「実は」という意味で会話の切り出しによく使われる。”speaking of ~” は「〜といえば」という話題をつなげる表現。)
- submit: 提出する(”submit” は「書類やレポートなどを正式に提出する」ことを指し、特にビジネスや学校でよく使われる。)
May I offer you some assistance?
日本語訳: 何かお手伝いしてもよろしいですか?
解説: “May I ask you for ~?” は「あなたに~をお願いしてもよろしいですか?」という丁寧な依頼表現。”favor” は「お願いごと」という意味で、”a small favor” にすることで「ちょっとしたお願い」というニュアンスになる。”May I” は丁寧な表現だが、少しかしこまった印象を与えるため、親しい間柄では “Can I” の方が自然なことが多い。
A: Excuse me, ma’am. It looks like you might need some help. May I offer you some assistance?
B: Oh, yes, please. I just checked in, but I can’t seem to find my room. The hotel is much bigger than I expected…
A: No problem at all. Let me take a look at your key card. Ah, here it is—your room is on the 10th floor, right down the hall from the elevators. Would you like me to have someone escort you?
B: I see. That helps a lot. Thanks, I appreciate it. I think I can find it from here.
A: 失礼いたします、お客様。少しお困りのようですが、何かお手伝いしてもよろしいですか?
B: あ、はい、お願いします。チェックインは済んだんですが、自分の部屋がどこかわからなくて…。ホテルが思ったよりも広くて迷っちゃいました。
A: 大丈夫ですよ。ルームキーを確認させてください。ええと…こちらですね。お部屋は10階で、エレベーターを降りてすぐの廊下にあります。スタッフをお付けしましょうか?
B: なるほど、助かりました!ありがとうございます。自分で行けると思います。
- ma’am: (女性への丁寧な呼びかけ)奥様/お客様(”madam” の短縮形で、フォーマルな場面や接客で使われる)
- offer (you) some assistance: お手伝いを申し出る(”help” のフォーマルな言い換え)
- can’t seem to ~: ~できないみたい(直訳は「~できるように思えない」。軽く困っているときに使う)
- No problem at all.: 全く問題ありません(”No problem.” よりもさらに親切で優しい響き)
- take a look at ~: ~をちょっと見る/確認する(”look at” だけでも意味は通じるが、”take a look at” は「視線を向ける」よりも「意図的に確認する」ニュアンスがあり、より自然。例えば、”Let me look at your key card.” だと「じっと見る」感じになりやや硬いが、”Let me take a look at your key card.” だと「ちょっと確認しますね」という親しみやすい響きになる。)
- key card: ルームキー(ホテルのカードキーのこと)
- Ah, here it is.: あ、ここにありました(”here” を強調することで「発見した」感じを出す)
- right down the hall: 廊下をまっすぐ行ったところ(”right” は「ぴったり・ちょうど」のコアイメージがあり、「すぐ近く」や「正確な位置」を強調する。”down” は本来「高い位置から低い位置へ」の意味を持つが、「流れるように進む」イメージがあり、道や廊下、川などに沿って移動する際にも使われる。これは、例えば “down the street”(通りを進んだ先)や “down the river”(川を下る)と同じ発想で、「空間に沿って目的地へ向かう」意味に転じている。つまり、”right down the hall” は「廊下を進んですぐの場所」を指し、単に “down the hall” よりも近く感じさせる表現。)
- have someone escort you: 誰かを付けて案内させる(”escort” は「付き添う」「案内する」の意味でフォーマル寄り)
- That helps a lot.: それはとても助かります(”helps” を使うことで「役に立つ」ことを強調)
- Thanks, I appreciate it.: ありがとう、助かります(”I appreciate it” は “Thank you” よりも感謝を強く伝えられる)
NoeLia Extra Examples – certainlyのニュアンス
certainlyのニュアンス
It certainly does.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
確かにそうです。
That certainly explains a lot.
日本語訳: なるほど、それで色々つじつまが合うね。
解説: “explain a lot” は「色々なことを説明する」「合点がいく」という意味。”certainly” を加えることで、「確かに」「間違いなく」という強調のニュアンスが加わる。「なるほど」と訳しても、”certainly” の確信を持った感じが自然に反映できている。 意外な事実を知ったときや、長年の疑問が解けたときに使えるフレーズ。
A: I don’t get it. Jake used to text me all the time, but now he barely replies. He just stopped responding out of nowhere.
B: Wait… Did you hear? He lost his personal phone at that music festival last week. He’s been using his work phone, but he doesn’t have all his contacts on it.
A: Oh, that certainly explains a lot. I thought he was ignoring me or just ghosting me for no reason.
B: Nope, he’s just stuck with his work phone for now. You should probably message him on email or something.
A: なんかよくわかんないんだけどさ。ジェイク、前はめっちゃ連絡くれたのに、最近ぱったり返信なくなったんだよね。急に音信不通になってさ。
B: え、知らなかったの?先週フェスでプライベートのスマホなくしたんだって。今は仕事用のスマホ使ってるけど、そっちに連絡先全部入ってないらしいよ。
A: あー、なるほど、それで色々つじつまが合うね。てっきり無視されてるか、いきなり縁切られたのかと思った。
B: 違う違う!今は仕事用のスマホしかないんだよ。メールとかで連絡したほうが早いかもよ。
- I don’t get it.: よくわからない(”get” は「理解する」という意味。”I don’t get it.” は「意味がわからない」「納得できない」といったニュアンスで、疑問や困惑を表す。)
- barely: ほとんど~ない(「かろうじて」「ギリギリで~する」などの意味もあるが、ここでは「ほぼしない」という否定的なニュアンスで使われている。)
- out of nowhere: 突然/いきなり(”nowhere” は「どこにもない」が元の意味。”out of nowhere” は「どこからともなく」「突如として」といった意味で、急に何かが起こったときに使われる。)
- Wait… Did you hear?: え、聞いてないの?(”Wait” をつけることで、驚きを込めたリアクションになっている。”Did you hear?” は「~って聞いた?」と話題を振るときによく使うフレーズ。)
- personal phone: プライベートのスマホ(”personal” は「個人用の」「プライベートの」という意味で、”work phone”(仕事用のスマホ)と対比される。)
- work phone: 仕事用のスマホ(”work” は「仕事」の意味で、”work phone” は会社から支給されたスマホや、仕事専用で使うスマホのこと。)
- ignore: 無視する(”I thought he was ignoring me.” で「無視されてるのかと思った」となる。)
- ghost: 突然連絡を絶つ(”ghost” はもともと「幽霊」を意味するが、そこから「突然姿を消す」「まるで存在しないかのようにいなくなる」というイメージが派生し、”ghosting” は相手に何の説明もなく突然連絡を絶つことを指す。特に恋愛や友人関係で「フェードアウトする」「既読無視し続ける」ような行動に使われるカジュアルな表現。)
- Nope: ううん/違うよ(”No” よりもカジュアルでフレンドリーな否定表現。)
- stuck with ~: 仕方なく~を使っている(”stuck” は「動けない」「抜け出せない」といった意味。”stuck with his work phone” は「仕方なく仕事用のスマホを使っている」というニュアンスになる。)
- for now: とりあえず今のところは(”for now” は「現時点では」「当面の間」といった意味で、一時的な状況を示す。)
- You should probably ~: ~したほうがいいかも(”should” だけだと「~すべき」という強めのアドバイスになるが、”probably” を加えることで「~したほうがいいかもね」と少し柔らかくなる。)
- message (someone) on (platform): (プラットフォームで)メッセージを送る(”message” は「メッセージを送る」という動詞としても使える。”message him on email” で「彼にメールで連絡する」という意味になる。)
This certainly isn’t what I expected.
日本語訳: これは確かに予想外だね。
解説: “isn’t what I expected” は「予想していたものとは違う」という意味。”certainly” を加えることで、「確かに(客観的に見ても)予想と違った」というニュアンスを強調できる。良い意味でも悪い意味でも使える表現。
A: I was expecting this to be a fun action flick, but it turned out to be really deep. I mean, I knew there’d be jokes, but I wasn’t ready for all that emotional stuff.
B: Yeah, the trailer made it seem like a lighthearted adventure. They definitely didn’t show how heavy things would get.
A: I know, right? The second half got surprisingly emotional. That final scene really hit me.
B: This certainly isn’t what I expected. But honestly, I kind of liked it. It’s nice when a movie actually makes you feel something.
A: もっと気楽なアクション映画かと思ってたけど、意外と深かったね。コメディ要素があるのはわかってたけど、まさかあんなに感情揺さぶられるとは。
B: うん、予告編だともっとライトな冒険映画っぽかったのに。あんなに重い展開になるなんて思わなかったよ。
A: だよね?後半、想像以上に感動的だったし。最後のシーンはさすがにグッときたわ。
B: これは確かに予想外だったね。でも、正直けっこう気に入ったかも。映画でここまで心動かされるの、いいよね。
- fun action flick: 気楽なアクション映画(”flick” のコアイメージは「パチンとはじく」「軽く弾く」動作に由来し、そこから「映写機のフィルムがカタカタと進む音」に転じて「映画」のカジュアルな呼び方になった。”action flick” は「アクション映画」のラフな表現で、友達同士の会話でよく使われる。)
- turn out to be ~: 結果的に~だった(”but it turned out to be really deep.” で「でも、結果的にすごく深い映画だった」と予想外の展開を伝える表現。)
- emotional stuff: 感情に訴える内容(”stuff” は「もの」「こと」などの意味を持ち、”emotional stuff” は「感情を揺さぶる要素」のような漠然とした言い方になる。)
- lighthearted: 気楽な/軽いノリの(”a lighthearted adventure” で「気楽な冒険もの」という意味。予告編で見せる印象によく使われる。)
- downplay: 軽く扱う/重要でないように見せる(”They definitely didn’t show how heavy things would get.” のように、「映画の宣伝では重さを強調しなかった」という意味で使われている。)
- I know, right?: だよね!(ネイティブがよく使う相槌で、相手の意見に強く共感するときに使う。)
- hit me: 心に響いた(”hit” は「殴る」ではなく、「感情的に強く影響を与える」ニュアンスで使われる。)
- make you feel something: 何かを感じさせる(”It’s nice when a movie actually makes you feel something.” で「映画で何かを感じるのっていいよね」という意味。)